④ 洗礼ヨハネ

④ 洗礼ヨハネ

神はイエスを迎えるために、メシヤの道を直くする者として、サタン分立の使命を担う預言者エリヤの使命を持つ洗礼ヨハネを遣わしました。
洗礼ヨハネの誕生時の奇跡と、荒野での修行により、洗礼ヨハネは「信仰基台」を造成することに成功しました。
同時に当時のユダヤ人たちは、彼こそは神が遣わしたメシヤではないかと思うほどに洗礼ヨハネを信じたため、洗礼ヨハネとユダヤ人たちの間に「実体基台」が復帰され、「メシヤのための基台」が完成しました。
あとは洗礼ヨハネがイエスを信じ、従いさえすれば、全ユダヤ人も自動的にイエスを受け入れ、イエスはメシヤとして、王の王として、人類救済の道を歩むはずでした。
しかし洗礼ヨハネ一人の不信により、神が4000年かけて造成したすべての基台を喪失させ、イエス自らが僕の僕となり、世界的カナン復帰路程をたった一人で出発せざるを得なくなりました
イエスを信じないというほんの些細な出来事が、人類の命運を決めてしまったのです。
摂理の中心人物の責任の重さを知る、重要な教訓がここにあります。

イエスを中心とする復帰摂理、第一次世界的カナン復帰路程

(1) 信仰基台
★預言者エリヤ
・ユダヤ民族は、メシヤ降臨以前にサタン分立の使命を担って、メシヤの道を直くするために(ヨハネ 1/23)エリヤが再臨すると信じていたため、メシヤ降臨よりもエリヤの再臨をもっと渇望していた。
「見よ、主の大いなる恐るべき日が来る前に、わたしは預言者エリヤをあなたがたにつかわす。」(マラキ 4/5)
・サタン分立の使命を担ってこれを完遂し、メシヤの道を直くするために(ヨハネ1/23)、エリヤとして来た預言者が、洗礼ヨハネであった(マタイ11/14、マタイ17/13)。

★洗礼ヨハネ
・洗礼ヨハネは、荒野でいなごと野蜜とを食べながら、メシヤを迎えるために、天に対する忠孝の道を立てたのであった。それゆえに、祭司たちをはじめとして(ヨハネ1/19)、ユダヤ人たちはみな、洗礼ヨハネがメシヤではないかとまで思うようになったのである(ルカ3/15)。

(2) 実体基台
・イエス当時のユダヤ人たちも、神の奇跡をもって信仰の対象者として立ててくださった洗礼ヨハネを信じ、彼に従ったならば、彼らは「堕落性を脱ぐための蕩減条件」を立て、「実体基台」を復帰することにより、「メシヤのための基台」を復帰することができた。
・洗礼ヨハネは、当時の名門の出である祭司ザカリヤの子として生まれた(ルカ 1/13)。
・ザカリヤは、妻が男の子を懐胎するという天使の言葉を信じなかったために唖となったが、ヨハネが出生するや否や口がきけるようになった(ルカ 1/8~66)奇跡などによって「近所の人々はみな恐れをいだき、またユダヤの山里の至るところに、これらの事がことごとく語り伝えられたので、聞く者たちは皆それを心に留めて、『この子は、いったい、どんな者になるだろう』と語り合った。主のみ手が彼と共にあった」(ルカ 1/65、66)
・イスラエル民族は、洗礼ヨハネが生まれたときから、彼を神がお送りになった預言者であると認めていた。

★洗礼ヨハネはイエスを証した。
・「ヨハネはイエスが自分の方にこられるのを見て言った、「見よ、世の罪を取り除く神の小羊。『わたしのあとに来るかたは、わたしよりもすぐれたかたである。』とわたしが言ったのは、この人のことである。
ヨハネは言った、「わたしは、御霊がはとのように天から下って、彼の上にとどまるのを見た。
わたしはこの人を知らなかった。しかし、水でバプテスマを授けるようにと、わたしをおつかわしになったそのかたが、言われた、『ある人の上に、御霊が下ってとどまるのを見たら、その人こそは、御霊によってバプテスマを授けるかたである』。わたしはそれを見たので、このかたこそ神の子であると、あかしをしたのである」。(ヨハネ 1/29~34)
・自分が神のみ旨のために今まで築きあげてきたすべてのものを、イエスの前に引き渡すという一種の儀式。

