韓お母様の天一国創建

解明 韓お母様の天一国創建

解明 韓お母様の天一国創建

真のお父様の生涯

・2012年9月 3日:真のお父様は93年の生涯を終え、清心国際病院で聖和されました。

・1935年4月17日:真のお父様は15歳の復活節の朝、イエス様から啓示、
『苦しんでいる人類のゆえに、神様はあまりにも悲しんでおられます。
地上で天の御旨に対する特別な使命を果たしなさい』
神のみ旨を成就するためにその生涯を捧げてきました。
・1960年4月11日(陰 3.16):韓お母様を迎えて、子羊の婚姻。
・1992年7月 3日:初めて再臨主宣布。
・2001年1月13日:『神様王権即位式』、歴史上初めて、神様が王の位置に立たれた日。
・2004年5月 5日:『双合十勝日』を迎え、先天時代が終了、後天時代の幕開けを宣言。
・2006年6月13日:天正宮博物館奉献式および天宙平和の王・真の父母様戴冠式、
神の国の神殿理想が完成。

2012年9月3日時点ではまだ果たされていない最後のみ旨が残されていました。
それは韓お母様との間で行われなければいけない第3次の祝福式、
「天地人真の父母聖婚式」と、そして「基元節」でした。

① 韓お母様の聖婚式

★重生、復活、永生の3段階の祝福

1960年4月11日(陰3月27日)
真のお父様と韓お母様の御聖婚式(子羊の婚姻)が行われました。
この聖婚式は、長成期完成級の基準で行われました。
「1960年が、いったいどの基準であったか?
堕落したアダム、エバの立場、長成完成級の基準である。
長成期完成級基準を中心として完成圏まで上がるには……7年の期間が必要である。
……完成基準に立ち入る時は神の直接主管圏に入る」(『祝福家庭と理想天国(Ⅱ)』28~29P)
真のお父様は以前から「3度、結婚式を挙行しなければならない」と語っておられました。
また「祝福は、重生、復活、永生の3段階の祝福を経るようになっています」とも明言されてました。
(『平和神經』34P)
実際に2度目の結婚式は、2003年2月6日、韓お母様が還暦を迎えられた時に挙行されました。
これは、神様の直接主管圏に入った立場における「聖婚式」でした。
そして2013年2月22日(天暦1月13日、基元節)、
真のお父様と韓お母様が、人類の「真の父母」としての使命を完了し、
直接主管圏で、3度目の聖婚式が挙行される予定でした。
しかしながら2013年2月22日(天暦1月13日)、基元節に行われたのは、
韓お母様の戴冠式(天地人真の父母様天一国即位式)でした。

★韓お母様の3度目の結婚式

2012年1月18日頃
韓お母様は、真のお父様が麗水に行かれている間に、
金孝南訓母様の主礼の元、神様と結婚式を行いました。
文亨進様のみ言によると、この結婚式は
第一にアボジは離婚したということ
第二にサタンと結婚したのです。
つまり萬王の王である真のお父様と離婚し、
後ろでサタンと姦通 結婚 堕落したエバになってしまったというのです。

★絶対服従を誓わせる特別な役事

次の日、1月19日の訓読会、
真のお父様はお母様に対して、これまで我慢して来られた口惜しさが爆発し、
参加者全員が聞くにきまり悪いほどの集中砲火がありました。
その後、お父様の隣の席に座っておられたお母様をテーブルの前に呼ばれ、
お父様を見つめて立たれるようにし、
訓読会に参加したすべての食口と共に手をあげて、絶対服従を誓わせ、
お母様に再度、返事をしなさいと急かされ、
「はい!」と答えをお聞きになった後、
みんなに両手を高く上げて、拍手をさせて、
お父様のみ旨とは何か確認させる、特別な役事をされました。

