②み言と原理で解明 「真の後継者」

②み言と原理で解明 「真の後継者」

真のお父様の聖和を前後し、統一教会は大きく分けて3つに分裂してしまいました。神の摂理を担う中心宗教がその使命を果たしていたらば、決して分裂することなどあり得ませんでしたが、結果的に3つに分裂してしまったということは、統一教会自体にサタンが侵入してしまったからであるという結論を前編では明らかにしてきました。また誰にどのようにしてサタンが侵入してしまったのかということも明らかにしました。統一教会にサタンが侵入してしまったため分裂してしまったことは、原理から見て間違いのない事実です。

そして現在、主に3つの団体が自分こそは正当な後継者だと主張しながら対立しています。神は、または真のお父様は、3人もの人を後継者として立てようとしていたのでしょうか?それはあり得ません。神が立てた、真のお父様が立てた後継者は、たった一人しまいません。分裂を引き起こすような形で、後継者を3人も立てることなどあり得ません。

後継者問題は、旧統一教会の分裂問題の中でも、最も核心的な問題です。旧統一教会が家庭連合となり、ある意味自然な成り行きで韓お母様が権力を継承しましたが、真のお父様の御心は実際はどこにあったのでしょうか?

後継者問題を最初に結論ありきで考えるのではなく、神の願い、真のお父様の願いはどこにあるのかを、何の先入観も持たずに、白紙の状態で考え、そこで得た結論を素直に受け入れる謙虚さが私たちに求められているのではないでしょうか?

ここでもう一度真のお父様は、いったい誰を後継者として立てたのかについて、できるだけ原理に基づいた客観的資料を基に考察を進めてみたいと思います。

後継者問題を考えたとき、最も重視されるべきものが、

1)真のお父様は後継者問題に対しどのように語られていたのか?

ということです。

よってここではまず、真のお父様のみ言を中心に後継者問題を見ていくことにします。

しかしみ言というのは、断片的な部分だけを見るのではなく、そのみ言が語られた時期、そしてその背景についても分析していかなければ、そのみ言の本当の意味を理解することはできません。

よって、

2)真のお父様が後継者問題について語られたみ言の時期、そしてそのみ言を語られた背景についても分析していかなければいけません。

同時に、真のお父様は時として、全く反対のみ言を語られていることも多いため、

3)反対の意味を持つみ言についても見ていきたいと思います。

また真のお父様によって明かされた統一原理を学び、み旨の道に集った私たち食口は、全ての問題の解決を統一原理と真のお父様の路程の中に見出さなければいけません。後継者問題を考える時も、何をもって後継者と判断するのかその判断基準は、やはり統一原理、特に復帰摂理歴史の中に見出すことができます。そしてその最も典型的な答えは、アブラハム家庭の中にあります。

アブラハムは信仰基台を復帰するための中心人物として、象徴献祭を捧げました。その時、羊と雌牛は二つに裂いて捧げましたが、ハトだけは裂かずに置いたため、荒い鳥が降りてきて象徴献祭に失敗し、アブラハムにサタンが侵入してしまいました。

アブラハムが「象徴献祭」

に失敗したのち、神は再びアブラハムに現れ、今度はイサクを燔祭としてささげよと命令されました。その時アブラハムは、自らの命よりも大切なイサクを捧げる決意をすることにより、「象徴献祭」の失敗によってサタンの侵入を受けた自分自身を殺した立場に立ちました。そして神は、「あなたが神を恐れる者であることをわた

しは今知った」(創22.12)と言われ、イサクを生かすことで、イサクを死んだ立場から

よみがえらせると同時に、

アブラハム自身をも死から再びよみがえった立場に立たせました。こうしてアブラハムとイサクは、み旨を中心として、一体不可分の立場に立つよう

になりました。

このイサク献祭から学べることは、中心人物の勝利圏を相続できる後継者は、中心人物と完全に心情一体化していなければならないということです。これが最大の条件と言えます。

例えばノア家庭で、40日間の洪水審判の後、ノアが天幕で裸で寝ていたのを見たハムは裸を恥ずかしく思い、兄弟を扇動してノアの裸を着物で覆った行動が罪となりました。これはハムがノアと心情的に一体不可分の立場に立てなかったために、ノアの信仰基台勝利の条件を受け継ぎ、実体基台の中心人物には立てずに摂理に失敗してしまったのでした。

そこで各後継者たちは、

4)真のお父様と心情一体化しているのか?

または心情一体化していると言っていたとしても、実際はどうだったのかについて、その証言や証拠を元に分析していきたいと思います。

次にヤコブ路程を見ると、ヤコブはパンとレンズ豆のあつものを与えて、エサウから長子の嗣業を奪いました。そして母リベカの協助のもと、ヤコブは知恵を用いて、エサウからイサクの祝福をも奪ってしまいました。

その後、21年間のハラン苦役路程を勝利し、天使に対する主管性を復帰し、エサウを屈服し、カナン復帰を果たしましたが、ヤコブが摂理的中心人物として立てたのは、長子の嗣業とイサクの祝福を奪うことが出来たからでした。つまり摂理的中心人物として立つために必要なもう一つの条件物が、

5)長子の嗣業と、祝福だったということです。

またイエス路程を見ると、イエスが世界的カナン復帰路程の中心人物として立った時、イエスはサタンによって直接に三大試練を受けました。このように摂理的中心人物には、常にイエスの三大試練に相当する試練がやってきます

 

サタンの三大試練を復習すると、

①神の第一祝福の復帰の基台

イエスが荒野で40日の断食を終えられたとき、サタンがその前に現れて、「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい」(マタイ4.3)と試練してきた。

この試練に対するイエスの答えは、「人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである」(マタイ4.4)というみ言であった。

こうしてイエスは、個性完成したメシヤの立場を取り戻す試練に勝利しました。

②神の第二祝福の復帰の基台

次にサタンはイエスを宮の頂上に立たせて、「もしあなたが神の子であるなら、下へ飛びおりてごらんなさい」(マタイ4.6)と言った。

これは、イエスが主人公の位置から下りて堕落人間の立場に戻るならば、自分がイエスの代わりに神殿主管者の位置を占領するという意味だったのである。

これに対してイエスは、「主なるあなたの神を試みてはならない」(マタイ4.7)と答えられた。

こうして本神殿であり、新郎であり、また人類の真の親として来られたイエスは、すべての信徒たちを、分神殿と新婦、そして子女の立場に、復帰することができる条件を立てられたのでした。

③神の第三祝福の復帰の基台

最後にサタンは、イエスを非常に高い山に連れていき、世のすべての国々とその栄華とを見せながら「もしあなたが、ひれ伏してわたしを拝むなら、これらのものを皆あなたにあげましょう」(マタイ4.9)と試練しました。

これに対してイエスは、「主なるあなたの神を拝し、ただ神にのみ仕えよ」(マタイ4.10)と答えられた。

こうしてイエスは第三の試練にも勝利され、被造世界に対する主管性を復帰し得る条件を立てられました。

そこでここではもう一つ、韓お母様、文顯進様、文亨進様が

6)三大試練にあった時の対応についても比較してみたいと思います。

つまりここでは、これら6つの項目を中心に、真のお父様の後継者問題について紐解いていきたいと思います。

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