2-3. 韓半島と第三イスラエル 韓民族

2-3. 韓半島と第三イスラエル 韓民族

1945年当時、6000年の人類歴史の結実体として、神様は再臨の主として文鮮明先生をお送りくださいました。

しかし、神様が文先生をお迎えするために準備した、摂理的中心人物、中心民族はことごとく摂理に失敗したため、文先生はその蕩減のため、自らが摂理的中心人物となり、地獄の底から摂理を再出発をせざるを得なくなりました。
2000年前、イエス様をお迎えした人類は、やはりイエス様を受入れることができずに、神様の独り子であるイエス様を十字架に付けてしまったように、再臨の時代においても文先生を、一つ間違えば死んでしまうような、死の淵にまで追いつめてしまいました。

2000年前イエス様を迎えるために、神様が用意した中心人物と言えば、原理的には洗礼ヨハネがその中心であり、聖母マリア、イエス様の弟子たち、選民としてのユダヤ民族たちがいます。

彼らは自らに与えられた責任を全うすることができなかったため、洗礼ヨハネは摂理とは全く関係のないことで、意味もなく処刑されてしまいました。

そしてユダヤ民族は、ローマによって滅ぼされ、2000年間国を持たない流浪の民として、苦難の歴史を綴ることとなりました。
1945年当時、再臨主である文先生を、韓半島に、韓国人として迎えることができました。

文先生を韓半島に迎えるために、神様が2000年の歴史を通し準備してきた基盤というのは、洗礼ヨハネ的使命を持った中心人物たちでしたし、第3イスラエルとしての韓国人であり、その中でも中心的使命を持ったキリスト教徒たちでした。
ここでは神様が2000年の歴史をかけ、韓半島にどのように摂理的中心人物たちを用意してきたのか、そしてその神様が用意した韓国におけるキリスト教会が、神様の摂理を悟れずに、御旨を失敗してきたのかを、『南北統一』のみ言葉集を中心に見ていくことにします。

2000年前、イエス様を十字架に付けることにより、ユダヤ民族はその責任を取り、2000年間流浪の民として苦難の路程を歩みました。

それと同じように、韓国キリスト教会がその責任を果たすことができなかった結果、文先生を地獄の底まで陥れただけではなく、韓半島も南北分断の悲劇を招来してしまったということが、明確にみ言葉として記されています。
神様の摂理は、その中心人物たちが使命を全うし、勝利すると、彼らは誰よりも栄光を受ける立場に立ちますが、逆に使命を全うできなかった場合には、最も罪深く、最も苦難の路程を歩まなければいけないということを教えてくれています。

1945年当時の摂理を失敗した第三イスラエル選民、韓国人は、もう既に選民としての栄光の位置にあるのではなく、摂理に失敗した立場にあるということを自覚し、僕の僕の立場から再出発しなければ、救いはないくらいの覚悟が必要なのではないでしょうか?!

たぶんそれらも含めて、文先生が全てを蕩減し、韓国人に対しても今も栄光の位置を残してくれているとは思いますが、自分たちは摂理に失敗したんだと悔い改めることもなく、自分たちは選民である、世界は選民である韓民族に従うべきなどというような傲慢な思いを持っていたならば、残された道は滅びの道しかないのではないでしょうか?

残念ながら今の教会を見たとき、悔い改めの心を持って歩んでいる韓国人指導者はほとんど見かけることはありません。

彼らに指導される教会は、どのような道を歩むのかは、火を見るよりも明らかでしょう。

一人でも多く、摂理の真実を見極め、神様の願いに生きる韓国人指導者が生まれることを期待してやみません。

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神様の摂理から見た  南北統一

(一) 神様の摂理の流れ ~イスラエルからローマ、イギリス、アメリカ、日本、韓国へ~

1 イエス様と一つにならなければならなかったイスラエル民族

ローマ帝国の圧制下で植民地のような立場にあったイスラエル民族は、自分たちが選ばれた民族であるためにメシヤさえ来れば一気にローマの国を打破してしまい、世界を自分たちの思いのままに屈服させて、イスラエルが特権的世界基盤を備えて、思いどおりにすることができると考えたのです。そして世界をみな犠牲にしたとしても、自分たちが中心になって高まらなければならないという考えをもっていたのです。

