このブログでも以前、未来予測シナリオというものを紹介しましたが、多少の誤差はあっても確実に予想した方向に進んでいるみたいです。
今回取り上げた日経平均株価もバブル時代以来の高値となっており、予測では50000円くらいまで上がるということでした。
アメリカではニューヨークダウは史上最高値を更新し続けていますが、だからと言って景気が良くなっているわけではありません。
日本の景気を見ても、一部の企業は売り上げも伸ばしていますが、大多数の企業は青色吐息であり、誰もが明日の生活を心配している状態です。
なぜこんな不景気な中、株価だけは上昇しているのでしょうか?
動画の中ではヘッジファンドが人知れず株を買っているとの分析でしたが、大本は新型コロナ対策で行った金融緩和の結果、世界中が金余りの状態となり、行き場を失ったお金が株式市場に集まってきているのです。
やはり動画の中でも語られていますが、この実体のない株高はバブルとも言うべきものであり、上がるだけ上げたらあとは落とすだけ、仕掛けている人たちがいるわけです。
最後にババを引くのが金融リテラシーの低い日本人というのが彼らのシナリオです。
そんな陰で世界の金融市場を動かす勢力の動向を知り、賢く立ち振る舞わなければ、海千山千の金融市場の世界で生きていくことなどはできません。
投資などには興味がないからと言って私たちには関係がないなどと言ってはいられません。
未来予測シナリオ通りに行けば、バブルの後は一気の暴落、日本の債権も一気に暴落して紙くずになってしまうということです。
日本の多くの大企業は破綻し、銀行も封鎖され、預金も引き落とせなくなるかもしれません。
そんなシナリオの目に見える形のスタートが新型コロナのパンデミックであり、東京オリンピックの延期であり、今回の株高です。
これからどのような世界になっていくのか、恐ろしくもあり、楽しみでもあります。
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