★韓お母様の権能

本来韓お母様も、3度の祝福を受けることによって真の母として完成し、
真のお父様が勝利されたすべての勝利圏を相続し、
永遠の勝利者としての誉を受ける立場にありました。
しかし金孝南訓母様の主礼により、神様と結婚することにより、
真のお父様とは離婚し、サタンと姦通、結婚、堕落したエバになってしまいました。
そのため韓お母様には、祝福の権能はありません
もちろん先祖解怨の権能も与えられてはいません
韓お母様自らサタンとの戦いによって復帰した何らの権能も持ち合わせてはいません。
韓お母様によって与えられる聖酒も、祝福も、4大聖物も、先祖解怨も、
それらは全て天地創造神から来るものでも、真のお父様から来るものでもありません。
それらは全て韓お母様と結婚した“神様”(天の父母様)から来るものとしか考えられません。
私たちにとって最も重要な祝福、聖酒、先祖解怨、
それらがもし天地創造の神と真のお父様とは関係のないものであったとしたらば、
それらを受けた聖徒たちは、神の摂理に同参することは許されず、
サタンの支配下に堕ちてしまい、神のみ旨を妨害する存在となってしまうのではないでしょうか?
神が最も愛される存在こそサタンが最も愛し奪っていこうとするのです。

②基元節の意義

白井康友・統一教会家庭教育局部長解説
文鮮明師のみ言にもとづく「基元節」の意義
1、神様の実体であられる真のお父様と神様の妻である真のお母様が
第三次「真の父母様聖婚式」を挙行する日。
2、神様の家庭(創造本然の理想家庭)が出発する日。
3、創造本然の理想家庭の拡張を通して、実体的天一国(神様の祖国)の始発となる日。
4、神様を中心に侍り、新天新地を開き、永遠なる解放、釈放を謳歌される永生の新たなる日。
このように解説されています。

この解説を見て分かるのは、「基元節」の中心的な意義は、
第三次「真の父母様聖婚式」が執り行われることによって、神様の家庭が出発することにあります。
そして神様の家庭(創造本然の理想家庭、真の家庭)を範として、
それを氏族、民族、国家、世界へと拡大し、実体的天一国(神様の祖国)の始発となるということでした。
そして最終的には、この地上に新天新地を開き、
神様を迎え永遠なる解放、釈放を謳歌される、永生の新たなる日になるということです。
つまり第三次「真の父母様聖婚式」こそが、
地上天国、天上天国を築く、永生の起点となるということであり、
その日がまさしく「基元節」となるということです。

③偽基元節 2013年2月22日(天暦1月13日)

2013年2月22日(天暦1月13日)「基元節」では、
天地人真の父母様天一国即位式
および
天一国基元節入籍祝福式
のみが行われました。
「基元節」の最も核となるべき式典、
第三次「真の父母様聖婚式」
は行われませんでした
その代わりに
「天地人真の父母様天一国即位式」
が行われたのです。
それは何を意味するかというと、
「天地人真の父母様」=韓お母様、
「天一国即位式」=天一国の王位に即位、
つまり韓お母様が天一国の王位に即位し、女王となったことを意味します。
こうして2013年2月22日(天暦1月13日)は偽基元節 となってしまいました。

「基元節の時に、私達はお母様にはっきりと申し上げました。
『御自分の栄光を追求しないでください。
お父様の栄光を追求して、お父様を持ち上げてください。
そうすれば、お父様の聖霊が全世界を包むでしょう。』

しかし、お母様の回りにいる人たちは、お母様を利用しようとしていました。
『いや違います。お母様を持ち上げましょう。お母様の栄光をたたえましょう。』
そういうふうに言いました。」(2015年8月30日 文亨進様)

そして本来王位に就くべきだった子女様たちを退けられ、
お父様の血統を排除してしまったのです。

「お父様が聖和されるちょうど3ヵ月前の2012年6月5日に、お父様は4次元入籍式を行いました。
お父様は、国進様と亨進様を真の家庭の中でカインアベルの一体化を成したと宣布されました。
ところが3ヵ月後の聖和の後に、2人は天正宮から追い出されてこのような荒野に来ました。」
(2015年8月30日 文亨進様)