イスラエル民族が待ちわびたメシヤは来ましたが、イスラエル民族はそのメシヤが分かりませんでした。
メシヤのみ旨は世界を救い、人類を救うところにあります。それゆえ、ヨハネによる福音書第三章十六節を見れば、「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった」とおっしゃったのです。

神様のみ旨は、イスラエル民族を祭物とし、メシヤ自体も人類の僕の立場に立って、人類のために生きるということでした。しかし彼らは、「メシヤが来ればすぐさまローマ帝国を征服し、さらにはユダヤの国が世界を制覇してしまうだろう」と考えていました。

こうして、イスラエル民族の願いと神様とメシヤの願い、み旨の方向が食い違いました。神様とメシヤのみ旨は、世界を救い、人類を救い、歴史を正すためのものであるにもかかわらず、イスラエル民族は自分の国のために生き、選民の歴史のためのものであると思いました。ですからイエス様は、メシヤとして受け入れられませんでした。

イスラエル民族は選民として世界を支配できる祝福を受けたにもかかわらず、み旨を奉じて目的を受け継ぐべきイスラエル民族はここで堕落して世界にない罰を受けるようになったのです。それゆえ、2000年間国のない民族として流浪の孤客となったのです。(81:236)

2 ローマ帝国を中心とした神様のみ旨

ローマ帝国を中心とした神様のみ旨も、全世界の人類を救うところにありました。しかし、ローマ教皇庁が腐敗することによって、世界をキリスト教文化圏にまとめることができなかったのです。その時に、もしローマ帝国が世界を救うために神様のみ旨を中心として教皇庁と完全に一つになり、どのような犠牲の十字架を負うようになったとしても屈せず、ひたすら世界の救いだけのためにその使命を果たしたなら、ローマは一時に世界を一つに統一し、世界を救ってあまりあったのです。

ところが、その時の教皇庁はそのような神様のみ旨に背き、教皇庁を中心としてさまざまな国家を動かしてその下に隷属させる機関としながら、権威だけを主張したではありませんか。

3 新教運動

ローマ教皇庁を中心として見るとき、中世には既に腐敗して、彼らは教権と教条に縛られ、神様のみ旨は世界を救うことであるということを忘却してしまいました。自分たちの権力、基盤が崩れないかと心配で、反対する者はすべて切ってしまいました。自分たちの位置と栄光を得るために、その立場の擁護に陥ったのです。

神様が世界を救おうとするみ旨をもっていらっしゃるなら、これを壊してしまうか、再び立て直さなければなりません。すなわち、新教運動を興さなければならないので、マルチン・ルターのような人が現れて正面から衝突したのです。あなた方が愛する神様を我々が信じ、あなた方が愛するそれ以上に我々は世界的に平等な立場で自由に指導しようと考えるのです。神様がそのように考えているので、そのような人がいれば積極的に協助するのです。

4 イタリアから英国へ移った神様の祝福

ローマの教皇庁が責任を果たせなかったことによって、神様の祝福は必然的に他の所へと移って行かざるを得ませんでした。ローマから神様が祝福を刈り入れていくことによって、中世の暗黒時代が招来され、その堂々たる気勢の教皇庁の権威と威信は人本主義思潮に覆われて地に落ちてしまいました。

このような局面で神様は、新教運動を起こして再び世界の救いの道を築かざるを得なくなったのですが、これがまさに旧教に反旗を掲げ、議会を動かして法を改定し、ついに聖公会を立てた英国のヘンリー八世を通した英国の新教運動に対する祝福でした。すなわち、神様のみ旨はローマを離れて英国へと移されて、英国を中心として新しい世界救援の摂理を展開したのです。

