家庭連合の現状と私
(一)家庭連合の現状
=サタンの侵入とアベルカイン分立=
家庭連合の現状を理解しようと思ったとき、私たちは基本として3つの原理に着目しなければいけません。
①まず一つ目は、神の摂理の中心人物が摂理に失敗し、サタンの侵入を許してしまった時、
神は摂理を進められるためにその中心人物を2つ、
つまり善の表示体であるアベルと、悪の表示体であるカインとに分立しなければいけません。
表現を変えるならば、神の摂理を担う中心宗教が2つ、またはそれ以上に分裂したら、
その中心宗教にはサタンが侵入してしまったということを意味します。
②次に着目しなければいけない原理は、一度摂理に失敗した中心人物は、
二度と再び同じ摂理の中心には立てないということです。
中心人物が摂理に失敗した時、その中心人物には神が相対すると同時に、サタンが相対するようになります。
そのため神はそのままでは摂理を進めることができないため、善と悪の表示体、つまりアベルとカインに分立し、
神が相対しうる善の表示体であるアベルを中心として次の摂理を展開されます。
よって一度摂理に失敗した中心人物は、二度と再び摂理の中心には立てないのです。
③そしてもう一つ着目すべき原理は、悪の表示体であるカインは、アベルに従順屈伏し、
アベルの主管を受けなければ、神の前には帰ることはできないということです。
しかし今日までの復帰摂理歴史を見たとき、
一度摂理に失敗した中心人物でも、アブラハムだけは再び中心人物として立つことができました。
アブラハムは象徴献祭には失敗しましたが、自分の命よりも大切なイサクを、
神の前に捧げる決意をすることによってサタンが分立され、摂理の中心人物として再び立つことができました。
そしてその勝利の基台を受け継いだイサク、ヤコブの勝利により、信仰の祖と称されるようになりました。
こうしてアブラハムは信仰基台を造成しましたが、信仰基台の造成よりももっと難しいのが実体基台です。
聖書歴史上、実体基台の造成に成功した人物は、アブラハムの孫、ヤコブのみでした。
双子の弟であったヤコブは、21年間のハラン苦役路程を勝利することにより、
カイン的立場にあった兄エサウを屈服し、アベルの位置を復帰しました。
しかしそのアベルカインの一体化も、ヤコブの勝利によるところが多く、
初めからエサウがヤコブに従順に屈服したわけではありません。
従順屈服どころか、長子の嗣業とイサクの祝福を奪ったヤコブを殺そうと狙っていました。
同様に、歴史を通し常にカイン的立場にある者たちは、自分たちの利権を守るためにサタンの虜となり、
アベル的存在を迫害し、摂理を妨害してきました。
このように復帰摂理歴史を振り返ると、一旦サタンに侵入され、アベルとカインに分立した中心人物が、
再び摂理の中心人物として立つことは、ほぼ不可能といってもいいほどの難しさがあります。
万が一再び中心人物として立てるとしたら、自分の命よりも大切なものを犠牲とし、
完全自己否定の路程を通過した後に、アベルと完全一体化するしか道はありません。
家庭連合の現状では、旧統一教会が大きく分けて3つに分裂した原因は、
旧統一教会にサタンが侵入したためであることを明らかにします。
神の復帰摂理では、神が立てた中心人物が摂理に失敗したとき、中心人物はサタンに奪われるため、
神は中心人物を善の表示体と悪の表示体に分立し、善の表示体を立てて次の摂理を進められます。
真のお父様の御聖和を前後として、旧統一教会が今の家庭連合、家庭平和協会(文顯進様グループ)、
サンクチュアリ教会の3つに分立してしまった事実を見たとき、
旧統一教会にサタンが侵入したことは間違いのない事実です。
そこで問題となるのが、いつ誰に、どのようにしてサタンが侵入したのかであり、
そこを解明しない限りどの団体が神側で、どの団体がサタン側なのかを明らかにすることはできません。
そこで時系列に従って真の家庭で起こった出来事を見ていった時、
残念ながら韓お母様にサタンが侵入してしまったということがわかりました。
韓お母様は真のお父様のことが理解できず、常に心に不満を抱えていました。
そこにサタンがつけこみ、時間をかけて誘惑し、真のお父様を不信させました。
真のお父様の勝利は、生まれながらにして原罪を持たない、
独生女として生まれた韓お母様によってもたらされたものであり、
韓お母様の韓氏は、特別な氏族であると信じ込まされました。
そして韓お母様は金孝南訓母様の主礼の元、サタン的霊的存在(天の父母様)と祝福を受けることによって、
真のお父様と離婚し、サタンと結婚した立場に立ってしまいました。
その前後、真のお父様の後継者有力候補だった文顯進様を、策を弄して教会から追い出すことに成功しました。
また韓お母様は霊に取り憑かれていると感じ、韓お母様を不信するようになった
文亨進様、文國進様を結果的に追放し、全ての権力を手に収めることに成功しました。
韓お母様こそが真のお父様と完全一体化した存在だとして旧統一教会、
家庭連合では韓お母様中心の体制を築きましたが、
実際は真のお父様は原罪を持って生まれたとして真のお父様を否定し、
韓お母様こそが原罪を持たない立場で生まれた独生女であるとして、
韓お母様は真のお父様を否定するようになりました。
その結果真のお父様の立てられた伝統を次々と破壊し、韓お母様こそが唯一絶対の独生女であるとして、
韓鶴子教ともいうべき家庭連合ができあがりました。
このような結果を見ても、韓お母様にサタンが侵入してしまったことがわかります。
つまり神の摂理の中心宗教にサタンが入り、その中心宗教は3つに分裂してしまったこと。
サタンが入った中心人物は韓お母様だったこと。
サタンが入った中心宗教、家庭連合は、カインの立場に立つこと。
一度摂理の中心から外れてしまった家庭連合は、
そのままでは二度と再び神の摂理の中心に復帰することはできないこと。
家庭連合が再び神の摂理を担うためには、アベル的存在に完全屈服し、
その主管を受けるしか道はないことなどがわかります。
ここでは時系列に従って、韓お母様に如何にしてサタンが侵入したのか?
その結果どのようにして統一教会は分裂するに至ったのか?
真の後継者は誰なのか?
韓お母様の目指す天一国とはいかなる世界なのか?
このような時代、私たちはどのような信仰を持つべきなのかについて分析し、
今までの復帰摂理歴史から見て今後世界はどのように回っていくのかについて考察していきたいと思います。
1、摂理的同時性の時代から見た、統一教会の分裂
★家庭連合、郭グループ、サンクチュアリ教会の分立。
今日、旧統一教会が3分裂した現状を見たとき、同じような時代が摂理的同時性の時代の中にもあったことがわかります。
統一教会のピークは、2006年6月13日、『天正宮博物館奉献式および天宙平和の王・真の父母様戴冠式』であり、
統一教会における、神殿理想の完成とみることができます。
つまりその時が、再臨の主である真の御父母様を中心として、地上に神の国の理想が完成すべき時だっと言えます。
しかし実際には、その時を境として、統一教会にサタンが侵入し、
過去における同時性の時代と同じような悲劇を繰り返すこととなったのです。
つまり真のお父様の三男文顕進様が、2009年に郭錠煥氏とともに統一教会を分かち、
UCI財団を従え、独自のグループを形成するようになりました。
さらには真のお父様が後継者として立てられ、世界会長の任にあった七男文亨進様が、
真のお父様の聖和の後、教会から排除されるようになりました。
2014年7月1日には、真のお母様韓鶴子オモニムが『独生女』宣言をなさいました。
2015年1月25日には文亨進様が、説教『沈黙を破って』を通じ、
3人の悪魔連盟への宣戦布告を行うことによって、今日のサンクチュアリ教会がスタートしました。
こうして旧統一教会が3分裂してしまった状況は、まさしく統一王国時代における南北王朝分立時代と、
キリスト王国時代における東西王朝分立時代に相当するということがわかります。
2、何故分裂するのか?
統一王国時代、キリスト王国時代、そして今日の天一国時代において、
完成したはずの神の王国は、何故分裂するのでしょうか?
結論を言えば、神様の王国となるべくして建てられた王国理想に、サタンが侵入したことによります。
神様の創造理想世界においては、神様を中心としてアダムとエバが一体となり、
子女を繁殖させることによって神様の家庭を完成させ、その神様の家庭を拡大することによって、
創造本然の理想世界を完成するようになっていました。
しかしエバが蛇によって誘惑され霊的に堕落し、
次に堕落したエバによってアダムまでもが肉的堕落を行ってしまったために、
神様の創造理想世界は失われることとなってしまいました。
その結果、堕落しサタンに侵入されてしまったアダムは、
神とサタンという二人の主人に対応するという非原理的な立場に立ってしまいました。
それゆえ善の表示体であるアベルと悪の表示体であるカインとに分立し、
善の表示体であるアベルを中心として立てることによって、神様は復帰の摂理を進めることができました。
そのように、摂理的中心人物が摂理に失敗し、サタンの侵入を許してしまったとき、神様は摂理を次に推し進めるために、
善の表示体と、悪の表示体とに分立する摂理が展開されるようになってしまったのです。
3、サタンの侵入とアベル・カイン
統一教会が大きく分けて3つに分裂してしまった現状を見たとき、統一教会は摂理に失敗し、
サタンの侵入を許してしまったことは否定することができません。
ではいつ、誰が、何に失敗し、サタンが侵入してしまったのでしょうか?
