削除された姜先生の回顧録
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統一教会は何故3つに分裂したのか?
真の後継者は誰なのか?
韓お母様と家庭連合は何処に向かっているのか?
このHPが私たちが持つべき信仰を考える一助となれば幸いです。
家庭連合の現状を理解しようと思ったとき、私たちは基本として3つの原理に着目しなければいけません。
①まず一つ目は、神の摂理の中心人物が摂理に失敗し、サタンの侵入を許してしまった時、
神は摂理を進められるためにその中心人物を2つ、
つまり善の表示体であるアベルと、悪の表示体であるカインとに分立しなければいけません。
表現を変えるならば、神の摂理を担う中心宗教が2つ、またはそれ以上に分裂したら、
その中心宗教にはサタンが侵入してしまったということを意味します。
②次に着目しなければいけない原理は、一度摂理に失敗した中心人物は、
二度と再び同じ摂理の中心には立てないということです。
中心人物が摂理に失敗した時、その中心人物には神が相対すると同時に、サタンが相対するようになります。
そのため神はそのままでは摂理を進めることができないため、善と悪の表示体、つまりアベルとカインに分立し、
神が相対しうる善の表示体であるアベルを中心として次の摂理を展開されます。
よって一度摂理に失敗した中心人物は、二度と再び摂理の中心には立てないのです。
③そしてもう一つ着目すべき原理は、悪の表示体であるカインは、アベルに従順屈伏し、
アベルの主管を受けなければ、神の前には帰ることはできないということです。
しかし今日までの復帰摂理歴史を見たとき、
一度摂理に失敗した中心人物でも、アブラハムだけは再び中心人物として立つことができました。
アブラハムは象徴献祭には失敗しましたが、自分の命よりも大切なイサクを、
神の前に捧げる決意をすることによってサタンが分立され、摂理の中心人物として再び立つことができました。
そしてその勝利の基台を受け継いだイサク、ヤコブの勝利により、信仰の祖と称されるようになりました。
こうしてアブラハムは信仰基台を造成しましたが、信仰基台の造成よりももっと難しいのが実体基台です。
聖書歴史上、実体基台の造成に成功した人物は、アブラハムの孫、ヤコブのみでした。
双子の弟であったヤコブは、21年間のハラン苦役路程を勝利することにより、
カイン的立場にあった兄エサウを屈服し、アベルの位置を復帰しました。
しかしそのアベルカインの一体化も、ヤコブの勝利によるところが多く、
初めからエサウがヤコブに従順に屈服したわけではありません。
従順屈服どころか、長子の嗣業とイサクの祝福を奪ったヤコブを殺そうと狙っていました。
同様に、歴史を通し常にカイン的立場にある者たちは、自分たちの利権を守るためにサタンの虜となり、
アベル的存在を迫害し、摂理を妨害してきました。
このように復帰摂理歴史を振り返ると、一旦サタンに侵入され、アベルとカインに分立した中心人物が、
再び摂理の中心人物として立つことは、ほぼ不可能といってもいいほどの難しさがあります。
万が一再び中心人物として立てるとしたら、自分の命よりも大切なものを犠牲とし、
完全自己否定の路程を通過した後に、アベルと完全一体化するしか道はありません。
★家庭連合、郭グループ、サンクチュアリ教会の分立。
今日、旧統一教会が3分裂した現状を見たとき、同じような時代が摂理的同時性の時代の中にもあったことがわかります。
統一教会のピークは、2006年6月13日、『天正宮博物館奉献式および天宙平和の王・真の父母様戴冠式』であり、
統一教会における、神殿理想の完成とみることができます。
つまりその時が、再臨の主である真の御父母様を中心として、地上に神の国の理想が完成すべき時だっと言えます。
しかし実際には、その時を境として、統一教会にサタンが侵入し、
過去における同時性の時代と同じような悲劇を繰り返すこととなったのです。
つまり真のお父様の三男文顕進様が、2009年に郭錠煥氏とともに統一教会を分かち、
UCI財団を従え、独自のグループを形成するようになりました。
さらには真のお父様が後継者として立てられ、世界会長の任にあった七男文亨進様が、
真のお父様の聖和の後、教会から排除されるようになりました。
2014年7月1日には、真のお母様韓鶴子オモニムが『独生女』宣言をなさいました。
2015年1月25日には文亨進様が、説教『沈黙を破って』を通じ、
3人の悪魔連盟への宣戦布告を行うことによって、今日のサンクチュアリ教会がスタートしました。
こうして旧統一教会が3分裂してしまった状況は、まさしく統一王国時代における南北王朝分立時代と、
キリスト王国時代における東西王朝分立時代に相当するということがわかります。
統一王国時代、キリスト王国時代、そして今日の天一国時代において、
完成したはずの神の王国は、何故分裂するのでしょうか?
結論を言えば、神様の王国となるべくして建てられた王国理想に、サタンが侵入したことによります。
神様の創造理想世界においては、神様を中心としてアダムとエバが一体となり、
子女を繁殖させることによって神様の家庭を完成させ、その神様の家庭を拡大することによって、
創造本然の理想世界を完成するようになっていました。
しかしエバが蛇によって誘惑され霊的に堕落し、
次に堕落したエバによってアダムまでもが肉的堕落を行ってしまったために、
神様の創造理想世界は失われることとなってしまいました。
その結果、堕落しサタンに侵入されてしまったアダムは、
神とサタンという二人の主人に対応するという非原理的な立場に立ってしまいました。
それゆえ善の表示体であるアベルと悪の表示体であるカインとに分立し、
善の表示体であるアベルを中心として立てることによって、神様は復帰の摂理を進めることができました。
そのように、摂理的中心人物が摂理に失敗し、サタンの侵入を許してしまったとき、神様は摂理を次に推し進めるために、
善の表示体と、悪の表示体とに分立する摂理が展開されるようになってしまったのです。
統一教会が大きく分けて3つに分裂してしまった現状を見たとき、統一教会は摂理に失敗し、
サタンの侵入を許してしまったことは否定することができません。
ではいつ、誰が、何に失敗し、サタンが侵入してしまったのでしょうか?
これは非常に難しい問題ではありますが、真のお父様の聖和の前後を調べてみると、残念ながら一人の中心人物に
サタンが侵入してしまったということを否定することはできません。
最近明らかにされつつある、真の家庭の真実を知ると、私たちが知るかなり以前から、
韓お母様にサタンが侵入してしまったということが明らかになってきました。
今ネット上に明らかにされている資料を調べると、文亨進様、文國進様、神山先生の語られている証の中に、
当時の韓お母様の変化が明かされています。
韓お母様の変化を、時系列に従いまとめてみたいと思います。
「真の御父母様の結婚は幸せな結婚ではありませんでした。
実際のそれは、ひどい苦しみが伴う、苦難であり、拷問のようなものだったのです。
そんな時天使長たちはお母様に取入り、持ち上げて、
『あなたは、勝利者です。あなたの宮殿です!あなたは原罪なく生まれたのです、
お父様にはあるのです。あなたの先祖は、栄光なる先祖です。』と語っていました。」(2015.4.12 文亨進様)
韓お母様に対する天使長たちの誘惑は、あたかもエデンの園でエバが天使長ルーシェルによって誘惑されたのと
同じような試練だったと言えるでしょう。
「天使長達は『あなたは神になれる。あなたは神です。あなたはメシヤです。
あなたは神様の一人娘です。あなたは女神です。』とお母様を誘惑しました。」(2015年4月12日 文亨進様)
「お母様には習慣がありました。子供達に『なぜお父様はこうなんでしょうか。』とか、
『なぜお父様はこのようなことをされるのでしょうか。』とか言われていました。
お母様の信仰は全て彼女自身から来ていたのです。
お父様と共にいて、多くの恵みがお父様を通して来ている事を理解できなかったのです。
それが、自己憐憫に陥り、独善的になりました。
それは、『全ては私がやった。私がお父様を作った。
私はこんなに苦しんだのに、お父様はそれほど苦しまなかった。
私が彼を作った。』と考えるようになられ、
しだいにまわりにいる悪魔達に操られるようになってしまったのです。」(2015.7.19 文亨進様)
長男、文孝進様のご在世当時は、文孝進様が後継者になるだろうという、
暗黙の了解があったためか、後継者争いが表ざたになることはありませんでした。
2008年3月17日、文孝進様の昇華により、世界平和青年連合世界会長に就任されていた文顯進様が、
実質的に長男の位置に立ちました。
2世を中心に人気のあった文顯進様は、教会の中でも後継者と目されるようになり、
教団ナンバー2である郭錠煥先生をはじめとして、多くの教会幹部たちも文顯進様を推すようになりました。
★束草事件
2009年3月8日、束草・天情苑における早朝の訓読会で、主要幹部と仁進様、顕進様、国進様、亨進様を前に、
真のお父様が「霊界の実相であるから良く聞くように」と言われた文書が訓読されました。
しかしその文書のうち、2番目に訓読された文書は、
当時、韓国教会の会長であった梁昌植先生がご父母様への報告文として作成した文書だったのです。
その内容は次のようなものでした。
1、祝福家庭は真の子女を通して、真の子女はお母様を通してお父様の前に出なければならない。
2、ご父母様は真の子女の中心として亨進様を立てられたので、真の子女は亨進様に全てのことを相談しなければならない。
3、天宙平和連合(顕進様)はカインとして、世界統一家庭連合(亨進様)はアベルとして二つが一つにならなければならない。
4、亨進様は全ての摂理に関して報告を受ける権限があり、
その他の真の子女はそれぞれの責任分担を果たさなければならない。
そして、お父様は顕進様に次のように指示されます。
「一年間、公的な活動を休んで、原理を勉強しなさい」「お父様のそばにいなさい」と。
しかし文顯進様は真のお父様の指示を拒否され、独自の道を行くようになりました。
当時は文國進様、文亨進様も、韓お母様と共に、真のお父様を支える立場であったために、
文顯進様、郭錠煥先生問題の解決のため、文亨進様こそが後継者であるということを真のお父様に宣言文を書かせました。
『万王の王はお一人の神様、真の父母様もお一人の父母、
万世帯の民も一つの血統の国民であり、一つの天国の子女である。
天宙平和統一本部も絶対唯一の本部だ。
その代身者・相続者は文亨進である。
その外の人は、異端者・爆破者である。
以上の内容は、真の父母様の宣言文である 文鮮明印」』(2010.6.5)
★真のお父様の「離婚するぞ」発言
「ある日暖炉のまえで、お母様はお父様に、『あなたも、原罪を持って生まれてきたのでしょう』と言われました。
お父様は、ただ、唖然とされ、驚かれました。
お父様は、お母様に、『離婚するぞ』と、言われました。」(2015.3.15 文亨進様)
2012年7月16日、清心平和ワールドセンターでの基調講演中、
真のお父様は韓お母様に対する思いがあふれ、次のような発言をされました。
「オモニを私が育ててきたよ。オモニはいません。文総裁の妻の位置もいません。
自分勝手にやっている!!自分勝手に。ん。」
2011年末~2012年1月18日頃、お父様が麗水に行かれている隙に、
金孝南氏が主礼に立ち、神様とお母様の結婚式を決行しました。
「アボジがおられない間に他の霊人と結婚したということはどういうことでしょうか。
第一にアボジは離婚したということ
第二にサタンと結婚したのです。
韓氏の血統 サタン王の血統に再び帰りながら萬王の王と離婚しながら。
後ろでサタンと姦通 結婚 堕落!した失敗した堕落したエバになってしまいました。」(2016.8.3 文亨進様)
そのことを知った真のお父様は急遽お戻りになられ、
翌日2012年1月19日の朝の訓読会の時に韓お母様に対して集中砲火がありました。
そして激しくみ言を語られた後、お父様の隣の席に座っておられたお母様をテーブルの前に呼ばれ、
お父様を見つめて立たれるようにされました。
また最前列の椅子に座っていた石俊昊、ユンジョンノ、黄善祚、金孝律、4人に出て来させ、
お母様の後に二行に並んで立たせ、訓読会に参加したすべての食口と共に手をあげて、
韓お母様に絶対服従を誓わせました。
その後、みんなに両手を高く上げて、拍手をさせて、お父様のみ旨とは何かを確認させる特別な役事をされました。
韓お母様と、その取り巻きの幹部食口たちは、文亨進様、文國進様を自分たちの仲間に取り込むことによって、
韓お母様と、自分たちの権力基盤を盤石なものにしようと画策し、金銭的、権勢的に誘惑をするようになりました。
「我々の側に加われ。どっちにしろ、あなたの世界になります。
あなたが後継者ですから。後継者の権利とこの王国はあなたのものですよ。」(2015.1.18 文亨進様)
「当時私たちも同様なわいろと金銭的、権勢的誘惑を受けました。
お父様から代身者、王権の相続者の祝福を受けていたのでむしろその規模は大きかったのです。
私たちもサタンの誘惑にさらされました。国進兄さんも私もです。
しかし私たちは拒絶しました。お父様を裏切ることを拒否したのです。」(2015.4.9 文亨進様)
韓お母様は、真のお父様と違う道を歩まれようとしていることを感じた文亨進様、文國進様は、
彼らから提案された賄賂を拒否し、真のお父様の後継者としての道を行くことを選びました。
「天正宮の奥の一室にあるテレビのある部屋で会話していた時のことです。
国進兄さん『お母様、あなたは皇太后として真のお父様の御決断を尊重すべきです』
と言った瞬間、激高して顔を真っ赤にして『私は絶対権力を手にしています!』と大声をあげたのです。
私たちは唖然として顔を見合わせました。
『今の言葉を聞いたか』と無言で言葉を交わしたのです。』
『お母様が私に『私が誰だと思う?』と尋ねられ、私は『お母様は勝利されたメシアの対象、真のお母様です。』と言いました。
すると、お母様は『いいえ、私はメシアであり、神である』と仰いました。
なので、『お母様、そのように仰ると、滅びの道を行きます。
天の審判を受けるようになります。お父様は3年だけ待たれます。』と、私は言いました。」(2016.8.3 文亨進様)
日本はサタン側のエバ国として、主の国韓国を40年間迫害しました。
その罪の蕩減のために、日本は摂理に対し誰よりも犠牲になり、献金しなければいけないと教えれられてきました。
その結果日本から自動的に献金が集まる仕組みができ、その献金に韓国の幹部たちは群がり、私腹を肥やしていました。
アメリカのイーストガーデンに毎月200億円の献金を持っていっていたある幹部の方の証しを見ると、
「そこにおける御前会議は名ばかりで、 実際は各事業を担当している韓国人の先生方がやって来て、
取り合うようにして持っていってしまった。
その内、中抜きがあり、実際にはどれくらいが事業に当てあわれていたのが誰も分らない。
なぜなら、献金の決算報告は無いからである。」
こんな例は氷山の一角にすぎず、実際にはどれほど酷かったのかは、日本人には知られていないのではないでしょうか。
亨進様のみ言を見ることにします。
「お父様がある指導者をお呼びになりました。
その方は、5箇所からおのおの1億ウオンを超える額をもらっていました。
私は彼に、そんなに多くのお金をもらってはならないと伝えました。
その方は毎月5000万ウオンをもらっていますが、
『私は世界会長として一年間働いてもその額に達することはない』と伝えました。
(その方はその時韓国の協会長でした)」(2015.1.18 文亨進様)
「日本のメンバーが、全てのものを払うようにされていました。