5 世界大戦を通してアメリカに与えられた神様の祝福

神様は、英国から渡ってきたこの新教徒たちによって築かれたアメリカを祝福せざるを得ませんでした。その代わり、アメリカ国民はその時から完全に一つになって、神様を中心として世界を神様の主権へと救うために犠牲になり、奉仕しなければならないのです。

神様はアメリカを第一次、第二次世界大戦で勝利させて、世界の主導国家となり得る国力を備えさせ、アメリカを中心として第二イスラエルであるキリスト教文化圏を中心とした、世界的な霊的王国圏が成されるようになったのです。

アメリカはアジア地域に戻っていくのです。それによって国家の時代が過ぎ、実体的な世界圏を求めるべき時代が巡ってきたのです。神様がキリスト教を中心として世界を制覇できる祝福を下さったのです。

アメリカは共産党を全部制圧しなければなりませんでした。今日、韓半島を分けてしまったのも、アメリカが過ったのです。ここでアメリカが天のみ旨と反対に過ってしまったので、サタンが押し入ってくるようになったのです。

世界大戦の勝利の旗のもとに、アメリカの結束と神様を中心とした新しい精神文化の創造によって、世界の救いを叫ばなければならなかったアメリカでしたが、神様のみ旨は少しも考えず、個人主義、拝金主義とともに物質文明に陶酔して堕落する方向に落ちてしまいました。のみならず、世界主導権の価値と使命を喪失してしまい、ついには倫理的にまで堕落してしまい、祝福されたキリスト教まで没落の道を歩むに至りました。

そうして神を否定し、あげくの果てに宗教をアヘンだと規定する共産主義がアメリカをねらい、至る所に蚕食していくに至ってしまいました。特に若い知識人層と大学界には深刻になるくらいに共産党の地下工作がなされています。

6 日本を経て韓半島へ

アメリカを中心として天の摂理を広めようとされた神様のみ旨は、アメリカから英国と同じ島嶼国家日本を経るようになりました。

どうして日本民族がこのように急進的に発展をしたのかといえば、失敗した英国に相当する立場でアジア的代身国家として立てた国が日本なので、そのような祝福を受けるようになるのです。アジアを育て、アジアのための日本にならなければならないのです。それゆえ日本は近世になって世界的な経済大国を築きました。

ところが、神様は英国の祝福を蕩減するために日本に祝福を与えたので、日本は英国の立場を蕩減して世界を救わなければなりません。ところが日本はむしろ、神社参拝問題を中心としてキリスト教を極度に弾圧しました。

自分の国のために生きるアジアをつくろうというサタン的な立場になってしまったのです。日本は神様の名前を閉め出して、自分の国の民族主義的な女神、天照大神に仕えるのです。それはサタン側なので、神様が今後アジアを中心として一つにしようとすることを知り、それをあらかじめ自分の手中に収めようとしたのです。
太平洋文明圏を載せて日本を経て大陸に上陸する際には、半島を経なければなりません。ここで、イタリア半島と同じものが韓国だというのです。

それゆえ、アメリカは必ず日本を経て、韓国を通して、中国大陸を経て、中東を経て、あのアフリカまですべて一周しなければなりません。一周して一つにしなければならないのです。そうして、西欧文明とアジア文明が一つになり、中東も一つ、アフリカも一つにして、一周して終わりにしなければならないと見るのです。

7 韓半島へと移された神様の摂理

日本は世界を救おうという使命を果たせなかったので、神様の摂理は半島文明圏を中心として成し遂げられるようになります。そうして、イタリア半島文明と同じ韓半島文明時代へと移り、イエス様が体を失わなかったなら築いたであろう世界的なアジア文化圏時代に移ってくるようになります。ですから、韓国にメシヤの再臨という言葉が可能になるのです。

韓国はどのような国なのかといえば、ローマに似通った国です。同じ半島型国家であり、気候や環境が似通っています。韓国はローマ教皇庁を代身した国家型です。ローマは霊的な教皇庁だけを形成しましたが、韓国は霊肉共の教皇庁を形成しなければなりません。

