④洗礼ヨハネ型人物

④洗礼ヨハネ型人物

神が2000年の歴史を通し準備されたキリスト教の基盤。そのキリスト教の基盤の上に神は何人かの洗礼ヨハネ使命者を立てて、1920年1月6日に朝鮮半島の地に文鮮明先生をお迎えしました。
神がキリスト教を中心として準備された基盤とは、具体的には韓半島の東側の元山を中心として、男性たちの神霊役事が展開し、その中心人物たちが白南柱牧師であり、李龍道牧師であり、そして金百文牧師につながりました。
同時に西側の鉄山では婦人たちが神霊役事を行い、女性を中心とした摂理として、金聖道女史、許孝彬女史、そして朴ウルリョンハルモニにつながりました。
しかしこれら中心人物たちの中でも洗礼ヨハネ的な使命を持ち、文先生と直接に関わったのが「イスラエル修道院」の金百文牧師、「腹中教」の許孝彬女史、そしてキチガイ女と言われた「主なる神の夫人」朴ウルリョンハルモニでした。
よってここでは、洗礼ヨハネの使命を持って文先生と直接関りを持ったこれら3人の人物たちについてみていくことにします。

1、金百文牧師と「イエス教イスラエル修道院」
・李龍道牧師を中心として三代を継いで続いた人が金百文牧師。この集団は洗礼ヨハネ格の集団。
・彼は天から「一つの修道院をもて」というみ言を聞き、そして「再臨主を迎えることができる勢力を準備しろ」という啓示を受けました。
・金牧師と文先生はカインとアベル、洗礼ヨハネとイエス様のような立場にあったのです。
・金牧師は神霊の面では、当時の既成教会の、最高の信仰基準にありました。
・当時、金牧師は李承晩博士と近い立場にあったので、彼を洗礼ヨハネの立場に立ててみ旨を成すことができたのに、そのようにできませんでした。
・金牧師は、先生に対して「ソロモン王のような使命を受けた方だ」と祝福をしましたが、彼はその真の意味が分かりませんでした。
・金牧師の集団が先生と一つになっていたならば、先生はその集団と既成教会の牧師を連結させ、そののちに政府を連結させなければなりませんでした。
・三人の女性たちが先生を証しし、その後彼らは先生と一つになるべきであったのですが、先生に従わなかったので、先生は北韓に行かなければならなかったのです。
・先生は彼に18枚の手紙を書きましたが、彼はそれをみな破いてしまったのです。その後先生は責任をみな果たした立場で、平壌へ出発しました。

●金百文牧師不信の結果
・韓国キリスト教を中心としたみ旨の基盤がサタン側に帰してしまったがゆえに、それを取り戻すために、サタンの巣窟である北側に行ったのです。

2、「腹中教」許孝彬女史
・許孝彬女史:「腹中教」教主、マリヤ的使命。金聖道女史に精誠を尽くして侍った夫人。
・聖主教団の使命を引き継ぐ。許孝彬女史の娘が主を迎えるように準備された。
・主の新婦だと言って、腹中を通して主が生まれるという。
・先生は1946年8月11日、北韓の共産党により、宗教と称して詐欺をしたという罪名で、大同保安署に投獄されました。
・許孝彬女史の集団が摘発され、その神霊集団の許女史ゆえに、先生が引っ張られて入ったのです。
・南側から来たから、李承晩の手先と疑われたのです。

○文先生は許孝彬女史に3度にわたり勧告
①腹中教に人を送り「先生の集団が何であるか、祈祷して調べなさい」と伝える。
⇒ 許女史は大きな兆候を期待し、一人の若い男などには期待もしなかった。
・1946年6月、許女史は共産党により社会秩序を乱したという罪名で大同保安署に連行され投獄。
8月11日、許女史ゆえに、文先生も拘束。
②全体に責任をもっていた黄元信氏、次に許女史の夫と監獄で会い、許女史に「早く出るように言いなさい」と勧告。
⇒ 信徒たちは勧告を聞こうとせず、夫は「自分は妻に従うつもりだ」と言う。
③9月18日、文先生自身が一通の手紙を送る「私が誰であるか祈ってみなさい。」「すべてを否定してここから出なさい。」
⇒ 許女史はその手紙を読んでから破こうとしたが、共産党の監視員に見つかり、文先生は拷問を受ける。

