2、誰もが知るべき真実!日本人による拷問の真の意味。

2、日本人による拷問の真の意味。

改めて真のお父様の6度の監獄路程を見ると、いつも無実の罪で収監され、時には死の直前まで追いやられながらも奇跡的に復活し、今日に至るまでの摂理を展開してこられたことがわかります。
ここでもう一度この6度の監獄生活を整理したいと思います。

①1944年10月京畿道警察部、共産主義者の疑いをかけられ、日本の警察による拷問
原因者抗日闘争時の共産主義者の友人が文先生の名前を出し、共産主義者の疑いをかけられ逮捕。
執行者日本の警察
結 果拷問を受けながらも、友人の名前を吐かずに解放。
②1945年10月定州において約1週間収監され、過酷な牢獄生活。
理 由貨幣問題のため。お金に対する未練を全部切るため。
③1946年 8月11日北朝鮮平城の大同保安署、キリスト教指導者の反感と李承晩のスパイの容疑で拘束。
迫害者共産党の宗教弾圧。キリスト教指導者の反感。
執行者北朝鮮の共産党員、ソ連の調査官。
結 果文先生はほとんど死んだような状態で門の外に放り出されて釈放。奇跡的に生き返る
文先生を受入れなかった許孝彬集団は、1950年に韓国戦争が起きた時、共産党によりすべて虐殺。
④1948年 2月22日キリスト教既成教団の嫉視と共産党当局の宗教抹殺政策により内務署拘束。
5年刑の宣告で平城刑務所に収監。興南特別労務者収容所にて強制労働。
迫害者既成教会の牧師たちによる告発。
執行者北朝鮮の共産党。
結 果文先生は2年8ヵ月の間、興南肥料工場で強制労働。
国連軍の興南爆撃により、2日の違いで死を免れ解放
⑤1955年 7月 4日異端的信仰を理由にソウル中部警察署に拘束、西大門刑務所に収監・・・梨花女子大学事件
迫害者梨花女子大総長金活蘭、副総長朴マリヤ、李起鵬長官、大統領夫人フランチェスカ、米国宣教師たち、李承晩主権下の五大長官、崔ソンモ、韓国既成教会と政府等の国家的な反対
執行者韓国警察
結 果文先生は無罪釈放。
迫害の中心人物であった朴マリヤ、李起鵬夫婦は、長男の手によって次男とともに射殺。
李博士、金活蘭も哀れな末路。
⑥1984年 7月20日脱税容疑でアメリカ、コネチカット州ダンベリー連邦刑務所に収監
迫害者政府権力の濫用と宗教的迫害。
執行者アメリカ政府
結 果『宗教の自由』の名にかけて、アメリカのキリスト教会が統一教会と一体化。

①の最初の獄中生活では、文先生は日本留学時代、一緒に抗日運動をしていた共産主義者の学生によって名前を出され、共産主義者の疑いをかけられて、筆舌に尽くすような拷問を受けられました。
これはいわば、イスカりオテのユダのような立場に立つのが、日本留学時代の同志であった、共産主義者の韓国人留学生であったと思われます。その同志によって共産主義者の疑いをかけられた文先生は、日本人によって拷問にかけられたわけですから、日本人はイエスに槍を刺したローマ兵のような立場に立ちます。
同時に日本の警察は、国体護持のため共産主義者の取り締まりを行う中で文先生を逮捕したわけですが、この逮捕は結果的に共産主義の拡大を阻止するための逮捕でしたから、神側かサタン側かといえば、摂理的には神側の立場での逮捕でした。
このように分析することにより、1回目の日本の警察による獄中生活において、より罪深い立場に立つのは、文先生と共に日本に留学していた、共産主義を信じる韓国人留学生であったということがわかります。
同時に日本はメシヤとしての文先生を迫害し、拷問まで加えたのではなく、あくまでも共産主義の拡大を防ぐという、神の摂理の方向での逮捕であり、尋問であったので、相対的には罪の程度は軽微なものと判断することができると思います。