しかしサタン主権を代表した共産圏が韓半島に来て、南北に分かれるようになりました。金日成は34歳で主席になりました。この金日成と同じ34歳でイエス様がユダヤの国の王にならなければならなかったのです。そしてなぜ北韓では金日成を「父」と呼ぶと思いますか。世の中では「統一教会で文なにがしを中心として真のご父母様に侍って、どうして、こうして」と言いながら反対ばかりしていますが、もともとこれは偶然なことではありません。金日成が反対に先んじて偽りの父母を自称しているのです。(1980.11.18)

8 神様が韓民族に賦与した世界史的な使命

韓半島で歴史時代のすべてのしこりを解決しなければならないので、神様の復帰摂理のための歴史が代表的に展開されています。まさにちょうど、アダム家庭で一つの兄弟であるカインとアベルが闘ったように、一つの血統である南北韓がお互いに対立しているのです。それゆえ、韓国の休戦ラインは、神様の摂理を帰結することのできる意義深い事由が込められている休戦ラインです。北側はカイン圏を代表したカイン型であり、南側はアベル圏を代表したアベル型です。

したがって、アベル型である統一教会と既成教会の皆さんが一つになり、南韓が、カイン型である北韓を理想的な愛と思想によって自然屈服させ、支配することのできる主体的な力と基盤を築くという局面が繰り広げられるならば、38度線を撤廃し、すべての問題が一時に解決されるようになっています。

休戦ラインについて見るとき、韓半島の北側は赤い龍が、南側は白い龍が食いついている状況です。天の国の金門、十二の真珠門を象徴した所が板門店です。ですから、休戦ラインはサタンの第一線であり、神様の第一線です。ここは神様もサタンも讒訴できる所です。神様とサタンが同時に讒訴できる所は世界でここ韓国しかありません。

それなら皆さん、なぜ休戦ラインがこのようになっていると思いますか。韓半島が天の悲運の歴史を最後に集結しなければならない所だからです。ですから、サタンもここ韓半島では、ありったけの力を込めて最後の発悪をせざるを得ないのです。

ですからもし、南韓が北韓の金日成を完全に消化させてあまりある思想的な主体勢力を備えるようになる日には、韓国は共産世界の危険から全世界を救うことのできる資格を備えるようになるのです。このような資格を備えることが、神様がこの民族に賦与した世界史的な使命です。それゆえ、我々キリスト教徒が一つに統一して、神様がこの民族に任せた世界史的な使命を果たさなければならないのです。

韓国教会と皆さんが、天運を受け継ぐための準備態勢を整えなければ、神様が韓国教会を離れるかもしれません。日本やアメリカも神様の国の中の一つの国家だからです。もう国家主義時代は過ぎ去りました。韓国がその責任を果たすことができなければ、み旨は他の国家を探して行かざるを得ないということを知らなければなりません。歴史はある一地点にとどまるものではなく、流れていくことを知らなければなりません。(1986.10.21)

9 アダム文化圏の新起源を築かなければならない韓国

韓国は、イスラエルと第二イスラエルであるキリスト教徒が果たせなかった摂理的な使命を受け継いだ第三イスラエルです。韓国ではどのようなことがあったとしても神様の摂理が完結しなければならないのです。

神様を中心とした一つの世界の具現は、韓半島でアベルとカインが一つになる基準を手本として、各民族を超越し各人種を超越して、神様の完璧な愛の世界を回復するとき、初めて築かれるのです。怨讐を愛し、神様を愛する努力を惜しまず、家庭と教会であらん限りの精誠を尽くして、自分個人と家庭よりも民族と国家のために生きるなら、共産主義は自動的に滅びるようになります。我々すべてがこの国の将来のために生き、神様のみ旨のために懸命に祈祷したなら、この民族は間違いなくみ旨を中心としたアダム文化圏をこの地上に具現できるようになるのです。(1980.11.18)