私達はそれをやめさせようとしました。彼らはそれに激しく反対しました。
そして、日本のメンバーに彼らにお金を与え続けなければならないと思わせようとしました。
彼らは完全に偽者です。」(2015.8.16 文亨進様)
幹部たちからの誘惑に屈せず、経済を透明化し、教会を改革しようとする文亨進様、文國進様は煙たい存在となり、
大変なバッシングを受けて教会を去りました。何も持たずに出てきました。
オバマ・ケアを受けるほどだったといいます。
そしてアメリカの片田舎で、2家庭だけで今のサンクチュアリ教会をスタートしました。
「オモニにもはや付いていくことはお父様を冒涜することと同じことになってしましました。
お父様に従うこととオモニに従うこと、この二つは決して両立しない事柄になったのです。善悪の二者択一です。
そして王宮から逃亡しました。三代王である息子を『誘拐』するように連れ出しました。
人事としてアメリカに送られたのですが、本来オモニが私を切る目的の人事であることを知っていたので、
アメリカ会長職もそう長くはないだろうと考えていました。
予想通りすぐにその職も解かれてここに来ることになりました。
神様がここに導かれたのです。」(2015.4.9 文亨進様)
「何も持たずに出てきました。ここには何もないのです。オバマ・ケアを受けるほどでした。
大変なバッシングを受けすべてを失いましたが、
お父様を手放さなかったおかげですべてを得ることができました。」(2016 文亨進様)
真のお父様の入院中、金孝南訓母様がお母様を洗脳して、お父様の生命維持装置を取ろうとしていました。
「訓母様は『孝進様、興進様、栄進様がここに霊的に来られ、お父様を迎えたがっておられます』と語り始められました。」(ヨナ様)
「それに対して、朴晋煕先生以外の全ての36家庭のトップリーダー達は皆黙っていました。」
しかし文亨進様は、韓お母様からびんたをされながらも、「もしあなたがそれをすれば、あなたは殺人者になります。」
と言って文國進様とともに安楽死に反対しました。(2015.7.5 文亨進様)
真のお父様は16歳の時(1935年4月17日)、イエス様と霊的に出会い、
『天の御旨に対する特別な使命を果たしなさい』との啓示を受けました。
お父様はその日以来自らの人生をかけ、まずは原理を解明し、
その原理原則に従ってサタンとの命がけの戦いに勝利し、勝利の基盤を拡大してきました。
その原理とは、蕩減復帰原理でした。
勝利の基盤の中でも最も大きな勝利は、1960年3月27日(陰 3. 1)に真の父母の日を迎えることにより、
聖書に予言された子羊の婚姻が行われました。
子羊の婚姻により、人類は歴史上初めてサタンとは関係のない、神の血統を地上に迎えることができるようになりました。
同様に1945年当時、神様が用意した全ての基台を失ってしまった真のお父様は、40年の蕩減期間を勝利し、
1985年再びメシヤを迎え、神の国を迎えることのできる時代圏を迎えました。
1992年7月3日、1985年から7年目、勝利の蘇生期的基盤を築いた土台の上にメシヤ宣言。
1993年1月1日に成約元年を宣布。
1999年3月21日にはサタンを完全屈服。
1999年6月14日に『真の父母様天宙勝利祝賀』宣布。
神様解放、天上解放、地上万民解放、サタン解放、地上天国来臨を宣布し、長成期完成級を勝利的に越えました。
2001年1月13日完成期を迎えて『神様王権即位式』を宣言し天一国を出発。
歴史上初めて神様が王の位置に立たれました。
2006年6月13日、1985年からちょうど3次にわたる7年路程の末に迎えた21年目、
『天正宮博物館奉献式および天宙平和の王・真の父母様戴冠式』を行うことにより、
聖書に予言された新しい天と新しい地、新しいエルサレムを迎えることができました。
このように自らの人生をかけ、血と汗と涙を流し、サタンとの命がけの戦いに勝利し、
打ち立てられた勝利的基盤は永遠であり、何人といえども決して破壊することのできない伝統を打ち立てられました。
真のお父様が生涯をかけ、神と私たち人類のために残してくださった恵みは、
まさしく人類にとってのこの上なき永遠の宝であります。
そんな永遠の宝は、み言、特に8大教材教本という形で残されました。
そのみ言は、永遠の価値を持つものであり、人類がこれから歩むべき方向性を示した、唯一無二の教科書である故、
何人といえども手を加えてはいけないものであり、絶対に改竄・変更など許されざるものです。
真のお父様によってみ言がもたらされる以前は、2000年前イエスによってもたらされた聖書が、
人類にとっての最大の宝と言えました。
その聖書の最後、黙示録の22章を見ると、
「22:18この書の預言の言葉を聞くすべての人々に対して、わたしは警告する。
もしこれに書き加える者があれば、神はその人に、この書に書かれている災害を加えられる。
22:19また、もしこの預言の書の言葉をとり除く者があれば、
神はその人の受くべき分を、この書に書かれているいのちの木と聖なる都から、とり除かれる。」
このように聖書に別のみ言を書き加えたり、み言を取り除いたりすることをきつく戒めていますが、
真のお父様も同じように戒められています。
「天聖経という言葉は怖い言葉です。
第三者がどんなに素晴らしいノーベル賞をいくつも持っている人でもそれに手をつけてはならない」
「先生が語るその一言のみ言には、数千万の善なる人々が首をしめられ、
血を流した祭壇のみ言であるというのです、
死刑場で消えていく数千数万の善なる人々に、知らせてあげることのできなかった神様の曲折が葬られているのです。
皆さんが 創造原理から復帰原理まで全体のみ言を受けるようになるとき、
そのみ言の一言一言には、血の涙が絡まっているというのです。」
『天の心情を誰が知っていたか』より抜粋 1960年1月17日
このように真のお父様の立てられた伝統、み言は、誰からも永遠に手を加えられるべきものではないにもかかわらず、
真のお父様が聖和されるや否や、矢継ぎ早に次々と改竄、破壊がなされてきました。
それはあたかも、真のお父様が聖和されるのを首を長くして待っていたかのような、素早い変更でした。
具体的にどのような改竄がなされてきたのかをまとめると、
·お父様の天聖経の削除を含む大改編、
·お父様が涙を流しながら歌われた天一国国歌(栄光の賜物)の変更。
·家庭盟誓において「神様」を「天の父母様」に変更
·成婚問答の簡略化
·女性神の実質的導入
·建国の根幹たる憲法から統一原理を疎外
·自らを「神」「独生女(出生時無原罪)」と称する
·文氏の血統(神の血統)より韓氏の血統(純サタン血統)を尊重
·祝福リングに自分の名前のみ刻む
家庭連合では、真のお父様自身が変更しなければいけないと言われていたと主張していますが、
果たして本当に真のお父様が願われたことでしょうか?
もし真のお父様の願いだったとしたら、もちろんお父様の生前に行われていただろうし、
もうこれ以上改善の必要のない状態にして聖和されたことでしょう。
真のお父様が聖和された後に、矢継ぎ早に行われたというところに、
真のお父様の意思に反した、何らかのサタン的意図を感じざるを得ません。
2014年7月1日、韓お母様は、自らを生まれる前から歴史が用意した、神の『独生女』であることを宣言されました。
「ここに座っている真の母は、『6千年ぶりに誕生した独り娘です。』
摂理歴史においてアジアの主人は韓王朝です。東夷族です。私たちは韓民族です。
『血統転換』、私は胎中にいる時からそうなのです。
皆さんがこのことを信じなければなりません。
そのため、私を中心とした三代は平壌がエデンの宮になると信じていました。
許孝彬の母親になられる方が私を呼んで祝祷をしたのです。
肉体を持ってくる再臨メシヤを迎えられる実質的な準備をする団体が私を祝福したのです。
イエス様の使命を引き継いだその時、その瞬間がお父様が独り子となられた資格です。
これまでの2千年歴史は、独り娘を探してこられた歴史です。
真の父母は、苦労なさって6千年間の時を過ごして天がご苦労にご苦労を重ねて探し立てられた独り娘です。」
独生女宣言とは、韓お母様自身がメシヤであり、6000年の神の復帰摂理歴史の目的が、
女メシヤとしての韓お母様を迎えるための歴史だったと宣言されたのです。
韓お母様は、生まれる前から聖別された、原罪無き神の独り娘であり、
一方真のお父様は、16歳でイエス様の使命を引き継いだ時が、メシヤとなられた瞬間であったとも言われています。
真のお父様の晩年、真のお父様御聖和後の韓お母様を中心とした権力闘争が、
水面下で激しくなされていたことは次第に明らかになってきました。
その過程で、後継者有力候補だった文顯進様は策略にはまり、
郭錠煥先生と共に真のお父様の元を離れ、教会から多くのものを奪って独立してしまいました。
真のお父様の後継者として足場を固めつつあった文亨進様も、文國進様とともに教会から干され、
ついには人知れず教会から追い出されてしまいました。
韓お母様を陰で操り、権力闘争の中心にいた人物こそが奸臣、金孝律氏でした。
金孝律氏はさらに韓お母様を使い、金孝南訓母様を中心とした清平の経理の流れを追求した結果、
逆に金孝南訓母様に返り討ちにされました。
しかし金孝律氏は、清平の不正融資献金問題を国税に訴えることにより、金孝南訓母様の失脚に成功しました。
まさしく韓お母様を中心として、お金と権力の奪い合いがなされてきたのです。
その辺の権力闘争の路程を辿ってみることにします。
真のお父様ご在世当時、韓国の月刊誌『新東亜』に、統一教会『王子の反乱』という特集が組まれたことがあります。
3男である文顯進様が、統一教会で反乱を起こし、教会の分裂状態を引き起こしているという記事です。
しかし紀元節を過ぎ、文亨進様、文國進様も統一教会を出て、金孝律氏が全ての実権を掌握した現状を見ると、
『王子の乱』ではなく、奸臣、金孝律氏による乱であったという記事が、
『韓国「時事フォーカス」2013年3月11日』に出ました。
真のお父様の聖和後の2013年1月7日、教会は韓お母様の絶対体制となると同時に、韓お母様の直属に金孝律氏が立ち、
その下にすべての機関が来るような、金孝律氏絶対体制となりました。
しかしその頃、清平の経済は教会とは独立しており、清平への解怨献金は、教会で主管することはできませんでした。
そのため清平の経済問題は不透明となり、金孝南訓母様の独断で献金が使われており、
教会ではその実態を把握できませんでした。
清平での不明朗な会計処理を正そうと、初めは文國進様が、
そして真のお父様の聖和の後には金孝律氏が金孝南訓母様のところに出向き、
監査報告することを求めましたが、答えは当然ノーでした。
このあと韓お母様が直々に金孝南訓母様にこう指示しました。
「あなたはお金のことから手を引き、役事(先祖解怨)だけをやってください」
ところが金孝南訓母様はこう宣言したといいます。
「役事を含めすべてから下ります」この発言に仰天した韓お母様は、後日、涙を浮かべ、
この前の話はなかったことに、と金孝南訓母様のご機嫌を取ったといいます。
この結果金孝南訓母様は、韓お母様を後ろ盾とした絶対的権力を持つことに成功し、
それまで絶対的権力を手にしていた金孝律氏は、病気を理由に表舞台から消え去ってしまいました。
そうやって韓お母様の絶対的信任を受けた金孝南訓母様でしたが、後に清平の不正献金問題が持ち上がり、
金孝南訓母様は、全て真のお父様の指示によるものであり、自分には責任はないと言って逃げ出したと言います。
横領疑惑の中心に清心教会が登場します。
この教会で数百億ウォンから多くは数千億ウォンの資金を清心グループの系列会社への貸し出したというものであります。
具体的な貸し出しの内訳は、
(株)振興レジャーパインリズに1885億ウォン、
(株)フンイルに540億ウォン、
(株)清心に88億ウォンなど合わせると、2500億ウォンを超えます。
2015年9月20日、金孝南訓母様は清平から追放され、清平の経済も、家庭連合の経済に統合されることになりました。
そのため今では、家庭連合の摂理は、清平を中心に、献金を集めるという体制になりました。
同時に表舞台から退いていた金孝律氏が、再び表舞台に復帰したのもこの時期でした。
牧会者としてのキャリアを積んだ韓国人幹部たちの多くは、結構な資産を持っている人が多いとも聞きます。
お父様の自叙伝の出版によって、膨大な中間マージンを受け取っている幹部がいるという話も聞きます。
天福函の箱のグレードを下げることにより、大きな利益を得ている幹部がいるという話もあります。
霊苑に入るための費用を、自分の教会員たちには10万円多く請求させ、
その10万円を自分の懐に入れている教会長がいるという話もあります。
こんな逸話をあげたらきりがないくらいいろいろな話が聞こえてくるのですが、
その多くが韓国人牧会者たちの噂です。
韓国人幹部、牧会者たちの意識の根底には、サタン国家だった日本、主の国韓国を迫害し、
再臨主を最初に獄につけ、拷問を加えた罪深い日本人からは、いくらむしり取ったとしても問題はない。
日本人は誰よりも犠牲の道を行くのは当然のことだ。
そして自分たちは再臨主を迎えた、神に選ばれた選民であり、歴史を通し日本から迫害を受け続けた民族だから、
日本人たちの献金も自分たちのために使うのも当然のことだということで、全てを正当化しているように思えます。
文亨進様のみ言にも、
「私たちは教会内に発生した韓国のマフィアのような組織と戦っています。
彼らはお金と権力に支配されています。
2005年に国進兄さんが韓国のビジネスから腐敗を一掃しようとしました。
その時韓国のビジネスはマフィアのような組織になっていて、
日本教会から毎年約100億円のお金を吸い取っていました。
国進兄さんはこれを是正するために大きな戦いをしました。
国進兄さんは、日本からお金を吸い取って分配するシステムを破壊しようとしました。
多くの人は彼を憎みました。
韓国の幹部たちは傲慢で、自分たちが崇拝されることを願っていました。
彼らは韓国の教会長であった私にうそをついていたのです。
彼らはこのような完全に腐敗した嘘つきの文化を築いていたのです。
彼らは特権階級のようになり、100年前日本は韓国にひどいことをしたと言って、
日本のメンバーから搾取していました。」(2016.2.14 文亨進様)
「当初韓国に居た頃、牧会者達は皆十分の一献金と言いながら
食口達は皆十分の一献金をしなければならないのに
牧会者達は皆十分の一献金と言いながら見てみると十分の一献金ではありませんでした。
完全に詐欺師達だ。
自分の保険に10%の給料を払いながらそれが十分の一献金と言っている。
そして食口達に十分の一献金はしなければならないと言って。
食口達も保険料は払わなければならない。
自動車保険も払い、家の保険も払い生命保険も払わなければなりません。
全部払いながら十分の一献金もして。詐欺師のような奴。」(2015.5.12 文亨進様)
文亨進様が世界会長時代に、実際に体験した韓国人幹部たちとの葛藤を、このように赤裸々に証しされています。
しかし人々を指導する人であればあるほど原点に帰り、万物主管を徹底しなければいけませんし、
本来は徹底できる人しか牧会者になってはいけないのではないでしょうか?
『その次には公的資金! 国家財産の略取! 罪です。
公金。(お金が)先生のポケット(懐)にあればどんな方法を使ってでも、
抜きとって使おうとするのは、公金略取! 全部これは犯罪なのです。
予算を申請するとき、ここにいる郭錠煥も
「いくら使います」というときには何パーセントは自分の必要なものを添付して申請します。
自分の必要なものを添付するのです。
私は知っているのです。
郭錠煥!(「はい」)そんなことをしなかったか、したか?
