(七)2000年前のイエス降臨時と文鮮明先生誕生時の時代背景の比較から
2000年前のイエス降臨時と、約100年前の文鮮明先生誕生時を比較すると、次のような相関関係になることが分かります。
2000年前のイエス降臨時
①ヘロデ大王:ユダヤ地区にヘロデ朝を成立
②ローマ帝国:ユダヤ地区の宗主国
③ユダヤ地区:ガリラヤにイエス誕生
④洗礼ヨハネ:主の道を直くする者。エリヤの使命を持つ者
⑤ユダヤ人:神の選民、ユダヤ人の中にイエス誕生
⑥イエス:神の独り子、救世主、メシヤ
文先生誕生時の時代背景
①朝鮮総督府:大日本帝国領となった朝鮮を統治するための官庁
②日本:日清戦争、日露戦争の勝利により、朝鮮を併合し統治
③朝鮮半島:平安北道定州郡徳彦面上思里に再臨主文鮮明先生誕生
④金百文、許孝彬、朴ウルリョンハルモニ:洗礼ヨハネ型人物
⑤韓国人:第三イスラエル、韓民族として文先生誕生
⑥文鮮明:再臨のイエス
2000年前の状況と1945年当時の状況を比較してみると、私たち日本人の罪として指摘される、選民韓民族に対する迫害と、文先生に対する迫害、拷問は、2000年前のイエス降臨時で言ったら、何に相当するでしょうか。
朝鮮半島を統治した日本に相当するのは、ユダヤ地区を統治したローマ帝国や、ヘロデ朝に相当します。
文先生に対する迫害、拷問は、イエスを十字架につける決定を下した総督ピラトや、十字架上でイエスを槍で刺し殺したローマ兵に相当するのではないでしょうか。
ユダヤ民族はローマの支配下に置かれ確かに苦労はしましたが、かといって原理的にはローマは罪深い国として糾弾されてはいません。ユダヤ地区を統治したヘロデは、ユダヤの王が誕生したことを聞きつけ、2歳以下の幼児を皆殺しにしましたが、原理的にはそのことも大きな罪として問われていません。同様にイエスを十字架につけるように命じたピラトも、イエスを槍で殺したローマ兵も、原理的にはその罪は糾弾されていません。
彼らはあくまでも、ユダヤ人たちが摂理に失敗した結果、最後に手を下したにすぎず、イエスの十字架に対し責任があるのは、洗礼ヨハネであり、ユダヤ民族だということなのです。
このような観点で分析すると、教会で再三再四強要される日本の罪も、相対的、原理的にはさほど大きな罪とはならないということなのではないでしょうか。
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