4、カナン復帰 ~真の基元節を迎えた聖殿聖徒の使命~

4、カナン復帰 ~真の基元節を迎えた聖殿聖徒の使命~

王宮から何も持たずに逃げ出した二代王文亨進様と文國進様家庭は、三代王文信俊様とともにアメリカ、ペンシルベニア州の片田舎にて、2家庭からサンクチュアリ教会をスタート。
2016年2月13日までに「真のお父様の権威の下に戻るための聖婚祝福」に参加した約3000組の祝福家庭と共に、実体的カナン復帰の路程を出発。

アブラハム家庭において、信仰の祖アブラハムと完全一体となってイサク献祭に勝利し、アブラハムの信仰を受け継いだイサク、そして神側の摂理的中心人物として兄エサウを屈服し、初めてサタンに勝利してイスラエルの称号を得たヤコブのように、真のお父様、二代王文亨進様、三代王文信俊様へと摂理は受け継がれ、サンクチュアリ教会食口とともに新たな民が形成された。
サンクチュアリ教会の食口たちは、二代王文亨進様と文國進様、康賢実真のお母様の勝利によって立てられた「メシヤのための基台」の上で、真のお父様、二代王文亨進様、三代王文信俊様を信じ侍ることによって、カナン復帰を完成する路程を出発するようになった。

では新しく出発したサンクチュアリ教会の使命とは何でしょうか?
本来2013年1月13日に執り行われた基元節は、真のお父様と真のお母様が第三次「真の父母様聖婚式」を挙行することにより、完成した真の家庭となり、その後各祝福家庭が真の家庭の勝利圏を相続して完成し、完成人間一人の姿のような創造本然の世界、天一国を建設するはずでした。
それが韓お母様の裏切りにより、2013年1月13日には韓お母様の「天地人真の父母様天一国即位式」のみが行われ、基元節が偽基元節となりました。

2012年6月5日に國進様と亨進様との間において、アベルカイン一体化の宣布がなされることにより、2012年1月18日頃、韓お母様が神様(悪霊)と結婚式を挙行し、真の家庭に侵入してしまったサタンを分立することに成功しました。そのアベルカイン一体化の基台の上に、2015年8月30日の文國進様ご夫妻が文亨進様に二代王戴冠式を執り行うことにより真の基元節が確定勝利し、2017年9月23日、「天地人真の父母天宙完成祝福聖婚」が行われ、康賢実先生が真の母の位置に即位することで真の御父母様家庭が完成し、真の基元節が制定されました。
二代王文亨進様と文國進様、康賢実真のお母様の勝利によって真の基元節が完成し、本来真のお父様が願われた「基元節」が制定された今、サンクチュアリ教会は「基元節」の意義を踏まえたうえで新たな歩みを出発しなければいけません。

ここで白井康友、元統一教会家庭教育局部長の「基元節」の意義、解説を見ていくことにします。
①神様の実体であられる真のお父様と神様の妻である真のお母様が第三次「真の父母様聖婚式」を挙行する日。
②神様の家庭(創造本然の理想家庭)が出発する日。
③創造本然の理想家庭の拡張を通して、実体的天一国(神様の祖国)の始発となる日。
④神様を中心に侍り、新天新地を開き、永遠なる解放、釈放を謳歌される永生の新たなる日。

この解説を見て分かるのは、「基元節」の中心的な意義は、第三次「真の父母様聖婚式」が執り行われることによって神様の家庭が出発し、神様の家庭(創造本然の理想家庭、真の家庭)を範として、それを氏族、民族、国家、世界へと拡大することで、実体的天一国(神様の祖国)が始まるということです。
つまり創造本然の世界とは、完成人間一人の姿に似ているというように、各祝福家庭が頭の役割をし、心臓の役割をし、目の役割をし、胃の役割をし、手足の役割をし・・・というように、それぞれの家庭がそれぞれの能力、天稟にあった役割を果たし、創造本然の世界の建設のための中核を担う使命があります。
ですから今までの統一教会のように、中央集権体制のもと、上からの指示のみに従って何も考えずに、盲目的に献金路程に突き進むのではなく、各家庭が自立し、各自が主体性、創造性をもって天一国建設に責任を持つべき時代に入ったといえます。
もちろんその中心には、二代王、三代王がいますので、二代王、三代王の意思と違った方向性を持った活動は許されませんが、基本的に各家庭は違った活動をするようになりますので、今までの統一教会のような古い価値観を持って、他者を見て裁いてはいけません。