これは非常に難しい問題ではありますが、真のお父様の聖和の前後を調べてみると、残念ながら一人の中心人物に
サタンが侵入してしまったということを否定することはできません。
最近明らかにされつつある、真の家庭の真実を知ると、私たちが知るかなり以前から、
韓お母様にサタンが侵入してしまったということが明らかになってきました。
今ネット上に明らかにされている資料を調べると、文亨進様、文國進様、神山先生の語られている証の中に、
当時の韓お母様の変化が明かされています。
韓お母様の変化を、時系列に従いまとめてみたいと思います。
①天使長たちの誘惑
「真の御父母様の結婚は幸せな結婚ではありませんでした。
実際のそれは、ひどい苦しみが伴う、苦難であり、拷問のようなものだったのです。
そんな時天使長たちはお母様に取入り、持ち上げて、
『あなたは、勝利者です。あなたの宮殿です!あなたは原罪なく生まれたのです、
お父様にはあるのです。あなたの先祖は、栄光なる先祖です。』と語っていました。」(2015.4.12 文亨進様)
2015年4月12日 文亨進様説教『真理の御霊(真のお父様の聖霊)』
2015年3月15日 文亨進様説教『王は永遠に君臨する』
②へびの誘惑
韓お母様に対する天使長たちの誘惑は、あたかもエデンの園でエバが天使長ルーシェルによって誘惑されたのと
同じような試練だったと言えるでしょう。
「天使長達は『あなたは神になれる。あなたは神です。あなたはメシヤです。
あなたは神様の一人娘です。あなたは女神です。』とお母様を誘惑しました。」(2015年4月12日 文亨進様)
2015年4月12日 文亨進様説教『真理の御霊(真のお父様の聖霊)』
③韓お母様の変化
「お母様には習慣がありました。
子供達に『なぜお父様はこうなんでしょうか。』とか、
『なぜお父様はこのようなことをされるのでしょうか。』とか言われていました。
お母様の信仰は全て彼女自身から来ていたのです。
お父様と共にいて、多くの恵みがお父様を通して来ている事を理解できなかったのです。
それが、自己憐憫に陥り、独善的になりました。
それは、『全ては私がやった。私がお父様を作った。
私はこんなに苦しんだのに、お父様はそれほど苦しまなかった。
私が彼を作った。』と考えるようになられ、
しだいにまわりにいる悪魔達に操られるようになってしまったのです。」(2015.7.19 文亨進様)
2015年4月12日 文亨進様説教『真理の御霊(真のお父様の聖霊)』
審判回避プロジェクト お父様の立場が正しいです–神山先生(8/8)
2015年7月19日 文亨進様説教『神様と共に深い信仰の世界へ行きましょう』
④文顯進様の台頭
長男、文孝進様のご在世当時は、文孝進様が後継者になるだろうという、
暗黙の了解があったためか、後継者争いが表ざたになることはありませんでした。
2008年3月17日、文孝進様の昇華により、世界平和青年連合世界会長に就任されていた文顯進様が、
実質的に長男の位置に立ちました。
2世を中心に人気のあった文顯進様は、教会の中でも後継者と目されるようになり、
教団ナンバー2である郭錠煥先生をはじめとして、多くの教会幹部たちも文顯進様を推すようになりました。
審判回避プロジェクト 追い出された顕進様–神山先生(4/8)
⑤束草事件と、文顯進様追い出し作戦
★束草事件
2009年3月8日、束草・天情苑における早朝の訓読会で、主要幹部と仁進様、顕進様、国進様、亨進様を前に、
真のお父様が「霊界の実相であるから良く聞くように」と言われた文書が訓読されました。
しかしその文書のうち、2番目に訓読された文書は、
当時、韓国教会の会長であった梁昌植先生がご父母様への報告文として作成した文書だったのです。
その内容は次のようなものでした。
1、祝福家庭は真の子女を通して、真の子女はお母様を通してお父様の前に出なければならない。
2、ご父母様は真の子女の中心として亨進様を立てられたので、真の子女は亨進様に全てのことを相談しなければならない。
3、天宙平和連合(顕進様)はカインとして、
世界統一家庭連合(亨進様)はアベルとして二つが一つにならなければならない。
4、亨進様は全ての摂理に関して報告を受ける権限があり、
その他の真の子女はそれぞれの責任分担を果たさなければならない。
そして、お父様は顕進様に次のように指示されます。
「一年間、公的な活動を休んで、原理を勉強しなさい」「お父様のそばにいなさい」と。
しかし文顯進様は真のお父様の指示を拒否され、独自の道を行くようになりました。
⑥真の父母様宣言
当時は文國進様、文亨進様も、韓お母様と共に、真のお父様を支える立場であったために、
文顯進様、郭錠煥先生問題の解決のため、文亨進様こそが後継者であるということを真のお父様に宣言文を書かせました。
『万王の王はお一人の神様、真の父母様もお一人の父母、
万世帯の民も一つの血統の国民であり、一つの天国の子女である。
天宙平和統一本部も絶対唯一の本部だ。
その代身者・相続者は文亨進である。
その外の人は、異端者・爆破者である。
以上の内容は、真の父母様の宣言文である 文鮮明印」』(2010.6.5)
⑦真のお父様の「離婚するぞ」「文総裁の妻の位置もいません」発言。
★真のお父様の「離婚するぞ」発言
「ある日暖炉のまえで、お母様はお父様に、『あなたも、原罪を持って生まれてきたのでしょう』と言われました。
お父様は、ただ、唖然とされ、驚かれました。
お父様は、お母様に、『離婚するぞ』と、言われました。」(2015.3.15 文亨進様)
★真のお父様の「文総裁の妻の位置もいません」発言
2012年7月16日、清心平和ワールドセンターでの基調講演中、
真のお父様は韓お母様に対する思いがあふれ、次のような発言をされました。
「オモニを私が育ててきたよ。オモニはいません。文総裁の妻の位置もいません。
自分勝手にやっている!!自分勝手に。ん。」
⑧偽りの神と結婚した韓お母様。
2011年末~2012年1月18日頃、お父様が麗水に行かれている隙に、
金孝南氏が主礼に立ち、神様とお母様の結婚式を決行しました。
「アボジがおられない間に他の霊人と結婚したということはどういうことでしょうか。
第一にアボジは離婚したということ
第二にサタンと結婚したのです。
韓氏の血統 サタン王の血統に再び帰りながら萬王の王と離婚しながら。
後ろでサタンと姦通 結婚 堕落!した失敗した堕落したエバになってしまいました。」(2016.8.3 文亨進様)
そのことを知った真のお父様は急遽お戻りになられ、
翌日2012年1月19日の朝の訓読会の時に韓お母様に対して集中砲火がありました。
そして激しくみ言を語られた後、お父様の隣の席に座っておられたお母様をテーブルの前に呼ばれ、
お父様を見つめて立たれるようにされました。
また最前列の椅子に座っていた石俊昊、ユンジョンノ、黄善祚、金孝律、4人に出て来させ、
お母様の後に二行に並んで立たせ、訓読会に参加したすべての食口と共に手をあげて、
韓お母様に絶対服従を誓わせました。
その後、みんなに両手を高く上げて、拍手をさせて、お父様のみ旨とは何かを確認させる特別な役事をされました。
⑨韓お母様と肉的堕落問題。
⑩文亨進様、文國進様を金銭的、権勢的に誘惑。
韓お母様と、その取り巻きの幹部食口たちは、文亨進様、文國進様を自分たちの仲間に取り込むことによって、
韓お母様と、自分たちの権力基盤を盤石なものにしようと画策し、金銭的、権勢的に誘惑をするようになりました。
「我々の側に加われ。どっちにしろ、あなたの世界になります。
あなたが後継者ですから。後継者の権利とこの王国はあなたのものですよ。」(2015.1.18 文亨進様)
「当時私たちも同様なわいろと金銭的、権勢的誘惑を受けました。
お父様から代身者、王権の相続者の祝福を受けていたのでむしろその規模は大きかったのです。
私たちもサタンの誘惑にさらされました。
国進兄さんも私もです。
しかし私たちは拒絶しました。
お父様を裏切ることを拒否したのです。」(2015.4.9 文亨進様)
⑪私はメシヤ、私は神
韓お母様は、真のお父様と違う道を歩まれようとしていることを感じた文亨進様、文國進様は、
彼らから提案された賄賂を拒否し、真のお父様の後継者としての道を行くことを選びました。
「天正宮の奥の一室にあるテレビのある部屋で会話していた時のことです。
国進兄さん『お母様、あなたは皇太后として真のお父様の御決断を尊重すべきです』
と言った瞬間、激高して顔を真っ赤にして
『私は絶対権力を手にしています!』と大声をあげたのです。
私たちは唖然として顔を見合わせました。
『今の言葉を聞いたか』と無言で言葉を交わしたのです。』
『お母様が私に『私が誰だと思う?』と尋ねられ、
私は『お母様は勝利されたメシアの対象、真のお母様です。』と言いました。
すると、お母様は『いいえ、私はメシアであり、神である』と仰いました。
なので、『お母様、そのように仰ると、滅びの道を行きます。
天の審判を受けるようになります。お父様は3年だけ待たれます。』と、私は言いました。」(2016.8.3 文亨進様)
⑫日本からの献金に群がり、私腹を肥やす幹部たち。
日本はサタン側のエバ国として、主の国韓国を40年間迫害しました。
その罪の蕩減のために、日本は摂理に対し誰よりも犠牲になり、献金しなければいけないと教えれられてきました。
その結果日本から自動的に献金が集まる仕組みができ、その献金に韓国の幹部たちは群がり、私腹を肥やしていました。
アメリカのイーストガーデンに毎月200億円の献金を持っていっていたある幹部の方の証しを見ると、
