本来神が願われた地上天国は、アダム国家韓国と、エバ国家日本が一体化したその地に建国されるべきでした。
原理講論P61を見ると、「アダムとエバが完成された夫婦として一体となったその位置が、まさに、愛の主体であられる神と、美の対象である人間とが一体化して、創造目的を完成した善の中心となる位置なのである。ここにおいて、はじめて父母なる神は、子女として完成された人間に臨在されて、永遠に安息されるようになるのである。」
このように、再臨の時に合わせ2000年かけて神が準備された地上天国の基地が、まさしく日韓が一体化した地であり、そこにおいて創造目的は完成し、神が臨在し、子女として完成された人間と父母なる神が永遠に安息される善の中心位置となるはずでした。
実際2001年1月13日に『神様王権即位式』が挙行され、天一国が出発し、歴史上初めて神様が王の位置に立たれました。
その勝利圏を受けて2002年には日韓共同開催のサッカーワールドカップが行われ、日韓の一体化を肌で感じることができる時代となりました。
またこの頃に冬のソナタに始まる韓流ブームも巻き起こり、日本の女性たちはこぞって韓国に観光に出かけ、韓国語を勉強し、日本人と韓国人のカップルも数多く誕生しました。
この頃は誰もがこのまま日韓の良好な関係は続き、地上天国が建設されていくものと思っていました。
しかしいつの頃からか日韓関係に、サタンが忍び寄ってきていました。
日韓関係が変わる決定的な契機となったのが、2012年8月10日の韓国李明博大統領の竹島上陸でした。
李明博大統領の政権末期、支持率低迷に悩む李明博大統領は人気回復のために突然、領有権問題でもめている竹島に上陸し、反日の狼煙を上げました。
教会においても2006年6月13日の『天正宮博物館奉献式および天宙平和の王・真の父母様戴冠式』をピークとして、2009年9月には文顯進様、郭錠煥先生が離反し、教会の分裂が始まりました。
教会の分裂はすなわち、教会にサタンが侵入したために、アベルとカインに分立する摂理が働いたことを意味します。
2012年1月18日頃には金孝南訓母様主礼のもと、韓お母様が霊的存在と3度目の聖婚式を行うことにより、真のお父様を裏切ることになりました。
李明博大統領の竹島上陸はこの年の8月10日ですから、教会へのサタンの侵入と韓国へのサタンの侵入はシンクロしていると言わざるを得ません。
その後朴槿恵大統領の告げ口外交、そして今の文在寅大統領による強制動員慰謝料請求問題、レーダー照射問題、文喜相国会議長による「天皇は戦犯の息子」発言、慰安婦合意破棄問題等、文在寅大統領次々と反日の動きがなされ、日韓関係は最悪の状態を迎えています。
アダム国韓国とエバ国日本は今後どのようになっていくのでしょうか?
果たして韓国と日本が一体となったその地に地上天国は創建されるのでしょうか?
この『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』では、日本と韓国、日本人と韓国人の歴史的関係を振り返りながら、その罪と責任について紐解いていきたいと思います。
こんにちは、これはコメントです。
コメントの承認、編集、削除を始めるにはダッシュボードの「コメント画面」にアクセスしてください。
コメントのアバターは「Gravatar」から取得されます。