お母様が真の母としての権限から外れた日は、2013年2月22日(天暦1月13日)となります。
その結果、2013年2月22日(天暦1月13日)の「基元節」は、
第三次「真の父母様聖婚式」を行うことによって出発する予定だった、
実体的天一国(神様の祖国)の出発の一日としての「基元節」とはなりませんでした。
神様になりたいと願った韓お母様の、天一国王位即位式の一日、つまり「偽基元節」となりました。
こうして韓お母様が王位に就いた天一国には、天地創造神は排除され、真のお父様も排除され、
韓お母様と韓お母様が結婚した神様(天の父母様)の王国となったのではないでしょうか?
韓お母様の王国が出発した日、2013年2月22日(天暦1月13日)こそが「偽基元節」となったのです。

④アベルカイン一体化宣布

★韓お母様の完成

お父様は2007年5月11日のみ言で
「お母様は2013年6月16日までに完成しなければならない。」
と語られました。
韓お母様は真のお父様に絶対服従し、
後継者として立てられた文亨進様にすべての権限を委譲し、
真の母としての責任を全うしていたならば自動的に完成する予定でした。

つまり、2012年2月22日(陰1月13日)の基元節に、
第三次「真の父母様聖婚式」を行うことで韓お母様も完成し、
真の母として永遠の栄光の座に就くことができました。
そしてその日が神の願いの創造本然の世界、
天一国創建の基元となる予定でした。

韓お母様は2012年1月18日頃
金孝南訓母様を主礼として、神様(天の父母様)と結婚式を行うことにより、
真の家庭にサタンの侵入を許してしまいました。
つまり韓お母様が神様(天の父母様)と結婚することにより、
1960年の聖婚式以来52年間真のお父様との間で作り上げてきた真の家庭の基台を、
最終的には完成させることはできませんでした。

この事態を受け、真のお父様もすぐに
第三次「真の父母様聖婚式」をキャンセルされました。
そして真のお父様が2012年9月3日に聖和されることにより、
基元節には「真の父母様聖婚式」の代わりに
韓お母様の「天地人真の父母様天一国即位式」
が行われました。
こうして天地創造神と真のお父様とは関係のない、
韓お母様と結婚した神様と韓お母様による天一国が出発してしまったのです。

★アベルカイン

真のお父様は聖和される3ヵ月前、2012年6月5日、
真の家庭で初めて文國進様と文亨進様との間において、
アベルカイン一体化の宣布をなされました。
アベルカインというのは本来、
中心人物だったアダムにサタンが侵入したために立てられた
善の表示体と悪の表示体です。
この悪の表示体であるカインが、
善の表示体であるアベルに完全屈服することにより、
アダムに侵入したサタンを分立した立場に立てるのです。

★アベルカイン一体化宣布

真のお父様の聖和3ヵ月前、文國進様と文亨進様との間において行われた
アベルカインの一体化宣布は、
韓お母様の不信仰と不従順によって真の家庭に侵入したサタンを分立し、
再び創造本然の真の家庭を完成させることのできる基台を造成したことを意味するのです。
カインの立場にある文國進様が、アベルの立場である文亨進様に完全屈服することで、
カインの立場にある文國進様に相対できたサタンを分立し、
実体基台を勝利することで、
真の家庭に侵入したサタンまでも分立した立場に立ったのです。

★韓お母様の代わりに李妍雅様が真の母の位置に

しかし一度サタンが侵入し、摂理に失敗した中心人物は、
二度と再び中心人物として立つことはできません。
真の家庭に侵入したサタンを分立できたとしても、
韓お母様からサタンを分立したわけではなく、
韓お母様を再び摂理の中心人物として立てることはできないのです。
そのため韓お母様に代わって真の母の位置に立ったのが、
文亨進様の相対者である李妍雅様でした。
こうしてアベルの立場である文亨進様と李妍雅様御夫妻が真の父母の位置に立たれました。

