日本はサタン側国家などではなく、神の摂理に最も貢献した国家だった

(八)日本の罪の総括と本当に罪深い存在

1、日本の罪の総括

ここまで以下の5つの観点から、日本は本当にサタン側のエバ国で、教会で言われるような罪深い国家であったのかについて、独自の検証を試みてみました。

(三)李氏朝鮮末期から日本の朝鮮統治時代、そして第二次大戦終了までの真実の歴史
(四)今日の世界を表と裏から支配する“共産主義勢力”と“国際金融資本勢力”
(五)文鮮明先生、生涯6度の受難
(六)朝鮮にキリスト教の基盤を築き、再臨主を迎える土台を作った日本
(七)2000年前のイエス降臨時と文鮮明先生誕生時の時代背景の比較から

上記の5つの観点は、日本が朝鮮を統治していた時代を中心とした全く違った観点であり、一つの事象を5方面から分析したものと言えます。まったく違った観点から分析したものであるにもかかわらず、それぞれから導き出された結論は、日本はサタン側どころか、神のみ旨に最も貢献した国家であり、日本が無かったら真のお父様は朝鮮半島に誕生し、再臨主としての路程を歩むことはできなかったという結論です。
日本がサタン側エバ国家であるとされた理由には次のような内容がありました。

・主の国韓国を40年間統治し主の民を迫害した。(原理講論)
・第二次世界大戦時日本は枢軸国側であり、サタン側のエバ国家だった。(原理講論)
・真のお父様を直接迫害し、最初に拷問を加えたのが日本人だった。(主の路程)

しかしその詳細を分析すると、以下の事実が明らかとなりました。

①(三)李氏朝鮮末期から日本の朝鮮統治時代の真実の歴史と(六)キリスト教の基盤から

・事大主義と小中華思想、身分制度が支配する李氏朝鮮時代、一般庶民は虐げられ“恨”の民族と呼ばれていた。
・李氏朝鮮時代両班は公認の吸血鬼であり、ソウルには『盗む側』と『盗まれる側』の二つの身分しかなかった。
・李氏朝鮮時代末期は、権力闘争と両班や官僚の腐敗により、ロシアの脅威も感じずに鎖国政策を続けていた。
・李氏朝鮮末期はカトリックに対する弾圧が激しく、再臨主を迎えるキリスト教の基盤はできていなかった。
・朝鮮を開国し、キリスト教のリバイバルを引き起こし、朝鮮に再臨主を迎える土壌を作ったのは日本だった。
・日本は国土の防衛のため、清と朝鮮と共にロシアの脅威に対抗しようとしたが、清も朝鮮も内部が腐敗し、ロシアの脅威には無頓着であったため、日本は朝鮮に代わってロシアと戦い、清と朝鮮をロシアの脅威から守った。
・日本は本土防衛のため、自立できなかった朝鮮を併合し、ロシアの脅威に備えた。
・日本による朝鮮統治は、西洋列強による植民地統治とは違い、日本から約80兆円もの資金を投入し、身分制度を廃止し、インフラ整備、教育改革、食料改革、農地改革等を進め、短期間に朝鮮の近代化を実現し、人口も平均寿命も約2倍に伸ばした。
・朝鮮総督府は多額の資金を提供し、日本組合基督教会に朝鮮伝道を依頼し、それが後の真のお父様を迎えるアベル型キリスト教神霊教団の基盤になったと思われる。
・日本による朝鮮統治は、一般庶民にとっては歓迎すべきものだったが、自分たちの特権を奪われた両班にとっては恨みの対象でしかなく、両班・キリスト教徒を中心に『三・一運動』をはじめとする抗日運動が巻き起こった。
・抗日運動の拠点は上海にあった大韓民国臨時政府であり、抗日運動のバイブルともいえる『朝鮮独立運動之血史』や『独立新聞』を発行し、日本への憎悪を掻き立てるように事実の捏造が行われた。
・原理講論も『朝鮮独立運動之血史』『独立新聞』を基に書かれたと思わざるを得なく、事実を織り交ぜながら、ことさら日本の残虐性を強調した、事実にそぐわない著作物になってしまった。
・真のお父様も残念ながら、上海臨時政府とGHQの影響を受け、反日的思考が強くなってしまい、日本をサタン側のエバ国と思い込んでしまった。

