原理講論、真のお父様による「サタン側エバ国日本」の誤り

・原理講論、真のお父様による「サタン側エバ国日本」の誤り

一方日本は、原理講論「メシヤ再降臨準備時代、世界大戦」においては、全体主義国家であり、反キリスト教的な立場の国として、サタン側国家と区別されています。

そしてその根拠としては「大戦当時の日本の軍閥は、韓国の各教会に神道の神棚を強制的に設置させ、キリスト教信徒たちを強制的に引っ張りだして日本の神社に参拝させ、これに応じない信徒たちを投獄、殺傷した。」として、サタン側の国家であると規定されています。

また「再臨論、イエスはどこに再臨されるか」においては、「日本は代々、天照大神を崇拝してきた国として、更に、全体主義国家として、再臨期に当たっており、また、以下に論述するようにその当時、韓国のキリスト教を過酷に迫害した国であった」としてサタン側の国家と定義されています。

また「以下に論述するように」と書いてある、日本が韓国人とりわけキリスト教徒に対して犯した蛮行としては、再臨論の中で次のように書かれています。

「西暦1910年、日本が強制的に韓国を合併した後には、韓国民族の自由を完全に剥奪し、数多くの愛国者を投獄、虐殺し、甚だしくは、皇宮に侵入して王妃を虐殺するなど、残虐無道な行為をほしいままにし、1919年3月1日韓国独立運動のときには、全国至る所で多数の良民を殺戮した。
さらに、1923年に発生した日本の関東大震災のときには、根も葉もない謀略をもって東京に居住していた無辜の韓国人たちを数知れず虐殺したのであった。
一方、数多くの韓国人たちは日本の圧政に耐えることができず、肥沃な故国の山河を日本人に明け渡し、自由を求めて荒漠たる満州の広野に移民し、臥薪嘗胆の試練を経て、祖国の解放に尽力したのであった。日本軍は、このような韓国民族の多くの村落を探索しては、老人から幼児に至るまで全住民を一つの建物の中に監禁して放火し、皆殺しにした。日本はこのような圧政を帝国が滅亡する日まで続けたのであった。このように、三・一独立運動で、あるいは満州広野で倒れた民衆は主としてキリスト教信徒たちであったのであり、さらに帝国末期にはキリスト教信徒に神社参拝を強要し、これに応じない数多くの信徒を投獄、または虐殺した。それだけではなく、八・一五解放直前の日本帝国主義の韓国キリスト教弾圧政策は、実に極悪非道なものであった。」

原理講論の再臨論に書かれている日本の蛮行が、実際に書かれているその如くに行われていたのなら、確かに日本は極悪非道なサタン側国家だったと言われても納得ができます。
しかし残念ながら、原理講論に書いてある日本の蛮行は、事実の一部を織り込みながらも、実際は事実を巧妙に捻じ曲げた、日本を悪者に貶めるための創作物に過ぎません。

つまり真のお父様も、原理講論を執筆された劉孝元先生も、反日・抗日運動を煽っていた当時の抗日運動家たちの影響を受けて、日本の蛮行を創作してしまったものと考えられるのです。

創作物だと考える根拠は、後の『原理講論にある日本の蛮行の詳細分析』において解説させていただきます。

原理講論では、日本は全体主義国家であり、反キリスト教的な立場であったためサタン側国家と定義されてしまったわけですが、日本は第二次世界大戦当時確かに軍閥が力を持ち、全体主義的な傾向も持ち合わせていました。

しかし明治維新以降日本は一貫して大日本帝国憲法を奉じる民主主義国家でした。

また日本は朝鮮のキリスト教徒を迫害したために、反キリスト教的な立場とされていますが、日本が迫害したのは反日・抗日活動家たちであり、キリスト教徒に対するものではありませんでした。
反日・抗日活動家たちの多くがキリスト教徒だったために、結果としてキリスト教徒に対する迫害のようになってしまっただけで、キリスト教徒だから迫害したわけではありませんでした。

よって日本は、天照大神を崇拝し、天皇を奉る国ではありましたが、信仰の自由は認められており、決して反キリスト教的な立場の国家というわけではなかったのです。

それどころかキリスト教に働く神の摂理は、イタリア、イギリス、アメリカ、日本、そして韓国へと繋がれていきました。
つまり日本はキリスト教国家ではなかったものの、再臨主を朝鮮半島に迎えるために、神が用意されたアベル型キリスト教を朝鮮に定着させるのに大きく貢献した国家だったのです。

