ⓑ天一国聖塩
今回の「天一国4大聖物」の中で、従来の聖物と異なる点の一つは聖塩であるとされています。
従来の「聖塩」は、万物を聖別するために用いられてきました。
今回の天一国聖塩は、私たち祝福家庭が「聖和」したとき、その「聖体(遺体)」を聖別するためにも用いることができるという貴い意義がそこに付加されました。
「真のお父様は、地上で人類の『真の母』を立てられ、勝利した『真の父母』となられたため、その聖体(遺体)はサタンに侵害されることなく、聖別された聖体(遺体)として『天正宮本郷苑』に安着されました。
歴史的な勝利圏を相続する祝福家庭は、各自の聖和後、その聖体(遺体)が自然界に還るとき、真の父母様の勝利圏を相続する恩恵として、今回の天一国聖塩によってその聖体(遺体)を聖別することが許されるようになりました。これは、今までの聖物である『聖塩』になかった大きな意義と価値です。」(家庭連合公文)
この家庭連合の公文を見ると、「天一国4大聖物」の「聖塩」には、祝福家庭が「聖和」したとき、その「聖体(遺体)」を聖別するためにも用いることができるとあります。つまり「天一国4大聖物」の「聖塩」によって、祝福家庭の遺体も永遠に神様と共にあるということを意味するものと思われます。
徳野英治会長のみ言をみると、
「私たちは、最後の最後まで天の父母様と真の父母様に忠節を貫き、美しい姿で霊界に旅立たなくてはなりません。そうでなければ、私たちは、永遠なる時間、空間の世界である霊界で、天の父母様と真の父母様と共に暮らすことができないのです。」(第34回全日本聖和祝祭のメッセージ、『世界家庭(World Family)』2016年7月号、17ページ)
このように永遠なる時間、空間の世界である霊界で、天の父母様(韓お母様と結婚した神様)と真の父母様(韓お母様)と共に暮らすために、今回の「聖塩」で「聖体(遺体)」を聖別するのだということがわかります。
この「天一国4大聖物」が天地創造神である神様と、真のお父様からきているものでしたら本当に素晴らしい恩恵です。
しかし残念ながら聖和される前、このような聖物を真のお父様は直接には残されませんでした。
全ては真のお父様と完全一体となったとされる、韓お母様の3年間のこの上ない侍墓精誠によって生まれた恩恵です。
真のお父様の聖和後、韓お母様が立てられた3年間の侍墓精誠期間を見ると、真のお父様の伝統の破壊者であり、真のお父様を貶め、自らを高める者としか見えませんでした。
そしてそのような韓お母様の背後には、韓お母様と結婚されたとする神様の影響を感じずにはいられません。
よって「天一国4大聖物」の聖塩も、祝福家庭の死後、その「聖体(遺体)」も韓お母様と結婚された神様の元に行き、永遠なる時間、空間を、神様と韓お母様と共にするための聖塩であると結論付けられます。
韓お母様と結婚された神様が天地創造神であったらば問題はありません。それどころか本当に素晴らしい恩恵です。
しかし文亨進様が語られるように「サタン的悪霊」だったらば、祝福家庭の死後、その「聖体(遺体)」を聖別すると、永遠に「サタン的悪霊」に囚われ、天地創造の神、真のお父様の元には永遠に行くことはできなくなるのです。
ここに文國進様の貴重なみ言があります。
「家庭連合のメンバーがお父様の権限のもとに戻る決意をして、
聖別期間や3日儀式など決められたことを適切に行なえば、
再び、お父様の血統に戻ることができます。
しかし、もはや過去の祝福家庭の位置は失っています。
教会を離れたメンバーとして帰って来るのです。
要するに、生きている限りは、
お父様の権限圏に戻る機会は残されているのです。
もし、お父様の権限に戻る前に死ぬようなことがあればそれは不運なことという他ありません。
もはや私達はどうすることもできません。」(2017年5月27日、文國進様)
このみ言を見て分かることは、生きている間は悔い改めることにより、
真のお父様の権限圏に戻ることは可能ですが、死後は復帰の道は残されていないということです。
死後天一国聖塩で聖別されることにより、韓お母様と韓お母様が結婚された霊の下で、
永遠に囚われの身になってしまうと理解すると、この文國進様のみ言を理解することができます。
この記事へのコメントはありません。