(二) 第三イスラエルとしての韓国

1 第三イスラエルとして選択された韓半島

歴史は東方で一つにならなければならないのです。イスラエルの国を中心として仏教、儒教、ヒンズー教、その次にはゾロアスター教のような宗教をみな包括することのできる基盤を、中東圏内につくっておいたのは、イエス様が来てその宗教圏を収拾して東洋を中心として版図を見いだそうとしたからです。しかしイエス様が死ぬことによって、外的な体を犠牲にしたので、これが逆になったのです。ローマに入って世界一周をして東洋に再び帰ってきたのです。

ローマ教皇庁を中心として、英国を経て、アメリカを経て、二千年かかって、回り回って帰ってくるのです。蕩減復帰の原則を中心として、それとは反対の現象を経るようになるのです。日本の国が英国のような国に該当し、英国に行く前のローマ半島のような半島が韓半島だというのです。ローマ教皇庁のような位置にあるのです。

韓国は南北にばっさりと引き裂かれました。堕落とは何でしょうか。体と心が分かれたことです。世界的に見るとき、北側は唯物論として物質を主とし、また南側は唯心論として蒔かれたものが世界的に実を結んで結実したのと同じです。このようにして二つが戦うのです。体と心が戦うということなのです。

それでは我々統一教会の原理はいかなる原理なのでしょうか。第三イスラエル圏形成のための内容です。我々は再臨思想を中心とした第三イスラエル国家とならなければならないのです。

2 日帝統治下40年の摂理史的意義

復帰摂理歴史は、同じ内容と形式が反復されながら、蕩減の路程を通して復帰していく歴史だという事実を知らなければなりません。

再び来られるメシヤは、独立した国を通しては来ることができないのです。なぜなら、ユダヤ教はイスラエルを動かすことができる基盤の上でイエス様を迎えることができなかったから国を失ってしまったのです。それで、イエス様は国も教会もない、孤独な立場から出発するようになったのです。

神様は、再臨の一日にはそのような立場に立った一つの国を連結させるための準備をしなければなりません。そのような立場に立った国が韓国です。韓民族はユダヤ民族と歴史的に酷似した内容をたくさんもっています。

近代に入って、韓国が日本から40年間抑圧される時代がありました。それは、キリスト教のローマ帝国迫害時代400年に該当するものであり、イスラエル民族においては、民族的カナン復帰をするためのエジプトでの400年苦難時代とも匹敵するのです。そのような歴史的内容を備えなければならないので、韓民族は40年間受難を被るようになったのです。

日本は女性神を崇拝する国家です。アジアにおいて日本が外的に発展すると同時に、韓国は内的な面でキリスト教を中心として120年間発展するようになるのです。

カインがアベルを支配し、外的な世界が内的な世界を支配していたように、歴史的な因縁を備えた二つの国において、外的な日本が内的な韓国を40年間支配したということは、アダム以後イエス様までの4000年を蕩減し得る受難ともなるのです。そのような、内外の40年蕩減期間が終わる先生の時代においては、これを回復して、主体性をもって日本に影響を及ぼし得る出発をしなければなりません。(67:244)

イスラエルの国とキリスト教が、霊肉を中心としてサタン圏で支配されながら戦ってきたように、韓国も40年間肉的な面で怨讐に支配されながら、霊的な面で、この国のために生命を捧げることを覚悟する群れを中心として、独立運動をしてきました。そうして民族を糾合し、結束させて、キリスト教を主とした人たちが主導となって国を建てるようになったのです。そのように、キリスト教の信者たちが霊的な面で、日帝40年の弾圧を受け、国もない中で死の道を自ら進んでいきながら国を愛する忠節の道理を立てたということは、摂理的に重大な意義があるのです。(71:230)

3 韓国に対する神様の摂理観

日本が世界で英国を代身できる国家として復興を見たならば、今後、韓半島はどのようになるでしょうか。韓半島はイタリアの文明と同じなので、キリスト教が霊肉を中心として分かれたように、南韓と北韓に分かれました。ですから、これが統一されなければならないのです。これを統一しようとすれば、この民族が霊的なキリスト教文明を受け入れなければなりません。