日本はそれだけではなく、南下政策をとるロシアに脅威を感じ、清と朝鮮に対し共にロシアの脅威に備えようと訴えかけました。

しかし腐敗し旧態依然のままの清王朝も、権力闘争に明け暮れる朝鮮王朝も、日本の呼びかけには応えることもなく、ロシアの脅威を感じることも、近代化の必要性も感じることもありませんでした。

そのため日本は単独でロシアと戦い、10万人近くもの日本人を犠牲にしながらも、朝鮮とアジアをロシアの侵略から守り、結果的に朝鮮半島とアジアを共産化から守り抜いた国でもありました。

日本が日露戦争に敗れていたら、朝鮮はロシアによって侵略され、多くの朝鮮の民が犠牲になっていたことも想像に難くはありません。

さらにロシア革命によって共産化された後には、ソ連は数千万人もの人々を粛清していますから、朝鮮人、特に反骨精神の強い朝鮮人キリスト教徒などは、真っ先に粛清の対象となっていた可能性も高かったのではないでしょうか。
つまり朝鮮がロシアによって侵略され、ロシア革命の後にそのままソ連の一部となっていたなら、真のお父様を迎えるべきキリスト教の基盤などは、朝鮮の地には築かれることはなかっただろうということです。

もっとも無神論に立脚する社会主義国ソ連では、キリスト教自体が禁止されますから、キリスト教の信仰を持つことさえも許されなかったことでしょう。

つまり日本がいなかったら、再臨主は朝鮮半島には生まれることすらできなかったかもしれないですし、再臨主を迎えるべきキリスト教の基盤も、朝鮮半島には根付くこともできなかったのです。

万が一再臨主が無事に朝鮮半島に生まれ育つことができたとしても、キリスト教と出会うこともできませんでしたから、再臨主として自覚することも、使命を果たすこともできなかった可能性の方が高かったのではないでしょうか。

このように日本は、多大な犠牲を払いながらもロシア・ソ連の脅威から朝鮮半島を守り抜き、共産化を防いだ国であり、朝鮮半島にキリスト教を根付かせ、真のお父様が朝鮮半島に誕生されるための基盤を築いた国でした。

それに日本は人種差別的白人支配に立ち向かい、アジアの植民地解放の為に尽力した国家でした。

さらに日本は、第二次世界大戦当時、世界で唯一共産主義の脅威に気づき、他国との間で防共協定を結ぼうと模索していた国でした。

まさに第二次世界大戦当時、「神の復帰摂理の方向と同じ方向性を取る」唯一の国家が日本だったのです。

原理講論にある「大戦当時の日本の軍閥は、韓国の各教会に神道の神棚を強制的に設置させ、キリスト教信徒たちを強制的に引っ張りだして日本の神社に参拝させ、これに応じない信徒たちを投獄、殺傷した。」というのは、多くの部分では事実だったろうし、日本の蛮行も一部は事実であることは否めませんが、再臨主を朝鮮半島に迎えるための決定的な役割を果たしたことに比べ、どちらが神の復帰摂理に適っていると言えるのでしょうか。

後に改めて詳細は解説しますが、信頼性に欠ける根拠をもとにして書かれた原理講論の結論は、完全に間違いであると断言できるのではないでしょうか。

つまり日本は最初から最後まで、サタン側国家であった事実はないということです。
サタン側どころか、共産主義からアジアを守り、再臨主を朝鮮半島に迎えるための決定的な役割を果たした、天の側国家だったということです。

つまり原理講論にある天の側国家米、英、仏はすべて神の仮面をかぶったサタン側国家であり、サタン側国家とされている日本は、再臨主の降臨に最も貢献した国であり、サタンの最終兵器・共産主義からの防衛を担った国であり、人種差別主義に異を唱えた唯一の天の側国家だったのです。

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  1. おはようございます。
    毎度、お騒がせしております、甘えん坊くん です。

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    ここまで語れば、もう後は、貴殿も今後にどのように生きるべきか?は、貴殿の心が一番知っている事でしょう。個人の自己責任なので。

    死後の為に、ちゃんと保険をかけてくださいね。 祈念


    本日、家庭連合ブログ村で1位の方から順番にコメントしておりますが、コメントを公開していただけるかどうか怪しいのが、根源神の悲しみでもあります。中には、3位の善きサマリア人さんみたいに、排除される方もおられますので。。。

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