目 次
ⓐ韓お母様は真のお父様の願われた後継者か?
★「真の父母様の一体化」について
2012年9月3日、お父様は聖和された。その後、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)はお父様は霊界に行き、地上にいるお母様を協助し、一体化していると教育した。そして、「お母様を絶対中心として一体化するべきである」と。
しかし、徐々に、お母様が話される多くの事柄がお父様在世中に話されたみ言葉と多くの点で食い違っていたり、お父様がしてはならないと言われた事をお母様は平気でするのを見て、多くの信徒は「お母様とお父様は本当に一体化しているのか?」と言う疑問を持つようになった。
家庭連合は一貫して「お母様とお父様は一体化している」と主張し、本部から出される全ての方針は「一体化」が、その根源にある。即ち、「お母様が言われる事はお父様が言われる事であり、お父様の意志である。」と、本部の論理は全て、この様に構成されているのである。
そこで、今回は、「真の父母様は一体化しているのか?」「お母様は完成したのか?」という二つの疑問について、お父様のみ言葉を中心に論じたい。
家庭連合本部(日本)はお父様のみ言葉を引用して、「お母様を絶対中心として一体化」すべきである事を強調した。本部が引用した最初のお父様のみ言はこれである。
「伝統はただ一つ!真のお父様を中心として、他の誰かの、どんな話にも影響されてはいけません。先生が教えたみ言と先生の原理のみ言以外には、どんな話にも従ってはならないのです。今、先生を中心にしてお母様を立てました。先生が霊界に行ったならば、お母様を絶対中心として、絶対的に一つにならなければなりません。今、お母様が行く道はお父様が今まで立てたみ言と説教集を中心として、行かなければならないのです。他の言葉を述べるのを許しません。」(「祝福」1995年夏季号、p68)
家庭連合は、このお父様のみ言葉を引用して、何を言いたいのか?
それは、「今、先生を中心にしてお母様を立てました。先生が霊界に行ったならば、お母様を絶対中心として、絶対的に一つにならなければなりません。」と言う部分である。
しかし、家庭連合はこの文章の前後を全く無視している。
お父様はお母様と信徒に、この文章を条件として付け加えました。「他の誰かの、どんな話にも影響されてはいけない。お父様のみ言と原理以外には、どんな話にも従ってはならない。お母様が行く道はお父様が今まで立てたみ言と説教集を中心として、行かなければならないのです。他の言葉を述べるのを許しません。」もし、この条件に沿ったお母様の言動であるならば、問題はないのである。
しかし、この条件を示すみ言に照らし合わせれば、「お母様は天聖経を改竄し、コピペした真の父母教を作ってはならないし、家庭盟誓の変更、天一国国歌の変更、原理講論の創造原理や堕落論の変更、独生女論即ち、自己の無原罪誕生を主張したり、お父様の無原罪誕生を否定、16歳の時に無原罪になり、メシアになったとメシアとしてのお父様を否定してはならない・・・その他。」という事である。
お父様が提示した条件に反している事をお母様がしていることが問題なのである。
★韓お母様が後継者だとするみ言を検証
家庭連合やお母様を支持する人々は下記に示す、お父様のみ言を引用して、お母様は、お父様の「後継者」「お母様とお父様は一体化」である事を証明しようとし、信徒を混乱に陥れた。
お父様のみ言によると、
「これからは先生がいなくても、お母様一人でみ旨に何の支障もないと言うのです。・・・ですから、先生が一人でいても、真の父母の代身であり、お母様が一人でいても真の父母様の代身です。」
(1990年3月27日)
「お母様は私の影のようです。ついてまわる影のようです。私は実体を持った主体の教主であり、お母様は対象の教主です。それで、私は第一教主、お母様は第二教主です。」
(1990年5月6日)
「私が死んでも(お母様には)統一教会を導くことができる能力もある。自分一代で、この複雑な恨の峠をすべて清算するという決心が私よりもお母様がもっと強い。」
