12、総括『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』
後編『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』で明らかにした事実は、1945年当時本来の神の摂理はどのように展開されたかということでした。
つまり真のお父様がメシヤとして公的路程を出発されてから、どのような路程が展開され、どのような結果をもたらしたのかを明らかにしました。
後編『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』で明らかにした事実を整理してみます。
1945年当時、洗礼ヨハネ使命者として神が立てられた人物が、男性を中心とした摂理では、白南柱牧師、李龍道牧師、金百文牧師。婦人を中心とした摂理では、金聖道女史、許孝彬女史、朴ウルリョンハルモニがいました。(①男女相対的な役事)
その中で真のお父様と直接に関わり、摂理を担った人物が金百文牧師、許孝彬女史、朴ウルリョンハルモニでした。
金百文牧師はお父様に「ソロモン王のような使命を受けた方だ」と祝福をしましたが、その真の意味が分からずに不信しました。(⑤金百文牧師のイスラエル修道院を中心とした摂理)
許孝彬女史には、真のお父様は3度にわたり勧告しましたが、許女史は大きな兆候を期待し、一人の若い男などには期待もしませんでした。(⑥平壌大同保安署の受難と腹中教)
朴ウルリョンハルモニとの間では、僕のような立場から神様の対象実体と証しされるまで、段階的な証しと祝福を受けましたが、朴ハルモニは主管性転倒の役事を受け入れられず、精神異常になり、完全にサタンが発動してしまいました。(⑦「主なる神の夫人」朴ウルリョンハルモニを中心とした摂理)
真のお父様は、金百文牧師不信の結果サタンの巣窟である北側に行くことになり、許孝彬女史が受け入れなかったため共産党によって生死を彷徨うほどの拷問を受け、朴ウルリョンハルモニが受け入れなかった結果、興南特別労務者収容所に送られ、2年8ヵ月の間強制労働を強いられ、国連軍の爆撃によって奇跡的に解放されなかったら、あと2日で処刑されるところでした。(④洗礼ヨハネ型人物)
1945年当時は他にも、国防長官であった申性模を中心として大韓民国政府に入り、最高の基準で出発し世界的な舞台に行く道も用意されていましたが、二名の牧師ゆえに、すべての道がふさがれてしまいました。既成教会の有名な牧師が、将来権力を握ろうという考えをもったために、お父様を裏切ったのでした。(④1945年当時の韓国政界とキリスト教指導者)
1945年から10年経った1955年でもまだ遅くはありませんでした。キリスト教二世を中心とした摂理が梨花女子大学、延世大学において展開されました。(①キリスト教二世を中心とした摂理圏)
梨花女子大の総長金活蘭は、メシヤを待ち望んでいたので独身でした。金活蘭と白南柱の二人が一つとなって、統一教会を完全に迎えていたなら、李承晩を通し一気にキリスト教文化圏であるアメリカに渡っていけたのです。
当時、梨花女子大は副総長の朴マリヤを中心として、李承晩大統領の夫人フランチェスカと連結していました。この時李政権と完全に一つとなれば、キリスト教を中心として国が決定され、韓国を中心として今日、真の父母の理想は堅固に出発していたはずでした。(4、1955年、梨花女子大、延世大事件を中心とした摂理)
しかし当時、宣教師を背景として米国の援助を受けていた梨花女子大は大変な危機を感じ、金活蘭と朴マリヤが大統領官邸に行って偽りの証言をし、李承晩主権下の五大長官が統一教会をなくすために総動員され、国家と既成教会が一つになって、挙国的な迫害が行われました。(②梨花女子大、延世大退職退学事件)
朴マリヤと李起鵬を中心として、大韓民国大統領の李博士、フランチェスカ、金活蘭が国を滅ぼす元祖となりました。
彼らは一つになって「文鮮明を捕まえて殺せ」と言ったのです。
イエス様が十字架にかかっていったのと同じように、最後にサタンに引かれていき、西大門刑務所に入りました。
イエス様の時代にユダヤ教が反対したのと同じようになり、神様が数千年間準備した国と民主世界のすべての基台が崩壊してしまいました。(③梨花女子大、延世大事件の結果と影響、④西大門刑務所の受難)
この時はまた第一のお母様崔先吉夫人が、キリスト教と一つになってありとあらゆる反対が繰り広げられました。