★2015年8月30日、天暦7月17日、お父様の聖和3周年戴冠式

カインの立場にあった文國進様と、
アベルの立場にあった文亨進様が、
一体化勝利の基準を打ち立て、
李妍雅様が真の母の位置に就き、
文亨進様李妍雅様御夫妻が真の父母の位置に就いた基台の上で、
カインの立場にある文國進様ご夫妻が文亨進様ご夫妻に2代王の戴冠をされることにより、
真の基元節を出発することが出来たのでした。
それが2015年8月30日、天暦7月17日、お父様の聖和3周年に行われた戴冠式でした。

真のお父様は、かなり前から韓お母様の不信仰を知り、
基元節がサタンによって奪われてしまうだろうことを恐れて、
その日の備えとして何らかの蕩減条件を立てられていたのではないでしょうか?
そんな時韓お母様が神様(天の父母様)と結婚してしまったことを知り、
韓お母様には見切りをつけ、
第三次「真の父母様聖婚式」をキャンセルされました。
そして第二摂理ともいうべきカインアベル一体化宣布を行うべく、
文亨進様と文國進様に一体化のための蕩減条件を立てさせられたのではないでしょうか?

2012年6月5日の前日までにその条件が満ち、
6月5日にアベルカイン一体化宣布を行い、
真の家庭に侵入したサタンを分立することに成功しました。
文國進様も、
「ここではっきりさせておかなければならないことは、
神の国創建の基元は韓お母様と何の関係もないということです。
神の国創建の基元は、一つとなったアベルとカインの基台にあるのです。
お父様を中心としてアベルカインが一つになったところに神の国の基礎があるということです。」
(2016年8月20日 文国進様 真の基元節について)
と語られているのです。

韓お母様が堕落し、天一国理想をサタンによって奪われてしまったとしても、
真のお父様は聖和される前に、文國進様と文亨進様のアベルカインの一体化によって、
再び取り戻すことのできる条件を残すことができたのです。
真のお父様と文國進様、文亨進様が一体となって残された、
真のお父様の最後の勝利圏でした。
この勝利圏によって、神様にとっても人類にとっても最後の救いの道が残されました。
ややもすると見逃されがちな小さな宣布であったアベルカインの一体化宣布が、
人類にとっての最後の希望であったなどということは、
文國進様と文亨進様にしかわからなかった事実ではなかったでしょうか?
私たちも改めて文國進様と文亨進様の一体化に感謝し、
真のお父様の伝統を守り、
勝利権を相続できるものとなっていかなければいけません。

⑤真の基元節 (2015年8月30日、天暦7月17日)

韓お母様の神になりたいという欲望の故、
2013年2月22日(天暦1月13日)の基元節は、
偽基元節 となってしまいました。
しかし真のお父様が3度戴冠式を行い、
全世界に後継者、相続者として宣言された文亨進様は、
文國進様との間でなされたアベルとカインの一体化の基台の上で、
2代王に即位することで基元節を成就することができました。
つまり真のお父様を中心として、
アベルカインが一つになったところに神の国の基礎、神の国創建の基元があるのです。

2015年8月30日、天暦7月17日、お父様の聖和3周年を終え、
真のカインとして立てられた文國進様が
真のアベルとして立てられた文亨進二代王に王冠を被せて差し上げ、
神様と真のお父様を中心としてカインとアベルが完全にひとつになることにより、
真の基元節 の勝利が成されました。
2代王がその位置に就くことで基元節は成りました。
神の直接主管圏が確立したのです。
しかし神様の祝福を通してではなくむしろ審判を通して神の国を迎えなくてはならなくなりました。
韓お母様と異端に堕した教会が神様を裏切ったからです。
その罪に応じて彼らも裁きを受けることになるでしょう。」
(2016年8月20日 文国進様)