(1991年10月19日)
「お母様は真の母になり、真の妻になり、真の娘になる。その三つをすべてしなければなりません。一つするのも大変ですが、お母様はそれをすべて成し遂げました。」
(1992年7月10日)
「霊界に先生が行ったとしても、お母様が地上にいれば、霊界と地上界の統一圏ができるので、いつでも、お母様がいる地上に来て一緒に暮らすことが出来るのです。」
(1993年10月15日)
「お母様を中心として、皆さんが一体になっていかなければならない時が来ました。もう、先生がいなくても、お母様が代わりにできる特権を許諾したというのです。」
(1994年11月27日)
「真の父母というのは二組はあり得ません。」
(1995年1月1日)
「お母様、表彰される。」
(1999年6月14日)
ここに記されている日付を見ると、全て1990年代のお父様のみ言を引用したものである。
この時期は1990年3月27日に第31回「父母の日記念礼拝」があり、「女性全体開放圏宣布」があった。
そして、女性連合が出発し、1991年9月に東京大会、その後、1992年4月に、「世界平和女性連合」が創設された。
つまり、お母様がお父様によって表彰されるまでの10年間に話されたみ言であり、お母様を励ますためにお母様や信徒に向けて話されたものである。決して、聖和が近づいた事に対する切実な準備としての後継者を示すためのみ言ではない。
さらにここで、家庭連合本部がお母様は後継者であると説明する時に引用するお父様のみ言葉の幾つかを、より詳しく見てみることにする。
「今では、もう先生がいなくても、お母様だけいればみ旨に何の支障もないというのです。今までは、女性が天地を代表した摂理の代表者として立つことは出来なかったのですが、はじめて、父母の愛を中心として、一体的理想を中心として、お母様を中心とした女性全体解放圏が地上に宣布されたと言うのが、けさの式典だったのです。・・・・・それ故に、先生が一人でも真の父母様の代身であり、お母様が一人でも真の父母様の代身です。・・・・・」
(第31回「父母の日」記念礼拝、1990年3月27日。真の父母様の生涯路程⑩ p348-p349)
お父様は「今では、もう先生がいなくても、お母様だけいればみ旨に何の支障もないというのです。・・・・」と言われましたが、何故お父様はこの様なことを我々食口に言われたのであろうか?それは「世界平和女性連合」創設(1992年)に向けて、お母様や食口たちに向けた激励の言葉であったからである。
このみ言葉(1990年3月27日)について食口の皆様に重要な事をお知らせしたい。
家庭連合本部はこのみ言葉を通して、「真のお父様は真のお母様を第二教主として立てられました。」(真の御父母様の生涯路程⑩p347、レジメ)と言い、お母様は後継者であると言いたいのだが、実は、家庭連合が引用したみ言葉には続きがある。家庭連合本部はこの重要なみ言葉を自己の主張を正当化する為に、食口を騙すために意図的に削除したのである。
是非、各自で確認して頂きたい。(真の父母様の生涯路程⑩p347-p352)
その内容は「・・・・・お母様が一人でも真の御父母様の代身です。『レバレンド・ムーンが古希を過ぎて七十を超えたのだから、後継者が出てくるのではないか』という、そのような言葉は片づけてしまうのです。レバレンド・ムーンの夫人は四十七才にしかなっていません!ですから、今、先生が第一教主、それからお母様が第二教主だというのです。・・・・」
このみ言葉を語られた時点(1990年3月27日)では、お父様は後継者について具体的には言及されておらず、寧ろ「そのような言葉(後継者について)は片づけてしまうのです。」と言われ、後継者問題について話される事を拒絶されている。
同様に、家庭連合本部は「先生は第一教主、それから、お母様が第二教主だというのです」
を引用して、お母様は後継者であると強弁するが、お父様自身が後継者問題について話される事を拒絶しているのに、どうして、この一文をもってお母様は後継者であるとお父様は言われていると言えるのであろうか?