「そこにおける御前会議は名ばかりで、 実際は各事業を担当している韓国人の先生方がやって来て、
取り合うようにして持っていってしまった。
その内、中抜きがあり、実際にはどれくらいが事業に当てあわれていたのが誰も分らない。
なぜなら、献金の決算報告は無いからである。」
こんな例は氷山の一角にすぎず、実際にはどれほど酷かったのかは、日本人には知られていないのではないでしょうか。
亨進様のみ言を見ることにします。
「お父様がある指導者をお呼びになりました。
その方は、5箇所からおのおの1億ウオンを超える額をもらっていました。
私は彼に、そんなに多くのお金をもらってはならないと伝えました。
その方は毎月5000万ウオンをもらっていますが、
『私は世界会長として一年間働いてもその額に達することはない』と伝えました。
(その方はその時韓国の協会長でした)」(2015.1.18 文亨進様)
「日本のメンバーが、全てのものを払うようにされていました。
私達はそれをやめさせようとしました。
彼らはそれに激しく反対しました。
そして、日本のメンバーに彼らにお金を与え続けなければならないと思わせようとしました。
彼らは完全に偽者です。」(2015.8.16 文亨進様)
⑬文亨進様、文國進様は教会から追い出され、サンクチュアリ教会をスタート。
幹部たちからの誘惑に屈せず、経済を透明化し、教会を改革しようとする文亨進様、文國進様は煙たい存在となり、
大変なバッシングを受けて教会を去りました。
何も持たずに出てきました。
オバマ・ケアを受けるほどだったといいます。
そしてアメリカの片田舎で、2家庭だけで今のサンクチュアリ教会をスタートしました。
「オモニにもはや付いていくことはお父様を冒涜することと同じことになってしましました。
お父様に従うこととオモニに従うこと、この二つは決して両立しない事柄になったのです。
善悪の二者択一です。
そして王宮から逃亡しました。
三代王である息子を『誘拐』するように連れ出しました。
人事としてアメリカに送られたのですが、本来オモニが私を切る目的の人事であることを知っていたので、
アメリカ会長職もそう長くはないだろうと考えていました。
予想通りすぐにその職も解かれてここに来ることになりました。
神様がここに導かれたのです。」(2015.4.9 文亨進様)
「何も持たずに出てきました。ここには何もないのです。
オバマ・ケアを受けるほどでした。
大変なバッシングを受けすべてを失いましたが、
お父様を手放さなかったおかげですべてを得ることができました。」(2016 文亨進様)
真のお父様の入院中、金孝南訓母様がお母様を洗脳して、お父様の生命維持装置を取ろうとしていました。
「訓母様は『孝進様、興進様、栄進様がここに霊的に来られ、
お父様を迎えたがっておられます』と語り始められました。」(ヨナ様)
「それに対して、朴晋煕先生以外の全ての36家庭のトップリーダー達は皆黙っていました。」
しかし文亨進様は、韓お母様からびんたをされながらも、
「もしあなたがそれをすれば、あなたは殺人者になります。」
と言って文國進様とともに安楽死に反対しました。(2015.7.5 文亨進様)
2015年7月5日 文亨進様説教『背教の悪しき時代』
gildongのブログ『國進様と真のお母様の戦い・安楽死発言』
⑮真のお父様の立てられた伝統
真のお父様は16歳の時(1935年4月17日)、イエス様と霊的に出会い、『天の御旨に対する特別な使命を果たしなさい』との啓示を受けました。お父様はその日以来自らの人生をかけ、まずは原理を解明し、その原理原則に従ってサタンとの命がけの戦いに勝利し、勝利の基盤を拡大してきました。その原理とは、蕩減復帰原理でした。
勝利の基盤の中でも最も大きな勝利は、1960年3月27日(陰 3. 1)に真の父母の日を迎えることにより、聖書に予言された子羊の婚姻が行われました。アダムとエバの堕落により、人類は1人の例外もなくサタンの血統を受け継ぎ、原罪を持つ堕落の血統となりました。子羊の婚姻を迎えることにより、人類は歴史上初めてサタンとは関係のない、神の血統を地上に迎えることができるようになりました。そして真のお父様の勝利圏の拡大とともに、より小さな蕩減条件でも、誰もが祝福に与れる恩恵が人類に与えられました。
同様に1945年当時、神様が用意した全ての基台を失ってしまった真のお父様は、40年の蕩減期間を勝利し、1985年再びメシヤを迎え、神の国を迎えることのできる時代圏を迎えました。
1992年7月3日、1985年から7年目、勝利の蘇生期的基盤を築いた土台の上にメシヤ宣言。
1993年1月1日に成約元年を宣布。
1999年3月21日にはサタンを完全屈服。
1999年6月14日に『真の父母様天宙勝利祝賀』宣布。神様解放、天上解放、地上万民解放、サタン解放、地上天国来臨を宣布し、長成期完成級を勝利的に越えました。
2001年1月13日完成期を迎えて『神様王権即位式』を宣言し天一国を出発。歴史上初めて神様が王の位置に立たれました。
2006年6月13日、1985年からちょうど3次にわたる7年路程の末に迎えた21年目、『天正宮博物館奉献式および天宙平和の王・真の父母様戴冠式』を行うことにより、聖書に予言された新しい天と新しい地、新しいエルサレムを迎えることができました。
このように自らの人生をかけ、血と汗と涙を流し、サタンとの命がけの戦いに勝利し、打ち立てられた勝利的基盤は永遠であり、何人といえども決して破壊することのできない伝統を打ち立てられました。
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⑯伝統の改竄、破壊
16歳でイエス様からの啓示を受けてより、真のお父様はその生涯を神のために捧げてきました。神の悲しみを開放し、全人類を神の前に復帰するため、サタンとの血みどろの戦いに勝利し、全ての人が神の祝福に与れる道を切り開きました。そして神と人が一つとなった地上天国、天上天国を実現するための道筋を、私たちに指し示して下さいました。これら真のお父様が生涯をかけ、神と私たち人類のために残してくださった恵みは、まさしく人類にとってのこの上なき永遠の宝であります。そんな永遠の宝は、み言、特に8大教材教本という形で残されました。そのみ言は、永遠の価値を持つものであり、人類がこれから歩むべき方向性を示した、唯一無二の教科書である故、何人といえども手を加えてはいけないものであり、絶対に改竄・変更など許されざるものです。
真のお父様によってみ言がもたらされる以前は、2000年前イエスによってもたらされた聖書が、人類にとっての最大の宝と言えました。その聖書の最後、黙示録の22章を見ると、
「22:18この書の預言の言葉を聞くすべての人々に対して、わたしは警告する。もしこれに書き加える者があれば、神はその人に、この書に書かれている災害を加えられる。22:19また、もしこの預言の書の言葉をとり除く者があれば、神はその人の受くべき分を、この書に書かれているいのちの木と聖なる都から、とり除かれる。」
このように聖書に別のみ言を書き加えたり、み言を取り除いたりすることをきつく戒めていますが、真のお父様も同じように戒められています。
「天聖経という言葉は怖い言葉です。第三者がどんなに素晴らしいノーベル賞をいくつも持っている人でもそれに手をつけてはならない」
「先生が語るその一言のみ言には、数千万の善なる人々が首をしめられ、血を流した祭壇のみ言であるというのです、死刑場で消えていく数千数万の善なる人々に、知らせてあげることのできなかった神様の曲折が葬られているのです。皆さんが 創造原理から復帰原理まで全体のみ言を受けるようになるとき、そのみ言の一言一言には、血の涙が絡まっているというのです。」
『天の心情を誰が知っていたか』より抜粋 1960年1月17日
このように真のお父様の立てられた伝統、み言は、誰からも永遠に手を加えられるべきものではないにもかかわらず、真のお父様が聖和されるや否や、矢継ぎ早に次々と改竄、破壊がなされてきました。それはあたかも、真のお父様が聖和されるのを首を長くして待っていたかのような、素早い変更でした。
具体的にどのような改竄がなされてきたのかをまとめると、
·お父様の天聖経の削除を含む大改編、
·お父様が涙を流しながら歌われた天一国国歌(栄光の賜物)の変更。
·家庭盟誓において「神様」を「天の父母様」に変更
·成婚問答の簡略化
·女性神の実質的導入
·建国の根幹たる憲法から統一原理を疎外
·忠実な対象の位置から離脱
·自らを「神」「独生女(出生時無原罪)」と称する
·文氏の血統(神の血統)より韓氏の血統(純サタン血統)を尊重
·御父様の玉座に平然と座る
·祝福リングに自分の名前のみ刻む
·御父様の統一マークに対する訴訟
家庭連合では、真のお父様自身が変更しなければいけないと言われていたと主張していますが、果たして本当に真のお父様が願われたことでしょうか?もし真のお父様の願いだったとしたら、もちろんお父様の生前に行われていただろうし、もうこれ以上改善の必要のない状態にして聖和されたことでしょう。真のお父様が聖和された後に、矢継ぎ早に行われたというところに、真のお父様の意思に反した、何らかのサタン的意図を感じざるを得ません。
真のお父様のみ言の改竄は、神と真のお父様の願いなのか、それともサタンによる真のお父様の伝統の破壊行為なのかどうか、各自がもう一度神の前に真剣に祈り、自分なりの確固とした答えを見出す必要があるのではないでしょうか?