②(四)今日の世界を表と裏から支配する“共産主義勢力”と“国際金融資本勢力”から

・ユダヤ人は2000年近く迫害され続けた自分たちの開放の為、共産主義理論と国際金融システムによって、選民として表と裏から世界の支配を目論むサタン側の民族となり、カイン型ヘレニズム思想を生み出した。
・ユダヤ人国際金融資本家は1694年にイングランド銀行を設立することにより、イギリスの通貨ポンドの独占的発給権を得て、経済のみならずイギリス政治をも支配するようになった。
・アメリカでは1913年、ユダヤ系の銀行家たちが中心となってFRB(連邦準備銀行)が設立され、アメリカの通貨発給権を独占し、経済のみならず政治的にも影響力を持つようになった。
・国際金融資本家の代表ロスチャイルド家の支援を受けて、マルクスはロンドンでマルクス主義理論をまとめあげた。
・マルクスの共産主義理論を基本理念として、1917年ユダヤ人を中心としてロシア革命が起こり、地上に社会主義国家ソ連が誕生した。
・カイン型ヘレニズム国家イギリス、アメリカの国際金融資本家たちは、目立たないように裏でソ連を支援し続けた。
・イギリス、アメリカは、中国の混乱を抑えるために日本に派兵を要請し、日本をそのまま中国との泥沼の戦いへと引きずり込みながら、その裏では国民党を支援し続けた。
・中国においては国民党と日本を戦わせ、国民党軍が疲弊したところを中国共産党軍が叩くシナリオを描き、第二次大戦終了後に弱体化した国民党軍を共産党軍が叩き、中華人民共和国を誕生させた。
・イギリス、アメリカの国際金融資本家たちは、ドイツと共に日本がソ連と戦ったらソ連は崩壊するため、ソ連と戦わないように工作し、同時にルーズベルト大統領を使って日本をアメリカとの戦争に向かわせた。
・サタン側国家とされた日本は、国際金融資本家たちの罠に嵌り、第二次大戦へと引きずり込まれた。
・天の側国家とされた米・英・仏は、一見キリスト教民主主義国家として天の側を装いながら、実はカイン型ヘレニズムの支配するサタン側国家だった。
・天の側国家とされた米・英・仏をはじめとするキリスト教国家群による植民地支配は、現地人の大量虐殺、奴隷化、搾取、飢饉、貧困化などにより過酷を極め、現地人にとっては地獄のような様相を呈していた。
・日本は朝鮮を併合すると同時に、アジアの盟主として白人支配のアジアの開放に努め、大東亜共栄圏の建設を目指した。
・日本による朝鮮・台湾の統治は、日本の税金をふんだんに投入し、インフラを整備し、雇用を促進し、教育を施し、食糧生産を高め、現地の近代化を実現し、現地の人の生活水準は飛躍的に向上した。
・日韓が一体化し、大東亜共栄圏が建設された暁には、真のお父様が再臨のメシヤとして登場し、その中心思想としての神主義が宣言され、アジアに共生共栄共義主義社会、神の理想世界が顕現するように神の摂理は用意されていた。
・カイン型ヘレニズムの支配する米・英・仏は、神の理想世界建設の中心国家だった日本を叩くために、ありとあらゆる手段を用いて日本を戦争に引きずり込み、最終的には原子爆弾を投下して日本民族を叩き、弱り切った所をソ連を使ってさらに徹底的にいたぶり尽くした。
・カイン型ヘレニズムが派遣したGHQは、日本に戦争放棄の憲法を押し付け、東京裁判により侵略国家の汚名を着せ、WGIP洗脳工作によって日本人に自虐史観を植え付け、日本を二度と再び自分たちに立ち向かうことができないように再教育した。
・真のお父様も残念ながら、GHQが植え付けた自虐史観をそのまま受け入れ、日本の罪を強調するようになってしまった。
・サタン側とされた日本が勝利していたら、大東亜共栄圏の上にメシヤを迎え、神の理想世界実現に一気に近づけたのに、天の側とされた連合国側が勝利したにもかかわらず、何故1945年当時の摂理は後退し、共産主義世界が拡大したのだろうかという疑問が残る。

