②主の国韓国の相対は日本
韓国は40数サタン分立の民族的な基台を立てることによって再臨主を迎えることができ、神側のアダム国家となることができました。
実は原理講論にあるこの内容も、厳密にいうと間違いだとよく指摘される部分です。
真のお父様が誕生されたのが1920年、原理講論には1905年から40年間、サタン分立の民族的な基台を立てたとありますので、真のお父様が誕生された1920年には、まだ40数サタン分立の民族的な基台を立てることはできていませんでした。
そこを無理に解釈するならば、40数サタン分立の民族的な基台を立てることができたのち、1945年当時のキリスト教を中心とした、洗礼ヨハネ使命者たちとの摂理が展開したと解釈すればいいのでしょうか?
とにかく韓国に再臨主を迎え、神側のアダム国家として立ち、その相対にはイギリスがエバ国家となるように摂理は進んでいました。
ところが1945年当時の摂理で、真のお父様を迎えるべきであった洗礼ヨハネ使命者やキリスト教徒たちがお父様を受け入れず、キリスト教会がお父様を迫害することによって摂理に失敗し、イギリスをエバ国家に立てることができなくなりました。
その結果サタンが最も愛した怨讐の国日本をエバ国家に選ばれたということです。
天聖教 ②日本をエバ国家に選んだ理由 (P1881~P1882,1989.2.10)
「韓国という国を生かそうとするなら、アダム国家の前にエバ国家がなければならないのです。キリスト教が反対したので、イギリスをエバ国家に立てることができないのです。ですから、サタンが最も愛した怨讐の国を立てるしかありません。サタンがキリスト教文化圏をすべて自分の側にしたので、天の側がそれを取ろうとするとすべて反対するのです。それで仕方なく日本をエバ国家に選ぶのです。」
韓国が人類が待ち望んだメシヤ降臨の主の国であり、アダム国家とするならば、当然その相対としてのエバ国家は、あらゆる面から見てアダムの相対的な位置に立たなければいけないと考えられます。
そうすると、エバ国がイギリスであった場合、何から何まで相対関係が成立するのは難しいと感じてしまいます。
その具体例をいろいろな角度から考えてみたいと思います。
1、言語学的観点から
日本語の単語の多くは、中国語がその語源となっているものが多く、中国 ⇒ 韓国 ⇒ 日本 へと人が流れてくるに従い、言葉も同じ経路を伝わって流れてきたと考えられております。
例えば日本語の音読漢字は、そのまま韓国でも、中国でも、今でも通用するものが多いのです。
しかし、中国語は、韓国語、日本語というよりは語順から言っても英語に近いのに対して、韓国語と日本語は語順も同じで、文法的にも近いものがあります。
ですから日本人にとってもっとも習いやすい外国語は韓国語であり、韓国人にとってもっとも習いやすい外国語は日本語なのです。
2、民族的観点から
日本人のルーツを調べると、いろいろな説があります。
簡単に言うと、北方、北海道を経由して流れついた人々。
南方、沖縄経由で渡来した人々。
そしてもう一つが韓半島から来た渡来人であるというものがあります。
一つのルートから流れてきた単一民族だというなら話は単純なのですが、長い歴史を通じていろいろなところから流れてきた人々が混じり合い、今の日本人になったと言われていますから、単純に語ることはできません。
しかし韓半島から流れてきた人々も日本の朝廷に関わり、歴史を形成してきたのは事実ですから、韓半島をルーツとした日本人が多いということは間違いのない事実です。
3、文化的観点から
日本人のルーツを示す例の一つとして挙げられるのが、天皇家のルーツです。
天皇家のルーツは、文先生のみ言でも、近海金氏だと言われております。
また他にも百済が新羅に敗れたとき、百済の王族が日本に逃げ延びて、日本の皇族となったというような説もあります。
そのため天皇家で行われる宮中行事の多くは、百済式だとも聞きます。
それだけでなく、高松塚古墳をはじめとして、日本にある古墳の中に描かれている壁画を見ても、韓半島から文化が伝わってきたことを示すような、多くの壁画が残されています。
最近では、日本固有の古墳形式と思われていた前方後円墳が、韓国でも多く発見されています。
前方後円墳の場合、日本がルーツなのか、韓半島がルーツなのか、どちらがルーツなのかはわかりませんが、文化的に深いつながりがあることだけは間違いありません。
4、歴史的観点から
日本の歴史を見たときに、日本人のルーツも、日本語のルーツも、文化的影響も全て韓半島を抜きには考えられません。