【火の粉を払え】「お父様は無念だった!」-神山元会長の講演録を全文公開
2015年7月22日文亨進様説教『“奥深い信仰”堕落した“韓鶴子集団”になってしまいました。』
2015年11月17日 文亨進様説教『살아 흐르는 血統(生きて流れる血統)』
⑰独生女宣言
2014年7月1日、韓お母様は、自らを生まれる前から歴史が用意した、神の『独生女』であることを宣言されました。
「ここに座っている真の母は、『6千年ぶりに誕生した独り娘です。』
摂理歴史においてアジアの主人は韓王朝です。東夷族です。私たちは韓民族です。
『血統転換』、私は胎中にいる時からそうなのです。皆さんがこのことを信じなければなりません。
そのため、私を中心とした三代は平壌がエデンの宮になると信じていました。
許孝彬の母親になられる方が私を呼んで祝祷をしたのです。肉体を持ってくる再臨メシヤを迎えられる実質的な準備をする団体が私を祝福したのです。
イエス様の使命を引き継いだその時、その瞬間がお父様が独り子となられた資格です。
これまでの2千年歴史は、独り娘を探してこられた歴史です。真の父母は、苦労なさって6千年間の時を過ごして天がご苦労にご苦労を重ねて探し立てられた独り娘です。」
独生女宣言とは、韓お母様自身がメシヤであり、6000年の神の復帰摂理歴史の目的が、女メシヤとしての韓お母様を迎えるための歴史だったと宣言されたのです。韓お母様は、生まれる前から聖別された、原罪無き神の独り娘であり、一方真のお父様は、16歳でイエス様の使命を引き継いだ時が、メシヤとなられた瞬間であったとも言われています。つまり韓お母様は、生まれながらのメシヤであり、16歳で召命された真のお父様とは根本的に違っており、イエス以降2000年の歴史も、独り娘韓お母様を探し求めるための歴史であったというのです。
これはまさしく、驚天動地の宣言であり、統一教会の根本にかかわる宣言であります。
2015年11月17日文亨進様説教『살아 흐르는 血統(生きて流れる血統)』
【火の粉を払え】『新しい時代の始まりか、それとも破滅への序曲か-韓講話 』
⑱独生女宣言、教会の対応
教会では韓お母様の独生女宣言を、最初はどうとらえるか迷われ、2014年7月1日の独生女宣言を、中和新聞の記事から大幅に削除して、当たり障りのない内容で発表されました。
しかし韓お母様は、事あるごとに自らが独生女であることを強調されるるようになったため、教会としても独生女宣言を全面的に受け入れることにしました。そのため今では、韓お母様の独生女宣言を肯定するための新しい原理、新しい神学が構築始めました。しかしその原理、神学は、真のお父様が命懸けで解明された原理とはかけ離れたものとなり、自己矛盾を生む結果となっています。
【火の粉を払え】『新しい時代の始まりか、それとも破滅への序曲か-韓講話 』
【火の粉を払え】『鶴の心模様(2)-いつまで茶番(鮮鶴一体)を演じればいいの?』
⑲姸進様と情進様の聖婚式
人間始祖アダムとエバの堕落以来、6000年の人類歴史の結実として真のお父様が誕生し、サタンとの命がけの戦いの末に勝ち取った祝福。真のお父様によってもたらされたこの祝福は、真のお父様の勝利圏の拡大によって、より小さな蕩減条件でも、私たちにもその恵みの場に与れるようになりました。
それだけにその祝福を受ける基準は絶対的なものであり、誰にもその基準は、変えることのできない不可侵的な世界ともいえます。もしその基準を犯してしまったなら、それはサタンの讒訴条件となるものであり、決して神様の相対できない、サタンの主管下での、堕落の血を受け継ぐ結婚でしかありません。
姸進様と情進様の聖婚によって、韓お母様は「70億人類のために、真のお母様は祝福の門をより大きく開くことに着手された。」と言われましたが、この祝福は真のお父様が決して許さなかった、堕落の血を受け継ぐ結婚でしかありません。
【火の粉を払え】『姸進様と情進様の聖婚式―教会側が説明文を配布!』
4、真のお父様の聖和前後の権力闘争
真のお父様の晩年、真のお父様御聖和後の韓お母様を中心とした権力闘争が、水面下で激しくなされていたことは次第に明らかになってきました。その過程で、後継者有力候補だった文顯進様、郭錠煥先生は策略にはまり、真のお父様の元を離れ、教会の資産の50~70%ともいわれるUCI財団を手に入れ独立してしまいました。真のお父様の後継者として足場を固めつつあった文亨進様も、文國進様とともに教会から干され、ついには人知れず教会から追い出されてしまいました。
韓お母様を陰で操り、権力闘争の中心にいた人物こそが奸臣、金孝律氏でした。しかし権力闘争の末に手に入れた地位は、次の権力闘争の末に奪われることとなり、金孝律氏もあっという間にその権力を失うこととなりました。
金孝律氏が権力を失うこととなった原因は、韓お母様を使い、金孝南訓母様を中心とした清平の経理の流れを追求した結果、逆に金孝南訓母様に返り討ちにされたからでした。しかし金孝律氏は、そのままで終わるような人物ではありませんでした。清平の不正融資献金問題を国税に訴えることにより、金孝南訓母様の失脚に成功しました。
まさしく韓お母様を中心として、お金と権力の奪い合いがなされてきたのです。
ではその辺の権力闘争の路程を辿ってみることにしてみます。
①奸臣の乱
真のお父様ご在世当時、韓国の月刊誌『新東亜』に、統一教会『王子の反乱』という特集が組まれたことがあります。3男である文顯進様が、統一教会で反乱を起こし、教会の分裂状態を引き起こしているという記事です。
しかし紀元節を過ぎ、文亨進様、文國進様も統一教会を出て、金孝律氏が全ての実権を掌握した現状を見ると、『王子の乱』ではなく、奸臣、金孝律氏による乱であったという記事が、『韓国「時事フォーカス」2013年3月11日』に出ました。
韓国の一般雑誌の記者による取材でもわかるように、真のお父様の聖和後の2013年1月7日、教会は韓お母様の絶対体制となると同時に、韓お母様の直属に金孝律氏が立ち、その下にすべての機関が来るような、金孝律氏絶対体制となりました。
【火の粉を払え】『緊急ニュース-文国進理事長の解任が決定!!』より
②金孝南訓母様に韓お母様が屈す
しかしその頃、清平の経済は教会とは独立しており、清平への解怨献金は、教会で主管することはできませんでした。そのため清平の経済問題は不透明となり、金孝南訓母様の独断で献金が使われており、教会ではその実態を把握できませんでした。清平での不明朗な会計処理を正そうと、初めは文國進様が、そして真のお父様の聖和の後には金孝律氏が金孝南訓母様のところに出向き、監査報告することを求めましたが、答えは当然ノーでした。
このあと韓お母様が直々に金孝南訓母様にこう指示しました。
「あなたはお金のことから手を引き、役事(先祖解怨)だけをやってください」
ところが金孝南訓母様はこう宣言したといいます。
「役事を含めすべてから下ります」
この発言に仰天した韓お母様は、後日、涙を浮かべ、この前の話はなかったことに、と金孝南訓母様のご機嫌を取ったといいます。
この結果金孝南訓母様は、韓お母様を後ろ盾とした絶対的権力を持つことに成功し、それまで絶対的権力を手にしていた金孝律氏は、病気を理由に表舞台から消え去ってしまいました。
【火の粉を払え】『200億円が清平から消えた!統一のシャーマンに暗雲が・・・ 』より
③清平不正献金問題
そうやって韓お母様の絶対的信任を受けた金孝南訓母様でしたが、後に清平の不正献金問題が持ち上がり、金孝南訓母様は、全て真のお父様の指示によるものであり、自分には責任はないと言って逃げ出したと言います。
横領疑惑の中心に清心教会が登場します。この教会で数百億ウォンから多くは数千億ウォンの資金を清心グループの系列会社への貸し出したというものであります。
具体的な貸し出しの内訳は、(株)振興レジャーパインリズに1885億ウォン、(株)フンイルに540億ウォン、(株)清心に88億ウォンなど合わせると、2500億ウォンを超えます。
【火の粉を払え】『200億円が清平から消えた!統一のシャーマンに暗雲が・・・ 』
【火の粉を払え】『カウントダウンが始まった「統一教会終焉の日」-新東亜3月号全文』
【火の粉を払え】『14名の韓日食口が清平を集団直訴!検察の判断は6月にも。』
【火の粉を払え】『清平が裸にされた・・・横領は270億円! 』より
④清平、家庭連合の主管となる
2015年9月20日、金孝南訓母様は清平から追放され、清平の経済も、家庭連合の経済に統合されることになりました。そのため今では、家庭連合の摂理は、清平を中心に、献金を集めるという体制になりました。同時に表舞台から退いていた金孝律氏が、再び表舞台に復帰したのもこの時期でした。
2015年9月20 訓母님(テモニム)清平を去る。「金孝南、天一国最高委員を解任する。」
【火の粉を払え】『鶴の心模様(4)-誰を信用していいのかわからないのよぉ! 』より