③(五)文鮮明先生、生涯6度の受難から

・真のお父様6度の受難のうち、初めの日警による受難は、メシヤとして公式路程を出発する前、抗日運動家文鮮明青年個人に対するものであり、留学時代の抗日運動の同士だった共産主義者の友人から文氏の名前が出て、共産主義者の疑いをかけられたゆえの逮捕であった。
・日警による逮捕は、共産主義者として疑われた文青年に対して、共産主義をこれ以上拡大させないために行われたものであり、神の摂理から見てより神側の立場での逮捕であった。
・3、4度目の北朝鮮での逮捕、5度目の韓国での逮捕は、真のお父様がメシヤとして公式路程を出発した後、真のお父様に脅威を感じたキリスト教会が真のお父様を亡き者にしようとして行われた迫害だった。
・3、4度目の北朝鮮での逮捕、大同保安署、興南強制労働所では、ほとんど命が失われそうになるほどのギリギリのところで奇蹟的に救われた。
・5度目の梨花女子事件時の国家的迫害の結果、1945年当時の摂理はすべて失敗で終了した。
・3~6度目の受難は、韓国人、韓国キリスト教会、アメリカ宣教師、アメリカ国家による迫害であり、神が2000年かけて用意した選民、中心宗教、中心人物らによる迫害だった。

④(六)朝鮮にキリスト教の基盤を築き、再臨主を迎える土台を作った日本から

・李氏朝鮮末期にはカトリックの弾圧が行われており、朝鮮にはキリスト教の基盤は根付いていなかった。
・1876年の日朝修好条規を機に、アメリカ、フランス、ロシアなどにも門戸が開放され、朝鮮キリスト教のリバイバル(信仰復興)が起こった。その時に朝鮮に入ってきたのが、メソジスト派・長老派等のプロテスタント諸派で、カイン型キリスト教を形成した。
・キリスト教が堕落し二つに分裂した時、神の摂理はプロテスタントを中心に展開され、イギリス、アメリカ、日本へと渡り、日本組合基督教会が朝鮮伝道を繰り広げ、朝鮮におけるアベル型キリスト教神霊集団の基礎を作ったと推測できる。
・カイン型キリスト教である韓国キリスト教会や李承晩政権は、メシヤとしての公生涯を歩み始めた真のお父様を受け入れることはなかった。
・カイン型キリスト教会は北朝鮮においても真のお父様を受け入れることなく、大同保安署では生死の境をさまよわれるほどの拷問を受け、半殺し状態で放り出された。興南の強制収容所では、韓国動乱時の国連軍による解放が一日遅れていたならば処刑されていた。
・梨花女子大・延世大を中心とした摂理においても、李承晩政権を巻き込んで国家的迫害が加えられ、真のお父様は西大門刑務所に収監され、1945年当時の摂理はことごとく失敗に終わった。
・日本はキリスト教国家ではなかったが、朝鮮半島に再臨主を迎えるためのアベル型・カイン型双方のキリスト教基盤を築くのに、決定的な役割を果たした。日本の働きが無かったら、朝鮮の地にキリスト教は根付くことはなく、それどころか朝鮮はロシアの属国となり、ロシア革命の後にはソ連の一部となり、真のお父様は再臨主として誕生することも、生涯を出発することもできなかった可能性が高い。
・結論として、朝鮮半島にキリスト教を根付かせ、真のお父様を誕生させる基盤を作ったのは間違いなく日本であり、日本が朝鮮半島を統治しなかったら、1920年当時朝鮮半島に再臨の主をお迎えすることはできなかった。

⑤(七)イエス降臨時と文鮮明先生誕生時の時代背景の比較から

・1945年当時の摂理とイエス降臨時の摂理を比較すると、ローマ帝国に相当するのが日本、ユダヤ地区に相当するのが朝鮮半島、洗礼ヨハネに相当するのが金百文、許孝彬、朴ウルリョンハルモニ、ユダヤ人・ユダヤ教に相当するのが韓民族でありキリスト教となる。
・2000年前のイエス降臨時、イエスを十字架へと追いやり、イエスを中心とした摂理を失敗に至らせた最も罪深い存在は、イエスに従わなかった洗礼ヨハネであり、イエスを裏切ったユダであり、イエスを排斥しイエスを十字架につけよと扇動したユダヤ人指導者たちだった。
・1945年当時の摂理において、洗礼ヨハネ使命者に相当するのは金百文牧師、許孝彬女史、朴ウルリョンハルモニ、さらには梨花女子大学事件で統一教会を迫害した金活蘭総長、朴マリヤ副総長などがあげられる。
そしてユダに相当するのが真のお父様の留学時代の共産主義者の友人。
またユダヤ人指導者、ユダヤ人に相当するのが、北韓におけるキリスト教会、北韓共産党、韓国キリスト教会、李承晩主権下の五大長官、その背後にいた第一のお母様崔先吉夫人と、叔父の崔聖模氏、そして選民として立てられた韓国人などがあげられる。
・摂理的に見てイエス降臨時に最も罪深かったのは洗礼ヨハネであり、ユダであり、ユダヤ人指導者たちだったが、1945年当時の摂理において、彼らに相当する最も罪深い存在というのは金百文牧師、許孝彬女史、朴ウルリョンハルモニ、、金活蘭総長、朴マリヤ副総長、北韓キリスト教会、北韓共産党、韓国キリスト教会、李承晩主権下の五大長官、崔先吉夫人と、崔聖模氏、韓国キリスト教会などがあげられる。

