1、メシヤ観
人類が歴史を通し待ち望んできた救世主、メシヤ。それは誰なのかは誰にも分りません。
何故ならメシヤをメシヤとして証明する手段がないからです。
人類史上ただ一人メシヤと信じられているイエスキリストでさえも、メシヤとして信じられているだけで、いまだに証明されたわけではありません。
それ故誰よりもメシヤを待望していたユダヤ人達でさえ、イエスを一人の予言者としてみているだけで、メシヤとは認めていません。
聖書66巻は、イエスをメシヤと証す書物と言われておりますが、イエスの業績は綴られていますが、メシヤの証明はできていません。つまりメシヤをメシヤとして証明する手段はないのです。最後は、信じるか否かの問題となります。
しかしメシヤと言われる人の多くは、本人、または洗礼ヨハネ的人物への霊的な啓示によって、メシヤと証している場合が多いでしょう。しかしそれでは、厳密には何の証にもなっていません。霊界がメシヤが誰なのかを知っているという保証はありません。かえって神のみ旨に反逆する、悪霊による啓示の可能性が高いのです。
それゆえイエスは、「『見よ、ここにキリストがいる』、また、『あそこにいる』と言っても、それを信じるな。」と言っています。
私達がメシヤと信じる真のお父様の場合も、1935年4月17日、15歳で召命されてから、1992年7月3日『メシヤ宣言』をするまでに、57年もの歳月を要しました。
1945年に、神が用意した基盤がその責任を果たし、真のお父様がメシヤとして立つことが出来たらば、7年間で復帰は完了していました。本来はその時に『メシヤ宣言』をするはずでした。
しかし1945年当時、神が用意された洗礼ヨハネ型人物たちが、その責任を果たせなかったため、40年間の蕩減期間を経て1985年を迎え、そこから7年後の1992年7月3日に初めて『メシヤ宣言』を行ったのです。
しかしながら真のお父様は、メシヤとしての公生涯を始めてより、多くの人々に啓示で、特別な人、メシヤであるということが示されてきました。
イエス様が洗礼ヨハネから祝福を受けたように、1945年12月25日には金百文牧師からソロモン王の祝福を受けました。
「主なる神の夫人」朴老婆からは、主管性復帰の役事を行い「神様の対象実体である」との証を受けました。
東洋のエルサレムと呼ばれていた平壌では、真のお父様が生まれる前から「霊界で先生に会い、先生の指導を受けた」というお婆さんがいました。
興南特別労務者収容所では、何人もの囚人に、特別な方であるという啓示が降りました。
平壌から釜山へと非難する最中も、啓示を受け真のお父様を待っている人たちに会いました。
釜山で真のお父様が最初に伝道された姜賢實先生の証にも次のようなものがあります。 ※資料(二)1-1
この方はイエス様を信じてもいない人でしたが、霊界には通じる人でした。私が教会に1954年5月1日に、お写真を置いておきました。そうするとその人がそのお写真をじーっと見て、「うわーっ、今日私はここで大きなものを探し出しました。」と言いました。その大きなものが何かというと、その人がお写真を指差しながら「世界を統一なさるのはこの方です!」と言ったのです。(拍手)それで私はとても驚きました。お父様に会ったこともなく知りもしないのに、そのお写真を初めてみただけなのに、その人が言うには「世界を統一できる神様の御子であり、再臨主として来られたのが即ちこの方です!」と証ししたのです。
この人はどんな方かというと、大統領就任式がある度に招待される人で、「今日この国はとても発展するでしょう。このような素晴らしい大統領を国民の皆さんが選んでくださって、ありがとうございます。」と国民にお辞儀することがありました。
1996年にあった『地球村科学会議』では、超能力者でもあり、有名な画家でもあった米国のナネット・クリスト・ジョンソン女史が論文の中で、韓国の服装をした天上の弥勒菩薩の映像を見て、真のお父様にそっくりな姿を描いて発表しました。