また韓国が貧しい国家の復興期であった当時において、韓国の第一人者であった崔先吉夫人の叔父崔聖模氏が内務部長官と手を組んで、統一教会をなくしてしまおうと告発して起こった事件でもありました。(⑤崔氏一家の不信と離婚の督促)
このように真のお父様を中心とした1945年当時の摂理、そして1955年当時の摂理において、神が2000年かけて育み準備してきたキリスト教と韓民族の基盤の上に立つ中心人物たちは、ことごとく摂理に失敗してしまいました。そのため真のお父様は、自らが地獄のごとき監獄まで下りていくことで僕の僕から摂理を再出発し、2度3度と命を失いそうなところまで追い詰められながらも神によって守られ、奇跡的に助かり、今日までの摂理を展開することができました。
以上の内容をまとめると
★真のお父様を不信した洗礼ヨハネ型人物たち
・「ソロモン王のような使命を受けた方だ」と祝福をしたイスラエル修道院金百文牧師の不信。
・大きな兆候を期待し、一人の若い男などには期待をせず、勧告を聞き入れなかった腹中教教主許孝彬女史。
・主管性転倒の役事を受け入れられず、精神異常になり、完全にサタンが発動した朴ウルリョンハルモニ。
★神が2000年かけて準備したキリスト教と韓民族の失敗
・男性を中心とした摂理、白南柱牧師、李龍道牧師、金百文牧師の失敗。
・女性を中心とした摂理、金聖道女史、許孝彬女史、朴ウルリョンハルモニの失敗。
・1945年当時、国防長官であった申性模を中心とした摂理で、既成教会の有名な二名の牧師の裏切り。
・梨花女子大学事件で統一教会を迫害した金活蘭総長、朴マリヤ副総長、夫の李起鵬氏、フランチェスカ大統領夫人。
・キリスト教と自由党が主導し、李承晩主権下の五大長官が総動員され挙国的な迫害。
・統一教会を除去するように、米国の宣教師らが背後で糸を引く。
・第一のお母様崔先吉夫人と、当時韓国の第一人者であった叔父の崔聖模氏による反対。
★洗礼ヨハネ使命者やキリスト教、韓民族が迫害した結果
・金百文牧師が受け入れなかったため、サタンの巣窟である北側に行った。
・許孝彬女史ゆえに、お父様は大同保安署に引っ張られて入った。
お父様は拷問を受け、ほとんど死んだ状態で釈放、奇跡的に回復。
韓国戦争が起きた時、許許女史以下すべての監獄にいた人々を、共産党たちが全部虐殺。
・朴ウルリョンハルモニは精神異常になり、完全にサタンが発動し、お父様を梶棒で殴り殺そうとする。
おじいさんがお父様を殴って追い払おうとして倒れ、全身が青くなり腹が張り裂け、棺に入れられないくらいに膨れて死んだ。
・2年8ヵ月の間、興南特別労務者収容所で強制労働。
死刑執行予定日の前々日、マッカーサー元帥の連合軍が、北韓、興南を攻撃してお父様を奇跡的に解放。
・朴マリヤと李起鵬を中心として、大韓民国大統領の李博士、フランチェスカ、金活蘭が国を滅ぼす元祖となった。
李承晩の養子となっていた李康石が一家心中を図って、李起鵬と朴マリヤ、実弟を射殺、自らも命を絶った。
金活蘭は患難(ファルラン)を受けた。雷に打たれるようになった。
李承晩は妻とともに、アメリカ・ハワイに亡命。
・「文鮮明を捕まえて殺せ」と言われ、お父様は西大門刑務所に連行され、拷問の取り調べ。
神様が数千年間準備した国と民主世界のすべての基台が崩壊してしまった。
このように1945年、1955年当時は、神が数千年かけて準備した国と民主世界のすべての基台の上に立つ洗礼ヨハネ使命者たち、そして中心人物、中心宗教、中心民族がありましたが、それらは全て真のお父様を受け入れず、迫害し、何度も死の寸前にまで追いやりました。
それはあたかも2000年前、イエスを迎えるために準備された洗礼ヨハネ、ユダヤ教、ユダヤ民族ら中心人物たちがイエスを不信し、さらにはイエスを支えるべくして呼び集められた12弟子のイスカリオテのユダ、ペテロまでもが最後の瞬間にイエスを裏切り、イエスを不信したのと同じ失敗を繰り返してしまいました。
そしてユダヤ人たちは、イエスを「十字架につけよ」と叫び、「その血の責任は、われわれとわれわれの子孫の上にかかってもよい」と叫んでイエスを十字架につけた結果、西暦70年にはユダヤはローマによって滅ぼされ、2000年間国を持つことも許されず、世界を彷徨う流浪の民となり、世界史上で最も悲惨な迫害の路程を歩む民となってしまいました。
