世界食糧計画(WFP)にノーベル平和賞の問題点
・中国に日和ったノルウェーのノーベル平和委員会
・WFPを通じて国連制裁決議違反の食糧支援が可能に!
◇田北
◆中国に日和ったノルウェーのノーベル平和委員会
・今回は香港の活動家の人たちに平和賞を与えて欲しかった。
実際今回ノルウェーの国会議員の方が香港の活動家の人たちをノーベル平和賞にノミネートしている。
・ノルウェーは2010年に、作家で人権活動家の劉暁波氏にノーベル平和賞を授与。
そのため2010年~2016年までノルウェーは中国から徹底的に圧力をかけられ関係がめちゃくちゃになる。
・中国王毅外相が8月下旬の欧州訪問の際、中国外務大臣として15年ぶりにノルウェーに立ち寄り外相会談。
香港の活動家にノーベル平和賞が授与されるかもということを察知し、過去も、現在も、未来もノーベル平和賞を政治的に使ったらどうなるかわかってるなと、ノルウェーを露骨に脅迫。
◇須田
◆WFPを通じて国連制裁決議違反の食糧支援が可能に!
・人道的支援としてWPFを通じて、北朝鮮へ食糧支援されるケースが多い。
・WPFの食糧支援には2つのタイプがある。
1つはひも付きではないもの=自由に使える食糧支援。
もう一つがひも付きなもの=この支援はどこそこの国に渡してくださいと支援先が決められているもの。
北朝鮮に対する食糧支援は、ほとんどがひも付きの支援。
これは国連制裁をくぐり抜けるという狙いもある。
韓国の北朝鮮に対する食糧支援はWPF経由が多い。
直接食糧支援をすると国連制裁決議違反になる。
WPFを経由するとマネーロンダリングのように、WPFがブラックボックスとなり、食糧支援がクリーンなものとなる。
制裁逃れとなる場合が多い。
ロンダリングのような役割を果たす組織に、ノーベル賞を与えることが本当に平和賞になるのか?
かねてより関係者の間では知られていること。
・実際人道的支援を行っていることに関してはいいのだが、このような問題点に関しては改める必要もあるのではないか?
・ノーベル平和賞を受賞することに違和感を感じた。
【DHC】2020 10 12(月) 田北真樹子×須田慎一郎×居島一平【虎ノ門ニュース】より
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