(「しました」)しなかったか、したか? それは公金略取です。
ぴったり残りが合うように報告して、これは私が使いますといえばいいですが、
だまってそのまま(私的に)使えば問題が起きるのです。
引っかかるのです。
(公金横領する者が)行く道は茨の道、鉄条網が張られるのです。分かりましたか?』
(真のお父様(神様王権即位式のみ言葉 2001年1月13日)
1990年代中ごろから始まったのが清平を中心とした先祖解怨の摂理でした。
韓お母様のお母様である洪順愛大母様が再臨協助しているとして、金孝南訓母様が登場し、
清平を中心として先祖解怨が始まったのです。
実際清平に行くと、聖霊に満たされ、多くの奇跡が起こり、大きな恩恵に満たされたものです。
しかし冷静に考えれば、1990年代初頭までは、共産主義勢力との戦いという、
世界を神側に取り戻すための世界的摂理が展開されていましたが、
それ以降は主に、自分の家の先祖の方々の解怨、祝福という、
きわめて個人的な動機で清平を中心とした摂理が展開していたのです。
つまり本来統一運動というのは、自分または教会を犠牲にしてでも、
世界の平和のために生きなければいけないという実践を行ってきたにもかかわらず、
清平摂理以降は、自分、または自分の先祖たちのために精誠を捧げるという、
より個人的な動機の信仰になってしまったのです。
そこにサタンの侵入する余地が生まれてしまったのでしょう。
真のお父様の聖和後、韓お母様が真のお父様からの後継者として
祝福の権能を相続されていないにもかかわらず、祝福を授けることができたのは、
2011年末~2012年1月18日頃に行われた、韓お母様と神様(サタン的悪霊)との祝福によるものと思われます。
つまり今家庭連合で行われている祝福は、真のお父様の勝利圏によるものではなく、
韓お母様を通し、神様と名乗るサタン的悪霊(天の父母様)による祝福であると思われます。
そして韓お母様と、神様と名乗るサタン的悪霊との祝福を行った主礼こそが、金孝南訓母様でした。
また真のお父様が病床に付していた時、
『孝進様、興進様、栄進様がここに霊的に来られ、お父様を迎えたがっておられます』と語られ、
真のお父様を安楽死させようとした人物も金孝南訓母様でした。
旧統一教会、現家庭連合、そしてその中心人物であった韓お母様にサタンが入る過程をここまで見てきましたが、
そこで最も中心的働きをしていたのが清平であり、金孝南訓母様でした。
そんな清平、そして金孝南訓母様に関して、ここではもっと深く考察してみることにします。
清平の成り立ちについて、その事情を知っている日本人食口の証言によると、
韓国の幹部の方々の企画から始まったものであることがわかりました。
もちろん金孝南訓母様も、その企画によって生まれたカリスマだったということです。
『清平の役事は、もともと会議で決められて始まったものです。
1993年に、お父様が「韓国は独立経済でやるように」とおっしゃり、
運営に困った幹部の方々が私的な会議を何度か持ちました。
そのとき、会議には36家庭の方数名を中心に7~8名が参加していました。
「なあ!清平で先祖解怨、やらないか!?日本人相手に。」
「あっ、それなら俺、ちょっと霊的な姉妹知ってる」
「でも、それ、ちょっと、食口を騙すことにならない?」
「大丈夫!韓国は奪われてきたから、盗んでも罪にならないって、御言あるし!」
その姉妹とは金孝南のことです。
当時の地位は婦人部長より下で基台長クラスだったと思います。
更に私が目撃したのは、内輪もめしていた事です。
全てがお芝居であると、清平役事スタートスタッフは全員、認識していたのです。』
私たちは、210代の先祖解怨というと、2系統210代で420人くらいの解怨を想像しているのではないでしょうか?
そうでなければ4系統210代、または8系統210代ということで4×210=840人、
または8×210=1680人くらいのご先祖様の解怨と考えているのではないかと思います。
しかし正解は違います。私を中心として数えると、私の両親は2人、祖父母は4人、曽祖父は8人と、1代遡るごとに2倍の人数になります。
そこで同様の計算を続けると、
10代 | 512人 |
20代 | 52万人 |
30代 | 5億3687万人 |
40代 | 5497億5581万人 |
50代 | 562兆9499億5342万人 |
210代どころか50代もさかのぼると、もう天文学的なご先祖様の人数になってしまい、それ以上計算しても意味を成しません。
1代が大体30年とすると、30~40代で900年~1200年です。
つまり1人の人が210代までの先祖解怨をすると6000年前までのご先祖様まで解怨してしまうことになります。
ということは、1人の人が210代までの先祖解怨をすると、210代どころか30~40代も遡ると、
日本人と韓国人の先祖くらいは、全て解怨が済んでしまう計算になります。
つまり今から1000年以上昔の先祖たちは、日本人、韓国人くらいは全て解怨されてしまうような計算になります。
ある調査によると、1000年前の日本人の人口は450~700万人くらいだそうです。
韓国人となると、400年前で150万人くらいだそうです。
このくらいの人口なら、全員私たちの先祖であったとしても不思議ではありません。
今家庭連合では、210代までの解怨が終わった人は、次は420代の解怨をするようにと言っています。
30~40代も遡ると今の日本人、韓国人の全ての先祖は解怨が済んでしまうのに、
更に420代まで遡って先祖解怨をする必要などあるのでしょうか?
結局は日本人に、将来的にも継続的に献金をさせるための方便にすぎないのではないでしょうか?
私は「訓母様と大母様」として知られている現象について、何もすることができませんでした。
今になって、それはただ、金孝南という女性であったことがはっきりわかりました。
私たちはみんな騙されていました。金孝南さんは偽物です。私は明言します。
私は清平が間違った方向へ行くのを見ていました。それに対して私は何もできませんでした。
私は、後継者に指名された私の兄弟である亨進に対して、深く悔い改めます。
兄弟姉妹の皆さま、原理講論のどこに、先祖解怨のためにお金を払わなければならないと書いてあるのですか。
私たちはずっと騙されてきたのです。
・大母様の霊界からのメッセージ
私はお母様の母です。
私は、私を代表している立場にあった金孝南さんをコントロールすることに失敗しました。
今は彼女の中に、私の霊や心は、いかなる意味でも入っていません。
以前には、彼女は私とつながっていて、兄弟姉妹の病気を治したりしていました。
何人かの兄弟姉妹の病気は治りました。
兄弟姉妹の皆さま、あなたたちはずっとだまされていました。
彼女はラスプーチンのようです。
彼女は私の娘に対してルーシェルのような立場で行動しました。
私の娘は間違った方向へ行ってしまいました。
お父様は、命令の中心は後継者だと言われました。その後継者は亨進様です。
金孝南さんではありません。
あなたたちは6月5日の宣言を読みましたか。
兄弟姉妹の皆さま、亨進様と一体になってください。
兄弟姉妹の皆さま、清平はおかしくなってしまいました。
私は昨日(2015年4月21日)あなたが天を開いてくださったことに感謝します。
それは、地上でお父様の権威に戻るための祝福でした。
その勝利ゆえに、私は今、ここにきて自由に話すことができるようになったのです。
呪いは解かれました。
神の復帰摂理の中で、将来イエスが王の王として再臨せられ、
王国を建設するということに対応する路程が2度ありました。
それが象徴的路程であったイスラエル民族の中にサウル王、ダビデ王、ソロモン王を迎えることのできた統一王国時代であり、
形象的路程であったキリスト教理想が実現したキリスト王国時代でした。
しかしそのような神の理想が実現しようとしたその時、既得権益を得た者たちは、神の理想を忘れ、
自分たちの安逸な生活を追い求めたため、一様に堕落の道を歩むようになってしまいました。
そのため神は、堕落してしまった王国を善と悪に分立し、善側のアベル国家を摂理の中心に立てて、摂理を進めてきました。
その際神は、堕落した者たちを悔い改めさせるため、預言者や、宗教改革者を送り、内的刷新運動を行いました。
それでも悔い改めない為政者たちは、悔い改めるどころか預言者や、宗教改革者たちを迫害したため、
神は外的粛清の摂理を展開するしかありませんでした。
残念ながら今日の天一国時代でも同様のことが起こっています。
つまり天一国は出発しましたが、主に統一教会の韓国人幹部たちが日本からの献金を横領し、
私腹を肥やし、権力闘争に明け暮れ、腐敗堕落してしまいました。
お父様の聖和を前後して、統一教会は内的刷新、つまり文國進様と文亨進様による教会刷新運動がありましたが、
抵抗勢力によって逆に二人は排除されてしまいました。
また同じ時期日本の統一教会は、公安によって霊感商法の捜査が入り、教会の経済活動に大きなダメージを受けました。
韓国では、文顯進様、郭錠煥先生グループとの間に、ヨイド問題等でいくつかの訴訟を抱えましたが、
裁判の末に敗北し、最低3,000億ウォン以上とも言われる多額の賠償金の支払いを命じられるようになりました。
さらには清平における金孝南訓母様一家の不正蓄財と、
2,500億ウォンを超える不正融資問題等が発覚し、国税の調査も入るようになりました。
このように腐敗、内的刷新、外的粛清、分裂と、過去においてなされてきたことと、
全く同じ過程を歩んでしまったのが今日の統一教会と言えます。
歴史上の先人たちが犯した過ちを繰り返さないために、私達は原理を学んでいます。
統一王国時代、キリスト教王国時代と同時性の時代である天一国時代を迎えた今、歴史の教訓を生かし、
今度こそは神の摂理を成し遂げなければいけないにもかかわらず、
残念ながら今回も、全く同じような過ちを犯しつつあります。
つまり天一国時代においても、教会幹部たちは自分たちの既得権益を守ることに汲々とし、
神の摂理を忘れ、権力闘争に明け暮れています。
その結果教会は大きく3つに分裂してしまいました。
また自分たちが犯した不正の結果、社会と政府から要注意団体とレッテルを張られ、外的粛清にもあっています。
まさしく原理を通じ歴史が教えてくれた教訓を忘れ、全く同じ過ちを犯してしまっているのです。
私たちは原理で解明された歴史の真実を学び、今の時代私たちがどの道を歩むべきなのかを見出さなければいけません。
そのためには、今の自分を守ることをやめ、原理を学び、神様の願いはどこにあるのかを真摯に祈り求めなければいけません。
自分を捨て、神様の願いに生きたいと本心に問いかけていったとき、必ず神は答えてくださることでしょう。
☆腐敗
・韓お母様の真のお父様に対する不信と子女様たちの問題。
・教会幹部たち、歴代日本総会長らによる横領、不正蓄財。
・先祖解怨献金と称して祈願書の販売による清平の聖地化事業。
・清平の不正融資問題、金孝南訓母様の不正蓄財。
☆内的刷新
・2005年 1月 :文國進様、統一財団理事長に就任 ⇒ 教会の財務問題の改革が始まる。
・2008年 4月14日:文亨進様世界会長就任 ⇒ 教会の改革が始まる。
・2012年 :文國進様による清平の監査要求
・2014年 :神山元会長、韓国、日本において講演活動
★外的粛清
・2008年 2月18日:日本公安庁による家宅捜索
・ 7月19日:真の御父母様一行が乗ったヘリコプターが不時着事故。
・2009年 7月13日:「新世」が霊感商法により特定商取引法違反で摘発。社長以下幹部が逮捕。徳野英治会長が引責辞任。
・2014年 6月 :ソウル中央地検、清平の不正融資で、教会に数千億ウォンの損害を与えたとした告発状受理。
・ 7月10日:最高裁判所は、統一教会財団がY22プロジェクト金融投資相手の請求訴訟の上告審で敗訴が確定。
統一教会が弁償すべき損害賠償額だけでも最低3,000億ウォン(300億円)以上。
支払いを滞納していたため、2018年現在総額1000億円以上の賠償金との説も。
☆分立
・2009年 3月 8日:束草事件。真のお父様の指示「一年間、公的な活動を休んで、
原理を勉強しなさい。お父様のそばにいなさい」
しかし文顯進様は指示には従わず、事情を優先し独自の道を行かれる。
・ 8月 2日:UCI財団は理事会を開き、2人の理事(反顯進派の金孝律と朱東文)を解任。
実質的にUCIは顯進様派のものに。
資産2兆ウォン(2000億円)以上、統一教会の資産の50~70%くらい。
・ 9月10日:文顯進様、郭錠煥先生離反
★家庭連合
・御父母様が暖炉の前で話されたある日の会話。(文亨進様説教 2015.3.15 )
お母様「あなたも、原罪を持って生まれてきたのでしょう」
お父様は、ただ唖然とされ驚かれ、お母様に「離婚するぞ」と言われました。
・2012年 1月18日頃:金孝南訓母様主礼のもと、韓お母様が霊的存在(天の父母様)と3度目の聖婚式。
・ 9月~ :真のお父様ご聖和以降、天聖経の改竄を含むみ言の大改編、天一国国歌(栄光の賜物)の変更、
家庭盟誓、祈祷において「神様」を「天の父母様」に変更…真のお父様の伝統を次々と破壊。
・2013年 2月22日(陰 1.13):天地人真の父母様天一国即位式、韓お母様の戴冠式。
真のお父様との3度目の永生聖婚式は行われず ⇒ 基元節が偽基元節となる。
・2014年 7月 1日:韓お母様『独生女』宣言
☆サンクチュアリ教会
◎2004年 5月10日(陰暦3.22):文信俊様誕生。「ついに生まれた!! 先生でさえもお前たち夫婦にこの孫が生まれるとは思いもしなかった。」
・2008年 4月14日:文亨進様世界会長就任。
・ 7月 6日:文亨進世界会長ご夫妻主礼の元、清平にて153双の祝福式。「太平聖代神文明平和祝福結婚式」。
・ 10月12日:同21ヶ国242双の祝福式。「2008太平聖代神文明平和祝福結婚式(2次)」
◎2009年 1月15日:文亨進様、戴冠式(韓国)。
・ 1月30日:文亨進様、韓国にて2度目の戴冠式。
31日:文亨進様、ニューヨークにて3度目の戴冠式。
「天宙天地父母安息圏安着即位式において、真の父母様の祝福を伝授いたします。アージュ」
◎2010年 6月 5日:真の御父母様宣言『天宙平和統一本部も絶対唯一の本部だ。その代身者・相続者は文亨進である。
その外の人は、異端者・爆破者である。』
◎2012年 6月 5日:文國進様、文亨進様、真の家庭で初めて、カインとアベル一体化宣布4次元入籍式。
文亨進様に全ての責任を任る後継者戴冠式。真の父母の仕事は終わったと仰った。
・2013年 2月22日(陰 1.13):偽基元節以降、統一教会から文國進様、文亨進様が実質的に追放される。
・2015年 1月25日:文亨進様説教『沈黙を破って』:3人の悪魔連盟への宣戦布告。
・ 5月24日:三大王権完成者相続の為の特別の儀式。
・ 8月30日:『真の基元節』:真のお父様の権限圏に戻るための祝福式。
・2017年 9月23日:天地人真の父母天宙完成祝福聖婚、姜賢実先生が真の母の位置に即位。
・2018年 2月28日(陰 1.13):天宙天地人真の父母様天一国生命の書入籍祝福式。
神の復帰歴史を見ると、一度摂理に失敗した中心人物は、基本的には二度と再び摂理の中心に立つことはできません。
例) アダム ⇒ ノア ⇒ アブラハム( ⇒ イサク ⇒ ヤコブ) ⇒ モーセ( ⇒ ヨシュア)
神の摂理を担う中心宗教も、責任分担を果たせず堕落してしまった場合、
まずは内的刷新運動が起こり、それでも悔い改めない場合外的粛清がなされ、
遂には古い中心宗教から異端の姿をもって新しい中心が現れ、新しい摂理を出発します。
例) イスラエル民族 ⇒ キリスト教(ローマカトリック) ⇒ プロテスタント
新しい中心が現れたとき、それまでの宗教は必ず新しい中心を迫害しますが、
どんなに迫害しても神が離れたそれまでの中心宗教は衰退の道を行きますが、
新しい中心は神の祝福を受け発展するようになっています。
今までの神の摂理を担ってきた中心宗教は、一度摂理に失敗し、新しい中心が現れた場合、
神は新しい中心に働くようになり、かつての中心宗教からは天運は離れていってしまいました。
今の時代、ユダヤ教を立てて神は摂理を進められるでしょうか?
キリスト教を立てて摂理を進められるでしょうか?