例えば目の役割を担ったものが、足の役割を担ったものを見て、何故自分たちのように目の役割をしないのかと言って裁き、責め、迫害などをしたりしたら、神の摂理の妨害者となってしまうでしょう。
ですから誰に言われるでもなく、主体的に二代王文亨進様の最新のみ言を翻訳し、世界に情報発信を行うこともいいでしょうし、松濤本部の前に行き、家庭連合の過ちを糾弾するのもいいでしょうし、近くの大きな駅前に言って道行く人たちに向かって説教をするのもいいでしょうし、自給自足の生活を目指し農場を開墾するのもいいでしょうし、ブログを使って情報発信し、家庭連合、家庭平和協会の食口たちの啓蒙活動を行うのもいいでしょうし、伝道活動に精を出すのもいいでしょう。
創造本然の世界の建設を目指し、各自が各自の主体性をもって何らかのアクションを起こすことが重要なのです。
そんな主体性をもって行動を起こす食口たちを、二代王文亨進様は全て受け入れ、直接油を塗り、祝福を与えることで、新しい教会がいくつも誕生しています
かつての統一教会の価値観で行けば、本部教会の方針に従わないものは迫害され、切り捨てられ、除籍処分にあうのが落ちでした。
時代は新しくなりましたので、新しい葡萄酒は新しい革袋に入れなければいけないように、新しい価値観を持って臨まなければいけない時代に入ったといえるでしょう。

サンクチュアリ教会のもう一つの大きな使命が、人知れず世界を侵食しているサタンに対する防御です。
統一教会時代は、真のお父様が共産主義にサタンが宿っていることを見破り、勝共理論をもって理論武装し、世界的に勝共運動を展開してきました。
しかしソ連の崩壊とともに共産主義の脅威は薄れ、私たちもサタンに対する警戒心も薄れてしまいました。
しかしその間にも、共産主義の背後にあったサタンは、手を変え品を変え世界制覇を目論み、目に見えない形で世界に浸透してきました。
いま世界に抱えている問題を見ると、
・世界制覇を目論む中国共産党の脅威。
 ウィグル問題、チベット問題等人権問題、香港問題、台湾問題、一帯一路による東南アジア進出、アフリカ進出、オセアニア進出。
・日本の政界、経済界、言論界、法曹界、教育界…に浸透している中国共産党の魔の手。
・同じように日本に浸透している北朝鮮主体思想と左傾化した韓国勢力。
・左傾化した韓国の北朝鮮主導による南北統一とレッドチーム入り。
・世界の金融システムを掌握している国際金融資本。
・アメリカの左傾化。

これらの問題は一見別々の問題のように見えますが、実際は根は一つです。
大きく分けると、共産主義の脅威と、国際金融資本による脅威ですが、これらの根は一つだということです。

イエスを「十字架につけよ」「その血の責任は、われわれとわれわれの子孫の上にかかってもよい」と叫びイエスを不信し、十字架へと追いやったユダヤ民族は、その言葉通りイエスの血に責任を持たされ、西暦70年にローマ軍により国を滅ぼされ、2000年間国を持たざる流浪の民として、世界中を転々とするだけでなく、反ユダヤ主義を掲げられ、世界中で迫害を受け続けてきました。
キリスト教が根をおろした中世社会では、ユダヤ人はイエスを十字架につけた民族ということで市民権を奪われ、迫害されてきました。
そんな中自力で生き残るしか術がなかったユダヤ人は、商取引や金貸し等金融業界へと進出する者や、医者や学者として実力で成功を収めるようになり、それがまた憎悪の対象となり、さらなる迫害を受けるようになりました。

