9、献金の意義、信仰の目的?

9、献金の意義、信仰の目的?

私たちが献金をする意義とは何でしょうか?
・罪の蕩減のため。
・摂理に貢献し、天に功労を積むため。

私たちが信仰をする目的は何でしょうか?
・人として、神の子としての人生の目的を知るため。
・真理探求のため。
・神の存在を知り、神の願いに生きるため。

人生の目的、神の願いとは何でしょうか?
・個性を完成し、家庭を完成し、万物主管をなし、神から与えられた三大祝福を完成すること。
・神の子として親なる神の願いに生きること。
⇒ 神との一体化、神と永遠なる世界で、永遠に親子として一緒にいること。
⇒ 神の子として産んでくださった親なる神に、永遠に喜びを返すこと、孝を返すこと。

思いつくままに献金の意義、信仰の目的について書いてみました。
もちろん異論がある方も多いかもしれません。
しかし今思いつく献金の意義、信仰の目的はこのようなものでした。

統一教会に入信し、信仰生活を送り、祝福を受け、家庭を持ち、天寿を全うする。
このようにして天寿を全うし霊界に行ったときに、果たして神の子として神の御側近くに侍り、永遠に神に喜びを返す存在となっているでしょうか?
私にはまったく自信がありません。
では何が足りないのかと考えた時、一番大きいのが真の愛を全然体恤できていないということです。
全然愛が足りていません。
もちろん献金も足りているとは思いませんが、いくら献金し、摂理に貢献できたとしても、真の愛を体恤するために努力していなければ、全く意味がありません。
あともう一つ足りないのが、摂理に貢献できていないということです。
教会に所属し信仰生活をしているとしても、摂理に貢献できているという実感が全くありません

私たちは統一原理を知ることにより、人生の目的を知ることができました。
真理も知ることができました。
神の実在も知ることができました。
その神が私たちの父であり、堕落した私たち人間を見て、ずっと悲しまれている神であることも知りました。
それゆえ私たちは神の悲しみを解放するために、祝福を受け、原罪を脱ぎ捨て、神の家庭を完成しなければいけないことを知りました。そして祝福を受け、家庭を持ちました。
しかし完成していないのが個性の完成であり、真の愛の体恤です。
家庭も持ちましたが神の家庭とはなり得ていません。やはり真の愛が足りていないからです。

私たちの信仰生活で献金は何故必要なのでしょうか?
それは罪の蕩減のためであり、摂理に貢献するためです。
個人の罪の蕩減、家庭、民族、国家の罪の蕩減、そして遺伝罪、原罪。
こう考えるといくら献金しても、これで十分だということはやはりありません。
ですから最低限十分の一献金は生涯続けていく必要はあります。
あくまでも必要条件であり十分条件ではありません。
摂理献金も当然必要です。
神の悲しみを解放するためには、地上天国天上天国を完成するまでは、最低限摂理は続きますので、摂理成就に寄与するためにも摂理献金も続けていく必要はあります。

摂理献金とは、神の摂理に貢献している個人、団体にすべきでものでありますので、自分が摂理に貢献しているのであれば、自分の活動に献金してもらうこともありでしょう。
ある団体が摂理に貢献しているなと思えば、その団体に献金するもの有効な献金となるでしょう。
しかし摂理と称しながら、摂理を行っていない団体には献金しても意味はありません
自分が献金している団体が本当に神の摂理を担っているかどうか、はっきりと見極めなければいけません。

統一教会は摂理に貢献できているか?
伝道し、み言を伝え、祝福を与え、祝福家庭を生み出しているという点では、摂理に貢献できているのかもしれません。
しかしこの地上に神を迎え、天国を建設するための活動は、ソ連の崩壊以来何かしている実感はありません。
もちろん真のお父様は個人で勝利すべき摂理はほとんどすべて勝利し、神をこの地上にお迎えすることはできたでしょう。
しかしお父様の勝利圏を私たちが相続できているとは思えません。

清平での先祖解怨、祝福。
確かに連帯罪、遺伝罪の清算のためには多少貢献しているかもしれません。
しかし罪を犯した本人の悔い改めが伴わなければ、清算できているとは言えないのではないでしょうか?
解怨、祝福を受けた霊人たちを、清平で40修をやって教育していると言いますが、確認はできません。
清平の成り立ち金孝南訓母様の不正蓄財先祖解怨210代の疑問興進様と大母様の霊界からのメッセージ等を考えると、何も信じられません。

共産主義の全盛期は、勝共運動を通じ世界を守るために必死の戦いをしました。
しかしソ連の崩壊以降は、清平での先祖解怨と箱ものの建設、単発的な大会以外、神の摂理として何をしていたのかよくわかりません。
以前にもまして献金のノルマは熾烈を極めましたが、何にいくら使われたのかはよくわかりません。