⑥天一国4大聖物

★天一国4大聖物

「天一国4大聖物」とは、聖酒、聖塩、聖燭、聖土のことを指します。

この「天一国4大聖物」が祝福家庭に与えられた背景には、
「真のお母様は、真のお父様の聖和以降、真のお父様と完全一体を成し遂げられた土台の上で、
3年間のこの上ない侍墓精誠を全人類に代わって直接捧げながら、
天の父母様に捧げる真のお父様の最後の孝の精誠を共に尽くされた。
そして、その基台の上で歴史的に空前絶後の基元節3周年を迎え(た)」
(2016年6月2日付、抜粋)と公文にあるように、
韓お母様が真のお父様と完全一体を成し遂げられた土台の上で、
3年間のこの上ない侍墓精誠がありました。

★韓お母様の3年間のこの上ない侍墓精誠

真のお父様の聖和以降、真のお父様と完全一体を成し遂げられた韓お母様は、
どのような侍墓精誠を捧げられたのでしょうか?

●真のお父様が正式な後継者として立てられた文亨進様と、文國進様から実権を剥奪。
教会を去るように仕向ける。

●真のお父様のみ言の改竄。
真のお父様の遺言ともいうべき『8大教材教本』の切り捨て。
真のお父様が最後に食口に教育を徹底された『原理本体論』の切り捨て。
韓お母様によって新たに編纂された『天聖経』『平和経』『真の父母経』を『天一国経典』とする。

●真のお父様が立てられた伝統の破壊。
家庭盟誓において「神様」を「天の父母様」に変更。
天一国国歌(栄光の賜物)の変更。
成婚問答の簡略化。

●自らを「独生女」「神」と称する。
●真のお父様は原罪を持って生まれてきたと公言。
●文氏の血統(神の血統)より韓氏の血統(純サタンの血統)を尊重。

●真のお父様が決して許されなかった姸進様と情進様の恋愛結婚を祝福
⇒ 祝福の伝統の破壊。

これらの事実は、韓お母様が真のお父様と完全一体化を成し遂げられているからこそ
可能な出来事であったと解釈したらいいのでしょうか?
それとも真のお父様とは完全に方向性が異なっていると解釈したらいいのでしょうか?

韓お母様を信じ切っている食口たちは、
韓お母様は真のお父様と完全一体化しているからこそ、
新しい伝統を次々と発表できるととらえるのでしょう。
しかし通常の思考回路を持っている人は、
韓お母様は、真のお父様とは方向性が全く違っているととらえることでしょう。
それどころか、真のお父様の伝統の破壊者であり、真のお父様を貶め、
自らを高める者と判断するのではないでしょうか?
もしそうであるならば、韓お母様が真のお父様と完全一体を成し遂げられた土台の上で、
3年間のこの上ない侍墓精誠を捧げられた基台の元に与えられた
空前絶後の恩賜とされる「天一国4大聖物」は、一体何なのでしょうか?
ここではっきりと言えることは、
「天一国4大聖物」は、真のお父様とは縁もゆかりもないものであるということです。
では、真のお父様とは縁もゆかりもない「天一国4大聖物」は、
一体どこからもたらされたものでしょうか?

                     ★真お父様の本来の計画

真のお父様の本来の計画としては、

基元節のときに行われるはずであった第3次「真の父母聖婚式」によって、
神様の家庭(創造本然の理想家庭)が完成するはずでした。

そこで完成した創造本然の理想家庭の拡張を通して、
実体的天一国(神様の祖国)が出発する予定でした。

⑥天一国4大聖物

★韓お母様と神様との結婚式

2012年の1月18日頃、
金孝南訓母様の主礼の元で、
韓お母様と神様との結婚式が行われました。

この結婚式が真のお父様との間で行われるべきであった
第三次「真の父母様聖婚式」に代わることによって、
韓お母様は、真のお父様とは離婚をし、
サタンと結婚した立場に立ってしまいました。
事実真のお父様はその後、
第三次「真の父母様聖婚式」をキャンセルされ、
聖和されるまで聖婚式は行われることはありませんでした。

