選民史から見た近現代史概観

◆選民史から見た近現代史概観

これまで選民の歴史、ユダヤ人編、キリスト教編を通じて見て来た真実の近現代史は、私たちが教科書で習った近現代史、私たちが常識として信じてきた近現代史とはかなり違ったものであったことがお分かりいただけたことと思います。
まさしく歴史は勝者によって都合の良いように書き換えられており、都合の悪い真実は隠蔽され、歴史から抹殺されてきているのです。
これまで明らかにした真実の歴史も、膨大な内容となるため全体像がお分かりにくかったと思いますので、ここで一度ポイントを整理しておきたいと思います。

神に選ばれし民ユダヤ人が、神が遣わした神の一人子イエスを十字架につけ摂理に失敗することによって、神の中心摂理はキリスト教徒に受け継がれました。
イエスの十字架以降2000年のキリスト教の歴史の中で、神がメシヤを遣わせる千載一遇の機会は一度だけやってきました。それが紀元800年、法王レオ三世によってチャールズ大帝が祝福を受け、聖アウグスチヌスによってキリスト教理想として著わされた「神国論」が、キリスト王国(フランク王国)として現れたキリスト王国時代でした。

原理講論を見ると「キリスト王国時代、法王を中心とした霊的な王国と、国王を中心とした実体の王国とが一つとなり、『メシヤのための基台』をつくったならば、そのときにメシヤを迎え、メシヤを中心とした王国が建設されるはずでした。
しかし法王と僧侶の世俗的な堕落によってキリスト教にサタンが侵入したため、アダムに侵入したサタンを分立するために、アダムをカインとアベルに分立したように、このときにもカイン型のヘレニズムの復古運動、文芸復興(ルネッサンス)と、アベル型のヘブライズムの復古運動、宗教改革として分かれて現れました。

カインがアベルに屈伏して、初めてアダムに侵入したサタンを分立させ、メシヤを迎えるための「実体基台」が造成できるように、カイン型であるヘレニズムがアベル型であるヘブライズムに完全に屈伏することによって、初めて中世キリスト教に侵入したサタンを分立させ、再臨主を迎えるための「実体基台」が世界的に造成され、一つの世界を復帰するようになるのです。」
この時生まれたカイン型ヘレニズムが集大成したものの一つがマルクスがまとめあげたマルクス主義、共産主義思想であり、もう一つがユダヤ人が長い歴史をかけて築き上げてきた国際金融秩序と、彼らの思想グローバリズム、社会主義思想です。

一方アベル型ヘブライズムは1517年、ルターに始まる宗教改革を経てプロテスタントとして現れましたが、プロテスタントの中でもピューリタン(清教徒)となって神の祝福と共にイギリスにわたり、イギリス国教会による迫害に遭うや、1620年以降、信教の自由を求め神の祝福と共にアメリカに渡りました。
アメリカに渡ったピューリタンの中でもアベルの位置に立つのが会衆派でした。会衆派は1810年、外国伝道団体アメリカン・ボードを設立し、日本では1878年に後の「日本組合基督教会」を設立しました。
日本組合基督教会は1910年の日韓併合の後、朝鮮総督府により朝鮮宣教を命じられ、莫大な資金援助を受けて朝鮮植民地伝道を繰り広げました。このような土台のもとに1920年、日本統治下の朝鮮の地に誕生されたのが文鮮明先生、真のお父様でした。

ここまで見てきた、アベル型ヘブライズムとして誕生したプロテスタントではありましたが、神の祝福は常にプロテスタントの中でもその一部に集中的に注がれてきたのが分かります。これはヤコブの子女12人のうち、ヨセフとベニヤミンにのみヤコブの愛情が注がれ、残り10人にはあまり愛情が注がれず、その結果残りの10人は摂理を妨害するように働くようになったように、神の摂理は常に2対10の関係性を持って、神の摂理を担う2の少数の中心人物たちと、それを妨害する10の大多数の中心人物たちとに分かれるのと同じ原理が働いていると考えることができます。

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