①日本はサタン側のエバ国への疑問

2、本来の摂理的エバ国家は日本!?

①日本はサタン側のエバ国への疑問

原理講論の第二次世界大戦の項目を見ると、神側の連合国、サタン側の枢軸国を次のように書いています。
神側の連合国(米、英、仏):民主主義、アベル型人生観、キリスト教支持
サタン側の枢軸国(独、日、伊):全体主義、カイン型人生観、反キリスト教的立場
そしてサタン側枢軸国を形成している日本を「大戦当時の日本の軍閥は、韓国の各教会に神道の神棚を強制的に設置させ、キリスト教信徒たちを強制的に引っ張りだして日本の神社に参拝させ、これに応じない信徒たちを投獄、殺傷した。」と表記されています。つまりこれらが日本がサタン側に区分された原理的根拠となります。

またみ言を通じ、主の国韓国は建国以来、900回以上も他国から侵略され続けても、一度たりとも他国を侵略することはなく、最後の侵略とも言える、日帝36年の時代には、日本によって歴史上最も過酷な迫害を受けてきたと教わりました。
この1905年の第二次日韓協約(乙巳保護条約)から40年間、主の国韓国を迫害したことが、日本がサタン側のエバ国となった最も大きな要因と言えるでしょう。

しかし日本による朝鮮統治時代を歴史的資料に従い、できるだけ中立の立場で詳細を見てみると、キリスト教国家である欧米列強による植民地支配とは全く違った統治の様子がわかりました。
キリスト教国家であり、神側国家である欧米列強による植民地支配は、迫害と搾取による統治で、植民地とされたアジア人やアフリカ人は虐殺され、奴隷として売られ、欧米人と同じ人間として扱われることはありませんでした
欧米人と同等に扱われ、人としての権利が与えられたのは、日本によって欧米から解放され、第二次世界大戦が終了してから後のことでした。
また日本による朝鮮の統治は原理講論にもあるように、大東亜共栄圏構想の一環として、皇民化政策を行うことによって、神社参拝を強制したり、創氏改名などの政策も行っていました。それは朝鮮人、台湾人を大日本帝国の忠実な臣民として戦時動員体制に組み込むために実施されたものでした。
しかし一方では、当時の朝鮮には今のお金に換算すると80兆円もの多額な税金や民間からの資金を投入し、道路や鉄道、生活用インフラを整備し、ダムの建設、植林、農地の開拓等国土を整備して農産物を増産し、学校を建設し、身分制度を廃止することで、結果として512年間の李氏朝鮮時代、減ることがあっても増えることのなかった人口が、一気に2倍に増えたという事実からも、朝鮮人の生活が豊かになったことがわかります
さらには日本が朝鮮半島に進出し、統治しなかったら、李氏朝鮮時代に迫害されていたキリスト教は朝鮮に根付かなかった可能性も高かったばかりか、ロシアによって統治されていた可能性が高かったことでしょう。もしロシアによって統治されていたら、ロシア革命によってロシアが共産化されると同時に韓半島も共産化され、キリスト教が根付くどころか排除され、再臨主を迎えることさえもできなかった可能性が高かったと言えます。

石原慎太郎氏と朴正煕大統領(当時)の対話を見ると次のようにあります。
朴氏:「しかしあのとき、われわれは自分たちで選択したんだ。日本が侵略したんじゃない。私たちの先祖が選択した。もし清国を選んでいたら、清はすぐ滅びて、もっと大きな混乱が朝鮮半島に起こったろう。もしロシアを選んでいたら、ロシアはそのあと倒れて半島全体が共産主義国家になっていた。そしたら北も南も完全に共産化された半島になっていた。日本を選んだということは、ベストとはいわないけど、仕方なしに選ばざるを得なかったならば、セコンド・ベストとして私は評価もしている」(拍手)。
「石原さん、大事なのは教育だ。このことに限ってみても、日本人は非常に冷静に、本国でやってるのと同じ教育をこの朝鮮でもやった。これは多とすべきだ。私がそのいい例ですよ」
「私は貧農の息子で、学校に行きたいなと思っても行けなかった。日本人がやってきて義務教育の制度を敷いて子供を学校に送らない親は処罰するといった。日本人にしかられるからというんで学校に行けた。その後、師範学校、軍官学校に進み、そこの日本人教官が、お前よくできるな。日本の市谷の士官学校に推薦するから行けといって入学。首席で卒業し、言葉も完璧でなかったかもしれないが、生徒を代表して答辞を読んだ。私はこのことを非常に多とする。相対的に白人がやった植民地支配に比べて日本は教育ひとつとってみても、かなり公平な、水準の高い政策をやったと思う」・・・
師観のブログ 「無知から知への解放(朴正煕元大統領のお話)」より

