④朝鮮王朝末期の混乱とキリスト教伝播

④朝鮮王朝末期の混乱とキリスト教伝播

韓国のキリスト教史を見たとき、歴史を通し日本の関与が大きかったことがわかります。
まず1593年の文禄・慶長の役の時に、キリシタン大名であった小西行長とともに、イエズス会司祭が朝鮮に渡り、小西行長は朝鮮人養女を得て洗礼を施し、歴史上初の朝鮮人キリスト教徒となりました

朝鮮王朝末期には、カトリック弾圧の激しかった朝鮮において、1876年日本が日朝修好条規を締結したのをきっかけとし、アメリカ、フランス、ロシアなどとも通商条約を結ぶことになり、キリスト教布教も活発に行われるようになりました。
1903年から1908年には韓国キリスト教のリバイバル(信仰復興)が起こり、平城は東洋のエルサレムと呼ばれるほどに急激にキリスト教が普及しました。
1910年の日韓併合の後、朝鮮総督府は日本組合基督教会に莫大な資金援助を行い、朝鮮植民地伝道を繰り広げました。
この後真のお父様が1920年に誕生されましたので、再臨のメシヤを迎えるために、その環境整備としてカトリックを弾圧していた朝鮮王朝が方針を転換し、キリスト教が受け入れられ、朝鮮半島に急激にリバイバルが起こったと言えるでしょう。
その方針転換のきっかけが日本との日朝修好条規であり、朝鮮総督府による日本組合基督教会への莫大な資金援助がメシヤ降臨を後押しをしたと言えるでしょう。

韓国のキリスト教
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
★朝鮮への初めてのキリスト教
朝鮮に初めてキリスト教の宣教師が足を踏み入れたのは、1593年に文禄・慶長の役に参加していたキリシタン大名小西行長の求めに応じて朝鮮に渡ったイエズス会司祭グレゴリオ・デ・セスペデスが最初である。この戦役において小西はジュリアおたあと呼ばれる朝鮮人養女を得ており、彼女は養父にならって受洗し、歴史上初の朝鮮人キリスト教徒(受洗者)と考えられている。

★朝鮮王朝末期のカトリック弾圧
1801年、王朝を守るためとの理由でカトリックの弾圧を強化した(辛酉教獄)。
この弾圧でカトリック信者、巻き込まれた者もあわせて数万人が犠牲になったと言われている。
カトリックへの弾圧は1815年、1827年、1838年など、断続的に行われた。
・主なカトリックへの弾圧
1801年、辛酉教獄(しんゆうきょうごく):清国人宣教師周文謨・進士黄嗣永ほか300名あまりを処刑
1839年、己亥教獄(きがいきょうごく):フランス人宣教師ローラン=マリ=ジョゼフ・アンベールほか200名あまりを処刑
1846年、丙午教獄(へいごきょうごく):金大建ほか20名あまりを処刑
1866年、丙寅教獄(へいいんきょうごく):大院君政権は、迫り来る西洋列強に対しては強硬な鎖国・攘夷策を取りカトリックへの弾圧を強化し、1872年までの間に8千人あまりの信徒を殺害した。

≪参考≫

★朝鮮王朝末期の混乱とキリスト教伝播
・1875年日本軍艦を攻撃した事件(江華島事件)が発生、翌1876年に日朝修好条規(江華島条約)を締結して日本側に謝罪。
それ以降閔氏政権は開国政策に切り替え、アメリカ(米朝修好通商条約)、フランス、ロシアなどとも通商条約を結んだ。
朝鮮の開国によって欧米諸国との外交関係が樹立されると、プロテスタント諸派が朝鮮に宣教師を派遣した。
・1882年に大院君は閔妃暗殺を狙い、クーデターに動いた(壬午事変)。
この軍乱で日本も標的とされ日本公使館が焼き討ちにされ日本人が多数殺害された。
事変後には済物浦条約が締結され、日本に謝罪を行うとともに日本人保護のために日本軍の朝鮮駐留が認められた。
清によって復権した閔氏政権は、親日開明政策から開明に消極的な親清政策へ大きく転換する事になる。
・1884年に定住した宣教師によるプロテスタントの朝鮮布教は、メソジスト派と長老派の宣教師によって始められた。
・1884年12月、清国軍と朝鮮人によって日本公使館は焼き払われ日本人数十人が殺害された(甲申政変)。
事件後には守旧派によって開化派への処刑が徹底的に行われ、開化勢力は消滅し、清国の影響力が増大した。
・1885年にはイギリス軍によって巨文島が占領された(ポート・ハミルトン事件)。
・1885年に長老派は少年向けの培材学堂、
・1886年にメソジスト派は少女向けの梨花学堂を創設して教育に力を注いだ。
・1887年スコットランドの長老派から満州へ派遣されたジョン・ロスにより新約聖書全巻が翻訳・出版され、朝鮮に持ち込まれた。
・1894年には東学党の乱(甲午農民戦争(こうごのうみんせんそう))が勃発すると閔氏勢力は清に援軍を求めた。
一方日本も条約と居留民保護、列強の支持を盾に介入し、乱は官軍と農民の和議という形で終結するが、淮軍と日本は朝鮮に駐屯し続けた。日本は閔氏勢力を追放し、大院君に政権を担当させて日本の意に沿った内政改革を進めさせた。
・1894年日清戦争が勃発し日本軍が勝利すると、朝鮮は清への服属関係を廃棄し独立国となった。
しかしその後、朝鮮は宗主国をロシアに変える動きを見せ、閔妃はロシアに近づき、親露政策を取る事になる。
・1895年10月に閔妃が惨殺される(乙未事変)。
・1897年、朝鮮は大韓帝国と国号を改称し、元号を光武とした。
・1904年になると、日露戦争が勃発し、日本が勝利する。
・1905年には第二次日韓協約が締結された。日本は朝鮮(大韓帝国)の外交権を接収し、内政・財政に関しても強い影響力を得て朝鮮の保護国化を推し進めていく。
・1906年、日本は韓国統監府を置き、伊藤博文を初代統監とした。
・1903年から1908年には韓国キリスト教のリバイバル(信仰復興)が起こった。
・1907年、R・A・ハーディーら宣教師の聖書研究会によって、信仰復興は広まった。
・1910年8月22日に韓国併合ニ関スル条約が締結、ここに大韓帝国は日本の一部となり、朝鮮半島の国家は完全に消滅した。
・1910年の日韓併合の後、朝鮮総督府は日本組合基督教会の指導者海老名弾正に朝鮮宣教を命じ渡瀬常吉を派遣。朝鮮総督府より莫大な資金援助を受けて朝鮮植民地伝道を繰り広げる。

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このブログ記事は、このサイト『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』の一部を掲載したものです。

『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』は、今まで罪深いサタン国家と教育され、献金の無間地獄へと追いやられていた日本人を解放するためのサイトです。
実際は罪深いどころか、日本無くして1920年に真のお父様を韓半島へとお迎えすることはできませんでした。
日本が朝鮮半島に進出することにより、朝鮮にキリスト教が復興し、ロシアの侵略による共産化を防ぐことができました。
このサイトではこのような歴史的真実を明らかにすることにより、神と真のお父様の真の願いを追い求めたいと思います。

同時にこのサイトでは、本当に罪深く、自ら滅びの道を歩んでいるのは誰なのかを明らかにしていきます。 ここで明らかにされることにより、自ら悔い改め、滅びの運命から逃れることを期待するものです。

今回の記事は、 日本の韓国統治40年 の一部です。
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