⑧大韓民国臨時政府

⑧大韓民国臨時政府

文在寅大統領は、大韓民国第19代大統領に就任してから次第次第にその本性を現し、反日色を強くしてきました。
文大統領の思想の根幹にあるのは、1919年に中国・上海にできた亡命者による「大韓民国臨時政府」は韓国のルーツであり、日本の不法な植民地支配に立ち向かった独立運動家たちこそが建国の父祖であるということです。
したがって今年2019年こそが、本当の韓国建国の100周年にあたるということです。
よって1948年に建国された大韓民国は、韓国と北朝鮮という南北分断のはじまりであり、この年を朝鮮民族の「悲劇の年」と位置付けています。
そんな韓国は、金九ら独立運動家たち朝鮮民族の共通の建国の父祖のもと、朝鮮民族が再び一つになるべきだと考え、北朝鮮との統一を目指しているのです。

しかし実際は、大韓民国臨時政府は政府としての実態はなく、国際的にもその存在は認められていませんでした。
第2次世界大戦終了後のサンフランシスコ平和条約締結時も、韓国は戦勝国として平和条約に署名することを希望したが、韓国は日本と戦争をしてはおらず、平和条約の当事国とは認められることはありませんでした。

大韓民国臨時政府というと、主の路程においてもたびたび登場する、教会における反日的思想の重要なポイントの一つでもあります。
真のお父様の日本留学時代、抗日運動の中心人物として、上海にある大韓民国臨時政府と連絡を取り合っていたということは有名な話です。
同じように真のお父様の大叔父、文潤國牧師が、文家の財産をすべて独立運動に捧げ、それでも足りないとして儲け話があると言いながら、村人たちからお金を集めては抗日運動に送金していたというのも、同じ上海臨時政府にでした。
文潤國牧師は結局、自分がそのお金を抗日運動に献金したとは言わなかったために、村人たちから詐欺師呼ばわりされ、その村に残ることもできなくなり、一人故郷を追われ、見知らぬ街で誰にも看取られることもなく客死したと言います。

このように真のお父様の生涯路程にも度々登場する大韓民国上海臨時政府ですが、抗日運動の拠点だったということもあり、今日に至るまで反日家たちに信じられている捏造された間違った情報も、ここから発せられていたのです。
例えば私たちが修練会等で教わった、日帝36年時代の日本人による韓国人迫害の様子は、大韓民国臨時政府の第2代大統領朴殷植氏が著した『朝鮮独立運動之血史』にある迫害の様子に酷似しています。
『朝鮮独立運動之血史』では日本による朝鮮迫害をどのように表現しているのか見てみたいと思います。

・1919年に起こった韓国独立運動(三・一運動)について
「平和的なデモをしていた朝鮮人たちを、日本軍警察が無差別に虐殺し、日本の軍警察は、馬に乗り剣をふるって横行し、デモ隊を乱撃した。また人の目を刺し、人の耳をもぎ、人の腕を切り落とし、人の鼻をそぐなどの残虐性をはっきした、一般市民も、少女とか、女性の性器を切リ、股裂きをした」
「日本は独立を妨害するために、あらゆる悪行を犯した。日本は独立を叫ぶ人々に向かって銃を撃ち、民家、教会、学校に火をつけた」
「10歳にならない少女と婦女子らが恥辱的な扱いを受け、身体を殴られ、幼い少女たちも残酷に殴られ、7歳以下の幼い少女ら300余命が殺害された」

実に残忍で惨たらしい迫害の様子ですが、教会の修練会でも似たような迫害の様子を聞いた記憶があります。
このような生々しい迫害の様子は、ネットや書籍を探しても、なかなか見つけることはできません。見つけることができるとすれば吉田清治氏の書いた著作物のみです。
この吉田清治氏の済州島での慰安婦狩り等の証言は、朝日新聞によって16回にわたり連載され、反日運動の根拠となっていましたが、朝日新聞は2014年8月5日に吉田証言を虚偽と判断し、すべての記事を取り消しました
しかし教会内では自虐史観に縛られ、『韓国独立運動之血史』にあるような韓国人への迫害が実際に行われたと、今でも信じられています。

大韓民国臨時政府が流した、もう一つの間違った情報が関東大震災時における、朝鮮人虐殺事件です。
関東大震災時日本人自警団によって6000人もの朝鮮人が虐殺されたと信じられてきましたが、その情報は上海臨時政府が震災当時に機関紙の「独立新聞」に掲載した数字でした。しかしこの数字は、実際に震災現場で確認した数字ではなく、何の裏付けもない伝聞によってはじき出された数字だったのです。
日本の公式記録では「自警団に殺された朝鮮人の数は231人」となっていますし、多く見積もったとしても数百人と言われています。それが6000人にまで膨れ上がり、今でも事実として信じられています。