また、上記の「先生が第一教主、それから、お母様が第二教主・・・・・・」(1990年3月27日)と話された後、同年5月6日には、お父様は「お母様は私の影のようです。ついてまわる影のようです。私は実体をもった主体の教主であり、お母様は対象の教主です。それで、私は第一教主、お母様は第二教主です。」と言われている。
第一教主、第二教主と言う概念は主体と対象の関係を示されたものであり、決して後継者指名をした表現ではない事が明白である。
少し付け加えるならば、「お父様は実体をもった主体の教主であり、お母様はついてまわる実体のない対象の教主である。」と言われているのである。
これもまた、お父様がお母様を後継者指名したみ言葉ではない。
このみ言葉も摂理的背景を考えたならば「女性全体開放圏」宣布され、女性連合出発のためのみ言葉であった。
お母様は1999年6月14日にお父様によって表彰され、勝利を宣言されたのであり、1990年の段階で勝利もされておらず、個性完成もされていないお母様が後継者指名されるはずがないのである。
1991年10月19日のお父様のみ言葉を引用して家庭連合本部は「私が死んでも(お母様には)統一教会を導くことができる能力もあるので、お母様が説教する時が来るのです。
・・・・・そのような時は(お母様に)絶対服従しなくてはなりません。・・・・・千度決心すれば、(み言葉によると、千度ではなく一度である)最後まで自分一代でこの複雑な恨の峠をすべて清算するという決心が、私よりもお母様がもっと強いのです。・・・(お母様は)すべて掃除することが出来る主人になったので、先生よりもお母様をもっと重要視することができる統一教会の食口になれば福を受けるのです。」(真の御父母様の生涯路程⑩p351-p352、レジメ)
このみ言葉も決してお母様を後継者指名したものではない。このみ言葉の中にもある様に「お母様が説教する時が来るのです。」と明確にお父様は1991年9月17日に行われた「アジア平和女性連合」東京大会後の「世界平和女性連合」創設(1992年4月10日)を念頭に置いるのである。
また、上記の「・・・・そのような時は(お母様に)絶対服従しなくてはなりません。・・・・・」と引用しているが(お母様に)ではなく(お母様は)である。そうでなければ、文全体の辻褄が合わない。
(お母様に)と挿入すれば、食口たちはお母様に絶対服従しなくてはなりません。となる。
しかし、(お母様は)と挿入すれば、お母様はお父様に絶対服従しなくてはなりません。となり、文の意味が全く異なってくる。その直後の文を引用すれば「お母様にも、しなければならない責任分担の5%が残っているのです。」と続くのである。
また、家庭連合本部は「私にどれほど教育を受けたでしょうか。『私に似なさい。私に似なさい。』と言って来たのです。」や「お母様は生きている間に孝進を完全に訓練しなければなりません。3人の息子を訓練させなさいと指示しています。」など、同じ日に話されたみ言葉を意図的に削除している。
(お母様に)と(お母様は)はたかが(「に」、と「は」)の違いであり、私の真の父母様に対する絶対服従の信仰姿勢は変わらないが、私は家庭連合本部がそこまで姑息な手法を使って、お父様のみ言葉を改竄したいのかと言いたいだけである。
★韓お母様は後継者ではないことを示すみ言
1999年6月14日、母子協助時代7年路程が終了し、お母様の世界80ヶ国巡回路程勝利をもって、お母様はお父様より表彰された。そして、蕩減時代と母子協助時代の終了を宣言され、「天地父母天宙統一解放圏」を宣布され、「長子権、父母権、王権」を天のお父様の前に奉献された。そして、新時代への移行、すなわち父子協助時代を宣布されたのである。
お母様の勝利の表彰後、1999年9月9日9時9分9秒、お父様のみ言では「今までの、復帰歴史においては母子が協助してきましたが、母子協助時代が過ぎ去るのです。蕩減の歴史は母子、オモニと息子娘が犠牲となって復帰されましたが、9・9節を宣布して、南北が統一される運勢に入り、父子協助時代に入るのです。オモニはいなくても構いません。オモニはいくらでも探し立てることが出来ます。」(み言選集303巻p264、1999年9月9日)
