⑥西大門刑務所生活(1955.7.13~10.4)
■罪なき未決囚の牢獄生活
・先生は、統一教会を中心として大韓民国を率いて出発しなければならなかったのに、監獄に入ってしまったのです。しかし先生は、約束の時代でもそうであったのだから、実体の時代である現在においてそうならないはずがあろうかと思って平然としていました。
・先生は監獄に入っても、ただ唯一の心配は、「私が誤ることによって蕩減の道にマイナスとなる結果になりはしないか」ということでした。それが恐ろしいのであって、他に怖いものはありません。
・監獄に入っても、先生にとっては監獄ではないのです。愛の宮殿です。愛は次元の高い「拍子」として、高めてあげるべき一つの芸術作品になるのです。
■入監時の屈辱
・西大門刑務所所長は既成教会員だったのですが、私を見るや「あんたが文なにがしか。一ヵ月は拘留されろ。こいつめ」と言うのでした。先生は冗談で「こいつとは何だ。あなたはこういうことをやってきただろう」と言うと、胸を突かれたのか、びっくりするのです。
・先生が西大門刑務所に入る時、拘置課長が入ってきた人たちを引率していき判を押させました。その時の課長のことは永遠に忘れないでしょう。その男が先生に向かって「統一教会が何だかんだと言っていたが、結局こうなってしまったな」と言ってあざ笑いました。
・昔イエス様がローマ兵に捕まり、ピラトの法廷に出ていく前に、看守たちに愚弄されたように先生もそのようにされました。
■霊界の証と協助
・先生が口を閉じて静かにしていると、霊界から天使たちが現れて、彼らに「お前、文という人の所に行ってあいさつしろ!それから差し入れが来たら全部捧げろ!」と言って、しかりつけるというのです。
・口を閉じて黙っていても先祖たちが現れて、「こいつめ、お前はあの方が誰なのか分かっているのか!」と、霊界の法度を中心として大騒ぎするのです。御飯を食べても「先生の正面に座って食べるな!」と言うのです。食べているときも「頭を下げて食べろ!」と言うのです。
■所長と刑務官たちの態度の変化
・1ヵ月もたたずに刑務所の所長が訪ねてきて、私に「自分が間違っていた」とあいさつし、その上幹部たちが私を招待し、昼食の接待までする運動が起こり始めたのです。
・刑務所にいる人たちが先生の夢を見て、起きてはハッとして、「何号の監房のなんとかだ」と私を思い出すのです。それで朝になれば、先生の所に来て「おはようございます」とあいさつするのです。
・刑務官たちも訪ねてきてはあいさつをし、暑い時ならアイスキャンディも買ってくれるのです。天が共に行く道だから。その道は誰も遮ることはできないというのです。
・看守たちが「先生、何か不便なことはありませんか。何か必要な物があればおっしゃってください。買ってさしあげます」と言います。それで「もちを買ってくれ」と言えば、もちを買ってくれ、「何かの連絡をしてくれ」と言えば、連絡をしてくれたりしたのです。
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このブログ記事は、このサイト『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』の一部を掲載したものです。
『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』は、今まで罪深いサタン国家と教育され、献金の無間地獄へと追いやられていた日本人を解放するためのサイトです。
実際は罪深いどころか、日本無くして1920年に真のお父様を韓半島へとお迎えすることはできませんでした。
日本が朝鮮半島に進出することにより、朝鮮にキリスト教が復興し、ロシアの侵略による共産化を防ぐことができました。
このサイトではこのような歴史的真実を明らかにすることにより、神と真のお父様の真の願いを追い求めたいと思います。
同時にこのサイトでは、本当に罪深く、自ら滅びの道を歩んでいるのは誰なのかを明らかにしていきます。 ここで明らかにされることにより、自ら悔い改め、滅びの運命から逃れることを期待するものです。
今回の記事は、文鮮明先生の摂理路程 の一部です。
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