そればかりではなく朝鮮人を虐殺したという事件も、単純な虐殺事件ではありませんでした。
共産党と根元が同じ在日朝鮮統一民主戦線の朝鮮人が関与し、各地で在日朝鮮人たちによる暴動や火事場泥棒が多発し、そのことに注意喚起する新聞記事によって自警団が結成され、結果として多数の朝鮮人の虐殺が行われてしまいました
もちろんどんな理由があったとしても虐殺など許されるわけではありませんが、理由もなく朝鮮人虐殺事件が起こったわけではなかったということです。

大韓民国臨時政府の初代大統領は李承晩でした。
そして第二代大統領が『朝鮮独立運動之血史』を著した朴殷植でした。
そしてその体制は金九によって引き継がれました。
これら大韓民国臨時政府の指導者たちを見ると、大韓民国臨時政府とはいかなる機関だったかということが想像ができます。
李承晩大統領は、今日に至るまで韓国の反日思想の基礎を作り上げた独裁者であり、後の大量殺戮者でした。
朴殷植は、反日の思想的根拠を捏造によって作り上げた張本人です。
そして主の路程にも登場する金九は、今でも独立運動の英雄として、多くの韓国人の尊敬を受けていますが、実際の人物像は少し違っていました。金九は元々日本人を殺した殺人犯であり、数多くの暗殺を指揮したテロリストでした。

このような事実を知るまでは、上海臨時政府は大叔父文潤國牧師が詐欺をしてまでお金を作り支援を行っていた独立運動の拠点であり、真のお父様も上海臨時政府と連絡を取りながら日本で抗日運動を展開していたということを学んでいましたので、摂理的にも重要な独立運動組織であると思っていたのですが、一人一人の中心的な指導者たちを見ると残念ながら別の側面も見えてきました。

安重根は韓国側から見ると独立運動の英雄ですが、日本側から見ると伊藤博文元総理を暗殺したテロリストです。
上海臨時政府も韓国側から見ると、独立運動の拠点として大きな役割を果たした機関ですが、日本側から見たらただのテロ組織にすぎません。
立場が変われば評価も変わります。
しかしその組織を構成している中心人物たちを見ると、上海臨時政府はとても評価できるものではありません。
大量殺戮者であり、事実を捏造し情報を操作する人たちであり、元々人殺しでありました。
自分達の思想を正当化し、都合の悪い事実は抹消し、反対する者たちを力ずくで消し去る人たちです。
そんな人たちによって作られた反日思想が今も韓国を席巻しています
だからこそ今正しい歴史教育が必要なのです。

≪参考≫

大韓民国臨時政府(Wikipedia)
大韓民国臨時政府は、1919年(大正8年)の日本統治時代の朝鮮で起こった三・一運動後、海外で朝鮮の独立運動を進めていた活動家李承晩・呂運亨・金九らによって、中華民国の上海市で結成された朝鮮(韓国)のテロ組織である。

日中戦争勃発後は所在地を上海から重慶に移した。たえまない党派間の対立と連合を続けていたため、蒋介石や中国国民党が党派間の融和ために指導を行っていた。

第二次世界大戦の終戦後、アメリカや他の連合国諸国は大韓民国臨時政府がポーランド亡命政府のように第二次世界大戦で貢献をしていないことから、何かしらの地位を与えることを故意に控えるなど、国際的な承認が得られることはなかった。

1919年9月に統合された臨時政府は国務総理に李東輝を選出し、1920年に李東輝が臨時政府を去ると李東寧・申圭植・盧伯麟が国務総理代理を引き受けた。国務総理代理体制は1922年9月、李承晩の大統領制に改編され、1925年には朴殷植を大統領に選出した。1926年末に構成された金九内閣は1927年、集団指導体制である国務委員制に改編した。

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このブログ記事は、このサイト『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』の一部を掲載したものです。

『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』は、今まで罪深いサタン国家と教育され、献金の無間地獄へと追いやられていた日本人を解放するためのサイトです。
実際は罪深いどころか、日本無くして1920年に真のお父様を韓半島へとお迎えすることはできませんでした。
日本が朝鮮半島に進出することにより、朝鮮にキリスト教が復興し、ロシアの侵略による共産化を防ぐことができました。
このサイトではこのような歴史的真実を明らかにすることにより、神と真のお父様の真の願いを追い求めたいと思います。

同時にこのサイトでは、本当に罪深く、自ら滅びの道を歩んでいるのは誰なのかを明らかにしていきます。 ここで明らかにされることにより、自ら悔い改め、滅びの運命から逃れることを期待するものです。

今回の記事は、 日本の韓国統治40年 の一部です。
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