⑤教会幹部たちの腐敗
摂理献金の路程の際、いつも疑問に思っていたことがあります。それは、教会長をはじめとして、教会の教職者の人たちは、何故いつも献金路程に勝利できるのだろうかということでした。
それがいつだったかある姉妹に、その辺のからくりを聞いたことがあります。それは教会長たちは、教会で集めた献金のうち、ある種の献金の一部を、自分たちの献金にカウントしてもいいというルールがあるという話でした。
献金とは、自分の体を使い、汗と涙を流しながら稼いだ精誠を捧げるからこそ、天に功績として積まれるものです。それが他人が捧げた精誠を、自分のものとして天に捧げたとしたらば、それは精誠ではなく、ただの公金横領であり、功績どころか罪にしかならないでしょう。
牧会者としてのキャリアを積んだ韓国人幹部たちの多くは、結構な資産を持っている人が多いとも聞きます。お父様の自叙伝の出版によって、膨大な中間マージンを受け取っている幹部がいるという話も聞きます。天福函の箱のグレードを下げることにより、大きな利益を得ている幹部がいるという話もあります。霊苑に入るための費用を、自分の教会員たちには10万円多く請求させ、その10万円を自分の懐に入れている教会長がいるという話もあります。こんな逸話をあげたらきりがないくらいいろいろな話が聞こえてくるのですが、その多くが韓国人牧会者たちの噂です。
牧会などやっていると、先輩たちの献金の使い方を見て、いつの間にか感覚が麻痺してしまうというのが実際なのではないでしょうか?自分で一般社会で働いた経験もないため、1ヶ月10万円稼ぐということが、どれほど大変なことなのかもわからずに、完全に金銭感覚が麻痺してしまっているのです。
韓国人幹部、牧会者たちの意識の根底には、サタン国家だった日本、主の国韓国を迫害し、再臨主を最初に獄につけ、拷問を加えた罪深い日本人からは、いくらむしり取ったとしても問題はない。日本人は誰よりも犠牲の道を行くのは当然のことだ。そして自分たちは再臨主を迎えた、神に選ばれた選民であり、歴史を通し日本から迫害を受け続けた民族だから、日本人たちの献金も自分たちのために使うのも当然のことだということで、全てを正当化しているように思えます。
文亨進様のみ言にも、
「私たちは教会内に発生した韓国のマフィアのような組織と戦っています。彼らはお金と権力に支配されています。2005年に国進兄さんが韓国のビジネスから腐敗を一掃しようとしました。その時韓国のビジネスはマフィアのような組織になっていて、日本教会から毎年約100億円のお金を吸い取っていました。国進兄さんはこれを是正するために大きな戦いをしました。国進兄さんは、日本からお金を吸い取って分配するシステムを破壊しようとしました。多くの人は彼を憎みました。
韓国の幹部たちは傲慢で、自分たちが崇拝されることを願っていました。
彼らは十分の一献金をしていると言いました。しかし、彼らはそれをしていませんでした。彼らは十分の一献金をしているというお金を使って、健康保険を買っていたのです。彼らは韓国の教会長であった私にうそをついていたのです。彼らはこのような完全に腐敗した嘘つきの文化を築いていたのです。彼らは特権階級のようになり、100年前日本は韓国にひどいことをしたと言って、日本のメンバーから搾取していました。」(2016.2.14 文亨進様)
「当初韓国に居た頃、牧会者達は皆十分の一献金と言いながら食口達は皆十分の一献金をしなければならないのに牧会者達は皆十分の一献金と言いながら見てみると十分の一献金ではありませんでした。完全に詐欺師達だ。自分の保険に10%の給料を払いながらそれが十分の一献金と言っている。そして食口達に十分の一献金はしなければならないと言って。食口達も保険料は払わなければならない。自動車保険も払い、家の保険も払い生命保険も払わなければなりません。全部払いながら十分の一献金もして。 詐欺師のような奴。」(2015.5.12 文亨進様)
文亨進様が世界会長時代に、実際に体験した韓国人幹部たちとの葛藤を、このように赤裸々に証しされています。
しかし人々を指導する人であればあるほど原点に帰り、万物主管を徹底しなければいけませんし、本来は徹底できる人しか牧会者になってはいけないのではないでしょうか?ここではネット上に上げられている韓国人幹部たちの罪状を、いくつかピックアップして紹介したいと思います。
2016年2月14日 文亨進様説教 PAサンクチュアリ教会礼拝
ⓐ金孝南訓母様の不正蓄財
★ 金孝南訓母様の邸宅:ソウル鍾路区にある、大統領官邸が一望できる贅沢な豪華なマンション“喜慶宮殿の朝”。52 坪(1,850平方フィート)のマンションで、13億ウォン以上(120万USドル*1億800万円)の市場価値。
★ 韓国内でもトップ10に入るパインリッジ・リゾートと、27ホールのゴルフコースを誇る“パインリッジ・ゴルフ場”市場価値は、約2000億ウォン(1億9000万USドル*171億円)で、所有者は、訓母ニム夫妻(金孝南と金在奉)です。
★ 江原道平昌郡のCheonsung Aewonと呼ばれる鹿牧場と付属施設、40万坪(14,233,200平方フィートまたは324エーカー)訓母ニム夫妻所有の土地と設備の市場価値は、500億ウォン(4600万USドル *41億4000万円)と見積もられます。
★ 仁川市の幼稚園の建物も、訓母ニム夫妻によって所有されています。
主要都市の建物が生む収入は、100億ウォン台(約1千万ドル *9億円)と評価されます。
★ 梨泰院、江南、一山にある超高級豪華レストラン、エルボンと高級ブランド店は、金孝南訓母様の息子が所有、経営。ソウルの江南、狎鴎亭洞の街路樹通りにある、エルボンと高級ブランド店が入っている何千万ドルの価値の建物の所有は、金孝南訓母様の息子、漢ヒョンス氏が管理する清心ワールドおよび清心アカデミー(中学と高校)にあります。
これまでに示された資産だけ合わせても3000億ウォン以上(約3億USドル*270億円)に達します。
【火の粉を払え】『清平が裸にされた・・・横領は270億円! 』
【火の粉を払え】『清平に異変が起きている! 』
2015年9月13日 文亨進様説教『バビロンの謎』
ⓑ金孝律(ピーターキム) 特別補佐官
真のお父様の聖和後、絶対的権力を手中にし、雑誌にも『奸臣の乱』として、取り上げられました。
ⓒ梁昌植 前北米大陸会長。前韓国協会長
「彼は毎月5000万ウオンをもらい、5箇所からおのおの1億ウオンを超える額をもらっていました。」(2015.1.18 文亨進様)
2015年1月18日 文亨進様説教『沈黙を破って』
【火の粉を払え】天宙マヌケ手紙大賞は「ヤン・チャンシクの手紙」に決定!
ⓓ宋榮渉 前日本総会長
日本の総会長であった期間、各地方に講演で行ったたびごとに、足代と称して1回30~50万円の提供を受け、ソウルに、3軒のビルを所有するようになったと言います。
ⓔ郭錠煥元会長
『その次には公的資金! 国家財産の略取! 罪です。公金。(お金が)先生のポケット(懐)にあればどんな方法を使ってでも、抜きとって使おうとするのは、公金略取! 全部これは犯罪なのです。
予算を申請するとき、ここにいる郭錠煥も「いくら使います」というときには何パーセントは自分の必要なものを添付して申請します。自分の必要なものを添付するのです。私は知っているのです。郭錠煥!(「はい」)そんなことをしなかったか、したか?(「しました」)しなかったか、したか? それは公金略取です。ぴったり残りが合うように報告して、これは私が使いますといえばいいですが、だまってそのまま(私的に)使えば問題が起きるのです。引っかかるのです。(公金横領する者が)行く道は茨の道、鉄条網が張られるのです。分かりましたか?』(真のお父様(神様王権即位式のみ言葉 2001年1月13日)
ⓕその他の韓国人幹部たちの蓄財
・歴代日本総会長の不正蓄財。
・天福函の材質低下による不正蓄財
・職権を乱用し、リベートの高い出版社に自叙伝出版を依頼。
・聖和式、霊苑申込時に、自分の教会員たちからリベートを取る教会長。
・篤志家ラインから上がった献金を、教会の会計に渡さず勝手に使う教会長。
⑥韓流時代劇のような権力闘争
このような流れを見ても、真のお父様の晩年期以降の家庭連合の歴史は、2代目教主をめぐる権力闘争の歴史であり、清平を中心とした日本からの献金と、既得権益をめぐる熾烈な戦いがなされていたと見ることができます。
それはあたかも、韓流時代劇によくあるような、王様が亡くなった後、後継者を指名した王命を握りつぶし、息子に絶対権力が渡ることを阻止し、自らに権力を集中させようと画策する皇太后の姿を見るみたいです。それは、自らの力だけでは心もとないため、時には力ある腹心の臣下の力を借り、または経済力と政治力を持つ巫女の力を借りながら、絶対的権力を手に入れるために陰謀をめぐらす、皇太后の姿そのものではないでしょうか?