韓半島における三国時代。当時有力であった百済と新羅が戦い、日本・百済の連合軍と、唐・新羅連合軍が白村江で戦い、この戦に敗れた百済王室は日本に逃げ延びたと言われています。
その後日本で編纂された日本最古の書物である古事記、日本書紀も、韓半島から来た百済人たちの影響を強く受けていたとも言われています。
本来日本には天地創造から天孫降臨等、神々の系譜が記された歴史書がありましたが、それらをすべて焚書し、百済の王族と深いかかわりのある天皇家を正当化するために古事記、日本書紀が編纂されたという説があるのです。
また日本の書物の中でも最も古い書物の一つと言われている万葉集も、韓国語で解釈すると違った解釈ができるとも言います。
その当時の日本では、当たり前のように韓国語が語られていたというような説もあります。
ここに挙げた話は全て一つの説でしかありませんが、ただ一つ言えることは、歴史を通し日本と韓半島は深いかかわりを保ったまま、今日まで歴史は流れてきたということです。
5、地理的観点から
文先生のみ言に、韓半島は男性性器を象徴し、日本列島は女性性器を象徴しているというものがあります。
実際地理的に見て、韓半島のすぐ隣に日本があるわけですし、韓国の相対に位置している国は日本と見ることができます。
以上のような観点から見たときに、もしエバ国が日本ではなく、イギリスだったらと考えると、言語的にも、民族的にも、文化的にも、歴史的にも、地理的にも、韓国の相対というのは、違和感を感じざるを得ません。
6、日韓トンネル
1981年11月、韓国のソウルで開催された、第10回「科学の統一に関する国際会議」において真のお父様は、人類一家族理想実現のために全世界を高速道路で結び、経済や文化交流を促進するとした「国際ハイウェイプロジェクト」を提唱しました。そしてその「国際ハイウェイ」の最初の起点となるものとして、「日韓トンネル」の建設を提案しました。
また真のお父様はみ言の中で、韓半島は男性性器を、日本列島は女性性器を象徴していると語られています。
男性性器を象徴する韓半島と、女性性器を象徴する日本を結びつける日韓トンネルが完成し、そこを車が往来するということは、それはあたかも精子が交流するかのごとき印象を受けます。つまり日韓トンネルの完成は、男女の結婚、つまりアダム国家韓国とエバ国家日本の結婚を意味するのです。
原理講論P61を見ると、「アダムとエバが完成された夫婦として一体となったその位置が、まさに、愛の主体であられる神と、美の対象である人間とが一体化して、創造目的を完成した善の中心となる位置なのである。ここにおいて、はじめて父母なる神は、子女として完成された人間に臨在されて、永遠に安息されるようになるのである。」
とあるように、日韓が一体化したその位置が、まさしく神が臨在し、永遠に安息される、創造目的を完成した善の中心となるのです。
神が臨在し、永遠に安息される、創造目的を完成した善の中心が日韓トンネルだとすれば、アダム国家韓国の相対として立つのは日本以外にはあり得ません。
つまり神の摂理として、本来予定された創造本然の中心位置が日本と韓国であり、日韓トンネルであったとするならば、日本は神側のエバ国として元々予定されていた国であったと考えるしかないのです。
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このブログ記事は、このサイト『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』の一部を掲載したものです。
『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』は、今まで罪深いサタン国家と教育され、献金の無間地獄へと追いやられていた日本人を解放するためのサイトです。
実際は罪深いどころか、日本無くして1920年に真のお父様を韓半島へとお迎えすることはできませんでした。
日本が朝鮮半島に進出することにより、朝鮮にキリスト教が復興し、ロシアの侵略による共産化を防ぐことができました。
このサイトではこのような歴史的真実を明らかにすることにより、神と真のお父様の真の願いを追い求めたいと思います。
同時にこのサイトでは、本当に罪深く、自ら滅びの道を歩んでいるのは誰なのかを明らかにしていきます。 ここで明らかにされることにより、自ら悔い改め、滅びの運命から逃れることを期待するものです。
今回の記事は、 本来の摂理的エバ国家は日本!? の一部です。
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