天運相続「水瓶座の時代」
~2020年は「水瓶座の時代」の始まりであると同時に、「風の時代」が本格的にスタート~
占星学を中心にして考えてみると、2020年は2160年振りに「魚座の時代」が終わり、「水瓶座の時代」が始まると言います。
同時に約240年間続いた「地の時代」が終わり、「風の時代」が始まると言います。
天運とは、神のみ意にかなう方向性を持った運勢と考えることができますが、神のみ意以外の要素としては、宇宙の運気の流れと考えることができます。
宇宙の運気の流れを分かりやすくイメージすれば、川の流れのようなものに例えられます。
川の流れは、私たちが好むと好まざるとに関りなく、常に上流から下流へと流れています。
流れの早い大きな川の中で、流れに逆らって立っているのは大変なことです。
さらに流れに逆らって川の上流に遡るなんてことは、ほとんど至難の業と言えることでしょう。
立っているのもやっとの状態なのに、遡るとなれば労力も半端ではないでしょうし、労多くして実りない結果となることでしょう。
しかし流れに身を任せ、川の流れのままに進もうとすれば、ほとんど苦労することもなく、目的地まで一気に進むことが可能です。
ですから私たちがこの世で何らかの責任を担い、結果を出そうと思ったら、流れに逆らうのではなく、流れに身を委ね、流れのままに生きることが重要です。
2020年を迎えるまでは、約2000年間「魚座の時代」であり約240年間「地の時代」でありました。
「魚座の時代」の特徴としては、物質中心主義の時代であり、社会的権力や地位といったものに重きを置く時代でした。
同様に「地の時代」もやはり、物やお金などに価値を置く、物質重視の価値観の時代でした。
つまり今まで240年から2000年間は、「魚座の時代」「地の時代」の価値観、つまり物質中心主義の生き方をすることが、宇宙の運気にかなった生き方だっと言えます。
他人を騙し、弱いものを虐げ、力尽くで搾取したとしても、その結果物質的に豊かになり、力を蓄えることができた時、個人においても国においても勝利者になることができた時代だったということができます。
しかし、「水瓶座の時代」「風の時代」に、「魚座の時代」「地の時代」のような古い価値観のままに生きてしまったときには、宇宙の運気の流れに逆らう、成功することの困難な人生を歩むことになってしまいます。
2020年は「水瓶座の時代」の始まりであると同時に、「風の時代」が本格的にスタートします。
「水瓶座の時代」は、より精神的なもの、霊的なものに価値が置かれる時代だと言われています。
同時に「風の時代」は、叡智を拡散していく時代、つまり個性や情報、コミュニケーションなどを重視した価値観の時代と言われています。
「魚座の時代」「地の時代」の価値観と、「水瓶座の時代」「風の時代」の価値観とでは、全く相容れない価値観と言えます。
よって2020年からは、「水瓶座の時代」「風の時代」の価値観に合致した人生を歩むことで、我々は宇宙の運気に乗ることも可能になることでしょう。
つまり宇宙の運気に乗るためには、まずは「魚座の時代」「地の時代」とはどういった時代だったのかを知り、「水瓶座の時代」「風の時代」はどのような時代になるのかをまずは知る必要があるのです。
「水瓶座の時代」「風の時代」の価値観をもって、神のみ意のままに生きた時、私たちも天運をつかむことができるのではないでしょうか?
以下では占星学でいうところの「魚座の時代」「地の時代」とはどのような時代だったのかをまとめていると同時に、「水瓶座の時代」「風の時代」とはどのような時代なのかのついてまとめてみました。
新型コロナ時代を迎え、時代が大きく転換しようとしている今、アフターコロナ時代の生き方を探るうえで参考になることと思います。
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・2020年 1月12日:土星と冥王星が山羊座で重なり、太陽を起点として、水星、セレス、土星、冥王星と、5つの天体がほぼ直線上に並ぶ激レアコンジャンクション。
「水瓶座の時代」の始まりを告げる入り口。
・2020年11月 1日:木星・土星・冥王星が山羊座で重なるトリプル・コンジャンクション。
水瓶座の時代に備えて「破壊と創造」をテーマとして、旧来の社会構造が一掃されて、そこから新しい社会が再構築される大いなる節目の時期。
古い観念や思い込みを手放し、大掃除を行うことで、新しい価値観を取り入れる準備ができます。
この時期は、宇宙から届くエネルギーが強くなるので、思考や感情の実現化が早まっており、恐れがあれば、恐れの現実を引き寄せ、愛があれば愛にあふれる現実が引き寄せられます。
古い観念が浄化されればされるほど、望むビジョンや計画が今まで以上に早いスピードで実現化されます。
・2020年12月22日:20年に一度の節目である木星と土星が同じ位置で重なるグレート・コンジャンクション。
約240年間続いた「地の時代」から、「風の時代」へと変わる、約240年に一度のミューテーション。
2160年間の「魚座の時代」が終わり、この日から「水瓶座の時代」が始まります。
「地の時代」は、地のエレメントである物やお金などに価値を置く、物質重視の価値観の時代。
「風の時代」は、風のエレメントに象徴される、精神性や叡智を拡散していく時代、つまり個性を重視すると同時に情報やネットワーク、知識、コミュニケーションなどを重視した価値観へとシフトしていく時代。
「魚座の時代」は、キリスト誕生前後から2,160年間続いてきた物質中心主義の時代であり、社会システム、金融システムは、搾取する側と搾取される側の二極からなりたっていました。
一方「水瓶座の時代」は、より精神的なもの、霊的なものに価値が置かれ、個を尊重し、一人一人が自立し、自由・平等・博愛・他者への共感性が増し、協働、分かち合いの精神が強まるとともに、差別、迫害、虐待といったものへの反発も強くなり、真実にしか生きられない時代になります。
また社会システム、金融システムも根本から変革され、不正や搾取のできない平等な時代が始まります。
・2023年 3月23日:冥王星が山羊座から水瓶座に入り、冥王星水瓶座時代の序章を迎え、「風の時代」が本格的にスタートします。
・2024年11月20日:冥王星「水瓶座の時代」が本格的にスタートします。
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