②の牢獄生活は、韓国が主権を取り戻した後でありましたので、文先生に過酷な牢獄生活を強いたのは韓国人だったと思われます。

③と④の北韓での獄中生活は、文先生がメシヤとして、再臨主としてそのみ言を述べ伝えることにより、脅威を感じた既存教会の指導者たちと、共産党当局による宗教弾圧によるものでした。
よって文先生を直接に迫害したものは、北朝鮮のキリスト教指導者たちであり、北韓の共産党、すなわち文先生と同族の韓民族によるものでした。
しかもこの時の迫害は、③の時は、あまりにもひどい拷問によって、生死の境を彷徨うほどの拷問でありましたし、④の時は、あと2日解放が遅れたら、共産党によって文先生の命も奪われていたであろうギリギリのところでの解放でした。
これらの迫害は、2000年前のイエスが、洗礼ヨハネの失敗によって引き起こされたユダヤ人たち、律法学者やパリサイ人らによる迫害や、イエスの十字架を彷彿させるものです。

⑤の西大門刑務所での獄中生活は、梨花女子大総長金活蘭、副総長朴マリヤ、夫の李起鵬長官、大統領夫人フランチェスカ、米国宣教師たち、李承晩主権下の五大長官らによる、韓国既成教会と政府による国家的な迫害でした。
彼らはイエス当時の律法学者、パリサイ人らに相当するような人物たちでした。つまり神が用意した韓国人の摂理的重要人物たちであり、アメリカ人宣教師たちでした。彼らが直接文先生を迫害することで、2000年かけて神が用意したすべての基台が、最終的に失われてしまった決定的事件でした。

⑥のアメリカコネチカット州ダンべりーでの獄中生活は、アメリカ政府が文先生を直接に迫害したものでした。

こうして分析的にみてみると、6度にわたる牢獄生活のうちの4回は、神が6000年かけて用意した摂理的中心人物たち、つまり神の選民として立てられた韓民族、キリスト教徒、それにアメリカによる迫害の結果であったことがわかります。

確かに真のお父様を最初に迫害し、拷問まで加えたのは日本人でしたが、それは共産主義が世界に拡大するのを食い止める方向性を持つ、摂理的にはより神側の動機によるものでした。同時にそれは、日本留学時代に共に抗日運動をしていた韓国人留学生による密告でしたので、真のお父様を日本に売り渡したのは、イスカりオテのユダのような立場に立つ韓国人留学生だったということです。

真のお父様の路程も、日本留学時代、そして韓国に帰国して第一のお母様と結婚し家庭を持つまでは、真理探究時代と位置付けられます。具体的な伝道活動は行わず、教会に通い奉仕活動を行いながら聖書の探求に没頭していました。そんな中で『神様と私たちは父と子の関係である。それゆえ、神様は人類の苦痛をご覧になって、あのように悲しんでいらっしゃるのだと悟り、宇宙のあらゆる秘密が解かれた』と語られています。

1946年5月27日、啓示を受け北朝鮮に向かってからが本格的伝道路程が始まりますので、つまりそこからがメシヤとしての公式路程と見ることができます。そうすると3回目からの牢獄生活が、メシヤに対する迫害と判断することができます。
つまりメシヤとして、再臨主としての真のお父様を迫害し、拷問を加え、死の寸前にまで追いやった人々というのは、神が2000年間かけて準備した選民である韓民族であり、キリスト教徒達であったということです。
2000年前イエスを十字架につけた罪で2000年間、その罪の蕩減を受けなければいけなかったのがまさしく神が準備した選民、ユダヤ人達であったように、韓民族とキリスト教たちは全く同じ過ちを犯してしまっていたのです。

こうしてみると、2000年間待ち望んだメシヤ、再臨主である真のお父様を直接迫害した罪深き人たちというのは、日本人ではなく韓民族であり、キリスト教徒達であったということがわかります。
この事実から見ても、真のお父様を最初に迫害したエバ国日本の罪は、全く無いとは言いませんが、韓民族やキリスト教徒たちの罪に比べると、比較の対象にもならないほどであると結論付けられるのではないでしょうか?

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このブログ記事は、このサイト『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』の一部を掲載したものです。

『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』は、今まで罪深いサタン国家と教育され、献金の無間地獄へと追いやられていた日本人を解放するためのサイトです。
実際は罪深いどころか、日本無くして1920年に真のお父様を韓半島へとお迎えすることはできませんでした。
日本が朝鮮半島に進出することにより、朝鮮にキリスト教が復興し、ロシアの侵略による共産化を防ぐことができました。
このサイトではこのような歴史的真実を明らかにすることにより、神と真のお父様の真の願いを追い求めたいと思います。

同時にこのサイトでは、本当に罪深く、自ら滅びの道を歩んでいるのは誰なのかを明らかにしていきます。 ここで明らかにされることにより、自ら悔い改め、滅びの運命から逃れることを期待するものです。

今回の記事は、  真のお父様 の監獄生活   の一部です。
ご興味を持っていただけましたら、本文をお読みいただければ幸いです。

※テーマ一覧

サタン国家日本、罪の呪縛からの解放
日本の韓国統治40年
本来の摂理的エバ国家は日本!?
真のお父様 の監獄生活
驕りし選民 繰り返される摂理の失敗
再臨摂理を失敗したのは誰か?