⑥思い込まされてきた日本の罪

以上1945年当時の摂理をいろいろな観点から分析し直すと、日本はサタン側エバ国として、罪深い国、罪深い民族だったと教わってきたことによって形成された思い込みとは全く違ったものが見えてきました。
「主の国韓国を40年間統治し主の民を迫害した」と思い込まされてきた内容は全く逆で、日本は40年間多大な犠牲を払いながら朝鮮を守り、身分制度を解放し平等な社会をもたらして、韓国の近代化に寄与した国家であり、真のお父様を朝鮮半島にお迎えするためのキリスト教の基盤を作るのに最も貢献した国家だったのです。
また「第二次世界大戦時日本は枢軸国側であり、サタン側のエバ国家だった」というのは残念ながら真のお父様の認識違いであり、日本は終始一貫神側として第二次世界大戦当時の摂理に関わり、共産主義世界の拡張を阻止しようとし、大東亜共栄圏を完成し、日本と韓国が一体化した土台の上に、1945年再臨のメシヤ・真のお父様をお迎えし、そこから7年間で神を中心とした共生共栄共義主義社会が実現するというのが神の第一摂理だったのです。
さらに「真のお父様を直接迫害し、最初に拷問を加えたのが日本人だった」というのは事実ですが、日本人が拷問を加えた相手は、公式路程を出発する前の共産主義者として疑われた文鮮明青年であり、共産主義の拡大を阻止するためのやむを得ない逮捕だったのです。つまりこの時も日本は神側の立場で文青年に対して拷問まで加えてしまったのであり、決して再臨の主・メシヤに対して迫害を加えたわけではなかったのです。
一方メシヤとして公式路程を出発した真のお父様に対して、命ギリギリのところまで迫害を加えたのは韓民族であり、キリスト教会でした。またその原因を作ったのが神が用意された中心人物たち、金百文牧師、許孝彬女史、朴ウルリョンハルモニ、、金活蘭総長、朴マリヤ副総長、崔先吉夫人、崔聖模氏らでした。
彼らは2000年前のイエス降臨時の洗礼ヨハネ、ユダ、ユダヤ人指導者、ユダヤ人に相当する者たちであり、歴史の審判は彼ら中心人物、中心民族に下されていることは周知の事実です。
つまり本当に罪深い中心人物、中心民族というのは、日本人以外の所にいるというのが事実であり、日本は逆に再臨主を朝鮮半島に迎えるためのキリスト教の基盤を整え、朝鮮半島をロシア・ソ連の脅威から守り、再臨主がその使命を果たすための外的基盤を大東亜共栄圏という形で用意しようとした、神の摂理に最も貢献した国家だったのです。

今まで教会で聞いてきた日本の罪とは真っ向から対立する結論ですが、歴史の真実を追求し、原理的に分析した結果、このような結論以外導き出すことはできませんでした。
つまり日本人食口は、サタン側エバ国家として犯した罪のゆえに、摂理に対して責任を持たなければいけないという理屈は、実際は成り立たないということです。
直接には聞いたことはないのですが、「日本人は家屋敷を売り払ってでも、お金が無ければカードを作ってでも献金しなければいけない、献金しなければ地獄に行くぞ」などということが本当に言われていたとしたら、そんなことを言うアベルは根本的に摂理が分かっていないですし、原理が分かっていないということであり、そんなアベルの言うことなど聞く必要はないということです。

絶対にそんなはずあるわけがないという方はぜひ、ご自身で歴史の真実を探求し、独自の見解を確立していただければ、賛否両論の意見が出ることによって、1945年当時の摂理の真実は次第に明らかにされるものと信じます。
より一次資料に立脚した学術的研究が現れて、真実が一日も早く明らかにされることを期待するものです。

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