新しい中心が現れた今、再びユダヤ教、キリスト教を立てて摂理を再出発するとは考えられません。
逆にユダヤ教、キリスト教は、今となっては新しい中心宗教を迫害し、摂理を妨害する立場に立ってしまっています。
再臨のイエス降臨の時代、キリスト教が真のお父様を受入れなかったため、真のお父様は統一教会を創立しました。
しかしその統一教会も、真のお父様が聖和された今、内部は腐敗堕落し、
既得権益を守るために内的刷新を行おうとする子女様たちを排除し、権力闘争に明け暮れています。
その結果教会は大きく3つに分裂してしまいました。
分裂してしまった統一教会も、その大本となる家庭連合は既に堕落し、韓お母様にはサタンが入り、
真のお父様の伝統を破壊し、韓お母様の絶対化路線をひた走り、中心幹部たちは腐敗しています。
つまり既に摂理に失敗したユダヤ教やキリスト教と同じ立場に立っています。
過去の歴史を見ても、摂理の中心から離れてしまった中心宗教は、二度と再び神の摂理の中心には立てません。
神の召命に答え、神の御旨に集った者たちは、再び神が宿ることのない宗教に固執することなく、
新しい摂理の中心宗教を求め、神の願いに生きるべき時を迎えました。
3つに分立した統一教会。
家庭連合、家庭平和協会、サンクチュアリ教会、それぞれが正当性を主張している後継者問題。
真の後継者は誰かを判断するとき、あくまでも真のお父様のみ言と原理がその判断の基準となります。
ここではみ言と原理によって、真の後継者は誰かなのかを明らかにします。
後編、後継者問題以降では、神の摂理から外れてしまい、カインの立場に立つようになった家庭連合が、
唯一神の摂理に同参することができる道、アベル的存在を捜すため、真のお父様の真の後継者は誰なのか、
そして私たちはどのような信仰姿勢を持つべきかについて原理的に分析しました。
後継者問題を考えたとき、最も重視されるべきものは、まずは次の3つになります。
1)真のお父様は後継者問題に対しどのように語られていたのか?
2)真のお父様が後継者問題について語られたみ言の時期、
そしてそのみ言を語られた背景について。
3)反対の意味を持つみ言について。
また統一原理を学び、み旨の道に同参した私たち食口は、
全ての問題の解決を統一原理と真のお父様の路程の中に見出さなければいけません。
後継者問題を考える時も、統一原理、特に復帰摂理歴史、アブラハム家庭の中に、
その解答を導き出すための鍵を見出すことができます。
アブラハムは信仰基台を復帰するための中心人物として、象徴献祭を捧げました。
その時、羊と雌牛は二つに裂いて捧げましたが、ハトだけは裂かずに置いたため、
荒い鳥が降りてきて象徴献祭に失敗し、アブラハムにサタンが侵入してしまいました。
アブラハムが「象徴献祭」に失敗したのち、神は再びアブラハムに現れ、
今度はイサクを燔祭としてささげよと命令されました。
その時アブラハムは、自らの命よりも大切なイサクを捧げる決意をすることにより、
「象徴献祭」の失敗によってサタンの侵入を受けた自分自身を殺した立場に立ちました。
そして神は、「あなたが神を恐れる者であることをわたしは今知った」(創22.12)と言われ、
イサクを生かすことで、イサクを死んだ立場からよみがえらせると同時に、
アブラハム自身をも死から再びよみがえった立場に立たせました。
こうしてアブラハムとイサクは、み旨を中心として、一体不可分の立場に立つようになりました。
このイサク献祭から学べることは、中心人物の勝利圏を相続できる後継者は、
中心人物と完全に心情一体化していなければならないということです。
これが最大の条件と言えます。
例えばノア家庭で、40日間の洪水審判の後、
ノアが天幕で裸で寝ていたのを見たハムは裸を恥ずかしく思い、
兄弟を扇動してノアの裸を着物で覆った行動が罪となりました。
これはハムがノアと心情的に一体不可分の立場に立てなかったために、
ノアの信仰基台勝利の条件を受け継ぎ、
実体基台の中心人物には立てずに摂理に失敗してしまったのでした。
そこで各後継者たちは、
4)真のお父様と心情一体化しているのか?
または心情一体化していると言っていたとしても、
実際はどうだったのかについて、その証言や証拠を元に分析していきたいと思います。
次にヤコブ路程を見ると、ヤコブはパンとレンズ豆のあつものを与えて、
エサウから長子の嗣業を奪いました。
そして母リベカの協助のもと、ヤコブは知恵を用いて、
エサウからイサクの祝福をも奪ってしまいました。
その後、21年間のハラン苦役路程を勝利し、
天使に対する主管性を復帰し、エサウを屈服し、カナン復帰を果たしましたが、
ヤコブが摂理的中心人物として立てたのは、
長子の嗣業とイサクの祝福を奪うことが出来たからでした。
つまり摂理的中心人物として立つために必要なもう一つの条件物が、
5)長子の嗣業と、祝福だったということです。
またイエス路程を見ると、イエスが世界的カナン復帰路程の中心人物として立った時、
イエスはサタンによって直接に三大試練を受けました。
このように摂理的中心人物には、常にイエスの三大試練に相当する試練がやってきます。
サタンの三大試練を復習すると、
①神の第一祝福の復帰の基台
イエスが荒野で40日の断食を終えられたとき、サタンがその前に現れて、
「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい」
(マタイ4.3)と試練してきた。
この試練に対するイエスの答えは、
「人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである」
(マタイ4.4)というみ言であった。
こうしてイエスは、個性完成したメシヤの立場を取り戻す試練に勝利しました。
②神の第二祝福の復帰の基台
次にサタンはイエスを宮の頂上に立たせて、
「もしあなたが神の子であるなら、下へ飛びおりてごらんなさい」(マタイ4.6)と言った。
これは、イエスが主人公の位置から下りて堕落人間の立場に戻るならば、
自分がイエスの代わりに神殿主管者の位置を占領するという意味だったのである。
これに対してイエスは、「主なるあなたの神を試みてはならない」(マタイ4.7)と答えられた。
こうして本神殿であり、新郎であり、また人類の真の親として来られたイエスは
、すべての信徒たちを、分神殿と新婦、そして子女の立場に、
復帰することができる条件を立てられたのでした。
最後にサタンは、イエスを非常に高い山に連れていき、
世のすべての国々とその栄華とを見せながら
「もしあなたが、ひれ伏してわたしを拝むなら、これらのものを皆あなたにあげましょう」
(マタイ4.9)と試練しました。
これに対してイエスは、「主なるあなたの神を拝し、ただ神にのみ仕えよ」
(マタイ4.10)と答えられた。
こうしてイエスは第三の試練にも勝利され、
被造世界に対する主管性を復帰し得る条件を立てられました。
そこでここではもう一つ、韓お母様、文顯進様、文亨進様が
6)三大試練にあった時の対応についても比較してみたいと思います。
つまりここでは、これら6つの項目を中心に、真のお父様の後継者問題について紐解いていきたいと思います。
韓お母様 |
文顯進様 |
文亨進様 |
|
1) み言 |
「先生が霊界に行ったならば、お母様(韓鶴子夫人)を絶対中心として、絶対的に一つにならなければなりません。」(『祝福』1995年夏季号)
「先生が一人でいても真の父母様の代身であり、お母様が一人でいても真の父母様の代身です」(1990.3.27) 「私は第一教主、お母様は第二教主です。」(1990.5.6) 「先生が第一教主であれば、お母様は第二教主である」(1994.11.27) |
「今後は興進君が祝福をするのですが、興進君がいなければ、顯進君がお父様の代わりに祝福できる時代になるのです。」(2000.9.24)
「これから先生が興進君を中心として父子一致理念と、その兄と弟を中心として顕進君が父子一致理念を中心として、祝福行事を天地で、どこでも、思いのままに行うことができる解放時代となります。」(2000.9.24) |
「今後、全部、私がしてきたことを代わりに任せようと思うんだね。
今、食口たちの中で信仰体験からしても何にしても、亨進の基準を超える人はいない。それで、今日の日付で任命するんだよ。」(2008.4.16) |
2) 背景 |
1990年から1995年頃まで、女性連合が出発した時期。
お母様への激励。 |
真のお父様が顯進様を後継者にと考えられていた2000年の一時期のみのみ言。 | 2008年4月16日の訓読会から聖和されるまで。 |
3) 反対のみ言 |
「母子協助時代が過ぎ去るのです。父子協助時代に入るのです。」(1999.9.9)
「オモニはいなくてもかまいません。オモニはいくらでも探し立てることができます。」(1999.9.9) 「オモニが堕落したので外れるのです。」(2000.3.06) 「父が母を通じて生んだ息子が相続することの出来る時代が来るのです。」(2000.11.11) 「お母様がどうして神様の夫人の位置に立つのですか?堕落した女性として、どうして真の父母の夫人の位置に立つの?」(2009.7.12) |
2010年6月5日、真のご父母様宣言。「万王の王はお一人の神様、真の父母様もお一人の父母、万世帯の民も一つの血統の国民であり、一つの天国の子女である。天宙平和統一本部も絶対唯一の本部だ。その代身者・相続者は文亨進である。その外の人は、異端者・爆破者である。以上の内容は、真の父母様の宣言文である 文鮮明印」」
2010年7月16日、真のお父様が神山先生にボートで語られたみ言、「(顯進様は)もう、ずうっと前に離れたんだよ。何十年前に。」 |
無し |
4) 心情一体化 |
み言の改竄、伝統の破壊
自らを独生女と称し、真のお父様は原罪を持って生まれてきたと発言、文氏の血統を貶め、韓氏の血統を尊重。 真のお父様を否定する立場 |
2009年3月8日、束草事件の後、「一年間、公的な活動を休んで、お父様のそばにいなさい」と命じられましたが、それを拒否。
心情一体化しておらず。 |
真のお父様に2年間直接侍られる。 ⇒心情一体化の基準を打ち立てる。 |
5) 長子の嗣業 と祝福 |
無し |
無し |
★2008年4月18日 文亨進様世界会長に就任
★2008年7月6日、10月12日 文亨進様は2度に渡って、真の父母様に代わって祝福式を挙行。 ★2009年1月15~31日、亨進様、韓国、ニューヨークで、合計3度の戴冠式 ★2010年6月5日 真の父母様宣言 |
6) 三大試練 |
み言を守り、3度目の聖婚式を挙げられず、金孝南訓母様主礼の元、霊的存在(サタン)と結婚。 自らが独生女、神の立場に。 全て失敗 |
真のお父様に直接仕えることを拒否し、UCI財団を自らのものに。富に仕える道を選択。 全て失敗 |
真のお父様に2年間直接侍られ、神の第一祝福、第二祝福復帰の基台を造成。 富と権力に仕えることを拒否し、 神の第三祝福復帰の基台を造成。 |
これら6つの項目を比較したとき、誰が真の後継者であり、誰が偽りの後継者であるかが一目瞭然となります。
つまり真のお父様と心情一体化し、長子の嗣業と祝福を賜り、三大試練に勝利された方は文亨進様しかいません。
そしてその事実を真のお父様のみ言からも何度も確認することができます。
韓お母様にしろ、文顯進様にしろ、それぞれを支持する人たちは、それぞれの理由から韓お母様、文顯進様こそが
真の後継者であると主張していますが、原理に立脚して分析したときに、
それぞれの主張は何も意味を持たないことがわかります。
しかし結局は、自分という存在の拠り所を失うことを恐れ、
自己否定することができずに、自己正当化のために韓お母様、
文顯進様を盲目的に支持し続けていると言わざるを得ません。
2000年前イエス様が降臨された時、
イエス様を迎え支えるべきだった洗礼ヨハネ、ユダヤ人、律法学者、教師たちは、
それまでに築き上げた自分の社会的地位、名誉、富を捨てることができずに、
イエスを否定し、十字架へと追いやりました。
その代わりに召された信徒たちというのは、地位も名誉も富も何も持たない、
何も捨てるものがない取税人や漁師、娼婦たちでした。
1945年当時、真のお父様がメシヤとして現れたとき、
メシヤを迎えるべくして神が用意されたキリスト教の基盤、
金百文牧師、白南柱牧師、腹中教許孝彬教主、
自称エホバの夫人朴ウルリョンハルモニらは真のお父様を受け入れることはできませんでした。
そして北朝鮮、韓国において、キリスト教会全体が真のお父様に直接的に迫害を加え、
牢獄へと追いやり、死の淵にまで追い込みました。
さらに1955年の梨花女子大事件では、
アメリカから来たメソジスト教団宣教師たちが後ろから操り、
副総長朴マリヤ、総長金活蘭そして、大統領夫人のフランチェスカを中心として
統一教会を迫害し、45年当時の神が用意したすべての基盤が最終的に崩壊してしまいました。
これらもすべて、自らの地位や名誉、富を守るために、
真のお父様を否定し、迫害し、牢獄へと追いやってしまったのでした。
その結果神が召命した聖徒、統一教会食口というのは、
全てを捨てることのできた、真理に忠実な一部キリスト教信徒達と、
何も持たない、何も知らない純粋なだけの若者たちでした。
統一教会が3つに分立した今、正しい道、真の後継者と共にすることの許される者というのは、
イエス降臨時、真のお父様降臨時と同じように、全てを投げ出すことのできる、真理に忠実な一部食口たちと、
何も知らない、何も持たない純粋な群れだけとなることでしょう。
そしてその結果、2000年前のユダヤ人たちと同じように、
1945年当時のキリスト教徒たちと同じように、大多数の成約聖徒たちはふるいにかけられ、
真の後継者とは志を一つとすることはできなくなることでしょう。
自分の信仰を捨てることは、それまでの自分の人生を根本から否定することになります。
たとえ本心では“彼は栄え、私は衰えるであろう”とわかっていたとしても、
最後まで自分の信仰を全うする道を選んでしまうのです。
しかしそれは神の意志、神の願いとは違います。
自分を捨て、神の願いに生きる、真の成約聖徒となることを、神は常に望まれているのです。
過去にどんなに素晴らしい信仰生活をしてきたとしても、
最後まで全うできなかったなら、それまでの努力も、精誠も、全ては無駄になってしまいます。
それどころが過去の栄光の故に新しい真理に同参できなかったなら、
過去の栄光そのものが恩讐になってしまいます。
常に自分を捨て、ただ神の願いに生きる、真の聖徒の道を歩む者となることを、
神は常に願われていることでしょう。
真のお父様の定めた後継者からすべての権力を奪い取り、真のお父様の立てた伝統を次々と破壊している家庭連合、韓お母様。
独生女、韓お母様と家庭連合はどこに向かおうとしているのか?