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    • 諸星くると

    「日本の警察は、共産主義の正体を知り、共産主義が世界に拡大するのを恐れ」と書かれていますが、

    日本警察が知った共産主義の正体とは、どのような正体でしょうか?

    共産主義が世界に拡大するのを、当時の日本警察が恐れたということを明らかにする資料はあるのでしょうか?

    そこを明確にして提示しないと、原理と神の摂理を知るあなただけの主観で書かれた主張としか読み取ることが出来ず、全体がぼやけてしまうのではないでしょうか。

      • Relage

      鋭いご指摘ありがとうございます。

      「①1944年10月 京畿道警察部、共産主義者の疑いをかけられ、日本の警察による拷問。」
      に関するもう少し詳しい内容を見ると以下のようにあります。

      「1944年10月、新婚の家に突然日本の警察がやってきて、「早稲田大学の経済学部に通っていた誰それを知っているか」と尋ねるなり、先生を京畿道警察部に連行しました。共産主義者として引っ張られていった友人の口から、先生の名前が出たことが理由でした。(自叙伝92P)」

      「日本の高等刑事や特課刑事たちにむち打たれて、水を飲まされ、ありとあらゆることをされました。(真の御父母様の生涯路程1)」

      以上のように文先生を京畿道警察部に連行したのは、「高等刑事や特課刑事たち」だったとみ言にあります。
      しかし、「高等刑事、特課刑事」で検索しても、ネット上には何もヒットしません。
      しかし当時は、国体護持のために無政府主義者・共産主義者・社会主義者、および国家の存在を否認する者や過激な国家主義者を査察・内偵し、取り締まることを目的とした日本の秘密警察である「特別高等警察」という組織が存在しました。略称は特高警察、特高と呼ばれていたとあります。
      もちろん想像ではありますが、文先生ももちろん記憶違いや言い間違いはあると思いますので、「特高警察」のことを「高等刑事または特課刑事」と言われたのではないでしょうか?

      ウィキペディア(Wikipedia)の「特別高等警察」の項目を見ると、
      「特別高等警察は、高等警察の機能を持つ組織である。高等警察とは、「国家組織の根本を危うくする行為を除去するための警察作用」と定義される。いわゆる政治警察や思想警察のことである。戦前の日本では、治安警察法、出版法、新聞紙法などに基づいて、この種の警察作用が行われた。特別高等警察では、このうち特に、社会主義運動、労働運動、農民運動などの左翼の政治運動や、右翼の国家主義運動などを取り締まった。」とあります。
      このような流れの中で文先生に対する逮捕、取り調べが行われたものと思われます。
      より詳しい内容を知りたい場合は、直接ウィキペディア(Wikipedia)の「特別高等警察」の項目をお読みください。

      この内容から言うと、確かに「共産主義の正体を知り、共産主義が世界に拡大するのを恐れ」という表現は適切ではなかったかもしれません。
      世界に共産主義が拡大することを恐れ、文先生を逮捕したというよりは、日本の国家組織を危うくする恐れのある共産主義者を排除するために逮捕したとする方が正しいと思います。
      しかしそれでも神のみ旨から見た場合、世界に共産主義が拡大することを阻止する方向性を持った逮捕であり、拷問でありましたので、善と悪の定義から言って、この日本の警察による文先生の逮捕、拷問は、やはり相対的には善と見ることができます。

      ※参考
      「主体と対象が愛と美を良く授け、良く受けて合性一体化して神の第三対象となり、四位基台を造成して、神の創造目的を成就する行為とか、その行為の結果を善といい、サタンを中心として四位基台を造成して、神の創造目的に反する目的のための行為をなすこと、または、その行為の結果を悪というのである。」(原理講論、善と悪)

