【テーマ】
・全人代で「海警法」など審議へ 中国船の動きがさらに先鋭化か
・中ロ軍機が防空識別圏入り日本海空自緊急発進
・菅総理尖閣警備へ「大型巡回視船整備したい」
・中国90年に天皇訪中直接要請日本世論懸念し非公開
・「海警法」は沖縄県尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返す中国工船などが所属する海警局の任務を定めるもの。
中国の管轄する海域で外国の船が違法に活動し、海警局の停船命令などに従わない場合、武器を使用できる。
・管轄海域の島などに許可なく建築物を建てた場合撤去できる。
⇒日本が尖閣諸島に施設を立てることに強くけん制している。
・海警局は中国人民解放軍の系列に置かれている。
海警局という名称は付いてはいるが、軍隊、人民解放軍の一部である。
・実力行使に向けていよいよ準備を始めた。
準備したということはいつでもやりますよということ。
一触即発の状況に陥ったということ。
・国連が主導して決めた各国間の取り決めである海洋法、これは法律というよりも条約のようなもの。
海洋法とは領海12海里、EEZラインの定義、海洋資源の主権がどこにあるのか等々を決めた取り決め。
・トラブルが発生したときは国際的な審判機関で仲裁してもらうというルールになっている。
・中国は海洋法を守りませんということを高らかに宣言している。
1、海洋法に関しては守らない。
2、トラブルが発生した時、国際仲裁機関の判断には委ねません。
何かそこで決まっても従いません。
と明確に言っている。
・軍事的な船舶、非軍事的船舶問わず、無害で航行する場合においては自由に航海してもいいですよという無害航行の原則というものがある。
・無害航行の原則に関しても中国は認めていない。
軍事的な船舶、非軍事的船舶問わず中国に対して通知し、了解を取れと言っている。
・中国が他国の領海を通る時は無害航行の権利を享受している。
・海洋資源に関しては古い概念、大陸の国は大陸棚が続いているところまでは自国の海洋資源の権利を有するという古い概念を主張している。
それだとトラブルが続発するのでEEZラインが導入された。
重なっているところは中間線でいきましょうとしている。
・中国はそれは違う、大陸棚なんだと頑なに主張し、それが自国のルールであるというスタンスを取っている。
それゆえ南シナ海の島の問題が発生している。
・もう一点、通常であるならば海洋法上、自国の主権が及ぶ範囲というのは、領海があって、その上空に対する制空権を含めて言う。自国の主権が及ぶのは領海とその上空ということ。
・しかし中国はいや違う。自国の主権が及ぶのは自分たちの国の大陸棚方式で考える。
排他的経済水域、その上空も自分たちの主権が及ぶのだと主張している。
そこに入って来たならば撃ち落とす権利があると発想している
・諸々それらを実行するための法律整備が今行われている。
・中国は国連が主導して決めた条約、国連加盟国であり、安全保障理事国であるにもかかわらず、守らないということは、いったい何が起こっているのか?
・法による統治を完全に否定している動き。
それに対して日本は何をやるのかを考えていかなければいけない。
・国連に行きましょう、国際仲裁機関に持っていきましょう、話し合いで解決しましょうなどということは、中国には一切通用しない。
詳細は動画をご覧ください。
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