失われてしまった真の御父母様の3度目の成婚式、基元節から、韓お母様が目指す天一国の真実を解き明かします。
1960年4月11日(陰3月27日)
真のお父様と韓お母様の御聖婚式(子羊の婚姻)が行われました。
この聖婚式は、長成期完成級の基準で行われました。
真のお父様は以前から「3度、結婚式を挙行しなければならない」と語っておられました。
また「祝福は、重生、復活、永生の3段階の祝福を経るようになっています」とも明言されてました。(『平和神經』34P)
2度目の結婚式は、2003年2月6日、韓お母様が還暦を迎えられた時に挙行されました。
これは、神様の直接主管圏に入った立場における「聖婚式」でした。
そして2013年2月22日(天暦1月13日、基元節)、
真のお父様と韓お母様が、人類の「真の父母」としての使命を完了し、
直接主管圏で、3度目の聖婚式が挙行される予定でした。
しかしながら2013年2月22日(天暦1月13日)、基元節に行われたのは、
韓お母様の戴冠式(天地人真の父母様天一国即位式)でした。
★韓お母様の3度目の結婚式
2012年1月18日頃
韓お母様は、真のお父様が麗水に行かれている間に、
金孝南訓母様の主礼の元、神様(サタン的悪霊)と結婚式を行いました。
文亨進様のみ言によると、この結婚式は
第一にアボジは離婚したということ
第二にサタンと結婚したのです。
つまり萬王の王である真のお父様と離婚し、
後ろでサタンと姦通 結婚 堕落したエバになってしまったというのです。
文鮮明師のみ言にもとづく「基元節」の意義(白井康友 家庭教育局部長)
1、神様の実体であられる真のお父様と神様の妻である真のお母様が
第三次「真の父母様聖婚式」を挙行する日。
2、神様の家庭(創造本然の理想家庭)が出発する日。
3、創造本然の理想家庭の拡張を通して、実体的天一国(神様の祖国)の始発となる日。
4、神様を中心に侍り、新天新地を開き、永遠なる解放、釈放を謳歌される永生の新たなる日。この解説を見て分かるのは、「基元節」の中心的な意義は、
第三次「真の父母様聖婚式」が執り行われることによって、神様の家庭が出発することにあります。
そして神様の家庭(創造本然の理想家庭、真の家庭)を範として、それを氏族、民族、国家、世界へと拡大し、
実体的天一国(神様の祖国)の始発となるということでした。
そして最終的には、この地上に新天新地を開き、
神様を迎え永遠なる解放、釈放を謳歌される、永生の新たなる日になるということです。
つまり第三次「真の父母様聖婚式」こそが、地上天国、天上天国を築く、永生の起点となるということであり、
その日がまさしく「基元節」となるということです。
2013年2月22日(天暦1月13日)「基元節」では、
「天地人真の父母様天一国即位式」「天一国基元節入籍祝福式」が行われました。
第三次「真の父母様聖婚式」の代わりに「天地人真の父母様天一国即位式」が行われたのです。
それは何を意味するかというと、
「天地人真の父母様」=韓お母様、
「天一国即位式」=天一国の王位に即位、
つまり韓お母様が天一国の王位に即位し、女王となったことを意味します。
こうして2013年2月22日(天暦1月13日)は、神様になりたいと願った韓お母様の、天一国王位即位式の一日、
つまり「偽基元節」となりました。
こうして韓お母様が王位に就いた天一国には、天地創造神は排除され、真のお父様も排除され、
韓お母様と韓お母様が結婚した神様(天の父母様)の王国となったのです。
韓お母様が神様(天の父母様)と結婚式を行うことにより、真の家庭にサタンの侵入を許してしまいました。
この事態を受け、真のお父様もすぐに第三次「真の父母様聖婚式」をキャンセルされました。
真のお父様は2012年6月5日、
真の家庭で初めて文國進様と文亨進様との間において、
アベルカイン一体化の宣布をなされました。
このアベルカインの一体化宣布は、
韓お母様の不信仰と不従順によって真の家庭に侵入したサタンを分立し、
再び創造本然の真の家庭を完成させることのできる基台を造成したことを意味します。
カインの立場にある文國進様が、アベルの立場である文亨進様に完全屈服することで、
カインの立場にある文國進様に相対できたサタンを分立し、実体基台を勝利することで、
真の家庭に侵入したサタンまでも分立した立場に立ったのです。
2015年8月30日、天暦7月17日、お父様の聖和3周年を終え、
真のカインとして立てられた文國進様が
真のアベルとして立てられた文亨進二代王に王冠を被せて差し上げ、
神様と真のお父様を中心としてカインとアベルが完全に一つになることにより、
真の基元節 の勝利が成されました。
「2代王がその位置に就くことで基元節は成りました。
神の直接主管圏が確立したのです。
しかし神様の祝福を通してではなくむしろ審判を通して神の国を迎えなくてはならなくなりました。
韓お母様と異端に堕した教会が神様を裏切ったからです。
その罪に応じて彼らも裁きを受けることになるでしょう。」(2016年8月20日 文国進様)
1、天一国4大聖物
「天一国4大聖物」とは、聖酒、聖塩、聖燭、聖土のことを指します。
この「天一国4大聖物」が祝福家庭に与えられた背景には、
「真のお母様は、真のお父様の聖和以降、
真のお父様と完全一体を成し遂げられた土台の上で、
3年間のこの上ない侍墓精誠を全人類に代わって直接捧げながら、
天の父母様に捧げる真のお父様の最後の孝の精誠を共に尽くされた。
そして、その基台の上で歴史的に空前絶後の基元節3周年を迎え(た)」
(2016年6月2日付、抜粋)と公文にあるように、
韓お母様が真のお父様と完全一体を成し遂げられた土台の上で、
3年間のこの上ない侍墓精誠がありました。
2、韓お母様の3年間のこの上ない侍墓精誠とは?
●真のお父様が正式な後継者として立てられた文亨進様と、文國進様から実権を剥奪。
教会を去るように仕向ける。
●真のお父様のみ言の改竄。
真のお父様の遺言ともいうべき『8大教材教本』の切り捨て。
真のお父様が最後に食口に教育を徹底された『原理本体論』の切り捨て。
韓お母様によって新たに編纂された『天聖経』『平和経』『真の父母経』を
『天一国経典』とする。
●真のお父様が立てられた伝統の破壊。
家庭盟誓において「神様」を「天の父母様」に変更。
天一国国歌(栄光の賜物)の変更。
成婚問答の簡略化。
●自らを「独生女」「神」と称する。
●真のお父様は原罪を持って生まれてきたと公言。
●文氏の血統(神の血統)より韓氏の血統(純サタンの血統)を尊重。
●真のお父様が決して許されなかった姸進様と情進様の恋愛結婚を祝福
⇒ 祝福の伝統の破壊。
これらの事実を見ると、韓お母様は、真のお父様の伝統の破壊者であり、真のお父様を貶め、
自らを高める者と判断せざるを得ません。
もしそうであるならば、韓お母様が捧げられた侍墓精誠からくる空前絶後の恩賜、
「天一国4大聖物」は、真のお父様とは縁もゆかりもないものということになります。
真のお父様の本来の計画としては、
基元節のときに行われるはずであった第3次「真の父母聖婚式」によって、
神様の家庭(創造本然の理想家庭)が完成するはずでした。
そこで完成した創造本然の理想家庭の拡張を通して、
実体的天一国(神様の祖国)が出発する予定でした。
4、文亨進様の証言
「天正宮の奥のある部屋で会話していた時のことです。
国進兄さんが『お母様、あなたは皇太后として真のお父様の御決断を尊重すべきです』
と言った瞬間、激高して顔を真っ赤にして
『私は絶対権力を手にしています!』
と大声をあげたのです。
この時『オモニは霊に取り憑かれている』ことを悟りました。
まるで『権力』の前に正気を失った人の姿でした。
もはや私たちの知る母ではなくなっていました。
完全に霊に主管されていました。
今となってはその原因は明らかです。
金孝南主導のもと、神様と結婚式を挙げるといって、
サタン的悪霊と『結婚式』をお父様が不在を狙って挙行したのですから。
契約書に自分のサインを血で記すようなことをしたのです。」(2016.8.3 文亨進様)
5、神様(天の父母様)を起源とする『聖物』
真のお父様の聖和前後の韓お母様のこのような路程を見たとき、
「韓お母様が真のお父様と完全一体を成し遂げられた土台の上で、
3年間に捧げられたこの上ない侍墓精誠」とは、
天地創造の神と真のお父様に捧げた精誠ではなく、
韓お母様と結婚された神様(天の父母様)に対する精誠であったことがわかります。
よって「天一国4大聖物」は、真のお父様とは縁もゆかりもないものであり、
韓お母様と結婚された神様(天の父母様)を起源とする聖物と結論づけられます。
それではこのような前提の元、「天一国4大聖物」とは、
いかなる意味を持っているのかを探ってみたいと思います。
6、基元節聖酒 (天一国聖酒)
真のお父様が地上にいらっしゃった時に、
「天一国基元節」で使用する聖酒として作られ、
それを保管するように清平に指示された聖酒とされています。
そして今回の「四大聖物」の聖酒は、その天一国聖酒が、
真のお母様の3年間の「侍墓精誠」の勝利の基台の上で
新たに与えられたものと説明されています。
つまり真のお父様が作られた聖酒にプラスして、
韓お母様の3年間の「侍墓精誠」の勝利の基台の上で
新たに与えられたものというわけです。
純粋に真のお父様が作られた聖酒ではないということは間違いないでしょう。
7、聖塩
「天一国4大聖物」の中で、従来の聖物と異なる点の一つは聖塩であるとされています。
従来の「聖塩」は、万物を聖別するために用いられてきました。
今回の天一国聖塩は、私たち祝福家庭が「聖和」したとき、
その「聖体(遺体)」を聖別するためにも用いることができるという
貴い意義がそこに付加されました。
「真のお父様は、地上で人類の『真の母』を立てられ、
勝利した『真の父母』となられたため、
その聖体(遺体)はサタンに侵害されることなく、
聖別された聖体(遺体)として『天正宮本郷苑』に安着されました。
歴史的な勝利圏を相続する祝福家庭は、各自の聖和後、
その聖体(遺体)が自然界に還るとき、
真の父母様の勝利圏を相続する恩恵として、
今回の天一国聖塩によってその聖体(遺体)を聖別することが許されるようになりました。
これは、今までの聖物である『聖塩』になかった大きな意義と価値です。」(家庭連合公文)
家庭連合の公文を見ると、
「天一国4大聖物」の「聖塩」には、祝福家庭が「聖和」したとき、
その「聖体(遺体)」を聖別するためにも用いることができるとあります。
つまり「天一国4大聖物」の「聖塩」で聖別することによって、
祝福家庭の遺体も永遠に神様(天の父母様)と共にあるということを意味すると思われます。
徳野英治会長のみ言をみると、
「私たちは、最後の最後まで天の父母様と真の父母様に忠節を貫き、
美しい姿で霊界に旅立たなくてはなりません。
そうでなければ、私たちは、永遠なる時間、空間の世界である霊界で、
天の父母様と真の父母様と共に暮らすことができないのです。」
(第34回全日本聖和祝祭のメッセージ、『世界家庭(World Family)』2016年7月号、17ページ)
このように永遠なる時間、空間の世界である霊界で、
天の父母様(韓お母様と結婚した神様)と真の父母様(韓お母様)と共に暮らすために、
今回の「聖塩」で「聖体(遺体)」を聖別するのだということがわかります。
韓お母様と結婚された神様が天地創造神であったらば問題はありません。
それどころか本当に素晴らしい恩恵です。
しかし文亨進様が語られるように
「サタン的悪霊」だったならば、
祝福家庭の死後、その「聖体(遺体)」を聖別すると、
永遠に「サタン的悪霊」に囚われ、
天地創造の神、真のお父様の元には永遠に行くことはできなくなるのです。
ここに文國進様の貴重なみ言があります。
「家庭連合のメンバーがお父様の権限のもとに戻る決意をして、
聖別期間や3日儀式など決められたことを適切に行なえば、
再び、お父様の血統に戻ることができます。
しかし、もはや過去の祝福家庭の位置は失っています。
教会を離れたメンバーとして帰って来るのです。
要するに、生きている限りは、お父様の権限圏に戻る機会は残されているのです。
もし、お父様の権限に戻る前に死ぬようなことがあればそれは不運なことという他ありません。
もはや私達はどうすることもできません。」(2017年5月27日、文國進様)
このみ言を見て分かることは、生きている間は悔い改めることにより、
真のお父様の権限圏に戻ることは可能ですが、死後は復帰の道は残されていないということです。
死後天一国聖塩で聖別されることにより、韓お母様と韓お母様が結婚された霊の下で、
永遠に囚われの身になってしまうと理解すると、この文國進様のみ言を理解することができます。
8、天の父母様
ここで韓お母様と結婚された神様とは何者か考えてみると、
徳野会長の表現にも見られるように、それは天の父母様という神様だろうと思われます。
真のお父様が聖和されてすぐ、家庭連合では家庭盟誓の中で、神様を天の父母様と呼ぶようにしました。
家庭連合の食口は、毎日家庭盟誓を唱えることにより、自然と天の父母様に誓いを立てます。
そして聖酒を飲むことにより、一旦は真のお父様に接ぎ木された血統が切れ、
天の父母様と韓お母様に接ぎ木されます。
そしてこの地上に、天の父母様と韓お母様が君臨する天一国を建設します。
最後に聖和することにより天一国聖塩で聖別され、
死後もその肉体さえも天の父母様の下で永遠に暮らすようになるのです。
つまり天上の天一国で、天の父母様と韓お母様と共に永遠に暮らすようになるのです。
このように韓お母様と結婚した神様が、天の父母様だとしたらすべての謎が解けます。
つまり
・真のお父様の聖和後、何故家庭盟誓の神様が天の父母様に変わったのか?
・基元節に何故第三次「真の父母様聖婚式」が行われなかったのか?
・基元節に何故「天地人真の父母様天一国即位式」が行われたのか?
・真のお父様が決して許さなかった姸進様と情進様の恋愛結婚を何故祝福されたのか?
・何故お父様の聖和後「天一国4大聖物」を授けるのか?
・何故お父様の聖和後、改めて聖酒を授けるのか?
・何故聖和したらその「聖体(遺体)」を聖塩で聖別するのか?
全ては真のお父様を通じて天地創造神が祝福した、神が最も愛する神の聖徒、祝福家庭を、
韓お母様と結婚した神様(天の父母様)が奪うためだったのです。
そして地上に天の父母様と韓お母様中心の天一国を創建し、
地上の天一国の住人である祝福家庭を、
聖和後も「聖体(遺体)」を聖塩によって聖別することにより永遠に拘束し、
天地創造の神と真のお父様の元には再び戻れなくするための「天一国4大聖物」だったのです。
文亨進様のみ言でも、真のお父様の聖和式の時の貴重な証言があります。
「あらゆる人が私に、お願いだから天の父母様の名前で祈ってくれと言っていたことを覚えています。
私はスタジアムで代表祈祷をしなければなりませんでした。
3万の人がいる中で祈祷しなければならず、
あらゆる人がお願いだから天の父母様と祈ってくれと。
お父様の聖和の儀式の後、すべてのことが終わって、
それから私は檀上に上がり、もちろん『敬愛する最愛の天のお父様』と祈ったのです。
私が天のお父様と祈ったとき、まるでそれは致命的な罪を犯したことのようになりました。
リーダーたちはみな真っ青になりました。
天のお父様と言っただけで。」(2017年7月16日)
何故「天のお父様」と祈ることが、致命的な罪を犯したようなことになったのでしょうか?
今の家庭連合の一般食口が信じているように、
天のお父様(天地創造神)=天の父母様であったなら、何ら問題は無いはずです。
家庭連合の食口が毎日祈り、誓いを立てている信仰の対象「天の父母様」とは、
天地創造神=天のお父様とは違う存在、
つまり韓お母様と結婚された神様=天の父母様であると考えるのが
自然な答えと言うことができるでしょう。
神の摂理を担う中心人物たち、
彼らは常に神の願いよりも自分の思いを中心にして摂理を失敗してきました。
摂理の最終段階における統一教会食口たちも、
自分たちは摂理を担い、責任を持ってきたと自負していますが、
今また歴史の失敗者たちと同じ道を歩んでしまいました。
私たちが真の信仰者となり、摂理を全うするためにはいかなる信仰を持たなければいけないか?