      以上からご指摘いただいた内容を参考に、本文を以下のように書き換えさせていただきたいと思います。
      「同時に日本の警察は、国体護持のため共産主義者の取り締まりを行う中で文先生を逮捕したわけですが、この逮捕は結果的に共産主義の拡大を阻止するための逮捕でしたから、神側かサタン側かといえば、摂理的には神側の立場での逮捕でした。」

      ご指摘ありがとうございます。

    • 諸星くると

    サタンの目的は再臨主の生命を奪う事であり、それが出来ないならば、メシヤを迎える為の基台を崩すためにアベルカインの分断を謀ります。

    この時に真のお父様に対する讒訴条件をサタンが握っていれば、再臨主としてのお父様は生命さえ奪われたはずです。

    その神の摂理の危機状態を実際に日本警察は、サタンの謀略に相対してしまい、自覚無く再臨主を追い詰めました。

    そのような行為が、何故に神側の立場で逮捕したと言えるのでしょうか。逮捕したばかりではなく、生命さえあやぶまれるほどの拷問をしたのです。

    サタンの目的は共産主義社会を作り出すことではないのではないでしょうか。天の父母様思想が現れて、それが良く分かったはずです。

    何故に再臨主の生命を奪おうとする行為よりも、共産主義拡大阻止の逮捕のほうがより善の側、神側だと判断できるのでしょうか?

    • Relage

    イエスを中心とする復帰摂理には、「民族的カナン復帰路程において、磐石(岩)の前に立っていたモーセが不信に陥り、それを二度打ったために、イエスを象徴するその磐石(岩)は、サタンの侵入を受けてしまったのであった。それは、後日、メシヤとして来られ、モーセ路程を見本として歩まなければならないイエスの路程においても、イエスの道を直くするために来るはずの洗礼ヨハネが不信に陥るようになれば、磐石であられるイエスの前にサタンが侵入し得るということの、表示的な行動となってしまったのである。
    それゆえに、磐石を二度打ったモーセの行動は、とりもなおさず、洗礼ヨハネが不信に陥るようになったとき、その「信仰基台」を復帰するために、イエス御自身が洗礼ヨハネの代理の立場で荒野に出ていかれ、四十日断食と三大試練を受けなければならなくなった遠因となったのである。」このように書いてあります。

    これを文先生の路程にあてはめると、洗礼ヨハネ使命者たちが使命を果たせずに文先生を不信したとき、文先生の前にサタンが侵入し得る条件が立ち、文先生自身が洗礼ヨハネの代理の立場で荒野に出ていかれ、四十日断食と三大試練に相当する試練を受けなければいけなくなるということを意味すると思われます。

    そこで一般に私たちが知る洗礼ヨハネ使命者というと、金百文牧師、許孝彬女史、朴ウルリョンハルモニらがいます。彼らが洗礼ヨハネとしての使命を果たせなかった時、どのような結果が待っていたかというと、まずは金百文牧師の時は、「韓国キリスト教を中心としたみ旨の基盤がサタン側に帰してしまったがゆえに、それを取り戻すために、サタンの巣窟である北側に行ったのです。」(真の御父母様の生涯路程2)
    このように金百文牧師の基盤、韓国キリスト教の基盤の上に、文先生は「ソロモン王のような使命」を持って出発する予定だったのが、金百文牧師の不信により、自らが洗礼ヨハネの代理の立場で荒野に出ていかれ、サタンの巣窟である北側に行かれました。

    次に許孝彬女史が文先生を受け入れなかった時は、「許孝彬氏の集団が摘発され、その神霊集団の許孝彬氏ゆえに、先生が引っ張られて」「1946年8月11日、北韓の共産党により、宗教と称して詐欺をしたという罪名で、大同保安署に投獄されました。」その結果「11月21日に釈放されました。その時先生は、血をあまりにたくさん流していたので、ほとんど死んでいました。先生が再び生き返ったことは、一つの奇跡でした。」(真の御父母様の生涯路程2)とあります。

    次にエホバの夫人朴ウルリョンハルモニが不信したときは、40日間の霊的試験期間の後「家庭的な基準を立てられなかったことにより、先生は平壌で1948年2月22日に収監されて、2年8ヵ月の間獄中にいました。それは洗礼ヨハネが使命を果たせず、イエス様が十字架の道を行かれたのと同じことでした。」(真の御父母様の生涯路程2)とあります。