★文亨進様の証言

2013年2月22日(天暦1月13日)の基元節に行われたのは、
第三次「真の父母様聖婚式」に代わり、
天地人真の父母様天一国即位式」でした。
この「天地人真の父母様天一国即位式」とは、
韓お母様と、韓お母様が結婚された神様(天の父母様)とが統治する「天一国」に、韓お母様が統治者として即位されたと解釈できます。

その頃の文亨進様と文國進様の証を見ると、
「天正宮の奥のある部屋で会話していた時のことです。
国進兄さんが
『お母様、あなたは皇太后として真のお父様の御決断を尊重すべきです』
と言った瞬間、激高して顔を真っ赤にして
『私は絶対権力を手にしています!』
と大声をあげたのです。
この時『オモニは霊に取り憑かれている』ことを悟りました
まるで『権力』の前に正気を失った人の姿でした。
もはや私たちの知る母ではなくなっていました。
完全に霊に主管されていました
今となってはその原因は明らかです。
金孝南主導のもと、神様と結婚式を挙げるといって、
サタン的悪霊と『結婚式』をお父様が不在を狙って挙行したのですから。
契約書に自分のサインを血で記すようなことをしたのです。」(2016.8.3 文亨進様)

★神様を起源とする『聖物』

真のお父様の聖和前後の韓お母様のこのような路程を見たとき、
韓お母様が真のお父様と完全一体を成し遂げられた土台の上で、
3年間に捧げられたこの上ない侍墓精誠」とは、天地創造の神と真のお父様に捧げた精誠ではなく、韓お母様と結婚された神様(天の父母様)に対する精誠であり、韓お母様自らが絶対的権力を手に入れるための精誠だったことがわかります。
よって韓お母様の侍墓精誠の基台の上で与えられた、空前絶後の恩賜とされる「天一国4大聖物」は、真のお父様とは縁もゆかりもない聖物であると結論を下すしかありません。
つまり韓お母様と結婚された神様を起源とする聖物と結論づけるしかありません。

それではこのような前提の元、「天一国4大聖物」とは、
いかなる意味を持っているのかを探ってみたいと思います。

★基元節聖酒 (天一国聖酒)

真のお父様が地上にいらっしゃった時に、「天一国基元節」で使用する聖酒として作られ、
それを保管するように清平に指示された聖酒とされています。
そして今回の「四大聖物」の聖酒は、その天一国聖酒が、真のお母様の3年間の「侍墓精誠」の勝利の基台の上で新たに与えられたものと説明されています。
つまり真のお父様が作られた聖酒にプラスして、韓お母様の3年間の「侍墓精誠」の勝利の基台の上で新たに与えられたものというわけです。
純粋に真のお父様が作られた聖酒ではないということは間違いないでしょう。

サタンは神が最も愛される者を愛し、その永遠の命さえも奪っていこうとします。
再臨主が降臨された今の時代、神が最も愛される存在とは誰でしょうか?
それは間違いなく再臨主と苦楽を共にし、神の祝福を受けた神の聖徒、祝福家庭です。

韓お母様と結婚し、神様と名乗って天一国を奪っていった神様(天の父母様)は、真のお父様に繋がる聖徒たちをそのままに放っておくはずがありません。
聖徒たちから何らかの条件を奪い、自分の主管の元に置こうとするのではないでしょうか?
その条件が「天一国4大聖物」の基元節聖酒と考えるのが自然です。
もちろんこれは、確たる証拠もない、単なる推論にすぎません。
しかしサンクチュアリ教会文亨進様が訴える、
家庭連合の聖酒式に参加すると「堕落する」というみ言からみても、
おそらく正しい解釈だろうと考えられます。
つまり真のお父様によって祝福された神が最も愛される聖徒たちを、
天地創造神と真のお父様から引き離し、
自分たちの「天一国」に引きずり込む為の条件物が基元節聖酒なのです。
神が最も愛する者たちだからこそサタンは奪っていこうとするのです。