いま一度じっくりと考え、祈り、正しい道を歩む一助となれば幸いです。
人類が歴史を通し待ち望んできた救世主、メシヤ。
それは誰なのかは誰にも分りません。
何故ならメシヤをメシヤとして証明する手段がないからです。
人類史上ただ一人、メシヤと信じられているイエスキリストでさえも、
メシヤとして信じられているだけで、いまだに証明されたわけではありません。
聖書66巻は、イエスをメシヤと証す書物と言われておりますが、イエスの業績は綴られていますが、メシヤの証明はできていません。
つまり原罪を証明する手段がないのと同じように、メシヤをメシヤとして証明する手段はないのです。
最後は、信じるか否かの問題となります。
私達がメシヤと信じる真のお父様の場合も、1935年4月17日、15歳で召命されてから、
1992年7月3日『メシヤ宣言』をするまでに、57年もの歳月を要しました。
しかしながら真のお父様は、メシヤとしての公生涯を始めてより、
多くの人々に啓示で、特別な人、メシヤであるということが示されてきました。
イエス様が洗礼ヨハネから祝福を受けたように、1945年12月25日には金百文牧師からソロモン王の祝福を受けました。
「主なる神の夫人」朴老婆からは、主管性復帰の役事を行い「神様の対象実体である」との証を受けました。
東洋のエルサレムと呼ばれていた平壌では、真のお父様が生まれる前から
「霊界で先生に会い、先生の指導を受けた」というお婆さんたちがいました。
興南特別労務者収容所では、何人もの囚人に、特別な方であるという啓示が降りました。
平壌から釜山へと非難する最中も、啓示を受け真のお父様を待っている人たちに会いました。
2017.1.8の礼拝で姜賢實先生も、大統領就任式がある度に招待される霊界に通じているある方が、1954年5月1日に初めてお写真を見て、
『世界を統一できる神様の御子であり、再臨主として来られたのが即ちこの方です!』と証ししたと語られています。
1996年にあった『地球村科学会議』では、超能力者でもあり、有名な画家でもあった米国のナネット・クリスト・ジョンソン女史が論文の中で、
韓国の服装をした天上の弥勒菩薩の映像を見て、真のお父様にそっくりな姿を描いて発表しました。
このように記録に残っているだけでも何人もの人たちに、特別な存在、メシヤという啓示が何度も下されてきましたが、
真のお父様ご自身は、原理的勝利基準を立てるまでは、決して自らをメシヤとは証しませんでした。
真のお父様のメシヤ宣言の基準をベースとして、韓お母様の『独生女』宣言を見てみることにしましょう。
『ここに座っている真の母は、「6千年ぶりに誕生した独り娘です。」許孝彬の母親になられる方が私を呼んで祝祷をしたのです。
肉体を持ってくる再臨メシヤを迎えられる実質的な準備をする団体が私を祝福したのです。』
韓お母様がご自身を『独生女』であると言う根拠は、『腹中教』教祖許孝彬の母親がなさった祝祷にあります。
『腹中教』教祖許孝彬氏自身、真のお父様を不信し、摂理に失敗した立場で、獄中にて悲惨な最期を遂げた人物です。
その母親にどれほどの霊的権能があるというのでしょうか?
2014年7月1日の真のお母様の訓読会で、韓お母様は統一教会における歴史的宣言『独生女』宣言を行いました。
韓お母様がご自らを『独生女』であると言う根拠は、
①『腹中教』教祖許孝彬の母親がなさった祝祷。
②韓お母様は、胎中にいる時から『血統転換』されていた。(お母様の家系は三代が一人娘だった)
ということに集約されます。
あとは、『皆さんがこのことを信じなければなりません。』と言って、信じることを強要しています。
さらには2016年12月25日、「真のお父様は原罪を持って生まれた」とついに明言され、
「真のお父様には兄弟たちがいる」ということがその根拠だと言われました。
ここで一度、『独生女』の定義について考えてみたいと思います。
韓お母様が語られる『独生女』とは、メシヤとしての『独生子』と同義語で、女性メシヤを意味していると思われます。
この『独生女』とは、家庭連合でも真のお父様も何度も使われていると言っていますが、真のお父様が使われる『独生女』とは、
『独生子』の相対としての『独生女』であり、韓お母様の語られる『独生女』とは意味が全く異なります。
真のお父様のみ言を見ると、
「では、イエスはひとり子となりましたが、ひとり子に相対できる独生女がいましたか?
救援歴史は復帰であると言いました。独生女はどこにいますか?堕落した奴です。堕落した奴。」
出典:み言選集 394巻36ページ 2002.10.06 <絶対信仰・愛・服従と祖国光復の道>
「『神様の長男が生まれたというのです。しかし、ひとり子は生まれましたが独生女はいませんでした』
独生女がいますか?サタンが奪っていきました。これを探さなければなりません。
アダムの相対をアダムに似せて創造したものを失ってしまったので、
アダムのために創造されたものを失ってしまったので、アダムが探してこなければなりません。」
出典: み言選集 346巻60ページ 2001.06.21 <神様王権即位と真の父母>
韓お母様が自らを『独生女』であると宣言されていることは、ある意味で正しいと言えます。
それはあくまでも、真のお父様の語られる、『独生子』の相対としての『独生女』という意味でです。
『独生子』の相対としての『独生女』は、真のお父様によれば、
「救援歴史は復帰であると言いました。独生女はどこにいますか?堕落した奴です。堕落した奴。」
「独生女はアダムによって再創造されなければなりません。
神様がアダムの肋骨を取って配偶者を創造されたという事実に注意しなければなりません。」
と語っているように、『独生女』は「堕落した奴」であり「アダムによって再創造されなければなりません」とあります。
つまりもともと原罪を持って生まれた女性を、原罪のないアダム『独生子』が復帰し、再創造しなければいけないと語られているのです。
韓お母様は『独生女』で間違いはないでしょう。
ただそれは、『独生子』の相対としての『独生女』という意味でです。
韓お母様が自らを『独生女』と証明するために語られる証も、実際『独生女』と証すための啓示的なものだと思います。
真のお父様も、李龍道牧師と李浩彬牧師も、許孝彬氏のお母さんも、池承道ハルモニも、大邱の通り過がりの道人も、
韓お母様を『独生子』の相対としての『独生女』として祝福を与えたもので間違いないでしょう。
にもかかわらず韓お母様は、自分は女メシヤとしての『独生女』だと思い込んでしまいました。
天使長たちが韓お母様を利用しようと、長い年月をかけて囁き、誘惑してきたため、韓お母様もその気になってしまったのでしょう。
この違いは、天と地の違いにも相当するほどの、大きな違いです。
『独生子』の相対としての『独生女』と理解していたら、韓お母様もその分を越えることなく、
真のお父様の後継者をご子女様に任せ、自らは表に立つことなく、母子協助に徹することもできたかもしれません。
それが人類歴史6000年の結実としてのメシヤ『独生女』と思い込んでしまったために悲劇は起こりました。
「私は神だ」「私は生まれたときから無原罪だった」と思い込み、
さらには「真のお父様は原罪を持って生まれた」とまで言うようになってしまいました。
その結果、真のお父様と御聖婚されてからの50年余りの精誠はすべて失われ、
歴史上女性として最高の栄えある立場、真の母としての位置も失われてしまいました。
それどころか神の御旨に反逆する者として、神と真のお父様にとっての一番の恩讐となってしまい、
サタンよりも罪深い立場にまで堕落してしまったかもしれません。
自分だけではなく、真のお父様に生涯をかけて従ってきた、神の聖徒たちをも惑わし、
自分と同じ地獄へと引きずり込もうとしているのかもしれません。
真のお父様から祝福の権能を相続されていないにもかかわらず、真のお父様が決して許さなかった祝福までも与えるようになりました。
それはサタンの讒訴条件の残る祝福であり、神の血統への血統転換の行われない、サタンの血を引き継ぐだけの一般の結婚と同じです。
統一教会の食口たちに偽りの聖酒を与え、真のお父様に接ぎ木された血統を、もう一度サタンの血統へと接ぎ木しなおしました。
さらには聖塩、聖土を与えることにより、死後もその肉体をサタン的悪霊に主管されるように呪縛を与えています。
これらは全て、韓お母様が自らを女メシヤ『独生女』と思い込んでしまったことによる悲劇です。
たったこれだけのことで、多くの聖徒たちを地獄に引きずり込もうとしているのです。
ノア家庭でノアの裸を恥ずかしがったハムの過ちのように、
アブラハム家庭でのアブラハムがハトを裂かなかった失敗のように、
モーセ路程で12人の斥候のうち10人が不信仰な報告をすることで、後に10の部族が滅んだように、
イエス様を受入れるべきだった洗礼ヨハネが、イエス様に従わなかったために天国でもっとも小さきものとなったように、
韓お母様のほんの小さな思い込みにより、多くの聖徒たちを巻き込み、地獄への道をひた走っているのです。
しかしここまで韓お母様の真のお父様への裏切りがはっきりした今でも、韓お母様を盲信し続ける家庭連合食口たちにも、残念ながら責任はあります。
韓お母様を信じるか信じないかは、あくまでも本人の責任分担です。
本人が原理を学び、真のお父様のみ言を研究し、情報を収集し、何が真実で何が偽りかということを、自分の人生をかけで追求しなければいけません。
韓お母様やアベルが言うから無条件正しいなどというのは、小学生レベルの信仰です。
何の努力もしないで、後から韓お母様に騙された、教会幹部たちに騙されたなどと言っても、そんな言い訳は通用しません。
今の時代、求めればいくらでも正しい情報を手にすることができるからです。
しかし純粋で、疑うことも知らない一般食口たちに、間違った指導を続ける教会指導者たちは、最も罪が重いと言わざるを得ません。
教会幹部や教職者たちの多くは、自分で原理的に、何が真実で何が偽りなのかを判断する能力はあるはずです。
無かったとしたならもちろん指導者失格です。
原理のわかっている指導者たちは、韓お母様も、家庭連合も間違っていることは重々承知しているはずです。
それにもかかわらず韓お母様の指示を守り、牧会を続けるというのは、単なる自己保身からきているのではないでしょうか?
もしそうなら、信仰者としてはもちろん、人としても失格です。
自分の生活のために、間違っていることを知りながらも、間違った指導、嘘をつき続けるのですから、それは確信犯と言わざるを得ません。
今一度自分を振り返り、神様の願いを祈り求め、今自分は何をなすべきかを真剣に考えなければいけません。
そして結論が出るまでは、何もしてはいけません。
確信が持てるまでは、行動に移してはいけないのです。
間違った行動を行ったら、その結果また多くの人たちを巻き込んでしまい、さらに罪を重ねるだけです。
真剣に神に祈り求めたら、必ず神は答えを与えてくれるでしょう。
神を信じ、神に委ね、信仰の原点に戻るべき時が今の時と言えることでしょう。
統一教会の儀式の中でも、最も重要な儀式が聖酒式です。
真のお父様は16歳でイエス様から啓示を受け、血と汗と涙の路程を通じ、
命がけでサタンと戦い勝利した結果、サタンの讒訴の及ばない絶対的勝利圏を打ち立てました。
こうして人類歴史6000年の結実として、初めて罪のない、神の血統をこの地に迎えることのできる条件を打ち立てた真のお父様は、
聖酒式を通じて人類がサタンの血統から神の血統へと、血統転換を行える道を開きました。
よってこの聖酒は、サタンに勝利した真のお父様とその勝利圏の相続者以外には、誰にも作ることはできません。
2013年1月13日の基元節、韓お母様を通じ全食口には、基元節聖酒が与えられました。
この聖酒は、真のお父様が基元節のために用意された、特別な聖酒と思われていました。
しかし実際は、韓お母様が用意されたものであり、真のお父様とは関係のない聖酒だったというのがサンクチュアリ教会の主張です。
そして2016年6月12日以降、2017年3月まで、「天一国4大聖物伝授及び聖酒式」特別恩赦ということで、全国で聖酒式が行われました。
家庭連合では、真のお父様の聖和後、韓お母様は真のお父様と完全一体を成し遂げられた土台の上で、
3年間の「侍墓精誠」の勝利の基台の上で、今回の聖酒を与えてくださったと言っています。
韓お母様は、2012年1月18日、真のお父様の不在の時に、金孝南訓母様が祭司となり、神様(霊的存在)との結婚式を行いました。
つまり天地創造神である神様、真のお父様とは関係のない、
何らかの霊的存在、サタンと結婚することで、神様、真のお父様との関係を断ち切ってしまいました。
この3年間韓お母様は、韓お母様を利用しようとする韓国人幹部たちの権力闘争の中心にありました。
そして自らのことを独生女と宣言し、神であるとまで言われました。
同時に真のお父様の立てられた伝統を次々と破壊し、血統を否定し、ついには真のお父様には原罪があったとまで言われるようになりました。
果たしてこのような韓お母様は、3年間の「侍墓精誠」を勝利したと言えるのでしょうか?
真のお父様への「侍墓精誠」どころか、真のお父様を排除し、完全に独自路線を歩み始めた3年間でした。
家庭連合が言うところの3年間の「侍墓精誠」は全くの虚偽であり、「天一国4大聖物伝授及び聖酒式」特別恩赦を正当化するための方便にしかすぎません。
本来の聖酒は、真のお父様とその勝利圏の相続者によってしか与えられません。
韓お母様による聖酒は、神様と真のお父様とは関係のない、何らかの霊的存在、つまりサタンによってもたらされたものです。
よって基元節聖酒を飲むことは、神の祝福から脱線し、サタンの主管圏に堕ちることを意味すると考える方が正しいと言えることでしょう。
人類始祖アダムとエバは、天使長ルーシェルの誘惑によって堕落し、サタンの血を受け、原罪を持つようになりました。
生まれながらにして原罪を持って生まれるようになった人類を救おうと、神は6000年の歴史をかけて、復帰の摂理を展開してきました。
神から遣わされたメシヤ、真のお父様は、サタンとの命がけの戦いに勝利し、子羊の婚姻を行うことにより、
サタンの血統から解放し、神の血統へと復帰する人類救済の道を開拓されました。
こうして人類の原罪を清算し、神の血統へと血統転換するために与えられたものが聖酒式であり祝福結婚式でした。
この聖酒式や祝福結婚式は、サタンとの戦いに勝利した、真のお父様からしか与えられないものであり、
真のお父様が聖和された後には、その権能を相続された後継者にしか許されないものです。
よって万が一、真のお父様の後継者以外の者が祝福を行ったとしても、
それは血統転換の権能はなく、通常の結婚、つまりサタンの血統を受け継ぐだけの結婚、堕落でしかありません。
今祝福は、家庭連合でも、サンクチュアリ教会でも行われています。
どちらが正当なのか?またはどちらも正当なのか?
それを判断するポイントはただ一点、誰が真のお父様から後継者と指名され、祝福の権能を授けられているかに尽きます。
これまで考察してきた事実から見て、韓お母様は真のお父様から後継者に指名されていないのは明らかです。
よって祝福の権能も授けられてはいません。
韓お母様が与える祝福は、お父様の不在の時に行われた、神様と名乗る何らかの霊的存在(サタン)によって与えられた祝福であり、
神と真のお父様とは全く関係のない祝福です。
真のお父様も、「愛で堕落したがゆえに、復帰するにおいても、天を中心とした新しい父母の愛と関係を結んでしなければなりません。
それで統一教会で合同結婚式をする時は、先生とお母様、二人でしてあげるのです。それが愛の伝授式です。」(1970.10.3)
と語られているように、祝福を行うときは、一人では行うことが出来ず、真の父母の立場のご夫婦を通してしか行うことはできません。
天国に行けると信じて信仰し、精誠を捧げてきたのに、死んでみたらそこは地獄だったということは、
ユダヤ教徒やキリスト教徒だけではなく、我々旧統一教会の食口にも当てはまることです。
今一度原点に立ち帰り、我々は何を信じるべきなのかを、全てを捨ててまっさらな気持ちで振り返るべき時に来ているのではないでしょうか?
今まで知られていなかった清平の成立過程(資料(一)5-1)について、
ここでは清平の経済を賄うための会議で、新しい企画として作られたのが先祖解怨式だったということが明らかにされました。
金孝南訓母様も、その時に参加されていた幹部の推薦で立てられた人物であり、大母様の役事というものも、その会議で決定されたということでした。
このようにして始まった清平役事でしたが、最初の頃は多くの霊的な証が立ちました。
病気が治ったり、解怨した先祖が夢に現れたり、霊的な恩恵に持ち溢れていました。
ではなぜこのような奇跡は起きたのでしょうか?