    さらには、梨花女子大事件当時、「1955年度までに最初の摂理から10年がたっていましたが、遅くはなかった」「梨花女子大は副総長の朴マリヤを中心として、李承晩大統領の夫人と連結していました。それゆえ宣教師の基盤を中心として、その時政府と完全に一つとなることができるようになっていたのです。西洋の宣教師を抑えて、金活蘭と白南柱の二人が一つとなって、統一教会を完全に迎えていたなら、李承晩を通し、一気にキリスト教文化圏であるアメリカに渡っていけたのです。」(真の御父母様の生涯路程2)とあるように、この時も梨花女子大は副総長朴マリヤ、総長金活蘭を中心として統一教会を受け入れていたならば、韓国李承晩政権を動かし、アメリカ、世界にまで出ていく道が用意されていました。
    しかし「朴マリヤと李起鵬を中心として、大韓民国大統領の李博士、フランチェスカ、金活蘭が国を滅ぼす元祖となった」(真の御父母様の生涯路程2)とあるように、中心人物たちの不信により文先生は西大門刑務所に入っていくことになりました。「イエス様が十字架にかかっていったのと同じように、最後にサタンに引かれていく出来事まで起こりました。7・4事件が、その代表的な例です。神様が数千年間準備した国と民主世界のすべての基台が崩壊してしまったというのです。」(真の御父母様の生涯路程2)とあるように、1945年当時のすべての摂理が最終的に失敗に帰してしまいました。

    つまり文先生の路程の中でも、メシヤとしての路程を出発してから、メシヤとしての文先生が投獄され、拷問を加えられ、迫害されたのは、その時々の洗礼ヨハネ使命者たちが摂理に失敗したためであり、その結果文先生の前にサタンが侵入しうる条件が立ってしまったからでした。

    一方日本の警察による連行、拷問は、文先生が抗日運動をしていたときの、抗日運動家文鮮明青年に対するものであり、メシヤとしての真のお父様に対する迫害でも拷問でもありませんでした。
    よってこの時の日本の警察は、「サタンの謀略に相対」していたわけではないと思います。
    同時に1945年当時の摂理において、日本の警察によって連行された当時は、文先生を迎えるために神が用意された洗礼ヨハネ使命者たちも、まだ文先生と出会う前でしたので、当然文先生を不信してはいませんでしたので、直接文先生の前にサタンが侵入しうる条件は立っていませんでした。
    よって「真のお父様に対する讒訴条件をサタンが握って」はおらず、サタンが直接文先生を打つこともできない時期だったと思います。

    「この逮捕は結果的に共産主義の拡大を阻止するための逮捕でしたから、神側かサタン側かといえば、摂理的には神側の立場での逮捕でした。」という部分に納得いかないというのでしたら、その部分に関しては無理やり納得してもらおうなどとは思いません。人それぞれ解釈は自由ですので、無理やりこちらの解釈を押し付けるようなことは致しません。

    1944年10月の日本の警察による連行、拷問は、まだ文先生がメシヤとしての路程を出発する前の真理探究期であり、サタンが直接メシヤを打つ何らの条件もなかった時期であり、抗日運動家文鮮明青年に対するものでした。
    一方メシヤとして活動をされていた文先生を投獄、拷問、迫害を加え、死の寸前にまで追いやったのは韓国人であり、キリスト教徒たちであり、摂理的中心人物、中心宗教でした。
    その結果1945年当時の真のお父様を中心とした摂理は失敗に終わり、神様が数千年間準備した国と民主世界のすべての基台が崩壊してしまったのです。
    よって真のお父様を最初に拷問を加えた日本人は罪深いと言われてきましたが、その何倍もの罪を犯しているのが韓国人であり、キリスト教徒たちであり、摂理的中心人物、中心宗教だったのです。そして1945年当時の摂理を最終的に失敗に導いたのも彼らだったのです。

    だからといって日本人に罪がないと言っているわけではありません。
    それぞれの罪深さの程度を、正しく評価しなければいけないということを言いたいだけです。
    この真のお父様の6度の監獄生活一つを取ってみても、悪いのは日本人だけであるかのごとくに洗脳されてきましたので、本当にそうなのかということなのです。
    日本人の罪が、神の摂理の万物的蕩減を一手に担わなければいけないほど重いものならば、神様が数千年間準備した中心人物たち、中心宗教、中心国家が犯した罪はどれほど重いのでしょうか?
    2000年前の洗礼ヨハネ、ユダヤ教、ユダヤ民族が歩んだ道をみると、恐ろしくてとても耐えることができません。
    それ以上の蕩減の道を歩まなければいけないのが、真のお父様を直接に迫害した中心人物たち、中心宗教、中心国家ではないでしょうか?

