④日本はサタン側のエバ国の結論

④日本はサタン側のエバ国の結論

統一教会に入教すると、日本人はまず最初に、日本は元々サタン側のエバ国で、再臨主を迎えた主の国韓国を40年間迫害した。
再臨主、メシヤである真のお父様を最初に迫害し、拷問を加えたのも日本人だった。
それゆえ日本人は歴史上最も罪深い民族だということを徹底的に教育され、自虐史観を植え付けられます。

さらにそんな罪深い日本人を真のお父様は真の愛で許され、さらには祝福まで与えてくださった。
エバ国日本が経済的に栄え、世界第2位の経済大国になれたのも、真のお父様のおかげだ。
そんな真のお父様の愛に応えるためにも、摂理に貢献できる人材を天の前に捧げなければいけない。
そのためにはまずは人材復帰の前に象徴献祭として万物を捧げなければいけない。
世界第2位の経済大国になれたのは、日本が万物を捧げ、み旨を推し進めるために神が祝福してくれた結果なのだからと教わり、日本の蕩減のためなりふり構わず献金路程に明け暮れてきました。

そこで献金のノルマを果たすため、ヤコブの知恵を用いなさいとも教わります。
ヤコブは兄エサウから、パンとレンズマメで長子の嗣業を奪い、母リベカの協助のもとエサウと偽り、父イサクから祝福を奪いました。
つまり神のみ旨を達成するためには、イサクを騙すという小さな悪は容認される。
み旨成就という大義があれば、たとえ人を騙そうが、何をしようが、全ての行為は善であるという概念を教わりました。

同時にアベルカインの教育が徹底的になされ、アベルの言うことは神の声であり絶対である。
アベルは神の代身であり、真の御父母様の代身である。
アベルを通さないと神は絶対に働けないと教育されてきました。
それゆえ自分自身で考えることはカインの考えであり、サタンが働いてしまうと教育されます。
つまり自分で考え、自分で行動するという自立の精神が否定され、アベルに従属することこそが信仰の道を全うする唯一の道であると洗脳されます。

その結果日本人は自分で考えることをやめ、アベルの言うことだけを絶対的に信じ、ただの操り人形となり、言われるままに献金こそがみ旨であり、献金し続けることで救われると信じ込んでしまっています。
逆に言えば、今までどんなに献金してきたとしても、今の摂理、今の天の願いに応えられないことは罪であり、地獄に落ちてしまうと思い込み、恐怖観念に囚われ、献金の無間地獄に陥ってしまっています。

しかし今回エバ国日本の罪について改めて考察したとき、40年にわたる日本による朝鮮統治時代は、欧米列強による植民地支配とは違い、腐敗し発展の止まった李氏朝鮮時代に終止符を打ち、近代化への道筋を作り、韓半島の発展に大きく寄与していたという事実がわかりました。
同時に朝鮮へのキリスト教の伝播に寄与し、清やロシアからの占領を阻止し、韓半島の共産化を食い止めることによって、韓半島に再臨主、真のお父様を迎える基盤を造成することに大きく貢献していたという事実もわかりました。
つまり日本による朝鮮統治がなかったら、真のお父様を韓半島に迎えることはできなかった可能性が高かったということです。

そんな事実を裏付けるようなみ言も、真のお父様によって語られていたという報告も太田会長によってなされていました。
つまり神様は、人類の恩讐関係を乗り越えるために、日本をサタンの手に委ね、日本をして40年間韓国を統治せしめたと語られていたと言います。
つまりは日本がサタン側のエバ国家となってしまったのも、全ては神の摂理であり、み旨成就のために通過せざるを得ない一つの路程であったということです。
その事実を知っておられたがゆえに真のお父様も、サタン国家日本を神側のエバ国家にしたのであり、恩讐国家日本を愛するという真の愛を実践することもできたのでしょう。