日本でも多くの宗教団体で癒しの業は行われています。
また霊能者の中には、病気を治すことができる人も多くいます。
そして多くの人が集まり、心を一つにして精誠を込めれば、霊界を動員し、病気が治ったり、奇跡を起こすこともできます。
実際清平では、世界中から多くの食口が集まり、精誠を積んだおかげで、
興進様、大母様をはじめとして、多くの絶対善霊が動員され、奇跡も多く起こりました。
霊界からのメッセージ(資料(一)5-2)を見ても、
最初の頃は興進様、大母様も霊界から協助され、病気を治したり、奇跡を起こしていたみたいです。
またそのような清平を、真のお父様自身がお認めになり、次のようなみ言もくださるようになりました。
『全世界の食口たちは必ず先祖解怨式をしなければなりません。
先祖解怨式というのは、真の御父母様の時代においては、七代までの先祖を探して解怨式をしてこそ、家庭圏を超えることができるのです。
したがって、皆さんが新しい成約時代に入籍するには、必ず一代から七代までの先祖から、120代の先祖まで解怨しなければなりません。
そうしてはじめて宗族的メシヤとして地上の160家庭復帰を実体的に完成することができます。
また、先祖解怨式は善なる先祖のみならず、悪なる先祖まで解怨してやらなければなりません。』
(1999.1.29 「成約時代の清平役事と祝福家庭の道 第2章 第4節 先祖解怨式」より)
真のお父様はサタンに絶対的に勝利した立場にあったため、真のお父様の公認があれば、霊界はそれに従わざるを得ません。
真のお父様のお墨付きをいただいた清平では、大々的に先祖の解怨が行われ、多くの奇跡が起こるようになり、さらに多くの食口が集まるようになりました。
その結果解怨、祝福献金も桁外れに集まるようになりました。
公的なお金を私的に流用した場合、当然霊的にひっかり、霊界を動かすことはできなくなります。
清平の場合も、金孝南訓母様を中心とした利権構造が築かれるようになり、不正な蓄財が行われるようになりました。
それは霊界から興進様、大母様にもどうすることができず、歯止めが利かなくなり、神のみ旨からもはずれるようになりました。
その結果清平では、霊界も動員することができなくなり、以前のような恩恵は次第に感じられなくなってきました。
以前は金孝南訓母様を中心とした清平では、全てを金孝南訓母様が自分の裁量で主管していたため、いくら献金が上がり、
どのように使われているのかが、教会ではまったくわかりませんでした。
そのため文國進様が財団の理事長として立ち、教会の経済の健全化のための改革に乗り出していた時に、清平に対し、経理の透明化を働きかけました。
しかし韓お母様は清平に屈し、その結果文國進様を財団理事長から解任し、文亨進様と共に、実質的に追放されることとなりました。
こうして韓お母様の絶対的信任を得た金孝南訓母様は、教団内でも絶対的な権力を持つに至りました。
しかしそれを良しとしない、一時教団内での絶対的権力を掌握していた金孝律氏らが、清平の不正融資問題を国税に訴え、清平に国税の調査が入ることになりました。
しかし金孝南訓母様は、全ての責任を真のご父母様に転嫁し逃げ出したため、取り巻きたちと共に清平から追放される結果となってしまいました。
清平が金孝南訓母様の主管になっていた時は、清平での先祖解怨献金は、金孝南訓母様が自由に使っていたため、教会には一部が回ってくるだけでした。
そのため食口の献金も、先祖解怨の献金に回ると教会への献金が少なくなるため、清平には行かないようにという指導が強力に行われていました。
しかしひとたび清平が教会の主管になった時から、教会の主な活動は清平の役事への動員となりました。
先祖解怨も210代までで終了とすると、清平への献金も集まらなくなるため、今度は420代までということになりました。
420代などというのは、継続的に献金を集めるための方便にすぎません。
真のお父様から先祖解怨の権能を相続された文亨進様は語られます。(2015年12月15日)
『唯一お父様の王権に、先祖たちを開放することのできる権限があるのです。
また、全世界のシックたちがお父様が命令された210代の先祖たちを開放させ 、、、献金も必要ありません!
解放釈放時代が重要なのであってシックたちから献金をもらうことが重要ではないのです。』
日本人食口からの解怨献金と称して、自分たちの私腹を肥やしてきたというのがここ数年の清平の実体だったのではないでしょうか?
「なあ!清平で先祖解怨、やらないか!?日本人相手に。」
「でも、それ、ちょっと、食口を騙すことにならない?」
「大丈夫!韓国は奪われてきたから、盗んでも罪にならないって、御言あるし!」
という意識が韓国人幹部たちの意識の中に根深く宿っているのではないでしょうか?
ここに参考となる中国の故事があります。
「三年蜚(と)ばず鳴かず」という故事です。
「三年蜚(と)ばず鳴かず」
◇荘王への謎かけ
春秋五覇の一人にも数えられる楚の荘王は、
即位直後に公族の謀反にあって拘束されたことがあります。
幸いその謀反は首謀者が殺され、荘王も救いだされて決着しましたが、
助かった荘王はこの事件が有ってから、
政務を顧みず日夜遊興に耽るようになってしまいました。
その間発した命令といえば、
「王たる自分に、諫言などする者は全て誅殺してしまう」
という訓令だけ。
当時の君主は家臣の生殺与奪権を持った存在ですから、
いくら無茶な命令だとはわかっていても、本当に実行されるかも知れないと考えると、
王の所業を諫めるものはいませんでした。
王が政務を顧みなくなると、
直ぐに国が動かなくなるかというとそうでもありませんでした。
年若い君主など遊びほうけていてくれた方が、よっぽど楽だという大臣や官僚たちも多く、
これ幸いと自分たちに都合の良いように国を動かし始めました。
こんな状態でもすぐには大きな問題は生じなかったでしょうが、
長引くと国を私物化する者たちが現れ、政治は乱れ始めます。
そして三年。伍挙(ごきょ)という家臣が遊興に耽る荘王の前に立って、
「王に、一つ謎かけをいたしたいと思います。
ここに一羽の鳥がいます。
三年の間飛びもしません。鳴くこともありません。
この鳥はいったい何という鳥でしょう?」
と謎々をだしました。
この謎かけの言葉が「三年蜚ばず、鳴かず」です。
この謎かけに
「三年飛ばない鳥なら、ひとたび飛べばきっと天まで達するだろう。
三年鳴かない鳥なら、ひとたび鳴けばみなが驚く声を出すだろう。
お前のいいたいことはわかった。もうしばらく待て」
と答えます。
さらに王の遊興はしばらく続きますが、
ついに死刑の訓令を恐れず蘇従(そしょう)という大夫が王に直諌するに至って、
荘王は遊興をぴたりと止め、親政を開始しました。
親政の始めまず行ったことは三年の間に国政を私物化したような大臣官僚を一掃し、
その間もしっかりした仕事を続けた人物を重用することでした。
荘王にとって、三年の遊興の期間は若年の君主である自分が国を導いて行く上で
害になる人物と有用な人物とを篩いにかけるためのテスト期間でした。
荘王はこのテストに合格した家臣達を使って楚の国を強国に発展させました。
荘王が重用した人物の中心に伍挙、蘇従がいたことはいうまでもありません。
今の家庭連合と似たような物語になっています。
しかしながら、荘王に相当する韓お母様は、忠臣を探すために「独生女」宣言をしたり、
「真のお父様には原罪があった」などと言っているわけではありません。
純粋にご自分は、神が6000年の歴史を通して探してこられたメシヤ、独生女であると信じ、
真のお父様には原罪があったと信じているのです。
そんな韓お母様であるにもかかわらず、お母様を祭り上げ、胡麻をすり、
お母様の独生女宣言を積極的に正当化しようとしている幹部たちは、荘王に取り入り、
国政を私物化しようとした大臣官僚たちと同じ立場にあります。
万が一韓お母様の怒りに触れ、首にでもなろうものなら、自分たちの生活もままならなくなると思い、
一生懸命に韓お母様に取り入り、真のお父様の伝統と業績をも破壊する人たちです。
しかしそんな韓国人幹部たちの中に、自分の命さえも顧みずに、
お母様に苦言を呈する幹部が出てきたら、お母様はどうするでしょうか?
荘王のようにそのような忠臣を中心として、組織を改革していくだろうということはあり得ないでしょう。
かつて文亨進様、文國進様が苦言を呈した時には、後継者と言われていた文亨進様でさえも、
韓お母様を否定するものとして、教会から結果的に追放してしまいました。
しかし韓お母様に命がけで苦言を呈した者こそ、本物の忠臣であるとして、
文亨進様、文國進様は評価し、喜んでサンクチュアリ教会に迎え入れるのではないでしょうか?
今も家庭連合に残る食口たちから、成約の伍挙、蘇従が出てくることを、
神も真のお父様も、文亨進様、文國進様も、心の底から願っていることでしょう。
今の教会が神側に立っているのか、サタン側に立っているのかを分析するとき、過去の歴史を参考にするのが最も適切な方法と言えるでしょう。
過去サタン側として神の摂理に反対した勢力には、ある一つの共通する性格がありました。
それはサタン側は常に、自分たちの正体を隠すために、また自己正当化のために情報操作、情報統制を行ってきたという事実です。
・第二次世界大戦当時の大日本帝国は、大本営発表と称して、常に日本に有利な情報、都合のいい情報ばかりを流しました。
・旧ソ連では言論が弾圧され、ソ連に都合の悪い情報は一切外に流れることはありませんでした。
また政府に反対する人たちは政治犯としてシベリアに抑留され、彼らの主張は抹殺されていました。
・北朝鮮の人民には、西側の情報は報道されないため、どんなに飢えていたとしても、北朝鮮が世界で一番幸せな国と信じている人民が多くいます。
また自由な発言は許されないため、一般人にインタビューしても、判で押したように同じような答えしか返ってきません。
・自由主義経済を取り入れ、門戸が開放されてきた中国ではありますが、
共産党一党独裁政策をとる現在でも、未だに情報が操作され、自国に都合の悪い情報は遮断されてしまいます。
一方民主主義諸国では報道の自由が保証され、政府の機密情報でさえも、いずれは情報開示されるようになっています。
ソ連が崩壊した時は、ゴルバチョフ書記長のペレストロイカ、グラスノスチ政策によって情報が開示されるようになり、
ついには無血革命によって新しい時代の新しい体制が出発しました。
人類の歴史を見てみると、全体主義、独裁政治、共産主義などの国家では、常に情報操作、情報統制が行われていました。
一方民主主義国家では、言論の自由、報道の自由が保証され、たとえ国家に不利な情報であったとしても、自由に報道がなされています。
神の復帰摂理歴史の中で、全体主義、独裁政治、共産主義などは、相対的にサタン側に立ち、民主主義国家は神側に立っています。
このように神側、サタン側を判断するうえでも、情報操作、情報統制が行われているか否かが、その判断の一つの基準になります。
常に神側では情報が開示され真実が伝わりますが、サタン側では情報が操作され、都合の悪い真実が伝わることはありません。
逆に言うと、情報が開示された世界では全てが明らかにされるため、
誰からも後ろ指をさされることのない、正しい生き方をしなければいけなくなります。
一方情報統制された世界では、真実が人々に伝わることがないため、
為政者の都合の良いような社会が作られ、独裁政治、恐怖政治がまかり通るようになります。
情報操作、情報統制というような判断基準を通してみたときに、今日の家庭連合は神側にあるかサタン側にあるか、
見極めるのは簡単なことではないでしょうか?
「ネットを見るといろんな情報が流れているのでネットは見るな!」
「教会から提供される情報だけを信じるように。」
今の時代、ネットを見れば、いろんな情報が流れていることは間違いありません。
その情報というのは、真実な情報もあれば、偽りの情報もあります。
いろんな情報に接することによって、その情報が正しいか否かを、初めて判断することができるようになります。
しかし「ネットの情報は一切見るな、教会から流される情報のみを見るように」というのは、今の時代には合わない、どこか遠い世界の話みたいです。
さらに言えば、次のような問題にも蓋を被せたままで、一切真実を明らかにしようとはしません。
・6マリア問題
・子女様たちの問題、結婚、離婚、アダムエバ、麻薬問題等
・霊感商法等経済活動
・教会への献金の用途、清平への先祖解怨の献金の行方
もちろん献金のように、宗教法人の経理は、一般社会に公開すべきではない情報ではありますが、
それをよいことに一般食口にも言えないような献金の使い方がなされている噂は後を絶ちません。
何らかの形で監査がなされればいいのですが、教会内ではそのような自浄作用は一切ないため、
既得権益を持っている(韓国人)幹部たちの、腐敗の温床になっています。
上記内容以外にも、教会の隠蔽体質が、情報操作を助長する原因となっています。
ではなぜそのような隠蔽体質が生まれてしまったのでしょうか?
一つは一般食口に知られると、躓かれてしまうような事実が多すぎるため、隠す必要があったためです。
しかし一般食口に言えないような事実は、決して神にも報告できない、許されざる内容である場合が多いわけです。
常に神を見つめ、神のみ心のままに生活をしている信仰者ならば、決して神に報告のできないようなことは行うはずがありません。
事実を隠すのが常習化してしまった個人、組織というものは、神の存在を信じていない、サタン側の人物、組織と言わざるを得ません。
もう一つは、創造本然の価値観で物事を見ず、堕落人間の価値観で物事を判断しているからです。
例えば6マリヤ問題などは、復帰摂理上、再臨主が必ず勝利しなければいけない、蕩減復帰の一過程であったため、神から見て正しい行為でありました。
しかしそれを知った幹部食口たちは、自分たち堕落人間の価値観で判断し、隠蔽することにしたのでしょう。
つまりそのように判断した幹部食口たちというのは、原理が理解できていない、創造本然の価値観が身に付いていない、偽物の食口でしかなかったと言えます。
結論としていえるのは、情報操作、情報統制を行っている組織というのは、
神を信じない、創造本然の価値観を持たない、サタン側の組織ということに間違いありません。
つまり今のままだと家庭連合は神側かサタン側かと問われれば、
残念ながらサタン側の組織と結論を下すしかなくなってしまいます。
宗教法人である教会の場合、経理の内容は一般に向けて公開する義務はありません。
ですから教会の場合も、経理に関する情報公開を行わない事は、必ずしも間違いではありません。
信仰深き一般の食口たちも、「神様に献金をすることは信仰者の義務である。
一旦天に捧げた献金を教会がどのように使おうとも、自分たちがなんだかんだと言うべき問題ではない。」と信仰的に捉えています。
しかし一般企業のケースと比較して考えてみましょう。
企業が銀行に融資をお願いし、審査が通って融資が降りた場合、銀行はその企業に対しお金を出して終わりということはありません。
融資を行った企業がそのお金を使い、事業プラン通りの健全な経営を行っているのかどうかを常に監査し、
融資した資金を確実に回収できるように最善を尽くします。
企業としても銀行から融資してもらった以上、そのお金を使い経営を改善し、
返済する義務がありますので、銀行の監査を受けることにより、より健全な経営をすることができるようになるのです。
教会の場合も同じような経営健全化のための改革がなされなければいけません。
月末になると今月の献金の目標が達成できないと言っては、食口たちに緊急献金路程を発表し、
献金をせまるというやり方は、行き当たりばったりの経営をしている典型的なダメ企業と一緒です。
その場しのぎの献金を行っても、ダメ企業のダメ経営者が変わらない限り、経営が健全化するということは絶対にあり得ません。
経営者は、その場しのぎで何とかなっている間は、本気で経営を改善しようとも思いません。
永遠に続く無間地獄です。
そんな場合は一度経営を破綻させ、経営陣を刷新し、組織を根本から改革するしか組織を立て直す方法はありません。
経営改善のためには、献金して終わりということではなく、その献金が正しく使われているかどうかについても、責任をもって監査しなければいけません。
監査ができないのであれば、献金をしてはいけません。
教会としても、献金は一般食口によって監査されるとなれば、報告できないような使い方ができなくなります。
つまり一般食口も、今まで以上に教会に対して責任を持たなければいけないし、
教会運営陣も、報告の義務が生じることにより、健全な使い方しかできなくなります。
一般食口に報告できない使い方は、神にも報告のできない使い方です。
つまり霊的には天に引っかかってしまうような使い方になります。
天に引っかかってしまうような献金の使い方をすると、当然サタンの讒訴条件となります。
つまりすべてを明らかにしても誰からも讒訴されないような使い方をしない限り、
教会はサタンに讒訴条件を積んでしまい、神から遠い存在となってしまうのです。
今まで統一教会が腐敗の温床となり、韓国人幹部たちが利権を貪るようになった原因も、
献金の使い方が一切明らかにされずに、自分たちの思いのままに使うことが出来たからにほかなりません。
しかしこれは過去に限った話ではありません。
今現在も変わらずに行われていることであり、今後とも変わらず行われるであろう不正です。
教会から不正を排除するためには、一般食口にも明らかにできるような献金の使い方をする以外に、解決の方法はありません。
同時にそれは、神に負債のない使い方をするということをも意味します。
不正を行う人というのは、神に負債を持つという発想のない人であり、結局は神の実在を信じない人というしかないでしょう。
家庭連合ではそのような不正が日常的に行われているということは、献金を自由に使うことのできる利権を持った韓国人幹部たちは、
神の実在を信じていないということを意味するのではないでしょうか?
