メシヤの絶対性と完全無欠性

2、メシヤの絶対性と完全無欠性

ここまで日本はサタン側国家ではなかったと実証してきたとしても、メシヤである真のお父様には、知らないことなどないはずだ、天宙の全ての事象に精通されているはずだ、摂理を見誤ることなど絶対にありえないと言われてしまうことでしょう。確かにその可能性は否定できませんが、残念ながら真のお父様といえども全知全能ではありませんし、全ての事象を正しく把握されていたわけでもありません。真のお父様の歩まれた復帰摂理を振り返ると、勝利されたのはほんのわずかで、ほとんどの摂理では失敗されているのです。

神が真のお父様を迎えるべくして用意された洗礼ヨハネ型人物、金百文牧師には不信されてしまい、許孝彬女史、朴ウルリョンハルモニにも不信されてしまいました。
真のお父様は、梨花女子大・延世大学の二世を中心とした摂理においても、梨花女子大総長金活蘭、副総長朴マリヤからも受け入れてもらえず、李承晩政権からも国家的迫害を受けるようになり、2000年かけて神が用意された、1945年当時のキリスト教の基盤はことごとく失われてしまいました。
真のお父様のご家庭においても、三男であられる文顯進様には袂を分かたれ、真の母として、50年以上一緒に連れ添ってこられた韓氏オモニムには、最後の最後に裏切られてしまい、ほとんどの子女様方も韓氏オモニムに追随して行かれてしまいました。
また清平の金孝南訓母様、郭錠煥先生、金孝律氏をはじめとして、真のお父様の側近であればあるほど幹部たちは二心を抱き、お父様の目を盗んでは献金を着服し、私腹を肥やしていました。そしてついには韓氏オモニムをそそのかし、悪霊と祝福を受けさせることで真のお父様を裏切るように仕向け、教会分裂の原因を作ってしまいました。
このように真のお父様を中心とした摂理はほとんどが失敗しており、その都度真のお父様ご自身が犠牲となり、蕩減条件を立てられることで復帰されるということを繰り返してきました。
また教会は韓国人幹部たちを中心とした腐敗の温床となり、真のお父様でさえも最後まで浄化することはできませんでした。つまり真のお父様自身は全知全能などではなく、常に全ての事象を正しく把握されていたわけでもなかったということです。

そのことを証明するみ言があります。私たち日本人であれば何度も聞いたことがあるであろうみ言、「韓国は歴史を通じ932回も侵略された。そのうち91%は日本だった」と、原理講論にある「韓国民族は、4000年間悠久なる歴史を通じ、一度も他の国を侵略したことはなかった」というみ言です。

3、韓国は歴史を通じ932回も侵略された。そのうち91%は日本だった。

真のお父様が語られたこのみ言は、ことさら日本の罪を強調されるみ言であったわけですが、メシアである真のお父様が語られるみ言だからとして、私たちはそのみ言を真実として、一片の疑いもなく信じてきました。
しかしこのみ言の出所は、解放後の韓国史学界の重鎮であった李丙燾氏の本であり、氏の学説を検証することもなくそのまま語られていたのが真のお父様だったのです。
『大韓民国の歴史5000年、7000年を論議するときに、一度でも自主的な国家を持ち、世界に誇ったことがあるでしょうか?李ビョンド博士の本によれば、侵略された回数が韓国動乱まで合わせて932回です。そのように記録されているのです。どれほど悲惨なことでしょうか?』(絶対信仰と絶対愛1994年10月9日韓国・中央修練院)

①日本は韓国をどれだけ侵略したのか

果たして本当に日本ばかりがそんなに韓国を侵略し続けたのでしょうか?
ウィキペディアの朝鮮侵略によると
・神功皇后が行ったとされる日本の神話・伝説上のそれについては三韓征伐を参照。
・豊臣秀吉の行った朝鮮出兵については文禄・慶長の役を参照。
・近現代における日本による統治については1910年の韓国併合を参照。