(3) 第一次世界的カナン復帰路程の失敗
洗礼ヨハネは自らイエスをメシヤとして証したのにもかかわらず、彼を疑うようになり(マタイ11/3)、また、自分がエリヤとして来たのにもかかわらず、それを知らずに否認して(ヨハネ1/21)、ユダヤ人たちがイエスの前に出ていく道をふさいだばかりでなく、彼らがイエスに逆らうような立場にまで押しやった。

★洗礼ヨハネの不信
・自身がエリヤであることを否認
「そこで、彼らは問うた、『それでは、どなたなのですか、あなたはエリヤですか』。彼は『いや、そうではない』と言った。『では、あの預言者ですか』。彼は『いいえ』と答えた。そこで、彼らは言った、『あなたはどなたですか。…あなた自身をだれだと考えるのですか』。彼は言った、『わたしは、預言者イザヤが言ったように、「主の道をまっすぐにせよと荒野で呼ばわる者の声」である』。」(ヨハネ 1/21~23)

・イエスをも不信
「ヨハネは『きたるべきかたはあなたなのですか。それとも、ほかにだれかを待つべきでしょうか』と尋ねさせた。
イエスは答えて言われた、『行って、あなたがたが見聞きしたことを、ヨハネに報告しなさい。盲人は見え、足なえは歩き、らい病人はきよまり、耳しいは聞え、死人は生きかえり、貧しい人々は福音を聞かされている。わたしにつまずかない者は、さいわいである』。

・イエスは洗礼ヨハネを叱責
「イエスはヨハネのことを群衆に語りはじめられた、あなたがたは、何を見に荒野に出てきたのか。風に揺らぐ葦であるか。柔らかい着物をまとった人か。きらびやかに着かざって、ぜいたくに暮している人々なら、宮殿にいる。
では、何を見に出てきたのか。預言者か。そうだ、あなたがたに言うが、預言者以上の者である。見よ、わたしは使をあなたの先につかわし、あなたの前に、道を整えさせるであろうと書いてあるのは、この人のことである。」(ルカ 7/18~27)
「あなたがたに言っておく。女の産んだ者の中で、ヨハネより大きい人物はいない。しかし、神の国で最も小さい者も、彼よりは大きい。」(ルカ 7/28)

★洗礼ヨハネの最期
「ヘロデの誕生日の祝に、ヘロデヤの娘がその席上で舞をまい、ヘロデを喜ばせたので、彼女の願うものは、なんでも与えようと、彼は誓って約束までした。
すると彼女は『バプテスマのヨハネの首を盆に載せて、ここに持ってきて』と言った。
王は困ったが、人をつかわして、獄中でヨハネの首を切らせた。
その首は盆に載せて運ばれ、少女にわたされ、少女はそれを母のところに持って行った。」(マタイ 11/6~11)

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このブログ記事は、このサイト『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』の一部を掲載したものです。

『驕りし選民 繰り返される摂理の失敗』は、今まで罪深いサタン国家と教育され、献金の無間地獄へと追いやられていた日本人を解放するためのサイトです。
実際は罪深いどころか、日本無くして1920年に真のお父様を韓半島へとお迎えすることはできませんでした。
日本が朝鮮半島に進出することにより、朝鮮にキリスト教が復興し、ロシアの侵略による共産化を防ぐことができました。
このサイトではこのような歴史的真実を明らかにすることにより、神と真のお父様の真の願いを追い求めたいと思います。

同時にこのサイトでは、本当に罪深く、自ら滅びの道を歩んでいるのは誰なのかを明らかにしていきます。 ここで明らかにされることにより、自ら悔い改め、滅びの運命から逃れることを期待するものです。

今回の記事は、   驕りし選民 繰り返される摂理の失敗    の一部です。
ご興味を持っていただけましたら、本文をお読みいただければ幸いです。

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サタン国家日本、罪の呪縛からの解放
日本の韓国統治40年
本来の摂理的エバ国家は日本!?
真のお父様 の監獄生活
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