今世界は、ソ連崩壊以来最大の危機的状況に追い込まれています。
アメリカに代わって世界の支配を目論む中国の脅威。北朝鮮の核開発、ミサイル実験。くすぶり続ける中東情勢。
ソ連崩壊以来共産主義の脅威は無くなったと思ったら、表には表れていなかっただけで、水面下で着実に、世界的規模でその基盤を固めてきていました。

韓国はもうほとんどレッドチーム入りしそうなほどに左傾化してしまいました。

中国の世界制覇の野望は留まることなく、東南アジア、アフリカ、オセアニア等、その影響力は拡大の一途をたどっています。
その一方チベットやウイグル地区では歴史に類を見ないほどの人権侵害が行われており、一説には百万人から数百万人もの人々を思想教育という名目で強制収容所に送り、身内とも連絡が取れなくなっていると言います。
中国の宗教、法輪功の弾圧、ウィグル人の弾圧は、そのまま臓器売買へと繋がり、中国では今臓器売買が一つの産業としてすでに確立しているとも言われています。
香港での長期化したデモは、そんな中国に香港も完全に取り込まれてしまうことへの恐怖から、香港市民が徹底抗戦しているのであり、香港は自由主義陣営のマスコミの監視下にあるため、中国がチベットやウィグル地区のように報道管制ができず、世界に情報が発信されている状態です。
日本の政治家は中国、北朝鮮の息のかかった議員が多く、中国共産党のこのような謀略を知ってか知らずか、習近平を国賓として日本に迎えようとしています。
日本でも世界でもマスコミ界は左傾化傾向が強く、このような内容はまともに報道されることもありません。
これ以外にも世界の危機が叫ばれ、世の中が大きく変わろうとしているこの時に統一教会は何をしているのでしょうか?
世界平和のため、地上天国建設のための活動は全く行っていないのではないでしょうか?
そんな教会への献金は功労になるのでしょうか?
よくわかりません。
実際社会貢献活動を実践しているNPO団体に寄付した方が、はるかに天に功労を積むことができるのではないでしょうか?

こう考えると教会から言われるままに教会や清平に献金しつづけるよりも、もっと有効なお金の使い道があるように思えてなりません。
何も社会貢献が必要とされているのは開発途上国ばかりではありません。
日本国内においても、解決されるべき社会的問題は無数に存在します。
母子家庭では、母親が生活費を稼ぐために2つ、3つと仕事を掛け持ち子供を見る時間が無くなり、子供は放置されてしまうネグレクト問題。その結果母子家庭は貧困に陥り、子供の学習機会が失われ進学できず、結果的に子供も貧困に陥ってしまう貧困の連鎖問題。
DVを受けて育った子供が大人となり、やはりDVという形でしか子供を愛せない親になる。

子供の世界だけで注目されていたいじめが、大人の社会でも問題になる。
セクハラ、パワハラ、モラハラ、マタハラ、○○ハラ、諸々のハラスメント問題。
少子高齢化に伴う高齢者の社会保障問題。
引きこもりの高齢化による5080問題。
高齢者による高齢者介護等々最近ニュースとなったものだけ挙げても、このような問題があります。
本気でこの世に地上天国天上天国を築こうとするなら、このような問題一つ一つに対しても真剣に取り組まなければいけません。

しかし現実的にこのような社会的問題に取り組んでいるのは、原理を知らない心ある一般市民たちです。
統一食口がサタンの手先と考えている共産主義者たちも積極的に取り組んでいます。
再臨摂理に失敗したキリスト教徒たちも昔から取り組み、多くの実績を作っています。
旧約レベルと見下している仏教徒たちもお寺を解放し、シェルターと称し、保護の必要としている人たちを積極的に保護している僧侶たちがいます。

神の摂理を担う中心宗教、統一教会では何をやっているのでしょうか?
昔教会本部に、ホームページに「社会貢献活動を一緒に行いませんか」という一文があったので、ぜひ一緒にやりたいので紹介してほしいと問い合わせをしたことがあります。
そしたらすぐには回答が無く、調べて連絡するとのことでした。
そして何日か経ってから、○○教会の青年部が、奉仕活動をやっているみたいなので、そちらに問い合わせをしてくださいとの回答が来ました。
統一教会も社会貢献活動をやってて良かった!とは思えませんでした。
やはり心ある一握りの食口以外、何もやっていないんだなと思いました。
果たしてこれでいいのでしょうか?
自分たちは神のみ旨を担っている中心宗教なんだと自負しながらも、この世の中を良くするための活動はほとんど何も行っていないのです。
世の中の社会的問題には一切関心がないのです。
教会に言われるままに摂理献金さえしていれば、自動的に社会的問題は解決されるとでも思っているのでしょうか?自動的にこの地上に天国が築かれると思っているのでしょうか?
実におめでたい人たちです。