⑦統一教会は一般社会を映す鏡
統一教会で起こることは、一般世界にも反映し、同じような状況を生みすと言われます。
韓国の現職大統領朴槿恵は、2013年2月25日に韓国史上初の女性大統領に就任しました。
朴槿恵大統領は人気取りのために、反日政策をとり、告げ口外交を展開していましたが、セウォル号沈没事故以後、国民の信頼を失ってしまいまいました。
また経済政策の失敗により、韓国企業が軒並み経営不振に陥り、経済的危機に陥ることにより、日本に歩み寄るようになり、慰安婦問題日韓合意を行いました。
2016年11月には、 新興宗教の教祖の娘、親友の崔順実容疑者への機密情報漏えい事件が発覚しました。崔順実容疑者とその側近たちは、大統領の権力を利用し蓄財に励んだことが、次々と明らかになってきています。その結果国民の不信は最高潮に達し、韓国歴史上初の大統領の退陣が決まりました。
このような状況は、2012年9月3日に、真のお父様が聖和され、絶対的権力を手にした韓お母様の置かれた状況と酷似しています。
日本はサタン側のエバ国だったとして、日本人に自虐史観を教育し、日本が天の摂理を支えなければいけないと言いながらも、まるで奴婢でも扱うように日本人を虐げ、経済的搾取を繰り返してきた家庭連合。しかしどんなに頑張っても、疲労困憊し、困窮した日本の食口たちには、今の経済的ノルマを果たす余力はなく、教会の持つ歴史的価値の高い不動産を手放すしかない状況に追い込まれてしまっています。
韓お母様が頼りにしていた金孝南訓母様は、清平の不正融資問題で失脚し、韓お母様を食い物にしてきた幹部たちも、それぞれ問題を起こし失脚してしまいました。その結果韓お母様を支える基盤自体が弱体化し、朴槿恵政権同様いつ崩壊してもおかしくないような状況に追い込まれてしまっています。
5、清平の疑問と金孝南訓母様
1990年代初期までは、日本統一教会はいわゆる霊感商法による経済活動で、世界的摂理を展開するための経済的下支えとなっていました。しかし1990年代に入ると、日本において霊感商法が社会的に問題となり、大々的にマスコミでたたかれるようになり、統一教会の経済活動は転換期を迎えました。
その頃までの経済は、共産主義勢力から世界を守り、平和な世界、地上天国の建設のため、神の摂理のために使われていました。しかし共産主義勢力の崩壊とともに、統一教会のそれまでの経済摂理も崩壊し、どちらも新しい段階へと進んだのです。
このようにして1990年代中ごろから始まったのが清平を中心とした先祖解怨の摂理でした。韓お母様のお母様である洪順愛大母様が再臨協助しているとして、金孝南訓母様が登場し、清平を中心として先祖解怨が始まったのです。実際清平に行くと、聖霊に満たされ、多くの奇跡が起こり、大きな恩恵に満たされたものです。
しかし冷静に考えれば、1990年代初頭までは、共産主義勢力との戦いという、世界を神側に取り戻すための世界的摂理が展開されていましたが、それ以降は主に、自分の家の先祖の方々の解怨、祝福という、きわめて個人的な動機で清平を中心とした摂理が展開していたのです。つまり本来統一運動というのは、自分または教会を犠牲にしてでも、世界の平和のために生きなければいけないという実践を行ってきたにもかかわらず、清平摂理以降は、自分、または自分の先祖たちのために精誠を捧げるという、より個人的な動機の信仰になってしまったのです。
そこにサタンの侵入する余地が生まれてしまったのでしょう。
韓お母様にサタンが侵入した過程をここまで見てきましたが、その要所要所に金孝南訓母様が関わっていたということがわかっています。
真のお父様の聖和後、韓お母様が真のお父様からの後継者として祝福の権能を相続されていないにもかかわらず、祝福を授けることができたのは、2011年末~2012年1月18日頃に行われた、韓お母様と神様(何らかの霊的存在)との祝福によるものと思われます。
この何らかの霊的存在との祝福は文亨進様によると、真のお父様との離婚を意味すると同時にサタンとの結婚を意味します。つまり今家庭連合で行われている祝福は、真のお父様の勝利圏によるものではなく、韓お母様を通し、神様と名乗る何らかの霊的存在、サタンによる祝福であると思われます。
そして韓お母様と、何らかの霊的存在との祝福を行った主礼こそが、金孝南訓母様でした。
また真のお父様が病床に付していた時、『孝進様、興進様、栄進様がここに霊的に来られ、お父様を迎えたがっておられます』と語られ、真のお父様を安楽死させようとした人物も金孝南訓母様でした。
真のお父様を安楽死させ、その肉体までもサタンに引き渡そうとしていたのかもしれません。
今もまた家庭連合の聖酒式、4大聖物の聖塩、聖土を通して、神の聖徒たちが亡くなった後も、その肉体を神に渡さず、神様(何らかの霊的存在、サタン)が永遠に主管し続けるために、4大聖物を食口たちに授けているのかも知れません。
旧統一教会、現家庭連合、そしてその中心人物であった韓お母様にサタンが入る過程をここまで見てきましたが、そこで最も中心的働きをしていたのが清平であり、金孝南訓母様でした。
そんな清平、そして金孝南訓母様に関して、ここではもっと深く考察してみることにします。
①清平の成り立ち
清平の成り立ちについて、その事情を知っているある日本人食口の証言によると、幹部の方々の企画から始まったものであることがわかりました。もちろん金孝南訓母様も、その企画によって生まれたカリスマだったということです。
『清平の役事は、もともと会議で決められて始まったものです。
1993年に、お父様が「韓国は独立経済でやるように」とおっしゃり、運営に困った幹部の方々が私的な会議を何度か持ちました。そのとき、会議には36家庭の方数名を中心に7~8名が参加していました。
「なあ!清平で先祖解怨、やらないか!?日本人相手に。」
「あっ、それなら俺、ちょっと霊的な姉妹知ってる」
「でも、それ、ちょっと、食口を騙すことにならない?」
「大丈夫!韓国は奪われてきたから、盗んでも罪にならないって、御言あるし!」
その姉妹とは金孝南のことです。当時の地位は婦人部長より下で基台長クラスだったと思います。
更に私が目撃したのは、内輪もめしていた事です。全てがお芝居であると、清平役事スタートスタッフは全員、認識していたのです。』
②先祖解怨210代の疑問
私たちは、210代の先祖解怨というと、2系統210代で420人くらいの解怨を想像しているのではないでしょうか?そうでなければ4系統210代、または8系統210代ということで4×210=840人、または8×210=1680人くらいのご先祖様の解怨と考えているのではないかと思います。
しかし正解は違います。私を中心として数えると、私の両親は2人、祖父母は4人、曽祖父は8人と、1代遡るごとに2倍の人数になります。
そこで同様の計算を続けると、
-
10代
512人
20代
52万人
30代
5億3687万人
40代
5497億5581万人
50代
562兆9499億5342万人
210代どころか50代もさかのぼると、もう天文学的なご先祖様の人数になってしまい、それ以上計算しても意味を成しません。
1代が大体30年とすると、30~40代で900年~1200年です。つまり1人の人が210代までの先祖解怨をすると6000年前までのご先祖様まで解怨してしまうことになります。ということは、1人の人が210代までの先祖解怨をすると、210代どころか30~40代も遡ると、日本人と韓国人の先祖くらいは、全て解怨が済んでしまう計算になります。つまり今から1000年以上昔の先祖たちは、日本人、韓国人くらいは全て解怨されてしまうような計算になります。
ある調査によると、1000年前の日本人の人口は450~700万人くらいだそうです。
韓国人となると、400年前で150万人くらいだそうです。
このくらいの人口なら、全員私たちの先祖であったとしても不思議ではありません。
(参考)
-
日本の人口推移
1000年前
450~700万人
明治4年(1872年)
3400万人
1916年(100年前)
5300万人
-
李氏朝鮮の人口推移 朝鮮王朝実録(李朝実録)による
1636年
150万人
1837年
670万人
1904年
590万人
今家庭連合では、210代までの解怨が終わった人は、次は420代の解怨をするようにと言っています。
30~40代も遡ると今の日本人、韓国人の全ての先祖は解怨が済んでしまうのに、更に420代まで遡って先祖解怨をする必要などあるのでしょうか?
結局は日本人に、将来的にも継続的に献金をさせるための方便にすぎないのではないでしょうか?