神様の摂理を多少理解できた今、私たちが洗脳され必死に行ってきたエバ国の使命としての献金は、天に功労を積むことができているかどうかを少し考えてみたいと思います。

統一教会で言うみ旨とは何でしょうか?
以前、サタンの最後の発悪ともいえる共産主義が全世界を席巻しようとしていた時、世界的に勝共運動を展開し、世界中の政治家、宗教者、科学者、言論人に対し影響力を持とうと、各界の有名人たちを集め、各種会議を主催し、啓蒙活動を行ってきました。
同時に主要国にワシントンタイムズ、世界日報をはじめとした各種メディアを持ち、保守陣営の最後の砦とも言うべき言論機関を創設することで、地道に草の根的な啓蒙活動も行ってきました。
そのような世界的な活動を展開し、維持するためには、膨大な資金が必要となり、そのために日本からの献金は必要不可欠なものとなっていました。
実際そのような運動の成果として、共産主義の本陣であったソ連は崩壊し、国際共産主義による世界征服を防ぐことに成功しました。
我々日本人の献金が巡り巡って実を結び、サタン勢力から世界を守ることができたのです。

しかしその後、統一教会の活動で、神のみ旨と言える活動は何があったでしょうか?
共産主義が崩壊した後の1990年代以降、教会の摂理はほとんど箱モノの建設と解怨献金に変わってしまいました。
その時々で、これが最後の戦いというような煽り文句で、いくつもの箱モノを作ってきましたが、今となっては何があったのかもよく思い出せません。
天正宮のように教会の象徴的建物もありますが、麗水のホテル「ジ・オーシャンホテル」やラスベガスの「ピースパレス」等次々と箱モノ建設のためと称して献金路程を強いてきました。
その時はこの献金こそは勝利しなければいけないと一大決心をし献金をしたとしても、結局それら箱モノは作ったはいいものの維持できず、買いたたかれて安値で人の手に渡ってしまったものも多いとも聞きます。
箱モノ自体に価値があるのではなく、箱モノを作ることによって多くの幹部たちの懐を潤してくれるため、次々と献金で箱モノを作ってきたのではないかと考えてしまいます。
実際名のある幹部たちの不正蓄財は、それぞれが億単位の金額に上るともいいます。
また肥大化した組織を維持するためにも相当なお金がかかるため、教団の人件費を賄うためにも当然献金は必要となります。
さらには教会が分裂し、お互いがお互いを訴えては裁判となり、その訴訟費用もばかになりません。
汝矣島裁判の場合、工事遅延の損賠賠償として、一説には300億円もの賠償金が発生したということです。
去年聞いた噂では、その賠償金も支払っていなかったため、利子が利子を呼び、1000億円以上になっているということです。
これらもすべて献金で支払うしかありません。

そして今主流となっている先祖解怨も、神の摂理とどのような関係があるのかよくわかりません。
もちろん先祖供養は大切ですし、先祖に救われてほしいと願うのは、誰しもの願いです。
先祖供養ももちろん大きな意味では世界の平和のためにも寄与することでしょう。
しかしこれはあくまでも、個人のレベルでの救いですし、家庭のレベル、氏族のレベルでの救いでしかありません。
天宙復帰を目指し、家を捨て、学校を中退し、献身者としての道を歩んだあの頃とは時代が変わってしまいました。
教団自体が自分を犠牲にし、神のみ旨のため、世界のために犠牲の道を歩んだ時代は当の昔に過ぎ去りました

公の目的のために献金が使われれば、それはもちろん精誠条件となります。
しかし今の教会のように、自分の救いのための解怨献金、教団維持のための定例献金、箱モノを作るための特別献金等は、結局は自分のための献金でしかありません。
教団が神のみ旨を行っていない限り、それは神のみ前に精誠条件とはなりません
自分が所属する趣味のサークルや、勉強会の会費、学校の授業料と同じ意味しか持ちません。
逆にその所属する集団が犯罪集団だったら、お金を出すことで犯罪に加担したことになり、罪になってしまいます。

教会に献金すれば無条件精誠条件を積むことができるなどと信じていてもいいのでしょうか?
今一度献金について、教会のあり方について、自分の頭で考えてみてもいい時なのではないでしょうか?