★聖塩

「天一国4大聖物」の中で、従来の聖物と異なる点の一つは聖塩であるとされています。
従来の「聖塩」は、万物を聖別するために用いられてきました。
今回の天一国聖塩は、私たち祝福家庭が「聖和」したとき、
その「聖体(遺体)」を聖別するためにも用いることができるという
貴い意義がそこに付加されました。

「真のお父様は、地上で人類の『真の母』を立てられ、勝利した『真の父母』となられたため、その聖体(遺体)はサタンに侵害されることなく、聖別された聖体(遺体)として『天正宮本郷苑』に安着されました。
歴史的な勝利圏を相続する祝福家庭は、各自の聖和後、
その聖体(遺体)が自然界に還るとき、
真の父母様の勝利圏を相続する恩恵として、
今回の天一国聖塩によってその聖体(遺体)を聖別することが許されるようになりました。
これは、今までの聖物である『聖塩』になかった大きな意義と価値です。」
(家庭連合公文)

家庭連合の公文を見ると、
「天一国4大聖物」の「聖塩」には、祝福家庭が「聖和」したとき、
その「聖体(遺体)」を聖別するためにも用いることができるとあります。
つまり「天一国4大聖物」の「聖塩」で聖別することによって、
祝福家庭の遺体も永遠に神様(天の父母様)と共にあるということを意味する
ものと思われます。
徳野英治会長のみ言をみると、
「私たちは、最後の最後まで天の父母様真の父母様に忠節を貫き、美しい姿で霊界に旅立たなくてはなりません。
そうでなければ、私たちは、永遠なる時間、空間の世界である霊界で、天の父母様と真の父母様と共に暮らすことができないのです。」
(第34回全日本聖和祝祭のメッセージ、
『世界家庭(World Family)』2016年7月号、17ページ)

このように永遠なる時間、空間の世界である霊界で、
天の父母様(韓お母様と結婚した神様)と真の父母様(韓お母様)と共に暮らすために、
今回の「聖塩」で「聖体(遺体)」を聖別するのだということがわかります。
この「天一国4大聖物」が天地創造神である神様と、
真のお父様からきているものでしたら本当に素晴らしい恩恵です。
しかし残念ながら聖和される前、このような聖物を真のお父様は直接には残されませんでした。
全ては真のお父様と完全一体となったとされる、韓お母様の3年間のこの上ない侍墓精誠によって生まれた恩恵です。
真のお父様の聖和後、
韓お母様が立てられた3年間の侍墓精誠期間を見ると、
真のお父様の伝統の破壊者であり、
真のお父様を貶め、
自らを高める者としか見えませんでした。

韓お母様の背後には、
韓お母様と結婚されたとする神様(天の父母様)の影響を感じずにはいられません。
よって「天一国4大聖物」の聖塩も、祝福家庭の死後、その「聖体(遺体)」も韓お母様と結婚された神様(天の父母様)の元に行き、永遠なる時間、空間を、神様(天の父母様)と韓お母様と共にするための聖塩であると結論付けられます。
韓お母様と結婚された神様が天地創造神であったらば問題はありません。
それどころか本当に素晴らしい恩恵です。
しかし文亨進様が語られるように
「サタン的悪霊」だったらば、
祝福家庭の死後、その「聖体(遺体)」を聖別すると、
永遠に「サタン的悪霊」に囚われ、
天地創造の神、真のお父様の元には永遠に行くことはできなくなるのです。