「アボジと息子が一つになれば、オモニはいなくてもかまいません。オモニはどこからでもつれて来ることができるのです。分かりますか?そのようになっているのです。そのため、継母制度と同じです。継母の息子も相続圏に入るのです。分かりますか?」(み言葉選集、311巻p264、1999年9月12日)
「今まで蕩減復帰時代は母子協助時代でした。これからの天国時代は父子協助時代です。オモニの意見が通らないのです。アボジの意見が絶対に通じるようになっているのです。分かりますか?統一教会も『オモニが先生よりも優れている。オモニが先生よりも優れている!』こうなるといいでしょう?オモニが先生の上か、先生の下なのか?郭錠煥!「下です」そう。そうです。」(み言葉選集311巻p291、1999年9月13日)
また、翌年2000年1月5日のみ言では
「国家時代を越えて、アボジを中心に連結された時、オモニではありません。これで一つになると、オモニは長子に任せるので父子協助時代に移るのです。」(み言選集314巻p230、2000年1月5日)
「母子協助の基盤の上でオモニが勝利した為、子を立てるのです。」
(み言葉選集314巻、p229、2000年1月5日)
2000年11月11日のみ言では
「ですから、直接的に、完全な愛の種を家庭的に受けて、父と息子が直系で連結されるのです。ここに、母親は必要ではありません。母子協助時代と父子協助時代は違うというのです。絶対の愛ゆえに、神様が女性を抱いて出てきましたが、そこに、相対的に立つには、絶対服従しなければならないのです。これはオモニに対する言葉です。」(456-465、2000年11月11日)
これらは、「お母様、表彰される」すぐ後のお父様のみ言である。お母様を後継者として指名した言葉であろうか?
お父様のみ言を都合良く利用して、父子協助時代に入ったお父様のみ言を無視し、自己の主張を正当化しようとするのは如何なものであろうか?
お父様は2008年4月28日に享進様に「真の父母の権威移譲式」を行い、2009年1月15日―31日に3度に渡って「戴冠式」と「真の父母祝福」を伝授されました。
もし、家庭連合が(韓お母様が後継者であると)強弁するのであるならば、この2009年1月31日以降で、お父様がお母様を「後継者」として任命したというみ言があれば、家庭連合の名誉にかけて提示するべきである。
★韓お母様の完成問題
お父様は2007年5月11日のみ言で「お母様は2013年6月16日までに完成しなければならない。」(天正宮訓読会)と言われている。
これは信徒にとって、驚愕的なみ言であった。1960年の御成婚から始まって、2007年5月1日までの47年間、お母様は完成していなかったのである。その47年の間に行われた勝利宣言、宣布はお母様の個性完成が基礎にはなく、お父様の個性完成と真の父母様の「条件的一体化・条件的勝利」を基に摂理が進んで来たというこである。
そうすると、2007年から2013年までの、たった6年間で、47年掛けて出来なかった個性完成をお母様は出来るのであろうか?
・「真の父母様夫妻が横的に最終一体を成した。」
2010年 6月19日 午前2時20分
6月26日 午前3次25分
・「真の父母様ご夫妻は最終一体」
2010年11月22日
2011年 2月 3日
・「すべての摂理の完成、完結、完了と最終勝利を宣言」
2011年12月11日
また、2010年7月1日、2011年12月11日にお父様が宣布された「最終一体圏完成宣言」により、家庭連合が2007年に言われた事、即ち「お母様は2013年6月までに完成しなければならない。」と言われた事が成就したのである。
しかし、何故お父様は何度も何度も「真の父母の一体化」を繰り返し宣布するのか?
