1、1945年当時の摂理 ①男女相対的な役事

前回までに、「(ニ)驕りし選民 繰り返される摂理の失敗」の中の、「(1)イエス降臨時と再臨時」の「1、2000年前のイエス降臨時」について詳細を見てきました。
今回からは「2、文先生誕生時の時代背景」を見ていきたいところですが、文先生誕生時の時代背景を知るためには、1945年当時、神が2000年かけて準備してこられた韓国とキリスト教の基盤を中心として、具体的にどのような摂理が展開されたのかを知る必要があります。

私たちは原理のみ言に触れ、
親なる神の存在を知り、
神の摂理を知り、
私たちには生まれながらにして原罪が備わっていたことを知り、
私たちが原罪から解放され再び神の子に戻るためには、救世主メシヤが必要であることを知り、
イエスがそのメシヤであったことを知り、
イエスはその使命半ばで十字架についてしまったことを知り、
今の時代がイエス再臨の時代だということを知り、
文鮮明先生がその再臨のイエスであることを知りました。

このような重大な時代に生き、人類歴史上かつて無く、今後再び訪れることのない貴重な時代に生を受け、再臨主である文鮮明先生と、切っても切ることのできない親子の因縁を直接持つことの許された私たち祝福家庭であったにもかかわらず、人類歴史の結実体として来られた文鮮明先生が、神の使命を果たすために、1945年当時、具体的にどのような路程を歩まれたのかについては、漠然としか理解していませんでした。
この時文先生を中心としたキリスト教徒と、選民であった韓国人が使命を果たせなかった故、当時の摂理に直接には何のゆかりもなかった日本人である私たちにも、神のみ旨を担うことが許されたわけです。

神が2000年かけて、どれほどの精誠を尽くし、韓国人とキリスト教会を中心とした基盤を準備してこられたのか?
また文鮮明先生はどれほどの思いを持って1945年当時の摂理に臨まれていたのか?
そして死を何度も意識しながらも、神のみ旨は絶対に成し遂げられなければいけないと、蕩減の道をどれほどの思いを持って乗り越えてこられたのかを私たちはほとんど考えもせずに、ただ一方的に与えられた恵みだけを甘受し生きてきました。
信仰を持つものとして、貴重なる祝福を一方的に与えられたものとして、私たちは本来もっと文先生の絶頂とも言うべき1945年当時の路程について学ぶ必要があるのではないでしょうか?
この機会に多少長くはなりますが「文鮮明先生の摂理路程」について、ご一読頂ければ幸いです。

(2)文鮮明先生の摂理路程

神の復帰摂理歴史の結実体として誕生されたイエス。
2000年前に誕生されたイエスは、神が準備された選民や洗礼ヨハネらの不信により十字架へと追いやられ、神の復帰摂理歴史はすべて失敗に終わってしまいました。
イエスは十字架につき、命を奪われると同時に、ユダヤ選民は国を失い、2000年間国を持たざる民族として迫害され、世界中をさまよい続けることとなりました。そしてイエスの第一弟子になるべきだった洗礼ヨハネは、神の摂理とは全く違ったところで首をはねられ、非業の最期を遂げました。
このような結果は全て、イエスを迎えるために神が用意された選民や洗礼ヨハネが、イエスを不信することによりもたらされた結果であり、そのことゆえに神の摂理は、再臨の主を迎えるその時まで延長されることになりました。

イエスの十字架から2000年、1920年1月6日に韓半島の地に誕生されたのが文鮮明先生でした。
文先生が誕生された韓半島は、当時日本の統治下にあり、ローマ支配下のユダヤ属州にイエスが誕生されたのと同じような環境圏にありました。
1935年4月17日、文先生15才の復活節の朝、猫頭山での祈祷中、イエス様と霊的に出会い、『苦しんでいる人類のゆえに、神様はあまりにも悲しんでおられます。地上で天の御旨に対する特別な使命を果たしなさい』と啓示を受けました。
1941年、文先生は日本に留学し、真理探究の時を持ちましたが、1943年に帰国し、翌1944年には、崔先吉女史と最初の婚礼を行いました。
1945年10月、金百文牧師のイスラエル修道院にて補助引導師として奉仕活動を始めましたが、この時から本格的な再臨主としての路程を出発されたと言えます。
ここでは1945年当時、神が文先生を迎えるために用意された摂理的基盤と、文先生の再臨主としての路程の詳細を見ていくことにします。

1、1945年当時の摂理

①男女相対的な役事

・サタン世界において、女一人で国家を中心として戦ってはなりません。
 必ず男と二人で、一つとなって共同作戦をすることによって、一つの基盤を成さなければならないのです。