ここに文國進様の貴重なみ言があります。
「家庭連合のメンバーがお父様の権限のもとに戻る決意をして、
聖別期間や3日儀式など決められたことを適切に行なえば、再び、お父様の血統に戻ることができます。
しかし、もはや過去の祝福家庭の位置は失っています。
教会を離れたメンバーとして帰って来るのです。
要するに、生きている限りは、お父様の権限圏に戻る機会は残されているのです。
もし、お父様の権限に戻る前に死ぬようなことがあれば
それは不運なことという他ありません。
もはや私達はどうすることもできません。
(2017年5月27日、文國進様)
このみ言を見て分かることは、
生きている間は悔い改めることにより、
真のお父様の権限圏に戻ることは可能ですが、
死後は復帰の道は残されていないということです。
死後天一国聖塩で聖別されることにより、
韓お母様と韓お母様が結婚された霊の下で、
永遠に囚われの身になってしまうと理解すると、
この文國進様のみ言を理解することができます。

★天の父母様

ここで韓お母様と結婚された神様とは何者か考えてみると、
徳野会長の表現にも見られるように、
それは天の父母様という神様ではないかと思われます。
真のお父様が聖和されてすぐ、家庭連合では家庭盟誓の中で、神様を天の父母様と呼ぶようにしました。
家庭連合の食口は、毎日家庭盟誓を唱えることにより、自然と天の父母様に誓いを立てます。
そして聖酒を飲むことにより、一旦は真のお父様に接ぎ木された血統が切れ、天の父母様と韓お母様に接ぎ木されます
そしてこの地上に、天の父母様と韓お母様が君臨する天一国を建設します。
最後に聖和することにより天一国聖塩で聖別され
死後もその肉体さえも天の父母様の下で永遠に暮らすようになるのです。
つまり天上の天一国で、天の父母様と韓お母様と共に永遠に暮らすようになるのです。

このように韓お母様と結婚した神様が、
天の父母様だとしたらすべての謎が解ける気がします。
つまり
・真のお父様の聖和後、何故家庭盟誓の神様が天の父母様に変わったのか?
基元節に何故第三次「真の父母様聖婚式」が行われなかったのか?
基元節に何故「天地人真の父母様天一国即位式」が行われたのか?
・真のお父様が決して許さなかった姸進様と情進様の恋愛結婚を何故祝福されたのか?
・何故お父様の聖和後「天一国4大聖物」を授けるのか?
・何故お父様の聖和後、改めて聖酒を授けるのか?
・何故聖和したらその「聖体(遺体)」を聖塩で聖別するのか?
全ては真のお父様を通じて天地創造神が祝福した、
神が最も愛する神の聖徒、祝福家庭を、
韓お母様と結婚した神様(天の父母様)が奪うためだったのです。
そして地上に天の父母様と韓お母様中心の天一国を創建し、
地上の天一国の住人である祝福家庭を、
聖和後も「聖体(遺体)」を聖塩によって聖別することにより永遠に拘束し、
天地創造の神と真のお父様の元には再び戻れなくするための「天一国4大聖物」だったのです。

文亨進様のみ言でも、真のお父様の聖和式の時の貴重な証言があります。
「あらゆる人が私に、お願いだから天の父母様の名前で祈ってくれと言っていたことを覚えています。
私はスタジアムで代表祈祷をしなければなりませんでした。
3万の人がいる中で祈祷しなければならず、あらゆる人がお願いだから天の父母様と祈ってくれと。
お父様の聖和の儀式の後、すべてのことが終わって、それから私は檀上に上がり、もちろん『敬愛する最愛の天のお父様』と祈ったのです。
私が天のお父様と祈ったとき、まるでそれは致命的な罪を犯したことのようになりました
リーダーたちはみな真っ青になりました。
天のお父様と言っただけで。」
(2017年7月16日)

何故「天のお父様」と祈ることが、
致命的な罪を犯したようなことになったのでしょうか?
今の家庭連合の一般食口が信じているように、
天のお父様(天地創造神)=天の父母様であったなら、何ら問題は無いはずです。
このような証言を見ても、
今の家庭連合の食口が毎日祈り、誓いを立てている信仰の対象「天の父母様」とは、
天地創造神=天のお父様とは違う存在、
つまり韓お母様と結婚された神様=天の父母様であると考えるのが
自然な答えと言うことができるでしょう。

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