②歴史を見る観点

②歴史を見る観点

基本的に歴史というものは、勝った者によって、自分の都合の良いように後世に書き残されてしまうものです。
太閤記を見れば、百姓出身の秀吉が、信長に仕え立身出世し、最後には太閤にまで上り詰める、日本人が誇る最高の成功物語となっています。
しかし見方を変えれば秀吉は、日本史上まれにみる大量殺人鬼であり、さらには遠く朝鮮にまで出兵し、何の罪もない朝鮮人たちを一方的に攻め、殺し、今日に至るまで消し去ることのできない、日韓関係の最大の禍根を残した最悪の人間と見ることもできます。

今回ここで日韓関係史を研究していったとき、できるだけ中立的立場で、史実に忠実に検証を行いたいと思いました。
しかしそうするとどうしても何故か中間というよりは、左寄りなものの見方をしてしまうことに気がつきました。
なぜそうなるのかと思い分析してみると、そもそも戦後日本人が受けてきた教育が、自虐史観に基づいた左寄りな教育であったため、中間位置は実際の中間よりも左側に行ってしまうのに気が付きました。
つまり日本の自虐史観では、戦前の日本のものはすべて悪であり、戦後アメリカによってもたらされた民主主義や文化が、すべて正しいということが戦後日本の出発点にあったからです。
戦前の日本人は天皇陛下を中心に、皇国臣民として教育勅語を守り、お国のために生きるように教育されてきました。
しかしこのような単語を並べただけでも、薄汚れた黒塗りの街宣車で、大音量で軍歌を流しながら、自分たちの主張を一方的に喚き散らす右翼のイメージが頭に浮かぶことと思います。
韓国人や中国人に言わせると、安倍晋三首相や、橋下徹元大阪知事らは、バリバリの右翼政治家というレッテルが貼られています。彼らは本当に右翼政治家の範疇に入るのでしょうか?

冷静に左翼、右翼、右翼政治家と呼ばれる人たちの主張を見ると、左翼、右翼に分類される人たちの主張は、最初に結論ありきでその自分が導き出した結論に沿った理屈を後からくっつけてきます。
自分にとって都合のいい結論を肯定するために、都合の良い理屈を捜してくるのですが、それは真実であろうと偽りであろうと関係ありません。自己正当化できればそれでいいのです。

日本による朝鮮統治時代に関しても、慰安婦問題、徴用工問題にしても、すべて問題の根本は一緒です。
日本統治時代、日本人に対して良い印象を持っている人たちの意見は黙殺し、日本人に対して恨みを持ち、憤りを感じている人たちの意見だけを大々的に宣伝します。それは時にはお金を払ってでもそのような証言をしてもらうこともあるのです。こうやって反日的な思想は形成され、そんな反日の教育を受けた人たちが、真実は何も知らずにさらに過激な運動に走っていきます。
一方日本でよく見る右翼活動家たちにも同じような傾向がみられます。

しかし安倍首相、橋下元大阪知事らの主張は違います。
実際のデータを示し、史実に忠実に証明しようと心がけているのです。
それは日本のネトウヨと呼ばれる人たちにも共通しています。反日プロパガンダに反対し、ネット上で自説を主張する人たちの主張を見ると、中立的な立場で、史実に忠実に自説を論証しようと努めているのです。
嘘も百回言えば本当になるというように、反日的な主張はねつ造された根拠によるものであったとしても、いつの間にかそれが定説となり、多くの人たちに真実として信じられるようになってしまいました。
一旦定説になってしまうとそれを覆すのは簡単ではありません。
一つ一つ間違いを訂正し、真実を突きつけるしかありません。
そんな作業を行っているのがネトウヨと呼ばれる、ネット上の右翼的思考の持ち主たちなのです。
彼らは本当に右翼と呼ばれるべき人たちなのでしょうか?
よく街頭で見る右翼活動家の人たちとは全く違います。
機会があれば彼らは、右翼活動家に対しても批判を行うかもしれません。以前何かのテレビ番組で、橋下元知事が実際右翼活動家と、つかみかからんばかりのバトルを展開していたことがありました。
それと同じように、ネトウヨの人たちも右翼活動家に対しても、左翼的立場の人たちに対するのと同じような態度を示すのではないでしょうか?
彼らは右翼でも左翼でもない、史実に忠実な、本当の中立的立場をとる人たちが多いように思えます。しかしそんな人たちをも今はネトウヨと呼んで、右翼のレッテルを貼っています。

今回日本による朝鮮統治時代やその後の日韓の摂理を研究するに際し、ネトウヨの人たちを最初は右翼ととらえ、あまり参考にすべきではないと思っていました。
しかし彼らの記事をよく読むと、実に中立的で、史実に忠実に書かれ、参考となる記事が多かったため、彼らネトウヨの人たちの意見も、大いに参考にさせていただきました。
歴史を見るときは、右とか左とかいう前に、何が真実で、何が偽りなのかを見極めることが重要であり、その真実にたどり着くためには、まずは自分の思い、自分の立場を捨て去ることが重要なのではないでしょうか?
全てを捨て去ることができたとき、まったく新しい何かを発見することができるのかもしれません。

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このブログ記事は、このサイト『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』の一部を掲載したものです。

『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』は、今まで罪深いサタン国家と教育され、献金の無間地獄へと追いやられていた日本人を解放するためのサイトです。
実際は罪深いどころか、日本無くして1920年に真のお父様を韓半島へとお迎えすることはできませんでした。
日本が朝鮮半島に進出することにより、朝鮮にキリスト教が復興し、ロシアの侵略による共産化を防ぐことができました。
このサイトではこのような歴史的真実を明らかにすることにより、神と真のお父様の真の願いを追い求めたいと思います。

同時にこのサイトでは、本当に罪深く、自ら滅びの道を歩んでいるのは誰なのかを明らかにしていきます。 ここで明らかにされることにより、自ら悔い改め、滅びの運命から逃れることを期待するものです。

今回の記事は、『サタン国家日本、罪の呪縛からの解放』の一部です。
ご興味を持っていただけましたら、本文をお読みいただければ幸いです。

※テーマ一覧

サタン国家日本、罪の呪縛からの解放
日本の韓国統治40年
日本はサタン側のエバ国への疑問
真のお父様を最初に迫害し拷問を加えたのは日本人
神が準備した韓国とキリスト教の罪
再臨摂理を失敗したのは神が準備された韓国人とキリスト教

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