その他、大陸諸国による侵略は朝鮮の歴史を参照。
・隋の高句麗遠征に関しては隋の高句麗遠征を参照。
・唐の高句麗侵攻に関しては唐の高句麗出兵を参照。
・契丹による高麗侵攻については契丹の高麗侵攻を参照。
・モンゴル帝国による高麗侵攻についてはモンゴルの高麗侵攻を参照。

このように日本による韓国侵略は大きく3回にわたってなされています。その他倭寇による侵略は、記録には残らないものも数多くあったでしょうが、海を超えての侵略はそんなに簡単なものではありません。
一方陸続きとなっている中国大陸からの侵略は、隋・唐・契丹・元と、かつて元の属国となるまでは間断なく続けられていたことが分かっていますし、元・明・清の属国となってからも、常に女真族やロシア等からの侵略の脅威に晒され続けていたこともわかっています。
これらの事実を踏まえると、韓国は歴史を通じ932回もの侵略を受けたのかもしれませんが、その91%は大陸からの侵略であったと言われた方が納得がいきます。李丙燾氏の時代的な背景を考えても、反日思想に凝り固まった歴史家が、敢えて日本の罪を断罪するために、91%が日本からの侵略だったと強調したかのような印象があるのです。
つまりその李丙燾氏の主張を、真のお父様は何の検証をすることもなく無条件受け入れ、メシヤが語るみ言として私たちに語られていたのです。

②韓国民族は、4000年間悠久なる歴史を通じ、一度も他の国を侵略したことはなかった

同じ流れで原理講論にある「韓国民族は、4000年間悠久なる歴史を続け、一度も他の国を侵略したことはなかった」という内容についても考察してみると、この内容も明らかに間違いであることが分かっています。ウィキペディアの「高麗・李氏朝鮮の対馬侵攻」を見ると、1389年、1396年、1419年に李氏朝鮮によって対馬への侵略が行われた事実を見出すことができます。
さらに第二次大戦の戦後のどさくさに紛れて韓国は、李承晩大統領が一方的に「李承晩ライン」を制定し、日本の領土竹島を力づくで不法占拠するに至りました。他国の領土を不法占拠することもまた侵略行為そのものです。
さらに言えば1274年と1281年の元寇では、元の属国となった高麗が先頭に立って元・高麗連合軍を形成し、壱岐・対馬を侵略し、さらには日本本土までも襲来して来ました。元の属国となってしまったとはいえ、韓国民族として考えた場合、罪は全て元にあり、韓国民族には一切罪は無かったということなのでしょうか。その辺の天の事情については判断できませんが、元寇を除いても、韓国民族が3度にわたって対馬を侵略したのは明らかな歴史的事実です。つまり再臨論にある「一度も他の国を侵略したことはなかった」という内容も、明らかに間違った内容だったのです。

これら一連の真のお父様のみ言を見ると、残念ながら真のお父様も初めに結論ありきで、日本はサタン側国家であったと思い込み、その事実を証明するために李丙燾氏の書籍を、自らが検証することもなく引用している事実が分かります。
この辺の流れは、朴殷植氏の『朝鮮独立運動之血史』を無条件受入れてしまっているだろう姿勢と共通するものがあります。

参考 「再臨論第三節 イエスはどこに再臨されるか」より
「韓国民族は単一血統の民族として、4000年間悠久なる歴史を続け、高句麗、新羅時代など強大な国勢を誇っていたときにも侵攻してきた外国勢力を押しだすにとどまり、一度も他の国を侵略したことはなかった。」

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    • 私見

    お父様は完全無欠ではないと思います。
    お父様が苦労に苦労を重ね、忍耐に忍耐を重ね、およそ常人では無理なサタンの誘惑、サタンの試練に打ち勝って来た事は本人が語られてます。
    また、お父様の責任分担を全うしても、その信徒達が責任分担を全う出来なけれは摂理は失敗します。
    これはイエス様が証明されてます。

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