そんな中ユダヤ人の秘密結社としてフリーメイソンが結成され、世界中で暗躍し、世界史を陰で動かしてきたという都市伝説が生まれるようになりました。
しかしそのようなフリーメイソン暗躍説は真偽を確かめることは難しいのですが、金貸し等金融業界へと進出したユダヤ人は、国際金融システムを作り、世界の金融システムを握っているという事実は、次第に明らかにされてきています。
世界の金融と経済を支配している、基軸通貨であるアメリカのドル紙幣は、アメリカ合衆国によって造られているわけではなく、連邦準備銀行(FRD)という株式を発行する民間の法人によって造られています。合衆国政府は連邦準備銀行の株式を所有しておらず、各連邦準備銀行によって管轄される個別金融機関が出資しているということですが、結局誰がどのような形で株を所有しているのかわからないようになっています。
同じようにアメリカのみならず世界中の国の中央銀行は同じような制度を採用しており、このような国際金融システムはイギリスのユダヤ系金融資本であるロスチャイルド家がつくったといわれており、アメリカで石油事業で財を成したロックフェラー家と共に、世界の金融界を支配している2大巨頭といわれています。

第二次世界大戦、太平洋戦争は、日本帝国主義が日独伊三国同盟を結び、アメリカ、ハワイの真珠湾を奇襲攻撃し、始まったと言われていますが、ハルノートでも明らかにされているように、実際は当時のウィルソン大統領によって仕組まれて、日本は戦争を起こさざるを得ない状況にまで追い詰められていたことが明らかになっています。
しかしそのウィルソン大統領の背後には、アメリカで金融を握っていたユダヤ人資本家たちが関わっていたことも明らかにされてきました。
一方日本では、当時の近衛内閣は共産主義者に操られ、負けるとわかっていた戦争に、引きづりこまれてしまったということも、近年の研究で明らかにされてきました。
共産主義理論を生んだマルクスもユダヤ人であり、その共産思想を基に革命を起こしたロシア革命も、ロシヤで迫害されたユダヤ人によるユダヤ人革命だということも明らかになってきており、共産主義を生み、共産主義革命によって世界を制覇しようとした背後にはユダヤ人がいたということも次第に明らかにされてきています。

このような断片的事実を繋ぎ合わせると、今世界を支配し、世界に脅威を与えている者たちの背後にあるものはすべて、ユダヤがらみであるということがわかります。つまり2000年前、神の選民として摂理を担ったユダヤ民族が、イエスを十字架につけることによって摂理に失敗し、その血の代価として国を失い、世界中に四散し、それぞれの地で反ユダヤ主義のもとに迫害を受けた結果、自分たちの生き残りをかけ共産主義を生み出し、国際金融システムを生み出し、表と裏から世界制覇を目指した結果が今の世界の脅威となっているということです。

このような脅威、サタンの正体を見抜いたのが真のお父様文鮮明先生であり、今現在国際金融資本の脅威を訴えている文亨進様です。
よってサンクチュアリ教会に集う食口たちが目指すべきもう一つの目標が、このようなサタンの脅威を世に知らしめ、サタンの攻撃から世界を守り、創造本然の世界建設の為にまい進するということになります。

今はまだ3000家庭あまりの小さな群れではありますが、2020年を迎え世界は目に見えない形で大きく変わろうとしています。
古い価値観に縛られるものは滅び、新しい価値観をもたらすものは栄える時代。
より為に生きる真実の人生を歩むものが栄える、新しい時代が到来していることを感じることでしょう。
かつて霊的イエスの復活により、イエスのもとに集まった12弟子を中心に、新しい第二イスラエル、キリスト教の時代が出発したように、二代王文亨進様、三代王文信俊様を中心として、サンクチュアリ教会に集った聖殿食口たちによって、韓国人も日本人もアメリカ人も関係ない、真のお父様の伝統を相続する新しい民族が形成され、新しい時代が出発することとなることでしょう。

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このブログ記事は、このサイト『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』の一部を掲載したものです。

『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』は、今まで罪深いサタン国家と教育され、献金の無間地獄へと追いやられていた日本人を解放するためのサイトです。
同時にこのサイトでは、本当に罪深く、自ら滅びの道を歩んでいるのは誰なのかを明らかにしていきます。 ここで明らかにされることにより、自ら悔い改め、滅びの運命から逃れることを期待するものです。

今回の記事は、 再臨主を中心とした実体的復帰路程  の一部です。
ご興味を持っていただけましたら、本文をお読みいただければ幸いです。

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