この世の心ある人たちと一緒になって、社会的問題を解決するために、現場で心を込めて一生懸命に取り組んでいったとき、自然と真の愛を少しずつでも体恤できるようになるのではないでしょうか?
テレビを見ていると、私財を投げうって貧困国に飛び込み、その地で子供たちの面倒を見たり、学校を建てたり、水を引いて農地を作り、食料を作ってあげたり、仕事を作ってあげたり、きれいな飲み水がないために病気になりがちな人々に、きれいな水が飲めるように浄水設備を作ってあげたりしている日本人が何人も紹介されています。

彼らを見て感じるのは、本来ならば私たち統一食口が先頭に立ってやらなければいけない活動を、我々に変わってやってくれているんだということです。
同時に原理も知らない人々があれだけ自己犠牲の道を喜んで歩んで行っているのに、我々統一食口はいったい何をやってきたんだと悔い改めざるを得ません。
あのような人たちの周りには、貧しくても目をキラキラと輝かせた、笑顔の子供たちがおり、その子供たちは自分たちも一生懸命に勉強し、医者になって村の人たちを助けたい、教師になって子供たちに勉強を教えたい、技術者になって村を豊かにしたい、村を救ってくれた日本人のようになりたいなどと言って一生懸命に生きています。
そしてそのような子供たちが大きくなって、実際に医者になったり、教師になったり、技術者になったり、村に来た日本人の助手になったりして、自然と人の為に生きる人生を歩んでいます。
そのような生き方をしている日本人と、その周りの人たちの住む世界は、今はまだ貧しくても、既に心は天国になっていることを感じます。

私たちは最終的に真の愛を完成しない限り、個性の完成も無ければ家庭の完成もないですし、万物の主菅主にもなれません。
天国は神によって与えられるのではなく、真のお父様によって与えられるものではなく、私たちが真の愛を完成することによって初めて作られるものです。
真の愛を完成した私の周りに、その愛に満たされた人々が自然と集まり、自然と笑顔の輪が広がっていくのです。

統一教会で苦楽を共にし、共に活動した仲間であったとしても、家庭連合だ、家庭平和教会だ、サンクチュアリ教会だと言って、自分の正当性のみを主張し、お互い攻撃し合い、争っているようでは、決して天国を創ることなどできません。
私が攻撃すれば、必ず相手も攻撃してきます。こうして戦争は始まるのです。
たとえ主義主張が違っていても、一緒になって社会的問題の解決の為に誠心誠意真心を尽くしていったなら、自然とお互い心が通じ合い、天国のような人間関係を創ることができるのではないでしょうか?
それもかつては同じ釜の飯を食った仲間同士、いがみ合うなんて何と愚かなことでしょうか?

私たちに与えられた時間は長いようで残り短いのです。
争っている時間などありません。
真の愛の体恤のため、真の愛を実践する競争をする方が、よほど充実した人生を歩むことができるし、神を喜ばせることができるのではないでしょうか?

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このブログ記事は、このサイト『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』の一部を掲載したものです。

『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』は、今まで罪深いサタン国家と教育され、献金の無間地獄へと追いやられていた日本人を解放するためのサイトです。
実際は罪深いどころか、日本無くして1920年に真のお父様を韓半島へとお迎えすることはできませんでした。
日本が朝鮮半島に進出することにより、朝鮮にキリスト教が復興し、ロシアの侵略による共産化を防ぐことができました。
このサイトではこのような歴史的真実を明らかにすることにより、神と真のお父様の真の願いを追い求めたいと思います。

同時にこのサイトでは、本当に罪深く、自ら滅びの道を歩んでいるのは誰なのかを明らかにしていきます。 ここで明らかにされることにより、自ら悔い改め、滅びの運命から逃れることを期待するものです。

今回の記事は、 再臨摂理を失敗したのは誰か?  の一部です。
ご興味を持っていただけましたら、本文をお読みいただければ幸いです。

※テーマ一覧

サタン国家日本、罪の呪縛からの解放
日本の韓国統治40年
本来の摂理的エバ国家は日本!?
真のお父様 の監獄生活
驕りし選民 繰り返される摂理の失敗
文鮮明先生の摂理路程
再臨摂理を失敗したのは誰か?
再臨主を中心とした実体的復帰路程

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