≪参考≫

家庭連合 現職幹部たちの横領、背任嫌疑で検察調査で確定したこと
現在まで知られていることを総合すると、数千億の横領背任嫌疑等で検察調査を受けている人は、計10名と見れる。
過去の横領背任事件:全体で四千億ウォン以上と推定。
1、文KJ 2、パン(方?)3、ソン●●、4、金JB、5、チヨン●●、6、黄SJ、7、洪SP
現在の横領背任:全体で数千億と推定。
1、金SB、2、鄭WJ、3、尹YH
もし、彼らの嫌疑が検察によって事実であると明らかになった場合、彼らに数千億の追徴金または罰金と、五年以上から無期の監獄生活が避けられないものと推定されるところだ。

====================================

このブログ記事は、このサイト『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』の一部を掲載したものです。

『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』は、今まで罪深いサタン国家と教育され、献金の無間地獄へと追いやられていた日本人を解放するためのサイトです。
実際は罪深いどころか、日本無くして1920年に真のお父様を韓半島へとお迎えすることはできませんでした。
日本が朝鮮半島に進出することにより、朝鮮にキリスト教が復興し、ロシアの侵略による共産化を防ぐことができました。
このサイトではこのような歴史的真実を明らかにすることにより、神と真のお父様の真の願いを追い求めたいと思います。

同時にこのサイトでは、本当に罪深く、自ら滅びの道を歩んでいるのは誰なのかを明らかにしていきます。 ここで明らかにされることにより、自ら悔い改め、滅びの運命から逃れることを期待するものです。

今回の記事は、 本来の摂理的エバ国家は日本!?  の一部です。
ご興味を持っていただけましたら、本文をお読みいただければ幸いです。

※テーマ一覧

サタン国家日本、罪の呪縛からの解放
日本の韓国統治40年
本来の摂理的エバ国家は日本!?
真のお父様 6度の監獄生活
驕りし選民 繰り返される摂理の失敗
再臨摂理を失敗したのは誰か?

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合へ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
  • コメント: 0

関連記事

  1. 7、総括『サタン国家日本、罪の呪縛からの解放』

  2. ①日本はサタン側のエバ国への疑問

  3. 6、真のお父様の種子

  4. 11、霊人体の成長と天国

  5. (1)原理講論、再臨論にある日本による迫害の真実

  6. ④8・15解放直前の日本帝国主義の韓国キリスト教弾圧政策

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 4、カナン復帰 ~真の基元節を迎えた聖殿聖徒の使命~

    2020.02.11

  2. 3、メシヤのための基台

    2020.02.08

  3. 2、実体基台 ~韓お母様の堕落を蕩減するアベルカイン一体化宣布~

    2020.02.06

  4. (3)第三次路程 =二代王文亨進様を中心とする復帰路程=1、信仰…

    2020.02.04

  5. 3、第二次路程の失敗 ~韓お母様と霊人の結婚でお父様は十字架に~

    2020.02.02

  1. 4、カナン復帰 ~真の基元節を迎えた聖殿聖徒の使命~

    2020.02.11

  2. 2、実体基台~内的刷新に失敗し外的粛清を受け3つに分立した天一国…

    2020.01.29

  3. 12、総括『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』

    2020.01.06

  4. 7、総括『サタン国家日本、罪の呪縛からの解放』

    2019.12.25

  5. 6、真のお父様の種子

    2019.12.22

  6. 2、誰もが知るべき真実!日本人による拷問の真の意味。

    2019.10.20

  7. ③決定的み言、1988年太田会長の御言報告

    2019.10.01

  1. 4、カナン復帰 ~真の基元節を迎えた聖殿聖徒の使命~

    2020.02.11

  2. 2、実体基台 ~韓お母様の堕落を蕩減するアベルカイン一体化宣布~

    2020.02.06

  3. 2)40年荒野路程と三大祝福復帰

    2020.01.23

  4. 13、驕りし選民韓国人の未来

    2020.01.09

  5. 11、霊人体の成長と天国

    2020.01.04

  6. 10、霊界は心が反映した世界

    2020.01.02

  7. 9、献金の意義、信仰の目的?

    2019.12.30

  8. 8、信仰的自立

    2019.12.27

  9. ②-2 日本2 日本と韓国における迫害の違い

    2019.12.02

  10. ★献金に対する姿勢

    2019.10.15

カテゴリー

日本ブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合へ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