5、祝福問題

5、祝福問題

人類始祖アダムとエバは、天使長ルーシェルの誘惑によって堕落し、サタンの血を受け、原罪を持つようになりました。
生まれながらにして原罪を持って生まれるようになった人類を救おうと、神は6000年の歴史をかけて、復帰の摂理を展開してきました。
神から遣わされたメシヤ、真のお父様は、サタンとの命がけの戦いに勝利し、子羊の婚姻を行うことにより、サタンの血統から解放し、神の血統へと復帰する人類救済の道を開拓されました。
こうして人類の原罪を清算し、神の血統へと血統転換するために与えられたものが聖酒式であり祝福結婚式でした。

この聖酒式や祝福結婚式は、サタンとの戦いに勝利した、真のお父様からしか与えられないものであり、真のお父様が聖和された後には、その権能を相続された後継者にしか許されないものです。
よって万が一、真のお父様の後継者以外の者が祝福を行ったとしても、それは血統転換の権能はなく、通常の結婚、つまりサタンの血統を受け継ぐだけの結婚、堕落でしかありません。

今祝福は、家庭連合でも、サンクチュアリ教会でも行われています。
どちらが正当なのか?またはどちらも正当なのか?
それを判断するポイントはただ一点、誰が真のお父様から後継者と指名され、祝福の権能を授けられているかに尽きます。

2008年10月2日 2008太平聖代神文明平和祝福結婚式(2次)

これまで考察してきた事実から見て、韓お母様は真のお父様から後継者に指名されていないのは明らかです。
よって祝福の権能も授けられてはいません。
韓お母様は韓流ドラマさながらに、真のお父様が直接指名された後継者を狡猾な策略をもって追い出し、統一教会の権力を力ずくで奪い取った皇太后様そのものです。
韓お母様が与える祝福は、お父様の不在の時に行われた、神様と名乗る何らかの霊的存在(サタン)によって与えられた祝福であり、神と真のお父様とは全く関係のない祝福です。

真のお父様も、「愛で堕落したがゆえに、復帰するにおいても、天を中心とした新しい父母の愛と関係を結んでしなければなりません。それで統一教会で合同結婚式をする時は、先生とお母様、二人でしてあげるのです。それが愛の伝授式です。」(1970.10.3)
と語られているように、祝福を行うときは、一人では行うことが出来ず、真の父母の立場のご夫婦を通してしか行うことはできません。

天国に行けると信じて信仰し、精誠を捧げてきたのに、死んでみたらそこは地獄だったということは、ユダヤ教徒やキリスト教徒だけではなく、我々旧統一教会の食口にも当てはまることです。
今一度原点に立ち帰り、我々は何を信じるべきなのかを、全てを捨ててまっさらな気持ちで振り返るべき時に来ているのではないでしょうか?
※資料(二)5-1
●天聖経  祝福家庭
第一章 真の父母と祝福
一 祝福の意義と価値
1.祝福とは何か
①祝福の意義

今の時代は、蘇生、長成の段階を越えて、完成段階へと進んでいく時代なのです。縦につくられた歴史を横的に越えていくべき時代なのです。すなわち、6000年の歴史をすべて一度に越えていく時代なのです。
ですからサタンの侵犯圏内を抜け出さなければならないのです。それでは祝福とは何でしょうか。今までの歴史的なサタン圏を完全に越えさせる関門なのです。(18-209,1967.6.8)

祝福は、真の父母の因縁を継承することです。この日のために先生は、精誠を尽くして闘ってきました。したがって、真の父母がサタン世界と闘ったその看板を掲げて祝福するのです。(19-23,1967.11.14)

祝福を受けた人は、霊界へ行っても先生が永遠に責任を負います。先生が主管して指導します。祝福とは、この ように先生と永遠の因縁を結ぶものでもあります。(御旨と世界-538)

祝福とは、永遠の宝物です。子孫万代を、今から出発するという一つの契約です。
ですから、それを汚す時には、一族 が関係します。イエス様を十字架につけることにより、一国家が関連することになったように、一族に連結されます。(御旨と世界-550)

㋺祝福の価値

「小羊の婚宴」は人類歴史上、初めて人間が祝福を受けて家庭的な救いの基準を立てることを意味します。これが6000年の歴史が探し求めてきたものです。
「小羊の婚宴」をする新郎新婦が真の父母の使命をもって現れることです。ゆえに、再臨主の祝福を受ければその家庭の救い主として、その家庭の救いの門を開くことになります。(19-31,1967.12.15)

㋩祝福は人類が通過すべき公式路程

愛で堕落したがゆえに、復帰するにおいても、天を中心とした新しい父母の愛と関係を結んでしなければなりません。それで統一教会で合同結婚式をする時は、先生とお母様、二人でしてあげるのです。それが愛の伝授式です。
ここで造成された伝統は、永遠の伝統になるのです。革命は、必要ありません。このように革命の必要のない新たな伝統がこの天地間に立てられるとき、ここから新たな家庭と、新たな氏族と、新たな民族と、新たな国家と、新たな世界が形成され、この地球星を主管し得るのです。(35-67,1970.10.3)

※資料(二)5-2
韓氏オモニの実体堕落検証と亨進様・国進様との質疑応答<全文>(2016年10月31日)

國進様:お母様一人で実施された祝福に対するサンクチュアリの立場は明確です。お母様は祝福を堕落した女性として実施しています。ですから、お母様の祝福を受ける人は神様ではなくサタンと一つになります。お母様の祝福を受ける人は皆、サタンの血統に繋がれ、一緒に地獄へと導かれます。お母様の祝福を受ければ、堕落したのと同じです。ですからお父様の血統に戻らなくてはならなくなります。二世であれば一世としてということになります。

関連記事

  1. ①奸臣の乱

  2. ⑧偽りの神と結婚した韓お母様

  3.  ②キリスト王国時代と東西王朝分立時代

  4. ⓓ宋榮渉 元日本総会長

  5. 4、真のお父様の聖和前後の権力闘争

  6. 3、サタンの侵入とアベル・カイン

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

にほんブログ村