このように記録に残っているだけでも何人もの人たちに、特別な存在、メシヤという啓示が何度も下されてきましたが、真のお父様ご自身は、原理的勝利基準を立てるまでは、決して自らをメシヤとは証しませんでした。
このような真のお父様のメシヤ宣言の基準をベースとして、韓お母様の『独生女』宣言を見てみることにしましょう。
『ここに座っている真の母は、「6千年ぶりに誕生した独り娘です。」許孝彬の母親になられる方が私を呼んで祝祷をしたのです。肉体を持ってくる再臨メシヤを迎えられる実質的な準備をする団体が私を祝福したのです。 』
韓お母様がご自身を『独生女』であると言う根拠は、『腹中教』教祖許孝彬の母親がなさった祝祷にあります。
しかしこの程度の霊的役事というものは、多くの宗教家や、信仰者にはよくあるできごとであり、これをもって『独生女』つまりメシヤであるというのは、あまりにも無理があると言わざるを得ません。
『腹中教』教祖許孝彬氏自身、真のお父様を不信し、摂理に失敗した立場で、獄中にて悲惨な最期を遂げた人物です。その母親にどれほどの霊的権能があるのでしょうか?
真のお父様は、血と汗と涙の路程を通し、原理的な戦いの末サタンに勝利し、メシヤとしての勝利圏を拡大してきました。
一方韓お母様が勝利したのは、真のお父様の聖和後の、教会内での権力闘争での勝利しかありません。
韓お母様の『独生女』宣言が本物か否かは、遠くない、ごくごく近い将来に明らかになることでしょう。
※資料(二)1-1
『統一教会のマザーテレサ』2017年1月8日礼拝説教 亨進様
それで私は全国を回りながら、再臨主を証しし、弥勒仏を証しし、真人を証しし、鄭鑑録を証ししながら、悟ってみるとこれらの方々はお一人だ、お一人とは誰かというと、今日キリスト教徒が待ち望んでいる再臨主であられる、即ち私達のお父様であるということを私に教えてくださったのです。このみ言は皆が理解することができなかったみ言でしたが、行って伝えてみると驚くべき役事が起こったのです。この方はイエス様を信じてもいない人でしたが、霊界には通じる人でした。私が教会に1954年5月1日に、お写真を置いておきました。そうするとその人がそのお写真をじーっと見て、「うわーっ、今日私はここで大きなものを探し出しました。」と言いました。その大きなものが何かというと、その人がお写真を指差しながら「世界を統一なさるのはこの方です!」と言ったのです。(拍手)それで私はとても驚きました。お父様に会ったこともなく知りもしないのに、そのお写真を初めてみただけなのに、その人が言うには「世界を統一できる神様の御子であり、再臨主として来られたのが即ちこの方です!」と証ししたのです。
万一私がそのみ言を話した時、信じなければ審判を受けます。信じる者は救いを受け、信じない者は審判を受けるとおっしゃったのに、初めて話をしたのに、その人はとても信じるのです。それで私は驚きました。ああ、このように私が何も話していないのに、その人はお父様のお写真を見て、世界を統一なさる神様の御子が地上に来られたと証しして下さったのです。それで私はそこで、心の中で喜び心の中で拍手しました。心の中で拍手しながら、ああ、本当にお父様は、この地上に再臨主として来られた神様の御子であられる!と再確認し喜んだ一件でした。
この人はどんな方かというと、大統領就任式がある度に招待される人で、「今日この国はとても発展するでしょう。このような素晴らしい大統領を国民の皆さんが選んでくださって、ありがとうございます。」と国民にお辞儀することがありました。私はこのことを思う度に、うわぁ、神様のみ旨の中に来られたお方は私達のお父様であらせられ、お父様は普通の大統領として来られた方ではなく、本当に万王の王、万主の主として来られた神様の御子であるということを、その時信じながら、心の中に深く喜びを感じました。
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