③霊的役事
清平の先祖解怨が企画によって出来上がったものなら、なぜあれだけの霊的役事が実際あったのでしょうか?霊的役事は、何も統一教会だけの特権ではありません。霊的に力のある宗教では、意外と一般的にある現象です。食口の精誠があれば、霊的にも高い霊界からの協助があって当然のことです。
しかも真のお父様が認めた霊的役事であればなおさらのことです。問題は最終的にその役事が、真のお父様と直接連結されているかが問題です。
清平役事が始まったころは、霊的に恩恵を受けたの証も、数多くありました。しかしいつの頃からか、その霊的恩恵があまり感じられなくなってきたという証が増えてきました。
今現在も霊的恩恵があったとしても、食口の精誠があればそれは当然の現象です。問題はあくまでも、真のお父様につながり、お父様からの霊的恩恵なのかどうかが問題となります。
④興進様と大母様の霊界からのメッセージ
・興進様の霊界からのメッセージ
私は「訓母様と大母様」として知られている現象について、何もすることができませんでした。今になって、それはただ、金孝南という女性であったことがはっきりわかりました。
私たちはみんな騙されていました。
金孝南さんは偽物です。私は明言します。
私は清平が間違った方向へ行くのを見ていました。それに対して私は何もできませんでした。
私は、後継者に指名された私の兄弟である亨進に対して、深く悔い改めます。
兄弟姉妹の皆さま、原理講論のどこに、先祖解怨のためにお金を払わなければならないと書いてあるのですか。私たちはずっと騙されてきたのです。
・大母様の霊界からのメッセージ
私はお母様の母です。
私は、私を代表している立場にあった金孝南さんをコントロールすることに失敗しました。今は彼女の中に、私の霊や心は、いかなる意味でも入っていません。以前には、彼女は私とつながっていて、兄弟姉妹の病気を治したりしていました。何人かの兄弟姉妹の病気は治りました。
兄弟姉妹の皆さま、あなたたちはずっとだまされていました。彼女はラスプーチンのようです。彼女は私の娘に対してルーシェルのような立場で行動しました。
私の娘は間違った方向へ行ってしまいました。
お父様は、命令の中心は後継者だと言われました。その後継者は亨進様です。金孝南さんではありません。あなたたちは6月5日の宣言を読みましたか。兄弟姉妹の皆さま、亨進様と一体になってください。
兄弟姉妹の皆さま、清平はおかしくなってしまいました。私たちは多くの時間とお金を無駄にしてしまいました。
亨進様、どうかこの混乱の中で私たちを導いてください。あなたは良いメンバーを見つけなければなりません。そしてこの混乱を収拾してください。私は昨日(2015年4月21日)あなたが天を開いてくださったことに感謝します。それは、地上でお父様の権威に戻るための祝福でした。その勝利ゆえに、私は今、ここにきて自由に話すことができるようになったのです。呪いは解かれました。
⑤金孝南訓母様の家庭
清平での役事を始められた金孝南訓母様でしたが、その実態はあまりにもみ言とはかけ離れたものでした。そのことを暴露した記事によると、金孝南訓母様一家の不正蓄財と淫行の事実が、事細かに明らかにされています。
アダムエバ問題では、まずは金孝南訓母様の夫金在奉氏。
彼は2014年8月現在、2400億ウォン(240億円)を持って、何年も同棲していたゴルフクラブの若い中国人キャディーと逃走中だと言います。
そして長男は結婚と離婚、浮気を繰り返し、常に女性問題を抱えています。また家庭においては母親による妻の虐待が行われており、その結果として離婚に至ったと言います。
次男は、有名女優、スチュワーデスとスキャンダルになりましたが、お金でかたを付けました。
3番目の長女は男性関係が多く、何度も妊娠中絶を繰り返したといいます。そして最後には祝福二世であるにもかかわらず、一般男性と祝福によらずに一般の結婚をしました。
真のお父様のみ言を見ると、次のように語っています。
『私は、あなた方は訓母ニムの言葉を聞くべきでないと言っているのです。
訓母ニムは、私と相談せずに行動します。
もし私が、訓母ニムが行うように、神と相談せずに、好きなように行動すれば、天と地はどこに行くでしょうか。
水はどこに行きますか。それは、逆に天の雲の領域に上って行くというのです。』(文鮮明先生御言葉選集612 P200)
訓母ニムは重要な行事で毎回、最も大きな根本的罪が堕落の行為で、2番目に大きい罪が公金の横領です、と語っています。しかしいずれも本人が真っ先に破っており、霊界を信じる者にはあり得ない行状が明らかになっています。
【火の粉を払え】『清平が裸にされた・・・横領は270億円! 』
【火の粉を払え】『清平に異変が起きている! 』
6、神の王国の腐敗と分裂、内的刷新と外的粛清
神の復帰摂理の中で、将来イエスが王の王として再臨せられ、王国を建設するということに対応する路程が2度ありました。それが象徴的路程であったイスラエル民族の中にサウル王、ダビデ王、ソロモン王を迎えることのできた統一王国時代であり、形象的路程であったキリスト教理想が実現したキリスト王国時代でした。
しかしそのような神の理想が実現しようとしたその時、既得権益を得た者たちは、神の理想を忘れ、自分たちの安逸な生活を追い求めたため、一様に堕落の道を歩むようになってしまいました。そのため神は、堕落してしまった王国を善と悪に分立し、善側のアベル国家を摂理の中心に立てて、摂理を進めてきました。その際神は、堕落した者たちを悔い改めさせるため、預言者や、宗教改革者を送り、内的刷新運動を行いました。それでも悔い改めない為政者たちは、悔い改めるどころか預言者や、宗教改革者たちを迫害したため、神は外的粛清の摂理を展開するしかありませんでした。
残念ながら今日の天一国時代でも同様のことが起こっています。つまり天一国は出発しましたが、主に統一教会の韓国人幹部たちが日本からの献金を横領し、私腹を肥やし、権力闘争に明け暮れ、腐敗堕落してしまいました。
お父様の聖和を前後して、統一教会は内的刷新、つまり文國進様と文亨進様による教会刷新運動がありましたが、抵抗勢力によって逆に二人は排除されてしまいました。
また同じ時期日本の統一教会は、公安によって霊感商法の捜査が入り、教会の経済活動に大きなダメージを受けました。
韓国では、文顯進様、郭錠煥先生グループとの間に、ヨイド問題等でいくつかの訴訟を抱えましたが、裁判の末に敗北し、最低3,000億ウォン以上とも言われる多額の賠償金の支払いを命じられるようになりました。さらには清平における金孝南訓母様一家の不正蓄財と、2500億ウォンを超える不正融資問題等が発覚し、国税の調査も入るようになりました。
このように腐敗、分裂、内的刷新、外的粛清と、過去においてなされてきたことと、全く同じ過程を歩んでしまったのが今日の統一教会と言えます。
歴史上の先人たちが犯した過ちを繰り返さないために、私達は原理を学んでいます。統一王国時代、キリスト教王国時代と同時性の時代である天一国時代を迎えた今、歴史の教訓を生かし、今度こそは神の摂理を成し遂げなければいけないにもかかわらず、残念ながら今回も、全く同じような過ちを犯しつつあります。つまり天一国時代においても、教会幹部たちは自分たちの既得権益を守ることに汲々とし、神の摂理を忘れ、権力闘争に明け暮れています。その結果教会は大きく3つに分裂してしまいました。また自分たちが犯した不正の結果、社会と政府から要注意団体とレッテルを張られ、外的粛清にもあっています。まさしく原理を通じ歴史が教えてくれた教訓を忘れ、全く同じ過ちを犯してしまっているのです。私たちは原理で解明された歴史の真実を学び、今の時代私たちがどの道を歩むべきなのかを見出さなければいけません。そのためには、今の自分を守ることをやめ、原理を学び、神様の願いはどこにあるのかを真摯に祈り求めなければいけません。自分を捨て、神様の願いに生きたいと本心に問いかけていったとき、必ず神は答えてくださることでしょう。
①統一王国時代と南北王朝分立時代:サウル王、ダビデ王、ソロモン王 | ②キリスト王国時代と東西王朝分立時代 |
③天一国時代(統一教会) |
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分 立 |
・カインの立場であった十部族を中心とする北朝イスラエルは、260年の間に19王が代わった。
・アベルの立場であった二部族の南朝ユダは、394年間にわたる20人の王が続いた。 |
・アベル的立場の東フランク王国⇒神聖ローマ帝国
・カイン的立場の西フランク王国 |
・2009年8月2日:UCI財団は理事会を開き、反顯進派の2人の理事を解任。実質的にUCIは顯進様派のものに。資産2000億円以上、統一教会の資産の50~70%くらい。
・9月10日:文顯進様、郭錠煥先生離反 ・2014年 7月 1日:真のお母様『独生女』宣言 ・2015年 1月25日:文亨進様説教『沈黙を破って』:3人の悪魔連盟への宣戦布告 |
腐 敗 |
・北朝イスラエルは王が互いに殺害しあい、王室が9度も変革され、列王には、善良な王が一人もいなかった。
・南朝ユダは善良な王が多かったが、ヨシヤ王以後は、悪い王たちが続出し、北朝の影響で偶像崇拝にふけるようになった。 |
・東西王朝分立時代においても、法王庁が堕落と腐敗に陥った。
・聖ペテロ寺院の建築基金を募集するために、死後に救いを受ける贖罪の札であると宣伝して免罪符を販売。 |
・韓お母様の真のお父様に対する不信と子女様たちの問題。
・金孝律特別補佐官、梁昌植前会長、宋榮渉前日本総会長、郭錠煥元会長等教会幹部たちの横領、不正蓄財。 ・清平の不正融資問題、金孝南訓母様の不正蓄財。 |
内的刷新 |
・神は、4大預言者と12小預言者を遣わされて、彼らを励まし、内的な刷新運動を起こされた。
・北朝イスラエルには神はエリヤ、エリシャ、ヨナ、ホセア、アモスのような預言者たちを遣わされたが依然として邪神を崇拝し、悔い改めなかった。 |
・トマス・アクィナス、聖フランシスなど、修道院の人物たちが、内的な刷新運動を起こした。
・マルティン・ルター、カルヴィン、ツウィングリ、ウィクリフらによる宗教改革。 |
・2005年 1月 :文國進様、財団理事長に就任 ⇒ 教会の財務問題の改革始まる。
・2008年 4月14日:文亨進様世界会長就任 ・2014年:神山元会長、韓国、日本において講演活動 |
外的粛清 |
・神は、彼らをエジプト、カルデヤ、シリヤ、アッシリヤ、バビロニアなどの異邦人たちに引き渡して、外的な粛清の摂理をされた。
