・2対10の法則(仮称)
神の復帰摂理歴史を見ると、上述したように、ヤコブの子女12人から始まる2対10の法則(仮称)が重要なポイントで現れるようになっています。
・ヤコブの12人の子女。ヤコブの愛情が注がれたヨセフとベニヤミンの2人と、残り10人の兄たち。
・出エジプト記のカナン偵察において、信仰的報告をしたヨシュアとカレブを中心とした2部族と、不信仰な報告をした10部族。
・統一王国から分裂し、善良な王が多かった2部族からなる南朝ユダと、善良な王が一人もいなかった10部族からなる北朝イスラエル。
・真の家庭においても、真のお父様の遺志を受け継ぎ、家庭連合を離れ、サンクチュアリ教会を出発した文亨進様、國進様ご兄弟と、3男文顯進様を含め、12部族を形成する残り10人の子女様たち。
このように12人の中心人物たちの中で、2人がアベルの位置に立ち、残り10人がカインの位置に立つように摂理は展開され、アベルはカインを屈服させてこそ摂理は進展するようになっていました。
こうしてアベル型ヘブライズムとして誕生したプロテスタントも、神の祝福を得て神の摂理を担う少数のアベルグループと、それを妨害する多数のカイングループとに分かれ、少数のアベルグループを中心として神の摂理は進められてきました。そこでもアベルがカインを屈服し、一体化することによって、侵入したサタンが初めて分立され、神の摂理も成就するようになっていたのです。
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