    • 諸星くると

    力作!ご苦労様です。
    夜のも遅いですので、明日、返信します。お楽しみに・・・。

    • 諸星くると

    Relage さんが最後に綴った次の文章がカギになりますね。

      *****

    日本人の罪が、神の摂理の万物的蕩減を一手に担わなければいけないほど重いものならば、神様が数千年間準備した中心人物たち、中心宗教、中心国家が犯した罪はどれほど重いのでしょうか?
    2000年前の洗礼ヨハネ、ユダヤ教、ユダヤ民族が歩んだ道をみると、恐ろしくてとても耐えることができません。

      *****

    • 諸星くると

      ***

    一方日本の警察による連行、拷問は、文先生が抗日運動をしていたときの、抗日運動家文鮮明青年に対するものであり、メシヤとしての真のお父様に対する迫害でも拷問でもありませんでした。

      ***

    このように書かれていますが、愚直さん(Relage)は二代王様のもとにある方でしょうか。以前、三代王権のブログでも取り上げられていましたね。二代王様のもとにある方であれば、夜の神様・昼の神様は理解できますよね。夜の神様は再臨主の生心に、生まれたその時から臨在されています。

    つまり、日本警察がお父様を拷問したという事は、お父様の肉体と霊体の感性を用いて感覚を共有している夜の神様をも拷問しているという事です。

    言うなれば、愚直さんの理論は過去の統一教会・家庭連合の当時の原理観を拭い去れていないという事です。

    真のお父様には語りたくても語れない本質的なみ言や摂理的事実がたくさんあったのです。「夜の神様・昼の神様」のみ言も、亨進様と国進様が本然基準のカインアベルの一体化を成したうえで、初めて語れるようになったみ言です。本来のキリスト教が最初に真のお父様をメシヤとして受け入れていたならば、何よりも先に語ったみ言でした。真のお父様は100%神様であり、100%人間であること知り、実感できる人間となっていなければ、信仰と心情において本然基準に立てないからです。

    真のお父様のみ言に次の内容があります。

      *****

     ※神様の摂理と日本、1992・1・17※

    「一本人がいいか、二本人がいいか」と言うと、何のことか分からないのです。(笑い)そのようなことを話したことがあります。

    「一本人」は垂直になるというのです。このような立場で、大東亜共栄圏を主張すれば良いのですが、「二本人」でいてどうするのかということです。これは深刻な問題です。これを解決できなかったので、めちゃくちゃになっているのです。

    日本が信じる神においても同じです。東西南北、どこでもすべていいというのです。しかし、そのようにしてはいけません。儒教思想と仏教思想がシャーマニズムの観念と先祖崇拝の観念をもっているのですが、それは、唯一の神を中心とした内容とは何の関係もありません。ですから、根本とは違うのです。

    ※天聖経 罪と蕩減復帰 第3章 蕩減と復帰の公式 5) 復帰歴史の展開と摂理国家の使命※

    ローマ教皇庁を中心としてイギリスを経て、アメリカを経て、2000年かかって回り帰ってくるのです。回って入ってくるのに、ただ入ってきません。蕩減復帰の原則を中心として、それと反対の現象を経るようになるのです。

    日本の国がイギリスのような国に該当し、イギリスに行く前のイタリア半島のような半島が韓国だというのです。同じ与件を中心として、その時代に責任を果たせなかったことを、世界版図で失敗したことを「蕩減して清算した」と言い得る基盤を経ずしては、サタンがついて入ってくるのを防ぐことができないので、蕩減という原則を中心として、そのような路程を歩んでいくのです。 (168-310,1987.10.1)

    ※天聖経「環太平洋摂理」(1990.2.15)※

    ローマ教皇庁のある半島文明を中心として統一天下を成し遂げなければならなかったのに、そのローマ教皇庁が責任を果たせなかったので、イギリスに移っていったのです。これが回ってくる時には、必ず島国である日本を通じて入ってくるのです。日本は、イギリスの文化圏を受け継いだのです。ですから、これ(日本の繁栄期)は、1868年から1988年までの120年間です。サウル王、ダビデ王、ソロモン王の120年期間と同じように、明治、大正、昭和までがちょうど120年です。