それゆえ、李承晩政権がキリスト教文明を吸収した政権です。その時の統一教会は、新しい次元を中心として、イエス様の体である実体復活役事、実体救援が失敗したことを再蕩減するために、李政権と手を握るために現れた人が統一教会の文先生です。それゆえ、再臨主はどこに来なければならないでしょうか。霊的な教皇庁が、ローマ教皇庁を中心として世界を制覇できる統一王国の世界を夢見たように、霊肉を中心として接触地となるローマ教皇庁型であるアジアにおいての韓半島に再臨主が来なければならないという結論が出てくるのです。正道令思想のようなものは見事に当たっているのです。

そのような観点で見るとき、北韓はどのような所でしょうか。その時、韓国は独立国家ではありませんでした。もし、キリスト教が統一教会の文先生を受け入れていたなら、霊肉の基盤が再現されたのです。ところが、それが成されなかったのです。霊的基準として残って、統一教会を追い出してしまったのです。ここで北韓に追い出されたので、共産党は統一教会の文先生を迎えました。南北の悲運は神様のみ旨の中で起こったのです。神様のみ旨を受け入れられなかったキリスト教に責任があるのです。

天使長国家がアメリカであり、エバ国家が日本であり、アダム国家は韓国ですが、この三国が結束して誰と一つにならなければならないでしょうか。新しい一つのみ旨をもってこられる主が韓国に現れるので、世界を一つにできる思想体系を備えて現れる再臨主と一つにならなければなりません。(81:250)

4 8.15解放前後の韓国のキリスト教の状況

統一教会の歴史は、8.15解放の前から始まったという事実を知らなければなりません。ではまず、日帝時代末期の韓国キリスト教の状況を調べてみることにしましょう。

神社参拝に応じない篤実なキリスト教徒たちは、監獄に投獄されたり、殉教の道を行きました。1945年8月15日以後には、さまざまな教派の指導者たちを全国的に殺害する陰謀まで企てていました。そのような惨状の中で、神霊的なキリスト教集団は、日帝の目を避けて山や野原へと散らばって祈祷生活をしながら、ゲリラのように山並みを伝って密かに交流していました。彼らは日帝の圧迫からの解放が間もなく始まるという啓示を受けていました。

先生は、キリスト教を一つにしなければならないという原理を知っていたので、そのような環境の中で神霊集団を基盤として韓国のキリスト教を連合し、世界へと前進しようという準備作業を広めてきました。

当時、神霊集団は来られる主を迎えるための準備作業が盛んでした。主が地上に降臨されるためには、旧約時代と新約時代に失ってしまったすべてのものを蕩減復帰しなければなりません。このような観点で、旧約時代を蕩減復帰する使命をもった男性と女性、信仰団体、そして、新約時代を蕩減復帰した使命をもった男性と女性、信仰団体が現れて、摂理の一翼を担当する役事が展開されたのです。

彼らは、第二次世界大戦以後の世界歴史は韓国を中心として発展するようになり、選民国家として選ばれた韓国によって全世界が神様に復帰されるという事実、再臨主は雲に乗って来られるのではなく、肉身をもって来られるお方だという驚くべき啓示を受けていました。

イエス様が十字架で亡くなられることによって、暗黒を越えて国家と世界を連結させたキリスト教版図圏を築いたように、韓国も40年間の苦難を経た土台の上に、世界と連結され得たのです。それゆえ、解放前後は2000年前にイエス様が十字架で亡くなられた時のような同時性の時代だと見ることができます。

当時の状況を摂理的観点で説明してみることにしましょう。神社参拝運動によって獄中に入っていった教役者たちはアベル型であり、日本帝国主義の弾圧政策に屈服し、「神社参拝は、宗教でない愛国的国家儀式なので、皇国臣民として忠誠を果たす」と言った教役者たちはカイン型です。

