ミヤンマー軍事クーデター 解決のカギを握るのは日本

・今のミヤンマー情勢を丸く治められるのは世界でも日本だけ。

・第二次世界大戦前、イギリスの植民地であったビルマで日本陸軍は、1940年(昭和15年)から翌年7月にかけて、ビルマ独立支援の謀略を担当する特務機関として「南機関」を創設した。アウンサンスー・チー女史のお父さん、アウンサンらは、南機関の支援を受けて、日本軍占領下の海南島で軍事訓練を開始した。

・アウンサンらは南機関とともに、ビルマ独立義勇軍(BIA)を組織し、軍司令官には南機関長の鈴木敬司大佐(ビルマ名でボーモージョー大将)が就任、アウンサン(階級は大佐)らは参謀などとされた。日本から支給された小火器で武装し、専用の軍服なども支給された。

・1943年(昭和18年)8月、日本の指導下で「ビルマ国」が独立。

・写真にあるアウンサン将軍の軍服は日本軍の陸軍の軍服と一緒であり、胸につけている勲章は昭和天皇からいただいた勲章であり、アウンサン将軍は日本刀を常に持っていた。

・ミヤンマーではイギリスからビルマ国として独立したときに手助けした日本の力というものを、ずっと歓迎されている。

・日本がインパール作戦が終わって敗戦が濃厚になった時に、アウンサン将軍はイギリスに寝返った。
 しかし昭和20年の12月に、鈴木敬司大佐がBC級戦犯としてビルマに連行されたときに、アウンサン将軍からイギリス側に抗議があって釈放された。

・1981年(昭和56年)に鈴木敬司大佐ら7人の方が、ビルマの独立に貢献されたということでビルマから勲章を授かった。

・ビルマ国軍の父がアウンサン将軍。民主化の指導者がアウンサンスー・チー氏。対立する両方にアプローチできるのは日本だけ。

・2016年に民主化政権のセインウイン国防相が来日した際、当時の稲田防衛大臣に「アウンサン将軍が、ビルマ独立義勇軍を創設し、ビルマ独立義勇軍と日本軍が英国の植民地支配を打ち倒した。ミヤンマーは日本兵と日本に対しいつも感謝している」と挨拶をした。

・民主化政権になった後にこのような話をされている。

・まだ民主化される前の軍政下である2014年に、ミンアンフライン国軍総司令官、これが誰かというと今回クーデターを行った人。このフライン国軍総司令官が日本に来られた。

・浜松にビルマゆかりの碑というものがあるが、ここにフライン国軍総司令官が来て献花もされている。この時は西側から批判されていた軍政下の時。

・浜松は鈴木敬司大佐の故郷になるが、イギリスからビルマの独立を願ってアウンサン氏が来られていた地。

・2013年春の安倍政権時、軍事政権下にあったミヤンマーに最初にアプローチをかけたのが日本で、軍政のミヤンマーとも話をして、民主化が導き出されてきた。

詳細は動画をご覧ください。

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