このように歴史の結実体として登場したのがイエスだったため、イエスを直接に支えるべき中心人物、中心宗教、中心民族たちが神の摂理に直接に貢献したなら、彼らは本来最も栄光ある立場に立てるはずでした。しかし彼ら中心人物、中心宗教、中心民族は、イエスを直接に不信し、迫害し、十字架に付けるという大罪を犯してしまったため、歴史上最も罪深い存在となってしまい、最も悲惨な路程を歩まざるを得なくなりました。
これらは歴史が教えてくれる教訓といえます。
では2000年前の真実を基に、真のお父様を中心とした摂理において、最も栄光ある立場に立つべきだった者たちは、どのようになったかということを見ていきましょう。
神が用意された洗礼ヨハネ使命者たち、つまり金百文牧師、許孝彬女史、朴ウルリョンハルモニたちは全て真のお父様を不信し、摂理に失敗しました。
次に中心人物たち、白南柱牧師、李龍道牧師、金聖道女史、1945年当時の既成教会の有名な二名の牧師、1955年当時の梨花女子大金活蘭総長、朴マリヤ副総長、夫の李起鵬氏、フランチェスカ大統領夫人、そして第一のお母様崔先吉夫人、当時韓国の第一人者であった叔父の崔聖模氏、これら中心人物たちもことごとく真のお父様を受け入れず、迫害し、十字架にまで追いやりました。
その結果真のお父様は2度3度と十字架につき、命を落とす寸前にまで追いやられましたが、そのたびに真のお父様の勝利圏によって命だけは助かるという奇跡的な路程を歩んできました。
まさしく2000年前のイエスと同じような路程を歩んできたのです。
2000年前のイエス路程の時、最も罪深い存在というのは、イエスを不信した洗礼ヨハネであり、イエスを十字架に追いやったユダヤ教やユダヤ民族だったように、1945年当時の摂理でも最も罪深い存在は、金百文牧師、許孝彬女史、朴ウルリョンハルモニたちであり、白南柱牧師、李龍道牧師、金聖道女史たち、そしてお父様を裏切った既成教会の有名な二名の牧師、さらには金活蘭総長、朴マリヤ副総長、夫の李起鵬氏、フランチェスカ大統領夫人、そして第一のお母様崔先吉夫人と、当時韓国の第一人者であった叔父の崔聖模氏らがあげられます。
これら最も罪深き人たちの中には日本人はかすりもしていません。
すべては韓国人であり、韓国人の中の一部の中心人物たちだったのです。
同じ韓国人だったとしても、直接摂理に関与できなかった大多数の韓国人たちには直接的な罪はありません。
しかし同じ韓国人だということで、連帯罪には問われてしまう可能性が高いのです。
主の国韓国を迫害し、お父様を初めに拷問を加え迫害したのは日本人だったから、同じ日本人として摂理に責任を持たなければいけないと、私たちが言われ続けてきたのと全く同じ論理です。
韓国人がそう言って日本人を責め続けてきたそれ以上の蕩減を、今後は韓国人自らが負わなければいけなくなる可能性が極めて高いのです。
一部の中心人物たちの失敗ではあっても、選民として立てられた民族として、韓国人は今後、ユダヤ人が歩んだのと同じような、もしかしたらそれ以上の蕩減の道を歩まざるを得ないかもしれません。
====================================
このブログ記事は、このサイト『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』の一部を掲載したものです。
『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』は、今まで罪深いサタン国家と教育され、献金の無間地獄へと追いやられていた日本人を解放するためのサイトです。
実際は罪深いどころか、日本無くして1920年に真のお父様を韓半島へとお迎えすることはできませんでした。
日本が朝鮮半島に進出することにより、朝鮮にキリスト教が復興し、ロシアの侵略による共産化を防ぐことができました。
このサイトではこのような歴史的真実を明らかにすることにより、神と真のお父様の真の願いを追い求めたいと思います。
同時にこのサイトでは、本当に罪深く、自ら滅びの道を歩んでいるのは誰なのかを明らかにしていきます。 ここで明らかにされることにより、自ら悔い改め、滅びの運命から逃れることを期待するものです。
今回の記事は、 再臨摂理を失敗したのは誰か? の一部です。
ご興味を持っていただけましたら、本文をお読みいただければ幸いです。
※テーマ一覧
サタン国家日本、罪の呪縛からの解放
日本の韓国統治40年
本来の摂理的エバ国家は日本!?
真のお父様 の監獄生活
驕りし選民 繰り返される摂理の失敗
文鮮明先生の摂理路程
再臨摂理を失敗したのは誰か?
再臨主を中心とした実体的復帰路程
この記事へのコメントはありません。