●許孝彬女史不信の結末
・許女史ゆえに文先生は拷問を受けましたが、無罪だということが判明し釈放されました。
その時先生は、血をあまりにたくさん流していたので、ほとんど死んでいました。
先生に従っていた人々は、先生が死んでいくと考えました。先生が再び生き返ったことは、一つの奇跡でした。
・1950年に韓国戦争が起きた時、許孝彬女史以下、すべての監獄にいた人々を、共産党たちが後退する時、連れていって全部虐殺してしまいました。

3、「主なる神の夫人」朴ウルリョンハルモニを中心とした摂理
○「主なる神の夫人」出現の意義
・韓国全土で神様が築いておいた全ての摂理の基盤を相続するため、男と女から祝福の相続を受けなければならなかった。そのため「私は神様の夫人である」という、神様が直接導ける婦人が出てこなければならなかった。その婦人を神様が直接導くために、神様を中心として連結される霊的世界が動き入っていくようになる。初めて地上に着陸できる基地を、「主なる神の夫人」だという婦人を通してつくるようになる。その婦人が復活したエバであると同時に、堕落直後のエバの身代わりの役事の二つの側の役事をしている朴老婆だった。

●最低の立場から段階的な証と祝福
・僕のように扱われるその位置で、精誠を込めれば、次々に復帰される。「神様が愛する僕が来た」、養子、庶子、息子の位置まで上がって「天の国の総理大臣である」「天国の全権を代表したイエス様の位である」「神様の対象実体である」と証し、その宣布する式が終わった次には、自主権をもって反対にひっくり返す。アダムの権限を蹂躙したのを、蕩減的条件を立てて復帰したので、アダムの位置に立つために完全に反対にする。
・文先生は、証をするその言葉を受け、即座に「敬礼しなさい」と言う。それが、復帰するための主管性転倒。
・それに対し「今まで先生に従い仕えたのに、僕に対するように容赦なく命令することができるのか」とひっくり返った。

●朴ウルリョンハルモニ不信の結果
・朴老婆は精神異常になり「文という人は天国の逆賊であり、世の中のすべてのものを盗んでいった」と言い、完全にサタンが発動し、おじいさん、息子、娘を連れて歩きながら、梶棒で文先生を殴り殺そうとし、そのおじいさんは棺に入れられないくらいに膨れるという恐ろしい死に方で死にました。
・エバは再創造できる原則があるため、朴氏ハルモニが先生に反対したので、代わりに他の人を立てるようになりました。
・家庭的な基準を立てられなかったことにより、先生は平壌で1948年2月22日に収監されて、2年8ヵ月の間獄中にいました。
それは洗礼ヨハネが使命を果たせず、イエス様が十字架の道を行かれたのと同じことでした。
・人類の僕の僕まで取り戻してこいという、それを取り戻すために、最低の場である監獄にまで行くのです。監獄から門を開けて出てくるのです。
⇒ 文先生は興南特別労務者収容所で2年8ヵ月の間強制労働。

文先生を迎えるために神が用意した神霊集団。その中心人物たち、金百文牧師、許孝彬女史、朴ウルリョンハルモニは、文先生に直接侍る機会があったにもかかわらず、文先生を受け入れることができずにその使命に失敗してしまいました。
これらはほんの些細な失敗にすぎませんでしたが、イエス降臨時の洗礼ヨハネと同じで、このようなほんの些細な失敗が、人類史上最も大きな罪となってしまったと言っても過言ではありません。
その結果、朝鮮半島は南北に分断され、今に至るまで韓民族は分断の悲哀を味わっているのです。

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このブログ記事は、このサイト『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』の一部を掲載したものです。

『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』は、今まで罪深いサタン国家と教育され、献金の無間地獄へと追いやられていた日本人を解放するためのサイトです。
実際は罪深いどころか、日本無くして1920年に真のお父様を韓半島へとお迎えすることはできませんでした。
日本が朝鮮半島に進出することにより、朝鮮にキリスト教が復興し、ロシアの侵略による共産化を防ぐことができました。
このサイトではこのような歴史的真実を明らかにすることにより、神と真のお父様の真の願いを追い求めたいと思います。

同時にこのサイトでは、本当に罪深く、自ら滅びの道を歩んでいるのは誰なのかを明らかにしていきます。 ここで明らかにされることにより、自ら悔い改め、滅びの運命から逃れることを期待するものです。

今回の記事は、   驕りし選民 繰り返される摂理の失敗    の一部です。
ご興味を持っていただけましたら、本文をお読みいただければ幸いです。

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