真のお父様が日本はサタン側のエバ国家だったと言われれば、それに対して反論はできません。
摂理的に見たときそれは間違いのない事実だったのでしょう。
しかしそれは一方では神の摂理だった、日本がサタン側のエバ国家となることによって初めてなされる神のみ旨があったと考えることはできないでしょうか?
それゆえ摂理的にはサタン側に属していたとしても、神のみ旨を妨害し、摂理を失敗せようとするのではなく、メシヤを迎える基台を作り、主を迎える韓国の基盤を整備し、将来韓国がアダム国家として摂理の中心として立った時にはその相対として、神側のエバ国として立つため、あえてサタン側のエバ国家という過程を踏ませたと捉えることはできないでしょうか?

ここではこのような大胆な仮説のもとに、統一教会では語られることのなかった、活字として残ってはいないみ言を中心に推察を進めていきたいと思います。

====================================

このブログ記事は、このサイト『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』の一部を掲載したものです。

『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』は、今まで罪深いサタン国家と教育され、献金の無間地獄へと追いやられていた日本人を解放するためのサイトです。
実際は罪深いどころか、日本無くして1920年に真のお父様を韓半島へとお迎えすることはできませんでした。
日本が朝鮮半島に進出することにより、朝鮮にキリスト教が復興し、ロシアの侵略による共産化を防ぐことができました。
このサイトではこのような歴史的真実を明らかにすることにより、神と真のお父様の真の願いを追い求めたいと思います。

同時にこのサイトでは、本当に罪深く、自ら滅びの道を歩んでいるのは誰なのかを明らかにしていきます。 ここで明らかにされることにより、自ら悔い改め、滅びの運命から逃れることを期待するものです。

今回の記事は、 本来の摂理的エバ国家は日本!?  の一部です。
ご興味を持っていただけましたら、本文をお読みいただければ幸いです。

※テーマ一覧

サタン国家日本、罪の呪縛からの解放
日本の韓国統治40年
本来の摂理的エバ国家は日本!?
真のお父様 6度の監獄生活
驕りし選民 繰り返される摂理の失敗
再臨摂理を失敗したのは誰か?

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合へ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
  • コメント: 0

関連記事

  1. ②関東大震災

  2. ③朝鮮半島

  3. ⑫日本の韓国統治40年まとめ

  4. (一)サタン国家日本、罪の呪縛からの解放

  5. ②朝鮮の近代化と日本への併合

  6. ②-1 日本

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 4、カナン復帰 ~真の基元節を迎えた聖殿聖徒の使命~

    2020.02.11

  2. 3、メシヤのための基台

    2020.02.08

  3. 2、実体基台 ~韓お母様の堕落を蕩減するアベルカイン一体化宣布~

    2020.02.06

  4. (3)第三次路程 =二代王文亨進様を中心とする復帰路程=1、信仰…

    2020.02.04

  5. 3、第二次路程の失敗 ~韓お母様と霊人の結婚でお父様は十字架に~

    2020.02.02

  1. 4、カナン復帰 ~真の基元節を迎えた聖殿聖徒の使命~

    2020.02.11

  2. 2、実体基台~内的刷新に失敗し外的粛清を受け3つに分立した天一国…

    2020.01.29

  3. 12、総括『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』

    2020.01.06

  4. 7、総括『サタン国家日本、罪の呪縛からの解放』

    2019.12.25

  5. 6、真のお父様の種子

    2019.12.22

  6. 2、誰もが知るべき真実!日本人による拷問の真の意味。

    2019.10.20

  7. ③決定的み言、1988年太田会長の御言報告

    2019.10.01

  1. 4、カナン復帰 ~真の基元節を迎えた聖殿聖徒の使命~

    2020.02.11

  2. 2、実体基台 ~韓お母様の堕落を蕩減するアベルカイン一体化宣布~

    2020.02.06

  3. 2)40年荒野路程と三大祝福復帰

    2020.01.23

  4. 13、驕りし選民韓国人の未来

    2020.01.09

  5. 11、霊人体の成長と天国

    2020.01.04

  6. 10、霊界は心が反映した世界

    2020.01.02

  7. 9、献金の意義、信仰の目的?

    2019.12.30

  8. 8、信仰的自立

    2019.12.27

  9. ②-2 日本2 日本と韓国における迫害の違い

    2019.12.02

  10. ★献金に対する姿勢

    2019.10.15

カテゴリー

日本ブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合へ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