森永卓郎氏が命がけで伝えたいこと

50:13
日本の経済が30年間成長しなかったと言いますが、私が社会に出た1980年は、国民負担率は3割だったんです。今5割まできてて、要するに半分取られてるんです。
これで当時と比べて、消費税を勘案すると、世帯主の手取りの収入は減ってるんです。
所得が減ってるのに経済が成長するはずがないんです。
日本の経済が30年間成長しなかった理由はこれが1つと、もう1つは日本航空123便の撃墜事件がきっかけだと思っています。

事故調査委員会が何年か前に付属資料を発表していて、実はボーイング社が圧力隔壁の修理ミスをして墜落したことになっているんですけど、実は墜落原因はそうではない。
異常外力が加わったことによって尾翼が壊れて、中から緩やかに空気が吹き出したと政府が認めているわけです。
実はその証言とか証拠っていうのは無数にあって、実際には尾翼に何が当たったのかはよくわからないんですけど、自衛隊が使っていた訓練用の非炸薬、つまり爆弾の入っていないミサイルが当たったか、無人標的機が当たったかはわかんないですけど、自衛隊が壊してしまった。

航路を見ると米軍は日航機を横田基地に誘導したので、横田基地に着陸する寸前まで行ってるんですけれど、そこでどこからかの圧力がかかって、着陸したらダメ、北に行けということになったんです。
2度目の不時着のチャンスは長野県の川上村あたりで、レタス畑に不時着しようとしたんですけど、それも妨害されて、結局御巣鷹に行って、100%の確証はないんですけれども、最後はおそらくジャンボジェット機の第4エンジンが粉々になって、現地に散乱したんです。

一応政府の説明では、立木にあたってエンジンがこなごなになったということです。
しかし7トンもあるジェットエンジンが、1本の立木に当たっただけで、粉々になるはずがないんです。
おそらく123便を追尾していた自衛隊のファントム機が、最後ミサイルで撃ち落としたんだと私は思っているんです。
そのことを全部ボーイング社に泥をかぶってもらって、修理ミスだということにしてもらったわけです。

そのつけは大きく、日航機事故の40日後にプラザ合意がなされて、1年ちょっとで240円だった為替が120円まで、2倍の円高になるわけです。
その翌年に日米半導体協定というのが結ばれて、日本の半導体シェアが50%もあったのが、今や10%になってしまったわけです。

その後日米構造協議っていうのがあって、年次改革要望書が出てくるようになった。
実は私はシンクタンクにいた時に経産省の委託を受けて、この日米構造協議の資料を作ったり運搬をしたりする、使い走りをやっていたんです。
だから交渉の場には私は出てないんですけど、アメリカにも同じような使い走りがいるわけです。
使い走り同士は門前の小僧で話ができるので、そのアメリカ人が私になんて言ったかというと、これは日米交渉なのに、なんで日本は全面服従で、アメリカの言うことを最初から最後まで全部受け入れるんだ、おかしいだろう、これは交渉じゃないと言うんです。
なんで日本って対米全面隷属をするんだって聞かれて、私当時答えられなかったんです。

でも私は原点は、日航機123便で借りを作ったのが延々と、40年近く続いているっていうのが原因だと思ってます。
このことはメディアは一切伝えていません。
自衛隊の何か分からないものが尾翼にぶつかって、それがきっかけでこうなっている。

これ実は、本を出してから多くの人から連絡をもらったんですけれども、お前がこの本に書いたことは、みんな知ってる話だ。みんな知ってるのにお前は書いてしまったと言うんです。
新たな証言っていうのもいっぱい出てきて、例えば日航機は夕方墜落したわけです。
現場に1番最初に駆けつけたのは大手メディアではなくて、ラジオの文化放送の記者で、たまたま近くに遊びに行っていて、最初きたいち(?)村っていうところに落ちたという偽情報が流れてきたんです。
ところがそこに着いて山を見ると、その山の裏側が御巣鷹山なんですが、そこから赤い炎が見えて心が痛んだって書いてあったんです。
私文化放送に頼んで、社報も全部調べさせてもらって確認したんです。
それなのに翌朝までどこに墜落したかって一切明らかにしなかったんです。

その間に何がなされたかって言うと、実はある写真業界関係者が警察に頼まれて、現場の証拠写真を撮って、それを現像しプリントした。そしたらもうカリカリになるまで遺体が炭化していたんです。ありえないんです。
その現場ではガソリンとタールを混ぜたような異臭が漂っていた。
このゲル燃料っていうのは、軍隊が使う火炎照射機の燃料がそうなんです。

実は青山透子さんっていう、元日本航空の客室乗務員の人が、人生をかけてこの問題を追求してるんですけど、御巣鷹の尾根にはまだ遺物が残ってんです。それを彼女が科学分析したら、その遺物からベンゼン環が検出されたんです。
実は航空燃料のジェット燃料には、ベンゼン環は存在しないんです。
ベンゼン環はガソリンに存在してるんです。だけど飛行機は引火点が低いため危険なためガソリンは積まないんです。
だから証拠を隠滅するために現場を焼き払ったとしか考えられないんです。
そのため夕方から朝にかけての時間が必要だった。
自衛隊の特殊部隊、別班って言われてる人たちがやったのかもしれない。

4人生存者いたじゃないですか。
あの4人は後ろの方に座っていて、菅の沢っていう沢を転げ落ちてるんです。
転げ落ちて瓦礫の山の中に埋もれてたのを翌日の朝、上野村の消防団が山に登って見つけたんです。
だから現場にいなかったんで助かったんだと思っているんです。

この日航機の事故の原因を明らかにして、アメリカに対する借りを清算しなければ、日本は独立国としてアメリカと対等に付き合うことはできずに、発展途上国に堕ちていくと思います。
これ命がけなんです。癌の宣告を受けたから、どうせ死ぬんだったら、最後に本当のこと言って死のうっていうことで本に書いたんです。
1:04:32

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