山間に隠れていて、日本の監視網の外にいたキリスト教神霊集団は、復帰された天使長の立場です。エデンの園で霊的な天使が神様の息子、娘を堕落させたので、蕩減復帰の原則によって、再臨主がいつ、どのようにして、どこに来られるのかを悟らせ、準備させたのです。

堕落圏内にいるので、この神霊集団もカイン側とアベル側に分けることができます。旧約時代を蕩減復帰する男性と女性の集団はカイン型であり、新約時代を蕩減復帰する男性と女性の集団はアベル型だと見ることができます。(1985.1.4)

5 解放後1948年までの3年期間

1945年、その時韓国は、国の形態がいまだに現れていませんでした。それは、イエス様が十字架で死ぬことによって国の形態をもつことができなかったのと同じ立場です。イエス様が念願を成就できなかったのは、ユダヤ教の不信によってユダヤ民族まで不信していったからでした。そのように、先生にとっては国よりもキリスト教が問題になるのです。

韓国は、キリスト教国家である民主世界の保護によって建てられました。その時先生は新しい歴史的な使命を成し遂げるために、建国当時の要人と手を握り、最高の立場から出発することを期待しました。ところが、キリスト教を代表した牧師の数人が反対して、すべてのものがふさがれ始めたのです。

キリスト教を中心として、天の側の国家形態が生まれるべきその場で、キリスト教の最高幹部の数人が反対することにより、全国のキリスト教が反対し得る道が生じたのです。先生は1948年度までの3年期間にこれをすべて準備したのです。

神様は、キリスト教が反対するかもしれない立場にいるので、原理的に内外を整えるため、内的に数多くの霊的団体を準備してきました。しかし、どんなに内的に準備をしたとしても、キリスト教が外的な国の形態を備えて反対しようものなら、イエス様に反対したユダヤ教とイスラエルの立場になってしまうのです。

先生は1945年から1948年までの3年期間に、キリスト教と国家から歓迎されずに、むしろ反対される立場に立ったために、別の道へと分かれていかなければならない運命に逢着するようになったのです。国家的な力と基盤を動員して死ぬほど反対されるのは、歴史的に見るとき、イエス様の立場を蕩減すべきみ旨があったからです。キリスト教を中心として、選民たるこの民族が先生と分かれることにより、国土が南北に分かれる動機となったのですyjimage 22

それゆえ、二通りの戦いの道が生まれました。一方では、内的にキリスト教を中心とした政府と戦わなければならず、他の一方では、外的に世界的なサタン、すなわち共産主義と戦わなければならないのです。キリスト教が神様に背反した立場に立ったので、2000年の路程を蕩減し得る20年間に、没落の運命の道を行かなければならないというのが原理的な見解です。(67:247)

1945年、解放される日には、アメリカを中心とした全世界の基盤を引っ張ってくることができました。そうしていたなら、韓国が南北に分かれたでしょうか。今日、この自由世界と共産世界は分かれませんでした。民主世界と共産世界が分かれることはあり得ないのです。

それゆえ、世界が神様圏へと転換し得る一時が、1948年までの3年だというのです。1948年までの半分もかかりません。(1985.5.14)

6 解放直後の韓国のキリスト教と政界の指導者たちの責任

世界のすべてのものが二通りにすっぱりと分かれています。全世界が左右になっています。右側は天の側であり、左側はサタン側となって戦うのです。全世界的にカイン・アベルを中心として戦っていた世界が、初めて一つになった時が第二次世界大戦です。キリスト教とアメリカを中心として、自由世界がキリスト教圏内で完全に一つになって来られる再臨主と一致できていたならば、すべて終わっていたのです。

父親の立場で来られた再臨主が新婦を選んで、ここで世界的なカインと世界的なアベルが一つになり得る論理と教育方法をもって世界を料理できるのです。そのような思想さえ現れれば世界は一つになるのです。

