目 次
「単利」と「複利」
資産運用においてとても重要な意味を持ってくるのが「単利」と「複利」です。
「単利」と「複利」は利息の扱い方の違いですが、その結果には大きな違いがでてきます。
<単利>
単利は、当初預け入れた元本に対して利息がつく計算方法です。
例えば100万円を年利36%で単利運用した場合、毎年36万円の利息がついていくことになります。つまり、当初の元本に対してのみ利息計算が行われるということです。
-
期間
1年目
2年目
3年目
4年目
5年目
元本
100万円
100万円
100万円
100万円
100万円
利息
36万円
36万円
36万円
36万円
36万円
利息合計
36万円
72万円
108万円
144万円
180万円
元利合計
136万円
172万円
208万円
244万円
280万円
<複利>
アルバート・アインシュタインは、「複利」について、「人類最大の数学的発見」、「宇宙で最強の力」と言い、「(世界の7不思議に続く)8番目の不思議」と呼んだそうです。
複利は、運用期間中に発生する利息を元本に繰り入れ、元本+利息を新しい元本として再投資し、利息を計算する方法です。発生した利息も元本に加えられ再投資されていくので利息が利息を生んでいく形になり、投資運用を行う場合には、大変有利です。
上記と同じ例で考えると100万円を年利36%の複利運用を行った場合、1年目は利息が36万円つき、この36万円と当初元本の100万円を足した136万円が2年目の元本となります。このように利息が再投資される形で元本が増えていきますので、単利に比べ複利のほうが高い運用効果が得られるのです。
-
期間
1年目
2年目
3年目
4年目
5年目
元本
100万円
136万円
185万円
251万円
342万円
利息
36万円
49万円
66万円
91万円
123万円
元利合計
136万円
184万円
251万円
342万円
465万円
単利と複利では5年運用をしたとして、すでに465万円-280万円=185万円の差があることがわかります。これが「複利効果」です。
<年の複利と月の複利>
複利での計算も、年の複利と月の複利があります。年利36%は月あたり3%の利息になります。しかし月3%の複利で計算した場合、年利にすると約42%になります。100万円を、月利3%の複利で運用した場合、次のような計算になります。
|
1ヶ月 |
2ヶ月 |
3ヶ月 |
4ヶ月 |
5ヶ月 |
6ヶ月 |
7ヶ月 |
8ヶ月 |
9ヶ月 |
10ヶ月 |
11ヶ月 |
12ヶ月 |
|
100 |
103 |
106.1 |
109.2 |
112.5 |
115.9 |
119.4 |
122.9 |
126.6 |
130.4 |
134.4 |
138.4 |
|
3 |
3.1 |
3.2 |
3.3 |
3.4 |
3.5 |
3.6 |
3.7 |
3.8 |
3.9 |
4 |
4.2 |
-
期間
1年目
2年目
3年目
4年目
5年目
元本
100万円
142万円
203万円
289万円
413万円
利息
42万円
61万円
86万円
124万円
176万円
元利合計
142万円
203万円
289万円
413万円
589万円
月の複利で計算した場合、年の複利で計算した場合と比べてみても、5年間で、
589万円-465万円=124万円利息が増えることになります。
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元本
年の単利36%
年の複利36%
月の複利3%
5年後
100万円
280万円
465万円
589万円




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