神の実在を信じない人たちによって運営される組織、そんな組織が神の御旨を担う、中心宗教となることができるのでしょか?
家庭連合は神側の組織か、それともサタン側の組織となってしまったのか、
情報公開と献金という観点から見ても結論は明らかなのではないしょうか。
サンクチュアリ教会の運営は、基本的に家庭連合を反面教師として行っているため、
情報公開という点に関しても、理想的な運営を行っていると言えるでしょう。
文亨進様の説教は、説教が終わるとすぐに公開されていますし、
一週間もたたないうちに日本語にも翻訳され、全世界に公開されています。
公開されるのは説教だけでなく、各イベントや、礼拝後の質疑応答などの内容も全て公開されています。
更には宗教団体としては異例なことですが、サンクチュアリ教会本部の経理まで一般公開しています。
去年一年間の総献金額、献金の使い道、資産額、こんなことまで明らかにするのかというほどに公開されています。
文亨進様がサンクチュアリ教会で最も恐れていることは、サンクチュアリ教会も家庭連合のように大きくなっていった時、
今の家庭連合のように特権階級が生まれたり、利権構造ができることだそうです。
また子女様たちも、自らを尊大に振る舞ったり、傲慢になったりすることを心配し、
今から特別扱いなどせずに、一般食口たちにも侍るように教育しているとのことです。
礼拝の時は自分たちが机や椅子の準備をし、食口たちの靴をそろえ、後片付けも率先して行っているとのことです。
食事の時も、食堂で食口たちと一緒に食事を摂るだけでなく、食事の列も、
食口たちを先に並ばせ、自分たちは一番最後に並ばれるように教育されているとのことです。
私たちは生まれながらにして、自然と自己中心的に物事を考えてしまいます。
より高い地位を得るために他人を蹴落としてまでも、権力を手に入れようとする人。
豊かな生活をするために、他人を騙してまでもお金を儲けようとする人。
妻子があるにもかかわらず、若い女性を誘惑し、不倫に走る人。
他人を犠牲にしてまでも、自分の欲望をかなえようとするのが、人間の生まれ持った性ともいえます。
そんな人間の醜い姿を明らかにし、神の子として創造された人間の、美しい本然の生き方を教えるのが統一教会の原理でした。
天使長ルーシェルの誘惑によって、人類始祖アダムとエバが堕落し、偶発的に持つようになった堕落性によって、
私たちは神の子が持つべき創造本姓を忘れ、自己中心的な生き方をするようになってしまいました。
その結果人類の歴史は、対立と闘争、悲劇の歴史となってしまいました。
それが統一教会に入教し、真のお父様の生きざまを学ぶにつれ、私たちはそんな堕落人間の生き方を改め、神の子としていかに生きるべきかを学ぶようになりました。
真のお父様は16歳でイエス様からの啓示を受け、神の召命を受けてから、神の悲しみを慰めるための人生を生きてこられました。
人類史上誰も歩んだことのない苦難と試練の道を行き、血と汗と涙を流しながら、ただひたすら神を愛する人生を生きてきました。
そんな真のお父様の心情世界を描いた、一つの詩があります。
たぶん真のお父様の大叔父、文潤國牧師のことを思いながら詠んだ詩です。
お父様の決心
自分の生涯において
たとえ誰に知られなくても
理解されなくてもいい。
たとえ、追われて死んでゆくような立場にあったとしても、
それでも文句を言わない。
ただ一つ神の前に、
自分のかすかな小さな願いがあるとするならば、
こういう願いである。
私は誰が知らずとも
神様が立てた小さな墓を考えている。
きっと神様は、こういう墓碑銘を私のために準備してくれるであろう。
即ち、
「この男は誰にも知られずして生まれ、
誰にも知れらずして死んでいったけれども、
しかしすべては私の名のためにすべてを尽くして死んでいった。」
と。
この一つの小さな墓があれば、
自分の生涯はそれで十分だ。
文潤國牧師は、1919年当時、韓国の3.1独立運動の時に、主導的役割を果たした人物です。
3.1独立宣言文に署名をする栄誉を与えられても、その栄誉を同じ教会の教会員に譲ったといいます。
定州地域の抗日運動の責任者であり、上海臨時政府金九先生を支持し、一族の資産を全て金九先生の元に送られたと言います。
しかしそれだけでは足りず、近隣の住民たちから旨い話があると言ってはお金を集め、独立運動を支援していたため、
後に詐欺師のレッテルを貼られ、追われるように故郷を後にしたといいます。
しかし李承晩政権となり、李承晩と親交のあった文潤國牧師は入閣を要請され、ヘリコプターで3度も迎えに来られながらも、
自分は一介の牧師にすぎないとして、最後まで入閣を断ったと言います。
晩年は故郷に戻ることも許されず、異国の地にて孤独に客死してしまいました。
そんな文潤國牧師の姿は、真のお父様にとって忘れることができず、年をとればとるほどその姿が脳裏に浮かんできたと言います。
何の栄誉も、権力も欲せず、誰からも評価されず、詐欺師の汚名を着せられても弁解することもなく、
ただひたすら神の願いを果たすために、自分の生涯を神に捧げる姿に、真のお父様の理想の姿があったのでしょう。
真のお父様の理想とする信仰者の姿、それはすなわち、私たちが目指すべき、理想の信仰者の姿ではないでしょうか?
この詩を何度も朗読し、私たちの生きる道標としたとき、私たちもきっと、神の子として正しい人生を歩むことができることでしょう。
しかし現実の私たちは、何年信仰の道を歩んだとしても、足らない姿のままでいます。
実際の私たちの信仰は、次のようなものに分けられるのではないでしょうか?
1、神を愛し、神を慰め、神の子として親なる神に孝を返したい人。
常に真理に直く、いつでも自分の全てを捨ててでも、神の願いに生きたい人。
2、神の御旨を知り、私たちが神に選ばれし民として果たすべき使命を果たそうと、義務感、使命感を持って歩む人。
3、自分が信仰を持つことにより、また献金等精誠を捧げることによって、自分そして先祖の人たちの救いに繋がると信じ、必死で精誠を捧げようとする人。
4、今目の前にある教会から来る摂理を勝利しないと、自分が今まで捧げてきた精誠も全て無駄になってしまうという恐怖観念で信仰を続ける人。
5、自分の信仰が、唯一無二の真理か否かは関係なく、同じ信仰を持つ者同士、仲良くしていければそれでいいという、サークル的感覚の人。
6、自分が信仰を持つことによって得た、教会内での権力を守りたい、さらにはより高い位置に就きたい人。
または教会内での利権構造の恩恵にあずかり、生活のため教職者生活をやめられない人。
このような動機の中で、3~6のタイプの人は、結局は自己中心的な動機で信仰をしていると結論付けるしかありません。
そのような人は、神の願いはどこにあるのか、自分の信仰は正しいのかという根本命題は二の次であるため、いずれサタンの誘惑に負けてしまうタイプの人です。
真のお父様が艱難の時、70~80%(?)の食口は離れてしまうと言ったのは、このタイプの食口たちのことでしょう。
逆に残りの20~30%の食口というのは、主に1の動機で信仰を持ち、ただひたすら神を愛し、
真のお父様を愛する人であり、そのためにならいつでも自分自身を捨てることのできる人たちです。
よって私たちが目標とすべき信仰者の姿も1のような信仰者です。
もう一つ真のお父様のみ言を見てみたいと思います。
これは櫻井夫人も挙げられていた、7年大患難に関する真のお父様のみ言です。
訓教経(上) 侍りたいお父様 1961年2月12日
韓国前本部教会 『文鮮明先生み言選集第十一巻』
◆患難の時を用意された意味
神様は終わりの日になれば、人類の前に七年の大患難があるだろうと予告されました。
この患難時期は六千年の歴史路程において、天の悲しい曲折が聖徒にぶつかる時です。
人間の絆がみな壊れていき、信じられない環境にぶつかる時です。
自分がどんなに良心的に正しく生きたとしても、その良心で自らの生涯を主張できない時です。
み旨を抱き、考えのある者であればあるほど、眺めるあちこちに苦痛を感じる時です。
そのような時が、終わりの日の七年大患難の時です。
その時は、希望が揺れる時であり、私たちが信じている信仰の中心が揺れる時であり、信じて従った指導者が揺れる時です。
主義はもちろん、宗教、良心、父母の心情までもすべて揺れる時です。
では、神様はなぜそのような世の中をつくっておかなければならないのでしょうか。
それは真の神様、歴史的に苦労した神様と同参したという価値を与えるためです。
神様は六千年間数多くの惨状を見てきましたし、数多くの曲折を受けられたので、
終わりの日においては良心とか、主義とか、信仰ということをもって中心を立てることのできない環境にぶつかるようにするのです。
そのような患難の中でも「神様を愛する」と言う、そのような難しい場でも「神様と共に生きる」と言い得る真の息子、娘を探すために、
そのような時が来るというのです。
それゆえ皆さんは、教会が揺れるのを見て悲しむことなく、ある主義が動揺するのを見て悲しむことなく、
ある主権者が倒れるのを見て悲しむことなく、自らの父母が変わったと悲しむことなく、自らの兄弟が変わり果てたと悲しまないでください。
頼り、信じていた世の中のすべてが動揺しても、皆さんの心は平然としていなければなりません。
神様は動揺せず、この時間も私を訪ねてこられるということを知らなければなりません。
神様が私たちに苦痛を与えるのは、神様との貴い一日、神様が経てきた苦痛の因縁を私たちに結んでくださるための、大きな約束であることを知らなければなりません。
そのような場で天を抱き締め、「一緒に行きましょう。共に闘いましょう。共に行動しましょう」と叫んで立つ人を探すために、そのような世の中が必要だというのです。
ですから皆さん、進む道がふさがったと落胆しないでください。
この国が乱れると気落ちしないでください。
神様は死んではいません。この世界がどんなに乱れても、気落ちしないでください。
神様は死んではいません。神様は必ず訪ねてこられます。
すべてが動揺しても、天に対する一片丹心だけは動揺させないでください。
天を頼って仰ぐ希望の心だけは変わらないでください。
その心を変えようとするために、神様が皆さんをいかなる苦痛の場に追い込んだとしても、その場で父を呼ぶことができる心をもたなければなりません。
いかなる場に落ちても、その場で天の心情のひもをつかんで上がろうと努力しなければなりません。
地獄に落ちる苦痛を感じる恨があったとしても、父と共に参与する立場に立って父の苦痛を私が思いやって、
その父は私の苦痛を察してくれることを信じて、そのような場でも行くという責任と義務を感じていくならば、皆さんは滅びないでしょう。
今日、数多くのキリスト教徒がいますが、そういう信者が果たして何名になるでしょうか。
私たちは父に侍るのに、天上の宝座に座っていらっしゃる父に侍るのではなく、
死亡の波打つ中で真の息子、娘を探すために御苦労される父に侍らなければなりません。
その父を私の父と知り、その父の事情を私の事情として、その父の心情を私の心情として、
その父の願いを私の願いとして訪ねてこられる父の前に雄々しく立って、
「あなたの息子を探すことがあなたの願いであることを知って、その息子を探し、
あなたの歴史的な曲折を解くことが、あなたの事情であることを知って、
失った息子を抱き締めて愛したいのがあなたの心情であることを知りました。
どのような塗炭の苦しみと患難と難しさの中にあったとしても、私があなたの願いの実体であり、
事情の実体であり、心情の実体です」と自信をもって立たなければなりません。
このような者であってこそ父の息子であり、またその父に侍ることができる者になるということを皆さんは知らなければなりません。
先に見た『お父様の決心』とこの『患難の時を用意された意味』のみ言を見ると、
ある共通の要素があることに気が付きます。それはこれまでも何度も書いてきた内容です。
ただただ自分を捨て、『神を愛する』という一点です。
自分を捨て『神を愛する』一片丹心の心情があれば、絶対に道を間違うことはありません。
私はこの道でいいんだ!
今さら信仰を変えることなどできない!
教会の指示、アベルの指示に従っていれば間違いはない!
これらの言葉は、結局はサタンが喜ぶ、自己否定したくないという動機から出てきた言葉でしかありません。
間違いなく艱難の時にふるいにかけられてしまう人たちです。
イエスを迎えたときのユダヤ人達がまさしくこのような心情で自らの信仰を守り、イエスを迫害し、十字架に付けてしまいました。
再臨主が現れたときも、同じような心情のクリスチャンたちが、真のお父様を否定し、迫害し、摂理を失敗してしまいました。
そして今また真のお父様を受入れた人たちが同じような過ちを繰り返そうとしています。
私たちは自分たちの栄耀栄華のためにみ旨の道に来たのではありません。
過去の全てを捨て、神の願いに応えるためにみ旨の道に来たはずです。
それがいつの間にか自らの栄耀栄華を求め、自分と先祖の救いを求め、入教してから今まで捧げてきた精誠を捨てることが出来ずに、今の自分にしがみつくようになりました。
それが果たして神の願いなのでしょうか?
一片丹心の信仰者であるために、今自分がすべきことは何なのか、それは神を愛することであり、神の願いに生きることです。
神の願いは、神の御旨を成就してくれた真のお父様の伝統を相続し、この地上に神の国、地上天国を創建することです。
そのためには真のお父様の勝利圏を相続した後継者と一体化し、真のお父様の偉業を最後まで責任をもって成し遂げることです。
しかしそのためには、生みの苦しみを経験しなければいけません。
今まで築き上げてきた自らの信仰を捨てなければいけないかもしれません。
霊の親、霊の子、親しい知人、友人たちから裏切り者と蔑まれ、大いなる迫害を受けるかもしれません。
教会のなんの基盤もないところに、手作りで一から基盤を作っていかなければいけないかもしれません。
全てを捨てて一から出発する決意ができたとき、初めて真実と出会うことができることでしょう。
しかしそこで出会った人たちは、ただ神のみを愛する、本物の信仰者たちであり、真実に生きる信仰者たちでしょう。
真のお父様の残された伝統を相続し、この地に神の国、地上天国を創建できる、真実の群れです。
捨てたものが大きいほど、得るものも大きいことでしょう。
この『聖和前後の神の摂理』が真実と出会う一助となることを祈念してやみません。
サタン国家日本、罪の呪縛からの解放 講義①
サタン国家日本、罪の呪縛からの解放 講義②