それがどこで連結されなければならないのでしょうか。第二イスラエルではなく、第三イスラエル圏が連結されなければならないのです。第三イスラエルがどこかといえば、第三アダムが出生した国です。そこがどこかと言えば、極東アジアです。

キリスト教は元来アジアで出生しなければならないのですが、イエス様が死ぬことによって西側に行きました。ですから、キリスト教文化圏が世界一周して太平洋時代を経て、アジアに帰ってきたのです。アジアに回ってくるアメリカの運勢に従って、韓国の独立とともにキリスト教が神様の思想を中心とした新しい主体思想をもって、行くべき道が分からない韓民族の前に新しい灯台とならなければならないのです。しかし、ここでキリスト教が責任を果たせなかったのです。

その時のキリスト教は、サタン側に立ったキリスト教、地下キリスト教、その次に獄中に入ったキリスト教、このように三段階で残っていました。そうして、獄中に入っているキリスト教と、地下に入っているキリスト教が一つにならなければなりませんでした。これらが一つになって、アベルにならなければならなかったのです。そのようにして神社参拝して、時代の思潮に従って動いていった外的偽の牧師たちとキリスト教界の主流を成していたそのような牧師たちとが、一つにならなければならなかったのです。

韓国の大統領になる人は、アベルの代表にならなければならないのです。天に侍るアベル的な立場で神社参拝した牧師たちを使ってはならないのです。そのような牧師を除去してしまい、獄中や地下で苦労した人たちをアベル的教団に立て、再教育して国を建てることのできるみ業をしていなければならなかったのです。

その時に行政部署がアベル的教団を中心として前に立てるようになれば、自然に統一教会が登場するようになっていました。その時に私は長級の人はすべて知っていました。地下で運動する有名な人に私はすべて会ってみたのです。その人たちは私が誰か知っているのです。そうであったならば、自動的にアベル教団を中心として、民族主体思想を中心として新しい方向、世界へと進む新しい道を主張して出発できたのです。そうしていたならば、そこには国が包含され、世界のキリスト教が自然と従ってくるようになっていました。アメリカも仕方がありません。しかし、それができなかったのです。
(168:128)

私は天命を受けて現れたのです。既成教会が統一教会と一つになれば、7年以内に民主世界は神様のみ旨の中で結束するはずでした。私が27歳で立ち上がって、7年後にはイエス様の33歳の年齢になるのであり、イエス様が33歳でユダヤ教と結合できなかった内容を結合させるべき責任があるのです。40代までには世界の舞台を主管することができるのが、天命による公式的なみ旨であることを知って精誠を捧げてきた私なのに、既成教会の反対によってこのように悲惨になろうとは……。 (81:231)

7 南北分断の原因とその意義

南北が分かれるようになった原因を考えてみるとき、6.25事変がその原因だと思うかもしれませんが、根本問題に入っていって原因を調べてみれば、解放直後にキリスト教と先生が一つになることができなかったからです。キリスト教と国家が先生に反対して一つになれなかったからなのです。この南北が分かれたのは何のためなのかといえば、地上のキリスト教と国が責任を果たすことができなかったからです。(165:298)

大韓民国が南北に分かれて38度線が生じたのは、解放以後、神様のみ旨を奉じることができなかったことに対する神様の怨恨の応報です。(45:139)

復帰歴史を中心として見るとき、既成教会が解放直後にみ旨を奉じて立ち上がったこの若者の後ろに従っていたなら、韓国はこのようにかわいそうなことにはならなかったのです。そうしていたなら38度線がふさがれなかったのです。そして、ソ連はとっくになくなったはずです。1951年4月、トルーマン大統領がマッカーサー将軍を解任してから、韓国は押され始めました。もしその時、マッカーサー将軍の言葉どおりにしていたならば、その年の9月に韓国は蘇満国境に行って戦ったはずです。そのようになれば、日本が受ける祝福を韓国が全部受けるのです。じっと座っていても生きられる国になるということです。ところが、紆余曲折の末に今のように複雑な世界になったのです。

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