私は「真の父母は一体化」していなかったと確信した。しかし、条件的には・・・
★お父様とは別の道を行っている韓お母様
お父様は「お母様に全てを任せましたが、お母様が握ったお金を自分のしたいようにしようとしています。勝手にするというのです。あなたはあなたの行きたいように行き、私は私の行きたいようにするというのです。私が朝、どれほど深刻だったか。」
(み言選集、607巻p11、2009年1月24日)
「オモニもこれからは私の思い通りにするという考えをしてはならないのです。『アボジも私がいなければ完成できない』、そんなことを考えてはいけないのです。」
(み言選集、491巻p247、2005年3月22日)
これらのみ言は「お母様はお父様とは別の道を行っている。」という、享進様の言葉を裏付けるものである。
2012年1月19日、天正宮訓読会での「事件」。
ここで、お父様がお母様に対して激しく批判した。
「天地人真の父母はお父様とお母様が二人ではなく、一人である。」
「お父様とお母様は別々ではなく、一つなのである。」
「お母様はお父様の台であり、ただ食べ、周りにいるだけでは、真の母にはなれない。
「別々に動いては滅んでしまう。」、「お父様が呼んでも、お母様は返事をしない。」
「安州(お母様の故郷)と韓氏は自慢してはいけない。もし、すれば、真の母になれない。」
「私を無視して、お前たちが、私を案山子にしてはいけない。」
「お母様が独自路線を行っている。小鬼だ!」
「お母様はお父様とは違う道を行っている。」
「お前たちも全員(お母様に追従する子女様、側近、教会指導者)、お母様と一団となって違う道を行っている。こいつら!」
「お母様に従うもので、お父様が必要でないというものは、根のない小鬼だ。」
「私は、今一人ぼっちだ。私には息子も娘もいない。お母様は一人で勝手にしている。」
「お父様の話を聞かず、お母様が私に対して、私の言葉を聞きなさい。とするのはルーシェルよりもっと、恐ろしい存在だ。」
「孝進が生きている時、お父様がかわいそうだ。お母様はなぜ、お父様のみ言を聞かないで、自分の方式でするのか?と私に言ったことがある。」
「お母様は今からお父様に絶対服従しなければならない。」
これらのみ言を理解すると、2012年1月19日まで(聖和8カ月前)、お母様はお父様に絶対服従しておらず、一体化せず、完成していなかった事になるのである。
このお父様のみ言葉によって、前述の家庭連合の弁明も再び霧散に帰したのである。
その後、4月14日「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」特別宣布式(天和宮・ラスベガス)で蕩減の完全終了。
お父様は「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会を最終、完成、完結することを、お父様の前に奉献します。」と宣言された。
6月5日、4次元入籍式(ラスベガス)「国進、享進様のアベル・カイン一体を宣布」
「真の父母の仕事は完成、完結、完了」と言われた。
お父様の最後の祈りで「私はこれを全て成し遂げた。私は全て完遂した。」と言われた。
この最後の祈りはお母様の天聖経、英語版の最後にはこの様に書かれています。
「everything will be brought to a conclusion. I have accomplished everything for this. I have completed everything . Aju!(August13,2012)」である。
この最後の祈りは真の父母様が向かい合い、手を取りながら祈られたものである。
それでは、何故、お父様は「私は(I)」と言われたのか?ここは「私たち」または「真の父母」はと言う言葉が、お母様への感謝の気持ちと共に来るのではないか?それを、敢えて、何故「私は」だけなのか?
これは、お父様の聖和直前まで、お母様はお父様と一体化出来なかったことの証左でもある。
この「私は」の中に、「私たち、真の父母は」と祈ることのできなかったお父様の悲しみと恨みを感じるのである。
そして、2012年8月3日の最後の訓読会で、お父様は「すべてを壊したオンマ(お母様)と金孝律は責任を取りなさい。」と言われたのである。
これらを見て、どうして、「お母様は完成した」「真の父母様は一体化している」と言えるのであろうか?
この様に、「お母様の個性完成が無く、お母様とお父様の一体化が無い」ところで、2013年2月22日(天暦1月13日)に「基元節」を迎えたのである。
家庭連合の主張と国進様・享進様・サンクチュアリ教会の主張を公平に比較して見ても、
享進様が言われる様に「基元節は失敗であり、サタンに奪われた」と理解する事が正しい様に思える。
お父様は「私が93歳、お母様が70歳で完成級の聖婚式をもつことで、すべての祝福家庭と共に完成した天地の時代に入ることが出来る。」(2011年8月29日、天正宮訓読会)
と言われたが、2012年のご生誕日に行われる予定の聖婚式をお父様はキャンセルされた。そして、お母様にさらに1年の猶予を与えられ、願われる基準での一体化を待たれた。
しかし、聖和により、完成段階の真の父母の聖婚式は果たされなかったのである。
この記事へのコメントはありません。