6、1984年7月20日 脱税容疑でアメリカ、コネチカット州ダンベリー連邦刑務所に収監。
①文先生に対する裁判
アメリカでは、宗教団体の財産は最高責任者の名義で管理されるのが普通で、このことはアメリカの憲法によって保証されていました。そのため、統一教会も、その資金を文鮮明先生の名義で銀行に預金していました。
ところが、1981年10月に、1973年から75年の3年間、文先生名義の銀行預金の利息について納税申告を怠っていたという脱税容疑で、ニューヨーク州連邦地方裁判所に起訴されたのでした。
また、その預金を担当していたアメリカの伝道責任者の神山威氏も起訴されました。
1982年7月16日に第一審の連邦地方裁で、懲役18ヶ月、罰金2万5000ドルの有罪判決が下されました。
②ダンベリー収監
1984年5月14日、アメリカの連邦最高裁は文先生の上告申請を却下しました。
7月20日の午後11時、文先生と神山威氏は、コネチカット州にあるダンベリー連邦刑務所に収監されました。
③荒野40年路程終結のための摂理
文先生は、第一次の摂理の失敗以後、それを蕩減復帰するため、キリスト教とアメリカを中心とする民主世界の失敗を蕩減復帰しようとしてこられました。そのために、全米の30万の牧師たちに原理のビデオテープと文先生の説教集などを配布され、原理の研修ゼミに参加するよう呼びかけました。その結果、4万名の人々がゼミに参加し、7000名以上の牧師たちが日本と韓国の統一教会を訪問するに至りました。
先生を中心としたご家庭と、祝福家庭の二世と、一世と、教会員とが一つとなり、統一教会とキリスト教会、アメリカを中心とする民主世界が一体化した荒野路程終結のための条件が立てられました。
そして、8月15日を超えた16日に一勝日が宣布され、文先生は、1985年8月20日に釈放されました。その日の夜、「神と自由のバンケット」が開催され、全米から60以上の教派から2000名の牧師と聖職者が参加しました。
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