・北朝イスラエルを神はアッシリヤに引き渡して滅亡させ、永遠に選民としての資格を失うように摂理された。 ・南朝ユダはバビロニアの捕虜となってしまった。 |
・神は彼らを異邦人たちに引き渡して、外的な粛清の摂理をなさった。
これがすなわち、十字軍戦争であった。 エルサレムの聖地回復のため、1096年から約200年間、7回の遠征を行ったが、敗戦を繰り返すだけだった。 |
・2008年 2月18日:日本公安庁による家宅捜索
・2014年 7月10日:最高裁判所は、統一教会財団がY22プロジェクト金融投資相手の請求訴訟の上告審で敗訴が確定した。統一教会が弁償すべき損害賠償額だけでも最低3,000億ウォン以上。 ・2015年 1月21日:ソウル地方国税庁は、統一教関連会社に特別税務調査。 ⇒ 2015年12月21日:無罪判決。 |
③天一国時代(統一教会)
☆分立
★FPA(家庭平和協会、三男文顯進様グループ)
・2009年 3月 8日:束草事件。
真のお父様の指示「一年間、公的な活動を休んで、原理を勉強しなさい。
お父様のそばにいなさい」
しかし文顯進様は指示には従わず、事情を優先し独自の道を行かれる。
・ 8月 2日:UCI財団は理事会を開き、2人の理事(反顯進派の金孝律と朱東文)を解任。
実質的にUCIは顯進様派のものに。
資産2兆ウォン(2000億円)以上、統一教会の資産の50~70%くらい。
・ 9月10日:文顯進様、郭錠煥先生離反
★家庭連合
・御父母様が暖炉の前で話されたある日の会話。(文亨進様説教 2015.3.15 )
お母様「あなたも、原罪を持って生まれてきたのでしょう」
お父様は、ただ唖然とされ驚かれ、お母様に「離婚するぞ」と言われました。
③2012年 1月18日頃:金孝南訓母様主礼のもと、
韓お母様が霊的存在(天の父母様)と3度目の聖婚式。
・ 9月~ :真のお父様ご聖和以降、天聖経の改竄を含むみ言の大改編、
天一国国歌(栄光の賜物)の変更、
家庭盟誓、祈祷において「神様」を「天の父母様」に変更
…真のお父様の伝統を次々と破壊。
③2013年 2月22日(陰 1.13):天地人真の父母様天一国即位式、韓お母様の戴冠式。
真のお父様との3度目の永生聖婚式は行われず
⇒ 基元節が偽基元節となる。
・2014年 7月 1日:韓お母様『独生女』宣言
☆サンクチュアリ教会
◎2004年 5月10日(陰暦3.22):文信俊様誕生。
「ついに生まれた!! 先生でさえもお前たち夫婦にこの孫が生まれるとは思いもしなかった。」
・2008年 4月14日:文亨進様世界会長就任
・ 7月 6日:文亨進世界会長ご夫妻主礼の元、清平にて153双の祝福式。
「太平聖代神文明平和祝福結婚式」。
・ 10月12日:同21ヶ国242双の祝福式。「2008太平聖代神文明平和祝福結婚式(2次)」
◎2009年 1月15日:文亨進様、戴冠式(韓国)
・ 1月30日:文亨進様、韓国にて2度目の戴冠式
31日:文亨進様、ニューヨークにて3度目の戴冠式
「天宙天地父母安息圏安着即位式において、
真の父母様の祝福を伝授いたします。アージュ」
◎2010年 6月 5日:真の御父母様宣言『天宙平和統一本部も絶対唯一の本部だ。
その代身者・相続者は文亨進である。
その外の人は、異端者・爆破者である。』
◎2012年 6月 5日:文國進様、文亨進様、真の家庭で初めて、カインとアベル一体化宣布
4次元入籍式。文亨進様に全ての責任を任る後継者戴冠式。
真の父母の仕事は終わったと仰った。
・2013年 2月22日(陰 1.13):偽基元節以降、統一教会から文國進様、文亨進様が実質的に追放される。
・2015年 1月25日:文亨進様説教『沈黙を破って』:3人の悪魔連盟への宣戦布告
・ 5月24日:三大王権完成者相続の為の特別の儀式
・ 8月30日:『真の基元節』
:真のお父様の権限圏に戻るための祝福式
・2017年 9月23日:天地人真の父母天宙完成祝福聖婚、姜賢実先生が真の母の位置に即位
・2018年 2月28日(陰 1.13):天宙天地人真の父母様天一国生命の書入籍祝福式
☆腐敗
・韓お母様の真のお父様に対する不信と子女様たちの問題。
・教会幹部たち、歴代日本総会長らによる横領、不正蓄財。
・先祖解怨献金と称して祈願書の販売による清平の聖地化事業。
・清平の不正融資問題、金孝南訓母様の不正蓄財。
☆内的刷新
・2005年 1月 :文國進様、統一財団理事長に就任 ⇒ 教会の財務問題の改革が始まる。
・2008年 4月14日:文亨進様世界会長就任 ⇒ 教会の改革が始まる。
・2012年 :文國進様による清平の監査要求
・2014年 :神山元会長、韓国、日本において講演活動
★外的粛清
・2008年 2月18日:日本公安庁による家宅捜索
・ 7月19日:真の御父母様一行が乗ったヘリコプターが不時着事故。
・2009年 7月13日:「新世」が霊感商法により特定商取引法違反で摘発。
社長以下幹部が逮捕。徳野英治会長が引責辞任。
・2014年 6月 :ソウル中央地検、清平の不正融資で、
教会に数千億ウォンの損害を与えたとした告発状受理。
・ 7月10日:最高裁判所は、統一教会財団がY22プロジェクト金融投資相手の
請求訴訟の上告審で敗訴が確定。
統一教会が弁償すべき損害賠償額だけでも最低3,000億ウォン(300億円)以上。
支払いを滞納していたため、2018年現在総額1000億円以上の賠償金との説も。
7、一度摂理に失敗した中心人物を、再び中心人物に立てることはできない。
神の復帰歴史を見ると、一度摂理に失敗した中心人物は、基本的には二度と再び摂理の中心に立つことはできません。
例) アダム ⇒ ノア ⇒ アブラハム( ⇒ イサク ⇒ ヤコブ) ⇒ モーセ( ⇒ ヨシュア)
神の摂理を担う中心宗教も、責任分担を果たせず堕落してしまった場合、まずは内的刷新運動が起こり、それでも悔い改めない場合外的粛清がなされ、遂には古い中心宗教から異端の姿をもって新しい中心が現れ、新しい摂理を出発します。
例) イスラエル民族 ⇒ キリスト教(ローマカトリック) ⇒ プロテスタント
新しい中心が現れたとき、それまでの宗教は必ず新しい中心を迫害しますが、どんなに迫害しても神が離れたそれまでの中心宗教は衰退の道を行きますが、新しい中心は神の祝福を受け発展するようになっています。
①アダム家庭、ノア家庭に見る神様の摂理
神様の復帰摂理を見たとき、アダム家庭においては、アダムが摂理に失敗した時、同じアダムを中心人物に立てて、再び摂理を展開することはできませんでした。そのためアダムの代わりに、善の表示体であったアベルが摂理的中心人物となり、次の摂理を展開しました。
ノアの家庭においても、120年の歳月をかけ方舟を建造し、洪水審判によって人と万物を全て滅ぼしてまで迎えた新天新地において、ノアの次男ハムがノアの裸を恥ずかしがるという、ほんの些細な失敗を犯すことによって摂理は失敗し、サタンの侵入を許してしまいました。その結果としてノアの家庭は神様から無慈悲に捨てられるほどに、神様の摂理というものは厳格なものだったのです。
②摂理的中心宗教と神の摂理
イエス様を迎えたイスラエル民族、ローマ帝国で国教となったキリスト教、日の沈まぬ帝国で国教となったイギリス国教会。権力と経済力を持った摂理の中心宗教は、例外なく堕落の道を歩みました。それでも神様は、摂理を前進させなければいけないため、堕落した中心宗教を捨て、新しい中心宗教を立てて摂理を進めてこられました。
ⓐイスラエル選民から、イエスの十字架を経てキリスト教へ
イエスの時代の人々はメシヤの到来を切望していました。しかし彼らは、彼らの国家的栄光のみを考えていました。神は、私たちが自己中心的に生きるのを喜ばれないのです。神の教会の目的は全世界を救うことであります。教会は神の手段です。イスラエル選民がイエス時代に忘れたのは正にこの事実でした。その結果イスラエル選民は、選民としての摂理に失敗し、摂理はイエスの弟子、キリスト教徒に移っていきました。
ⓑローマカトリックから宗教改革を経てプロテスタントへ
キリスト教はローマに伝播され、迫害を越えてローマの国教となりました。しかし国教となったローマカトリックは、その権力、繁栄のみに携わり、政治的に経済的に莫大な力をほしいままにし、自分の地位に執拗にぶらさがり、いかなる反対者も容赦なく迫害しました。こうしてキリスト教精神は完全に死んでしまいました。このような教会は改革される必要があり、マルチン・ルターをはじめとして多くの宗教改革家が登場し、新しいプロテスタント改革を始めました。
ⓒイギリス国教会から清教徒革命、アメリカ独立戦争を経てアメリカ独立へ
イギリスでは、貴族教会の耐え難い腐敗に対する反乱、清教徒運動も始まりました。彼らは自由に礼拝することのできる新世界、新天地、新しい土地を求めアメリカ大陸を目指しました。
1776年に独立運動を指導した人々は、弾薬をもたず、わずかの兵隊しかおりませんでした。一方イギリス軍は、力、権力、伝統、装備、彼らは軍の力を誇っておりました。
イギリス軍は国王のために戦いましたが、アメリカ軍は彼らの王、神のために戦いました。
③イエス再臨時
今までの神の摂理を担ってきた中心宗教は、一度摂理に失敗し、新しい中心が現れた場合、神は新しい中心に働くようになり、かつての中心宗教からは天運は離れていってしまいました。
今の時代、ユダヤ教を立てて神は摂理を進められるでしょうか?キリスト教を立てて摂理を進められるでしょうか?新しい中心が現れた今、再びユダヤ教、キリスト教を立てて摂理を再出発するとは考えられません。逆にユダヤ教、キリスト教は、今となっては新しい中心宗教を迫害し、摂理を妨害する立場に立ってしまっています。
再臨のイエス降臨の時代、キリスト教が真のお父様を受入れなかったため、真のお父様は統一教会を創立しました。しかしその統一教会も、真のお父様が聖和された今、内部は腐敗堕落し、既得権益を守るために内的刷新を行おうとする子女様たちを排除し、権力闘争に明け暮れています。
その結果教会は大きく3つに分裂してしまいました。分裂してしまった統一教会も、その大本となる家庭連合は既に堕落し、韓お母様にはサタンが入り、真のお父様の伝統を破壊し、韓お母様の絶対化路線をひた走り、中心幹部たちは腐敗しています。つまり既に摂理に失敗したユダヤ教やキリスト教と同じ立場に立っています。
過去の歴史を見ても、摂理の中心から離れてしまった中心宗教は、二度と再び神の摂理の中心には立てません。神の召命に答え、神の御旨に集った者たちは、再び神が宿ることのない宗教に固執することなく、新しい摂理の中心宗教を求め、神の願いに生きるべき時を迎えました。