②金孝南訓母様に韓お母様が屈す

②金孝南訓母様に韓お母様が屈す

しかしその頃、清平の経済は教会とは独立しており、清平への解怨献金は、教会で主管することはできませんでした。
そのため清平の経済問題は不透明となり、金孝南訓母様の独断で献金が使われており、教会ではその実態を把握できませんでした。
清平での不明朗な会計処理を正そうと、初めは文國進様が、そして真のお父様の聖和の後には金孝律氏が金孝南訓母様のところに出向き、監査報告することを求めましたが、答えは当然ノーでした。
このあと韓お母様が直々にシャーマンにこう指示しました。
「あなたはお金のことから手を引き、役事(先祖解怨)だけをやってください」
ところが金孝南訓母様はこう宣言したといいます。
「役事を含めすべてから下ります」
この発言に仰天した韓お母様は、後日、涙を浮かべ、この前の話はなかったことに、とシャーマンのご機嫌を取ったといいます。
この結果金孝南訓母様は、韓お母様を後ろ盾とした絶対的権力を持つことに成功し、それまで絶対的権力を手にしていた金孝律氏は、病気を理由に表舞台から消え去ってしまいました。

 

 

※資料(一)4-2 火の粉を払え ルポライター米本和広blog
200億円が清平から消えた!統一のシャーマンに暗雲が・・・

③清平の腐敗
事件の詳細は不明だが要するに、日本食口の献金が統一教会のシャーマングループ(金孝南女史と夫の金ジェボン。夫妻の子どもたち、及び側近たち)に貸し付けられ、約200億円が不明になっている-ということだ。

この推測は正しいと思う。なぜなら、清平の腐敗ぶりはこれまでも報告されているからだ。
2013年2月に書いた記事「清平が裸にされた・・・横領は270億円!」 を読んでもらいたい。
この報告は、献金ではなく、先祖解怨料金の使い道をメインとしたもの。今回の一連の記事のテーマは200億円の献金の行方である。

昨年の報告書はすべて事実である。その根拠を以下に。
実は、「清平が裸にされた・・・横領は270億円!」 に本部からクレームがついたことがあった。
その箇所は、文鮮明氏の御言葉である。(中見出し「訓母ニム夫妻を巡る疑惑」のすぐ下のところ)

(引用はじめ)
以下は、真のお父様の御言葉です。
私は、あなた方は訓母ニムの言葉を聞くべきでないと言っているのです。
訓母ニムは、私と相談せずに行動します。
もし私が、訓母ニムが行うように、神と相談せずに、好きなように行動すれば、天と地はどこに行くでしょうか。
水はどこに行きますか。それは、逆に天の雲の領域に上って行くというのです。
– 文鮮明先生御言葉選集612 P200.-
(引用終わり)

金孝南女史が文鮮明氏に相談することなく、勝手に行動している-という“神”からの批判である。
クレームの内容は「御言葉には、このような内容の言葉はない。この部分を削除せよ」というものであった。削除要求は執拗に行なわれた。
詳細は省くが、韓国語版などを調べてもらったりした結果、御言葉は存在した。そのことを伝えると、削除要求はなくなった。
報告書のメインは、金孝南一家の目を覆うばかりの腐敗ぶりの暴露であった。そこには一切の抗議することなく、御言葉の有無だけ。結果として、腐敗ぶりは事実ということである。
なお、この報告書を意識してのことだろうが、清平の広報部は「公金は一円も私的なことに使っていない」とアナウンスした。

③王妃様とシャーマンと有力重臣との関係
清平で不明朗な会計処理が行なわれているという噂は、数か月前から流れていた。
不明朗な会計に気がついたのは、文鮮明氏が亡くなってから、韓鶴子氏が重用した金孝律氏であった。
金氏(当時、宣教財団副理事長)はシャーマン・金孝南女史のところに出向き、監査報告することを求めた。
答えは当然ノーであった。文鮮明夫妻の王子、国進氏が求めてもノーだったのだから。
この流れから考えれば、金孝律単独行動ではなかった。
②実際、このあと王妃様が直々にシャーマンにこう指示した。
「あなたはお金のことから手を引き、役事(先祖解怨)だけをやってください」
ところがである。金孝南女史はこう宣言したという。
「役事を含めすべてから下ります」
この発言に仰天した韓鶴子氏は、後日、涙を浮かべ、この前の話はなかったことに、とシャーマンのご機嫌を取ったという。

金孝律が退場し金孝南が権力を掌握
私は、王妃がシャーマンのご機嫌を取った瞬間が、金孝南女史が権力の一角を掌握したときだったと判断している。
今年に入ってから、宣教財団理事の人事が唐突に発表された。
すなわち、宣教財団の理事長が韓鶴子氏から石ジュンホ氏に、副理事長が金孝律氏から金萬晧(マンホ)に変わった。金孝律氏は宣教財団事務総長の職も解かれた。
文鮮明氏が亡くなってから、韓鶴子氏は「これからは私と金孝律氏が教会の中心です」と宣言していただけに、金氏の更迭は晴天の霹靂だった。理由が一切示されなかったから、四万憶測情報が飛び交ったが、金孝律氏がシャーマングループの財務に手をつけようとしたからだと考えると、納得できよう。

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