維・国 敵基地攻撃能力に前向き 立・共は反対

時事通信の記事によりますと、日本維新の会の馬場伸幸共同代表は、9日の NHK の番組で、政府が検討する敵基地攻撃能力の保有に関し、「抑止力として反撃する能力を持っていることは絶対に必要だ」と述べ、前向きな姿勢を示しました。また国民民主党の玉木雄一郎代表も、「相手領域内での迎撃抑止能力は必要だ」と同調しました。
これに対し立憲民主党の泉健太代表は、「敵基地攻撃能力とは何か、それで何が防げるのか政権は説明していないので了承できない」と強調。さらに共産党の志位和夫委員長は、「日本に戦禍を呼び込むことになる。断固反対だ。」と明言しました。

敵基地攻撃能力というのは、10年も20年も前から言ってきたことです。
日本に対して標的を向けてミサイルを打ってきたら、そのミサイルを迎撃するシステムを一生懸命考えてるだけでは防衛は難しい。バーンと撃ってきた鉄砲の弾を迎え撃つというのは難しいのと同じ。
それよりは拳銃を抜こうとする動作をしたら、その拳銃を撃ち落とす方が簡単だというのは当たり前です。

日本ではそういうことを議論することすら20年も出来なかった。しかしようやく検討しようとした時に反対する人がいます。
まずこの立憲民主党の泉健太さん。「敵基地攻撃能力というのは何か?それで何が防げるのか」って言っています。
これは警察官が、強盗犯が拳銃持って武装してる、それを制圧するために丸腰で行けと言ってるのと一緒なんです。
これに対して中国や北朝鮮は強盗犯ではないってことですが、やってることは強盗犯以上でしょってことなんです。やってることは間違いなくゴロツキと一緒なんです。100万人を強制収容して、臓器を抜き取るなんてことは、まともな人間のやることじゃない、まともな国家のやることじゃないですから。まともじゃないことを前提として、どうやって国民の生命と財産を守るかっていうことを考えなきゃいけない、これも当たり前すぎるんです。

だから国民は立憲民主党とか共産党の意見には賛成できないです。
これは当たり前なんですが、去年の10月に、日本の元総理福田康夫さんがインタビューに応えて面白いこと言ってました。
この福田さんというのはもともと大変な親中派の方で、その人が現在、つまり2021年10月に何と言っているかと言うと、4つのことを言ってるんです。防衛費GDP比2%以上にしようという議論に対してどう言ったかというと、周りの国が敵であれば、いくら頑張っても日本を守り切れない。敵を作らないことが必要だ。これ泉健太さんと同じようなこと言ってるんです。
敵を作らないことが重要だって言ってるんですけど、向こうが日本を敵視して嘘で固めた反日教育をして、日本にミサイルを向けているんですから、敵を作らないことが必要だっていうのは非現実的な幻想論です。
2番目、敵基地攻撃能力保有論議に対して、敵基地という言葉自体が敵を作らないという道に反する。
3つ目、台湾海峡で戦争は起こりえない。
中国が明らかに今準備してる、中国は台湾を取ると言ってます。平和的に取れないなら、つまり独立だって言い出した瞬間に武力行使をするぞと言ってんるです。
4つ目、クワッド、日・米・豪・印です。この中国包囲網について、中国包囲網という注釈が良くない。中国国民がけしからんと言い出す。

こういう親中派の首相、福田康夫さんが首相だった時に何が起こったかというと、長野で北京オリンピックの聖火リレーをめぐって、チベットの人たちが抗議活動したんです。抗議活動って言っても、プラカード掲げて非常に平和的な行進をしたんです。
それに対して中国人が長野市に4千人動員されて、大変組織的な、暴力行為も含めた行為を行ったんです。
それに対して長野県警は、中国人の暴行を行った者を逮捕はしてるんです。しかしすぐに釈放してるんです。
結局何が言いたいかというと、当時の福田康夫首相の意向が強く働いて、中国人に対しては処罰しなかったんです。噂によれば中国人は逮捕するなと命令したという話もあります。

確かに実際に逮捕して拘留されたのは、日本人が圧倒的に多かったんです。
暴力行為を行う中国人を野放しにする、これは中国に対して非常にマイナスのメッセージを与えるんです。
日本は中国人に対しては手厚い、あるいは犯罪行為を行っても放置してくれるんだという、そういう非常にまずいメッセージを送った、これが親中派の元首相福田康夫さんなんです。
今もこんな事言ってる、それが泉健太さんとピッタリ重なるんです。

この敵基地攻撃能力っていうのは、日本に対してミサイル撃ってくる、これを何とかしなければいけないということが目的です。
泉健太さんの発言は抑止力という言葉を全く理解してない。
抑止力というのは大変重要で、武装強盗も、警察官に囲まれて拳銃を向けられたら発砲しないんです。自分の身が可愛いから、拳銃強盗犯でさえ発砲しずらいんです。それが抑止力なんです。
それと同じことが国際社会でもあって、そのことを全く理解してない頭なんでしょうこの人たちは。

共産党の志位和夫委員長は、敵基地攻撃能力は、日本に戦禍を呼び込むことになる、断固反対だ。
つまり志位さんの言うことは、ミサイル撃たれとけということなんです。
撃たれるのは嫌だから、撃たれる前に叩こうということなのに、これは日本が戦火になるのを防ぐために、敵のミサイルを日本に撃たれる前に叩こうということなんだけど、そうすると日本に戦禍を呼び込むことになるって、言ってる意味が分からない。

結局もう一度言いますと、ミサイルを打とうとしていろんな動作が行われる。いろんな作動を察知して、燃料を入れたり、色々動かしたりして、それが分かった途端にこれを電磁波で攻撃して無力化するとか、あるいは実際ミサイルを撃ち込むとか、そういう準備をするんです。
準備をするとそれができないんです。それを動かそうとしたら打たれるわけだから、じゃやめとこうってこれが抑止力ですから、戦闘行為を行わない、第一義的には戦闘行為を行わせないための抑止力なんです。
そのことを理解してるんでしょうけどわざと言うんでしょう。

福田さんは総理になった時に、「福田新総理靖国参拝はされますか」って言われたとき、福田さんは「相手の嫌がることはしないもんですよ」と言ってました。この首相はいったいどこの国の首相かと思いました。
福田さんはバリバリの親中派の方だったことは間違いないです。それは大変重要なことです。

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