      *****

    真のお父様は日本の明治維新の頃に遂行された国家摂理は語っておりません。ただ、その摂理を推測できるみ言を残しています。ここに取り上げたみ言から推測できるのは、明治維新時に、すでに日本は神側のエバ国家であり、キリスト教文明は母国日本を通して、父国韓国へと入ってくると語られているのです。

    主の国韓国へは、サタンが二千年の歴史をかけて崩しにかかってきますから、とても悲惨な国になっていました。

    それこそ、愚直さんが次のように表現した選民たちの罪を讒訴条件として、韓半島に総攻撃をかけてきた二千年でした。

    「2000年前の洗礼ヨハネ、ユダヤ教、ユダヤ民族が歩んだ道をみると、恐ろしくてとても耐えることができません。」

    ですから、韓国が再臨主を迎える前に、母国日本がどこまでキリスト教が背負いってしまっている蕩減を清算して韓半島に根付かせるかが、再臨主を迎える為の大きな課題でした。明治維新後に日本の国家の礎を作ったのは、プロテスタントのキリスト教徒西郷隆盛でした。幕府側の勝海舟もキリスト教を理解し、坂本龍馬も聖書を理解していました。しかし、日本が韓国へ向かう前に、サタンが総攻撃を加え、アベル的キリスト教の欠片も残らないように粉砕してしまい、西郷隆盛がキリスト教徒だったという事は歴史の闇に封印されてしまったのです。

    本来の神様の願いとしては、日本を経由して入ったアベル的キリスト教により、韓国の背負う二千年の蕩減を清算しなければならなかったという事です。

    日本が韓国を保護国家として胎内に孕み、母国として韓国を育んでいく姿勢があったならば、韓国のキリスト教はアベルカインの分立摂理を経て、再臨主を受け入れられるアベルキリスト教国家となっていたはずでした。それだけのことが出来る日本民族として、神様は日本を二千年かけて教育して来たのです。

    私たち日本食口の心情には、神様が二千年の歴史をかけて育ててくれた母国としての器が備えられています。日本が神様の前に犯してしまった罪を正しく理解し、悔い改めから出発することによって、その心情が溢れ出て聖霊を迎えることが出来るのです。

    • 愚直

    詳しくご教示くださり、ありがとうございます。

    • サンポポ

    愚直様と諸星様のやりとり、本当に勉強になります。
    アボジは微笑みながらお互いの言い分を聞いているような気がします。

    ひとつの出来事にもいろいろな角度からの見方があると思いますし、その出来事に対する感性や強調したいことは人それぞれ違うとも思います。

    そんな訳で私が感じたことも聞いて下さいませ。
    「夜の神様は再臨主の生心に生まれた時から臨在しています」確かにそうだと思うのですが、アボジが再臨主としてイエス様の成せなかった道を行こうと覚悟したのは16歳のイエス様との出逢いからですよね。
    それから原理探求の日々が始まったと思います。 つまり再臨主として出発するまでの出来事は原理探求の為の研究材料でもあると思うのです。
    それは拷問を受ける中でも、この者を許せるかの自分自身との闘いすら再臨主として出発するまでの糧になったのでは? とも思うのです。その拷問すらこれから再臨主として出発してからの迫害を超えられる土台にもなったのではないでしょうか。
    そういう意味では出発する前の拷問と出発してからの拷問とでは違う意味合いと感じます。
    確かその時拷問した日本人は何十年後にアボジから許されたとか教会に繋がったとか聞いた記憶があります(間違いだったらすみません)
    原理にもありますよね。悪霊が悪人を使って善人を虐めても、善人が蕩減として受け止めれば悪霊がすくわれると。だから拷問をした日本人は生きている時に救われたんだとおもいます。

    確か10年ほど前 家庭連合の時 非原理の人達向けにアボジの路程を短くまとめたビデオを観ました。
    韓国で作られた物ですが、日本での拷問の場面もイラストで説明され 韓国人のメンバー達は「アイゴー」と声を大げさに出していましたが、韓国での拷問やフンナムについてはサラッと流して韓国人も黙って観ていました。
    なんで日本が悪いとこだけ強調するのかなぁ…となんとなく納得できない出来のビデオでした。
    今の反日教育に通ずるものがあると思います。

    このビデオは東南アジアに居た時に教会で観たのですが、今思えば世界中の教会で日本人は罪深いと教育していたんだなぁと思います。

    愚直様と諸星様のやり取りを読みながら 感じた事 思い出した事を書かせて頂きました。

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