■男性を中心とした摂理
・復帰路程で外的使命は男性たちが責任を負わなければなりません。
・韓国の東側には山が多く、男性的な姿をしています。
・東側の元山を中心として男性たちの神霊役事が展開しました。
・男性を中心とした摂理は、白南柱、李龍道、金百文につながりました。

■女性を中心とした摂理
・内的使命は女性たちが責任を負わなければなりません。
・西側は平野が多く、女性的な特質をもたせたのです。
・西側の鉄山では婦人たちが神霊役事。
・女性を中心とした摂理は、金聖道、許孝彬、主なる神の夫人朴ウルリョンハルモニにつながりました。

====================================

このブログ記事は、このサイト『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』の一部を掲載したものです。

『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』は、今まで罪深いサタン国家と教育され、献金の無間地獄へと追いやられていた日本人を解放するためのサイトです。
実際は罪深いどころか、日本無くして1920年に真のお父様を韓半島へとお迎えすることはできませんでした。
日本が朝鮮半島に進出することにより、朝鮮にキリスト教が復興し、ロシアの侵略による共産化を防ぐことができました。
このサイトではこのような歴史的真実を明らかにすることにより、神と真のお父様の真の願いを追い求めたいと思います。

同時にこのサイトでは、本当に罪深く、自ら滅びの道を歩んでいるのは誰なのかを明らかにしていきます。 ここで明らかにされることにより、自ら悔い改め、滅びの運命から逃れることを期待するものです。

今回の記事は、文鮮明先生の摂理路程 の一部です。
ご興味を持っていただけましたら、本文をお読みいただければ幸いです。

※テーマ一覧

サタン国家日本、罪の呪縛からの解放
日本の韓国統治40年
本来の摂理的エバ国家は日本!?
真のお父様 の監獄生活
驕りし選民 繰り返される摂理の失敗
文鮮明先生の摂理路程
再臨摂理を失敗したのは誰か?
再臨主を中心とした実体的復帰路程

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合へ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
  • コメント: 0

関連記事

  1. 7、総括『サタン国家日本、罪の呪縛からの解放』

  2. 2)40年荒野路程と三大祝福復帰

  3. 2、誰もが知るべき真実!日本人による拷問の真の意味。

  4. ⑦「主なる神の夫人」朴ウルリョンハルモニを中心とした摂理

  5. ②梨花女子大、延世大退職退学事件(1955.3~7)

  6. 4、カナン復帰 ~真の基元節を迎えた聖殿聖徒の使命~

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 4、カナン復帰 ~真の基元節を迎えた聖殿聖徒の使命~

    2020.02.11

  2. 3、メシヤのための基台

    2020.02.08

  3. 2、実体基台 ~韓お母様の堕落を蕩減するアベルカイン一体化宣布~

    2020.02.06

  4. (3)第三次路程 =二代王文亨進様を中心とする復帰路程=1、信仰…

    2020.02.04

  5. 3、第二次路程の失敗 ~韓お母様と霊人の結婚でお父様は十字架に~

    2020.02.02

  1. 4、カナン復帰 ~真の基元節を迎えた聖殿聖徒の使命~

    2020.02.11

  2. 2、実体基台~内的刷新に失敗し外的粛清を受け3つに分立した天一国…

    2020.01.29

  3. 12、総括『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』

    2020.01.06

  4. 7、総括『サタン国家日本、罪の呪縛からの解放』

    2019.12.25

  5. 6、真のお父様の種子

    2019.12.22

  6. 2、誰もが知るべき真実!日本人による拷問の真の意味。

    2019.10.20

  7. ③決定的み言、1988年太田会長の御言報告

    2019.10.01

  1. 4、カナン復帰 ~真の基元節を迎えた聖殿聖徒の使命~

    2020.02.11

  2. 2、実体基台 ~韓お母様の堕落を蕩減するアベルカイン一体化宣布~

    2020.02.06

  3. 2)40年荒野路程と三大祝福復帰

    2020.01.23

  4. 13、驕りし選民韓国人の未来

    2020.01.09

  5. 11、霊人体の成長と天国

    2020.01.04

  6. 10、霊界は心が反映した世界

    2020.01.02

  7. 9、献金の意義、信仰の目的?

    2019.12.30

  8. 8、信仰的自立

    2019.12.27

  9. ②-2 日本2 日本と韓国における迫害の違い

    2019.12.02

  10. ★献金に対する姿勢

    2019.10.15

カテゴリー

日本ブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合へ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